2014年10月の読書メーター

ハロウィンも終わり、11月に入りましたね。まず、昨日の注目記事をふたつほど。

羽生 中国杯出場へ…オーサーコーチ明かす「計画通りに」 (スポニチ 2014.11.1)

フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリストの羽生結弦(ANA)がGPシリーズ第3戦の中国杯(11月7、8日・上海)に予定通り出場するとの見通しを30日、コーチのブライアン・オーサー氏が明らかにした。

羽生は腰痛のため、今季初戦として予定していたフィンランディア杯を、大事を取って欠場。同氏は「五輪に、ショーにと違ったことをやり過ぎて疲れが出た。(中国杯は)計画通りに準備を進めている」と話した。


まだ少し痛みはあるようですが、練習はできているようなので、中国杯には出場するだろうと思ってました。
でも、オーサーから直接、「計画通りに準備を進めている」との発言があり、ホッとしました。


米アップルCEOが同性愛を公表、「誇りに思っている」 (ロイター 2014.10.31)

米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、ブルームバーグ・ビジネスウイーク誌への寄稿で、同性愛者であることを公表した。クック氏は「同性愛者であることを誇りに思っており、神が私に与えた素晴らしい贈り物の1つだと考えている」と述べた。

IT業界は比較的、性的指向についてオープンだとされている。ホワイトハウス向けに将来の労働市場に関する報告書をまとめているデータサイエンティストのビビアン・ミン氏によると、米IT業界で働く人の約15%がゲイもしくはレズビアンだという。メディア業界もほぼ同程度で、そのほか医療では10%、金融では9%、政府機関では8%となっている。


正直なところ、クック氏のカミングアウトには、いまさら感はあります。というのも、クック氏が同性愛者であることは、いわば公然の秘密(?)で、2013年の「最も影響力のあるゲイ・レズビアン」(The Power List)でも、堂々の1位に選ばれているからです。これは以前記事にしました → 2013年 【最も影響のあるゲイ】 ランキング

クック氏自身、周囲に隠してはいませんでした。でも、「身近な周囲に隠していない」ことと、「世間に公表する」ことの間には、やはり大きなハードルがあるのでしょう。自身が同性愛者であることを「誇りに思っている」クック氏が今までカミングアウトしなかったのは、やはりアップルのCEOの立場から、業績への影響を懸念したからだと思われます。この記事でも、「ロシアやイラン、アフリカの一部などの保守的な市場では、クック氏の同性愛公表が同社のビジネスにどう影響するかは不透明だ。アップルは売上高の半分以上を海外から計上しており、中国は同社にとって2番目に大きな市場となっている」と書かれていますね。


さて・・・では、前置きが長くなりましたが、10月の読書メーターをUPします。
オリジナル登録本は、以下の3冊。3冊とも同人誌です。

激情教師 : 大和名瀬 2014年夏コミ新刊
ある日、森の中 Ⅵ : 高永ひなこ 2014年夏コミ新刊
BAD COMPANY PART.1 : Guilt|Pleasure 2014年夏コミ新刊


BLでは「クロネコ彼氏の愛し方」がよかった。そして、「YUZURU」は期待通り、”神”写真集でした♪


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2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:2280ページ
ナイス数:321ナイス

なにがあっても君が好き (SHYノベルス)なにがあっても君が好き (SHYノベルス)感想
小説★★★☆☆ 挿絵★★★★★ 「ありのままの君が好き」続編。時間がたちすぎて、ブタゴリラのその後にはあまり興味がなかったのだけど(笑)、コミコミスタジオ特典の雪舟さんのクリアファイルにつられ購入。しかし、雪舟さん復活作品がブタゴリラとは・・・。英と出会って、変わろうとしてる寿杏だけど、根本的な部分は同じなので、コメディだというのはわかっていても、やっぱりイライラしてしまうわ(笑) 展開的には前作とさほど変わり映えしないが、久々の雪舟さんの新作イラストは満足。本はドナドナ、クリアファイルは保存だね。P付
読了日:10月4日 著者:樹生かなめ
小説 Dear+ (ディアプラス) Vol.55 2014年 11月号 [雑誌]小説 Dear+ (ディアプラス) Vol.55 2014年 11月号 [雑誌]感想
★★★★★ 普段あまり小説誌は買わないのだけど、ラインナップが良かったので。一番面白かったのは一穂さん。設定や展開自体はそれほど目新しいわけではないのだけど、「上手いな」と感じさせる。安西さんのは、クローゼットゲイとオープンリーゲイの恋物語。セフレの間はよかったけど、真剣に付き合うとなると、「ゲイとしての生き方」の違いが立ちふさがってくる。リアルにシビアなテーマで、興味深かった。左京さんの漫画が掲載されてると知らずに買ったので、嬉しいサプライズ。得した気分だった。手嶋さんも期待できる新人さんだと思う
読了日:10月9日 著者:
クロネコ彼氏の愛し方 (2) (ディアプラス・コミックス)クロネコ彼氏の愛し方 (2) (ディアプラス・コミックス)感想
★★★★★ 賀神の兄の登場でひと波乱あるかと思いきや、二人の仲はゆるぎなかった。金持ちのヒョウの賀神と捨て猫だったイエネコの真悟の身分差。エリート臭をプンプン匂わせた兄貴はいやな奴だが、息子のリオはメチャ可愛いかった。真悟にやけに懐いてるあたり、顏だけじゃなく、好きなタイプも賀神に似てるのだろう(笑) 兄貴に頭を下げられても、真悟は身を引くようなタマじゃなかった。タチだったのは嘘のように身体はすっかりネコになったけど、心は変わらずオトコマエ。表紙裏&ペーパー&コミコミファイル裏、それぞれにSS漫画あり 
読了日:10月11日 著者:左京亜也
人魚姫の弟 (フルール文庫 ブルーライン)人魚姫の弟 (フルール文庫 ブルーライン)感想
小説★★★☆☆ 挿絵★★★★★ 「銅の足輪」「銀の指輪」「金の腕輪」は「ヘンゼルとグレーテル」を、「人魚姫の弟」「人魚王の息子達」は「人魚姫」をモチーフにした連作。森の研究者×兄(元男娼)、貴族の青年×弟、人間の王子×人魚の王子。童話の風味や残酷さを残しつつ、BL風にアレンジしてハピエンで、エロもたっぷり。面白い試みだと思う。笠井さんのイラストが目当てだったけど、このエロ成分の多いメルヘンの世界にピッタリ。「金の腕輪」は弟のテオとジークがどうなるのか?という感じで終わったけど、ペーパーで補完されていた
読了日:10月11日 著者:犬飼のの
激情教師激情教師感想
★★★★☆ 2014年夏コミ新刊。夏休みに入って、息子の祐紀と一緒に父兄と旅行に行ってしまった孝紀。おいていかれた井吹は、孝紀と夏休みにどこに出かけるかひたすら妄想する。相変わらず井吹は孝紀のストーカーではあるけど、同時に最近はかなり孝紀の尻にしかれてきてるな。結局、二人はどこへも出かけず、三日三晩ベッドで過ごした・・・というオチなのだけど、その間、祐紀はどこに行ってたんだろう・・・(祖父母宅かな?) 
読了日:10月11日 著者:大和名瀬
ボーダー (ショコラ文庫)ボーダー (ショコラ文庫)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 高校教師×バーテンダー。左官×リーマン(従兄弟同士)。佐田さんの作品ってメチャ暗いんだけど、なぜか引き込まれる。過激なホモフォビアは自身が潜在的なゲイであることが多いと何かで読んだけど、まさに佐々木がそうだったわけで。へトロとゲイのボーダー(境界線)を揺れながら踏み越えた二人の男の話だった。家族の猛烈な反対・・・家族が祝福してくれるBL的お花畑はここにはない。でも、自分以外の誰かのために恋愛するわけじゃない。萌えは少ないけど、こういう生々しいBL少ないから貴重だと思う。P付
読了日:10月13日 著者:佐田三季
ある日、森の中。Ⅵ(6巻)ある日、森の中。Ⅵ(6巻)感想
★★★★☆ 2014年夏コミ新刊。「恋する暴君」パラレル本。クマ(森永)さんが「他の森で番を見つける」といって、オオカミ(先輩)さんから離れていった。その嘘に気付いたオオカミさんは、クマさんを探しに旅にでる。嘘をついてまでオオカミさんから去っていったクマさんの心情が切ない。クマさんとオオカミさんの性格が本編の森永と先輩のと似てるようで微妙に違うような・・・。でも、それも面白い。次・・・最終回かな? クマさんの恋が成就しますように♪
読了日:10月14日 著者:高永ひなこ
BAD COMPANY PART:1BAD COMPANY PART:1感想
★★★☆☆ 2014年夏コミ新刊。「BAD COMPANY」続きものでしたか・・・。作者さんがHシーンに飽きてしまって、これまでのH中心の短編じゃなく、H付の犯罪ストーリーに方向性を変えた・・・ということだけど、やっぱり私はデビ克の甘々なだけの話の方が好き。デヴィッドが拉致られてとこで終わってるけど、表紙から想像するに、ゴーモンとゴーカンとかされちゃうのだろうか? この作者さん、わりと容赦ないからな(笑) 何話になるかわからないってのも何気に怖い・・・
読了日:10月14日 著者:Guilt|Pleasure
G2 vol.17 2014.SEPG2 vol.17 2014.SEP感想
★★★★☆ 「最強コーチ集団『チーム・ブライアン』と羽生結弦、オリンピック連覇への挑戦」という、わずか22ページほどの記事が読みたくて、320ページ程のこのぶっとい雑誌を買った。カラー写真があるわけでもなく、値段からするとコスパは恐ろしく悪いんだけど、それでも後悔しない程度には読み応えのある記事だった。羽生選手の性格とオーサーの指導方法の相性がぴったり合っていたこと。そして、オーサーの選手へのメンタルコントロールとピーキングの上手さ。やはり戦略なくして五輪は制せない。改めて言いたい。オーサー、ありがとう!
読了日:10月15日 著者:
FLESH & BLOOD 21 (キャラ文庫)FLESH & BLOOD 21 (キャラ文庫)感想
小説★★★★★ 挿絵★★★★★ 再読。「二人っきりの三度目の夜はもう誰にも邪魔させない」というコピー・・・これまで読者にもどかしい思いをさせてきたのは、二人にとって「生か死か」という一世一代の大勝負の前夜という、初夜を迎えるにあたって一番盛り上がる舞台が用意されていたからだった。愛する人と結ばれたい・・・という海斗の拙いやり方で必死にジェフリーを誘う様子がいじらしかった。よかった、ジェフリーが復活して(笑) 心因性の不能だから特効薬は海斗だというのはわかっていたが。ナイジェルにも愛する人ができるといいな
読了日:10月18日 著者:松岡なつき
バグ (キャラ文庫)バグ (キャラ文庫)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ BDフェア購入。特別捜査官(蟲ハンター)×刑事(蟲使いの子孫?)。”蟲”に寄生された人間は10日間で死ぬ。狩られた蟲と犠牲者は、モズの一族によって秘密裏に始末されていた・・・何が嫌いって虫ほど嫌いなものはないので、七生の気持ちはよくわかる(Gに至ってはゴムの作りものでも触れない。幸い、もう20年くらい家の中では見たことないが)。赤ちゃんが蟲に寄生されるシーンは滅茶苦茶気持ち悪かった。蟲のイラストないけど、その方がいいかも(笑) 面白そうなシリーズものなので今後の展開が楽しみ
読了日:10月20日 著者:夜光花
それはおまえが童貞だからです (幻冬舎ルチル文庫)それはおまえが童貞だからです (幻冬舎ルチル文庫)感想
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 探偵(元刑事)×リーマン。「30歳越えて童貞は魔法使いになる」という都市伝説と下半身コンプレックス(パ○パン)をうまく絡めたラブコメ。凪良さんのコメディセンス好きだし、面白く読めたけど、おふざけの芸能人パロディが入ったり、あちこちゲイだらけだったりで、ちょっとバタバタしすぎた感じもがあったかな・・・。ネコでも童貞卒業になるのか?という疑問は最後まで消えなかった(笑) 代表作にはシリアスが多い凪良さんだけど、両方かける人なので、コメディもどんどん書いてほしいです
読了日:10月23日 著者:凪良ゆう
YUZURU 羽生結弦写真集 【初回入荷限定特典付】YUZURU 羽生結弦写真集 【初回入荷限定特典付】感想
★★★★★ 表紙に大判の帯がまかれ、ほぼダブルカバー仕様に近い。表紙のあどけない笑顔もいいが、帯の羽生選手は、また違う魅力にあふれていた。少年から青年に脱皮した、戦う男の顏にドキリとさせられる。競技の写真だけでなく、練習着やオフアイスのリラックスした表情がいい。何気ない・・・それでいて最高に魅力的な”瞬間”を切り取った、能登さんのセンスが素晴らしい。スケートが何より好き・・・という想いが、羽生選手をここまで輝かせているのだとよくわかる写真集。そして、彼のスケートを観ることができる幸せを私も再確認した(笑)
読了日:10月24日 著者:羽生結弦
月刊 スカパー ! 2014年 11月号 [雑誌]月刊 スカパー ! 2014年 11月号 [雑誌]感想
10/25~11/3まで秋の10日間無料放送あり。テレ朝チャンネル2の番組表がフィギュアスケートまみれになっていた。GPS始まってるからな~。ブラックリストの一挙放送(後半分)。メンタリスト5全話放送。グリムも11月でシーズン2の最終話までいきつく。11月28日から、クリミナルマインドのシーズン1のアンコール放送始まる。これで、やっとクリマイを観れるわ! FOXは10月に引き続き、BONES9とウォーキングデッド5。ドキュメンタリーはヒストリーチャンネルの自衛隊特集にちゅっぴり興味あり
読了日:10月27日 著者:

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テーマ : ボーイズラブ - ジャンル : 本・雑誌

2014/11/01 11:10 | 読書メーターCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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