ソチ五輪フィギュアスケート団体戦男子SP1位!★羽生結弦選手の動画
本日深夜に行われたフィギュアスケート団体戦・男子ショートプログラム、羽生結弦選手がトップをとりました。
羽生、プルシェンコにもチャンにも勝った!新種目団体で日本好発進(スポニチアネックス 2014.2.7)
雪と氷の祭典、ソチ五輪は7日(日本時間8日午前1時14分)に開会式が行われる。開会式に先立って6日に競技がスタートし、フィギュアスケートの新種目・団体の男子ショートプログラム(SP)で羽生結弦(19=ANA)がトップの97・98点をマーク。表彰台を狙う日本は順位点で10点を獲得し、好スタートを切った。
右手を突き上げ、誇らしげな表情で演技を締めくくった。19歳の若武者・羽生が浅田ら仲間が応援する中、鮮烈な五輪デビューだ。冒頭の4回転トーループを完璧に着氷すると勢いは加速。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、3―3回転も着氷。99・84点の自己ベストに肉薄する97・98点で男子SPトップだ。
初めて立った夢舞台のリンクで、憧れのスケーターと初めて激突した。羽生が五輪を意識したのは、02年ソルトレークシティー大会。ロシアのヤグディンとプルシェンコの壮絶な金メダル争いが、原点だった。「すごく夢を持つきっかけになった」。銀メダルのプルシェンコに強烈な刺激を受けて大ファンに。髪形もプルシェンコと同じマッシュルームカットにしていたこともある。
前日(5日)、本番会場のアイスベルク・パレスで行われた公式練習。プルシェンコと同組で汗を流した。4―3回転のコンビネーションを軽々と決めるプルシェンコに対し、羽生も4回転サルコーや4回転トーループを完璧に成功。羽生がフリー「ロミオとジュリエット」をかけて演技している間、プルシェンコは真剣なまなざしで動きを追っていたが、19歳は冷静だった。「落ち着いて練習できた」。過剰な高ぶりはない。「ボクはボク。挑戦の気持ちを忘れないようにしたい」と静かに闘志を高めていた。
初対面はソルトレークシティーから7年後の09年だった。06年トリノ五輪で金メダルを獲得した“ロシアの皇帝”は、アイスショー出演のため来日していた。通訳を呼んでもらい、少しだけ話すことができた。その時、かけてもらった言葉は今でも鮮明に覚えている。「俺を倒したら、おまえの時代だよ」――。競技会での初対戦となったソチ五輪。プルシェンコの地元・ロシアで、プルシェンコの言葉が現実になりそうな潜在能力を見せつけた。
「日本代表で一番、若い選手として元気のいい滑りができたらいい。一生懸命やって、チームに貢献できたら」。フィギュア勢の先陣を任された19歳が、戦前の言葉通りの演技で日本は好スタート。バトンは確かに渡した。あとは、表彰台へ道がつながっていることを信じて、チームメートの演技に声援を送る。
▼羽生 凄い緊張しました。単純に喜びたいなと思います。本当にたくさんの方が応援してくださってるなという感覚があったし、自分も楽しんでできました。チームに貢献できるように、精いっぱい演技できたかなと。だいぶこのリンクに慣れてきたと思うので、個人戦に気持ちを切り替えられるようにしたい。
男子ショートプログラムの結果は以下のとおり
1位 羽生 結弦(日本) 97.98
2位 エフゲニー・プルシェンコ(ロシア) 91.39
3位 パトリック・チャン(カナダ) 89.71
4位 閻涵(中国) 85.52
5位 フローラン・アモディオ(フランス) 79.93
6位 ペテル・リーバース(ドイツ) 79.61
7位 ジェレミー・アボット(米国) 65.65
8位 ヤコブ・ゴドロジャ(ウクライナ) 60.51
9位 マシュー・パー(英国) 57.40
10位 ポール・ボニファシオ・パーキンソン(イタリア) 53.94
プルシェンコは、やはりプルシェンコでした。プルシェンコに代表の座を与えたロシアの選択は間違っていなかったようです。羽生くんとプルシェンコの年齢差は12歳。選手寿命が短いフィギュアスケートシングル競技で、子供時代からの憧れの人と同じ五輪の氷上で、ライバルとして戦えたことは、貴重な体験となるでしょう。
「緊張した」といいながら、これだけ落ちついた演技ができたことに、羽生くんの精神的な成長を感じます。厳しい日本男子の中での代表争い、チャンとのGPシリーズでの三連戦、すべてが彼の糧になっているんですね。
さらに詳しいプロトコルはこちら → 団体戦男子ショートプログラムプロトコル
ジャンプの加点がすごくついています。PCSもチャンとほぼ同等の点数がもらえています。
スピンとステップにレベルの取りこぼしがあるので、そこを修正したら、100点越えも十分狙えますね。
団体戦は、男子SP、ペアSPが終わった段階で、現在日本は4位。羽生くんの10ポイントが大きいですね。
アメリカがまさかの7位です。おそらく、女子シングルとアイスダンスで盛り返すとは思いますが・・・。
日本時間では深夜の生放送ということで、観れなかった人もいると思います。動画をUPしておきます。
いつもはyoutube動画をあげるのですが、やはり五輪の放送ということで、規制が厳しいようですね。
まだ規制がゆるい(?)ニコニコ動画の方をあげておきます。英語放送版の方は、途中まで翻訳を入れてくださっています。まだ翻訳は完全じゃないですが、そのうち完成させてくださるかもしれません(笑)
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2014/02/07 12:10 | 2013-2014 season | COMMENT(3) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
あ○○○ 様
あ○○○さん、こんにちは。
>羽生くん、素晴らしい出来でしたね!
やってくれましたね! 「緊張した」中であの出来なら、リラックスしてたら、どうなってたんでしょう(笑)
責任感の強い羽生くんなので、団体戦はある意味個人戦より緊張する部分もあったと思います。
日本は団体のメダルの可能性がないのに、無駄に選手に負担をかける団体戦には複雑な思いがありましたが、「個人戦に向けて、ショートを滑ったのはプラスになった」という彼の言葉にホッとしました。個人戦に向けて、最終調整頑張ってほしいです。
>本当に羽生くんのメンタルの強さには、感心させられます
本当に強いですね。15歳でシニアに上がって、その後色々な経験をしたことが彼をさらに強くしたんでしょうね。本当に頼もしくなりました。
キスクラでは、むしろ全日本よりリラックスしてた様な・・・(笑) 日本チームいい雰囲気でした。しかし、オーサーが真央ちゃんと同じブースでなごやかにしてるときがくるとは・・・(笑)
全日本のあのピリピリした異様な雰囲気で二連覇できたら、何も怖いものはないかもしれません(笑)
>SP100点超・・見たいです!
みたいですね! まだ100点越えした選手はいませんから。また記録を塗り替えて、初の100点越えを達成した選手になってほしいです!
>ただただ、羽生くんが、ベストの演技をしてくれたらと・・・それだけを切に望んでいます。
ゆづファンの願いはただそれだけですよね。ベストな演技をすれば結果はおのずとついてくる・・・彼の夢がかないますように、そしてファンの願いが届きますように・・・心から祈っています。
拍手&コメント、ありがとうございました♪
No:2878 2014/02/08 11:41 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
脱帽!
おそくなりました~。みずほさんこんにちは(´∀`)
実はわたし、羽生くんのSPをライブで見なかった馬鹿者です…(;_;)
深夜二時くらいに起きて、おそるおそる携帯のニュースを見たら…眠気も吹っ飛びました!!
それからはニュース・ニュース・新聞・新聞の確保で、てんやわんやでしたo(^▽^)o
いまようやく、ニュース関係の整理がついて一安心です。
しかし羽生くん、心配いらずでしたね~!
何がすごいって、取りこぼしあっても自己ベストちかく!
しかもまだ神演技じゃない、っていうところが底知れないですよね…。
各メディアが会心の演技、っていうけど彼のマジックモーメントはまだ来てないですよね?(^-^)
彼の強心臓は、生まれつきかもしれないけれど、間違いなく二年前のNHK杯~全日本から鍛えられていますね。
あの、だ○すけオバサマ達のしうちを思うと、すべてはこのソチの舞台のためだったのかな、と思います…(´;ω;`)
ほんとうに、キスクラも可愛くて雰囲気よくて…なんだか真央ちゃんがようやく『頼っていい男』を見つけたかんじで泣きそうになりました(;_;)
各国エース投入のなか、必ず一位を取らなきゃならない中、確実に期待に応える同僚(?)って、真央ちゃんのプレッシャー緩和になったのではないかと思います。
一家の大黒柱的な(笑)
真央ちゃんや明子さんが普通の女子みたいで胸が熱くなりました(*´ω`*)
オーサーコーチも引率の先生みたいで(笑)馴染んでましたね~。
No:2879 2014/02/08 16:59 | レモン #UoVir/mY URL [ 編集 ]
レモン 様
レモンさん、こんにちは。
>各メディアが会心の演技、っていうけど彼のマジックモーメントはまだ来てないですよね?(^-^)
3-3のGOEが少なかったし、スピンとステップのレベルのとりこぼしがあるので、まだ伸び代はありますよね。
個人戦までにうまく調整できたら、100いけるはずです。
>間違いなく二年前のNHK杯~全日本から鍛えられていますね。
一番ひどかったのは2012年の全日本でしょうか。羽生くんの演技のとき会場ブリザード状態でしたものね。表彰式も微妙な雰囲気だったし・・・。
海外でアウェーなのは当たり前だと思うんです。でも、それは国vs国のもので、選手個人に対するものじゃない。
それに対して、国内大会でのアウェーは、日本人から向けられる羽生くん個人に対する悪意や敵意だから、海外のものよりずっとこたえますよね。
それに打ち勝って全日本二連覇したのだから、ロシアでのアウェーなんて可愛いものかも(笑)
オーサーもロシアのインタビューでそんなこと言ってたそうですよ。「あの全日本で勝ってきたのだから、五輪のアウェーなんてどってことない」と(笑)
>あの、だ○すけオバサマ達のしうちを思うと、すべてはこのソチの舞台のためだったのかな、と思います…(´;ω;`)
あのデ○オタさん達の理不尽な仕打ちは、何がどうあれ絶対に許せないですが、彼女たちのゆづバッシングが、彼のメンタル強化に寄与した部分は確かにあるかもしれません。皮肉な話ですが。
昨シーズンは体調不良もあり、怪我もあり・・・で大変でした。やはりカナダに拠点を移したことや、マスコミのエース対決煽りなどで、かなりストレスがあったんでしょう。
今シーズンは最初からずっと体調も良いよいだし、身体の管理にかなり気をつけるようになったんでしょうね。メンタルコントロールもうまくなったし、心身ともにとてもよい状態でオリンピックを迎えられて本当によかったです。
>ほんとうに、キスクラも可愛くて雰囲気よくて…
雰囲気よかったですね。オーサーも日本ブースに自然に馴染んでるのが不思議な気分でした。羽生くんとお揃いのブレスもしっかりしてたし(笑)
羽生くんのコーチになって、日本に来る回数が増えたこともあるのかしら。なんといっても、全日本のキスクラにオーサーが座ってるんですから(笑)
いや、本当に学生を引率してる先生みたいでしたね!
あとは個人戦ですね。羽生くんの今シーズン最高の神演技をただ祈るのみです。
コメント、ありがとうございました♪
No:2880 2014/02/09 03:19 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
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