羽生結弦選手についての萌え語り Part.28 ~GPS2014中国杯を終えて~

羽生 アクシデント乗り越え2位(2014.11.8 NHK)

フィギュアスケートグランプリシリーズの第3戦、中国大会で、ソチオリンピック金メダリストの羽生結弦選手は、直前の練習でほかの選手と衝突してけがをするアクシデントに見舞われましたが、2位に入りました。

大会は上海で行われ、羽生選手は前半のショートプログラム2位で、8日、後半のフリーに臨みました。
羽生選手は演技直前の公式練習で、リンクの反対側から滑ってきた中国の閻涵選手と衝突してあごなどから血を流して倒れましたが、頭にテーピングを巻き、あごにばんそうこうを貼って再び練習をして、およそ30分後に演技に臨みました。
羽生選手はジャンプで5回転倒しましたが、大技の4回転ジャンプに2回挑戦するなど強い精神力を感じさせ、およそ4分半のプログラムを最後まで滑りきりました。得点はショートプログラムとの合計で237.55で、羽生選手は1人を残してトップに立ち、得点を見て涙を流していました。このあと、ロシアのマキシム・コフトゥン選手が合計243.34をマークして優勝し、羽生選手は2位でした。グランプリシリーズ初出場の田中刑事選手は8位でした。



あの6分間練習でのハンヤン選手との衝突事件。結弦くんは、かなり長い間、立ち上がれなかった。
テレビ画面から、頭と顎から血が流れているのがはっきり見えたとき、息が止まりそうになりました。

これは棄権するしかないだろうと思いました。いや、絶対棄権すべきだと。明らかに頭を打っているのだから。
オーサーも棄権を進めていました。「健康の方が大事だ」と説得していたようです。
あの状態ではどんなコーチでも止めるでしょう。でも・・・彼は、自ら出場を強く希望した。
おそらく、私も含め、世界中のゆづファンが「お願い! 棄権して!」と願っていた・・・それでも。
一時は中断していた6分間練習にでてきたとき、もう誰も彼を止められないのだな・・・と思いました。

結弦くんは「五輪チャンピオンに相応しい演技をしたい」といつも言っていた。そう思うならなおさら・・・普通の五輪チャンピオンは棄権するでしょう。あの状態で、「五輪チャンピオンに相応しい演技」などできるわけがないのだから。ほとんどの五輪チャンピオンが、自分の金メダルの価値を下げないために、直後のワールドさえ棄権して、そのまま引退してしまう。そんな中、彼は休養すらせずに、五輪チャンピオンの看板を背負って、シーズンフル出場をしようとしているのです。でも、それは、五輪二連覇を十分狙えるポテンシャルと、19歳という年齢を考えれば、十分理解できることではありました。ただ、それと今回の強行出場とはわけが違う。

ボロボロの演技になる可能性が高い・・・おそらく、本人もそれがわかっていながら、フリーを回避しなかった。
「五輪チャンピオン」としての現役続行は、常に横綱相撲を要求される。プレッシャーはハンパではありません。
でも、三冠王のブランドを守るよりも、彼には優先すべきプライドの持ち方・美学があるのだと今回知りました。
常人とはかけ離れたメンタルの持ち主だとはわかっていたけれど。だからこそ三冠もとれたのだろうけど。
出場を決めた彼は、あのとき何と戦っていたのでしょう。不幸なアクシデントに負けそうになる自分自身なのか。

結弦くん、はっきり言います。あれは正気の沙汰ではない決断です。けれど、あのとき・・・リンクに立ったあなたには、はっきりファントムの姿が見えました。あなたの狂気とファントムの狂気がシンクロして、鬼気迫るものがあった。あの身体の状態で、滑りながら「オペラ座の怪人」を、ボーカルに合わせて口ずさんでいる姿には畏怖すら感じました。演技自体は誉められた出来ではなかったけれど、壮絶に美しかった。そしてふと気づきました。あなたはまた人々の心に残る”ドラマの主役”になってしまったことに。そうやって、これからも、あなたはいくつもの伝説を作っていくのでしょう。いいことも悪いこともひっくるめて、あなたがそれを望む望まないにかかわらず・・・それが”羽生結弦がもってうまれた星”なのだなと・・・またあらためて理解させられました。

あなたに、どんな逆境にも負けない強さがあったからこそ、今の”羽生結弦”があるのだということはわかってる。でも、なぜでしょう。あなたの”強さ”を、ときにとても痛々しく感じてしまうのは。でも、そんな部分も含めて、ファンはあなたを愛しているのです。もう少しだけでいい。どうか・・・自分の身体を労わってほしい。あなたは、「五輪金メダルが終点でなく、ひとつの通過点にすぎない」といっていますね。それなら、これから先のアスリート生命を危険にさらすようなことは避けてほしい。無理をして、万が一取り返しのつかないことになったら、そこであなたのアスリート人生は終わってしまうのだから。あなたの勇気とアスリート魂にあらためて感動させられた。誇りに思う。それでも・・・あなたの健康より優先するものなどないのです。どうか・・・どうか生き急がないで。


SP・FSともに、失敗したのに点数が高すぎる・・・という声が一部にあるようです。
今回の彼の演技は、アンチの絶好のネタでしょうし、フィギュアに詳しくない人もそう思うかもしれない。
でも、彼の過去のプロトコルと照らしあわせれば、決して不当に高い点数ではないとわかるはずです。

まずショート。昨季の彼のジャンプ基礎点は30.76.。今季は30.94です。上積みはわずか0.18。
ですが、今回のショート、最初のイーグルサンドの3Aには、GOEが満点の3.00がついています。昨季までのカウンターからの3Aでも、満点のGOEはでたことがなかったはず。それほど、すごい技を取り入れている。
ノーミスならば、SP100点超する技術をもっている選手。昨季の101.45を超えるプログラムになるはずです。そこからマイナス20点のスコア。満点からミスした分をマイナスしていけば、納得できる点数なのです。

次にフリー。昨季と今季のジャンプ基礎点を比べてみます。今季の方が約5点ほど高くなってます。

昨季 : 4S(10.5) 4T(10.3) 3F(5.3) / 3A-3T(13.86) 3A-2T(10.78) 3Lo(5.61) 3Lz-1Lo-3S(11.77) 3Lz(6.6)  合計 74.72点
今季 : 4S(10.5) 4T(10.3) 3F(5.3) / 4T-2T(12.76) 3A-3T(13.86) 3A-1Lo-3S(14.52) 3Lo(5.61) 3Lz(6.6)  合計 79.45点


昨季のロミジュリ、一番髙かったTESは、ファイナルの102.03です。このとき、彼はノーミスではありません。4Sの転倒、最後のスピンのぐらつき・・・2ミスでも100点を超えたのです。TES番長といわれる所以です。
一番高いときと比較してもわかりずらいので、一番出来の悪かったときのTESと比較してみます。

2012-2013  スケートアメリカ  TES 72.11 PCS 79.56  減点 -3.00  合計148.67  フリー3位
2014-2015  中国杯  TES 75.58 PCS 84.02  減点 -5.00  合計154.60  フリー2位


2012年のスケアメの結弦くんのノートルダムドパリは散々なものでした。転倒は3回で、今回より少ないものの、見ていられないほどのグダグダっぷりで、シニアに上がってからの羽生結弦史上最悪のフリー演技だったと思います。しかし、ここで恐ろしいことに気づきました。このときのTESが72.11。このときのフリー2位が町田選手。1転倒はあったものの、それほど悪い出来ではなかった。にも関わらず、町田選手のTESは75.03。結弦くんと3点ほどしか違わない。どんなにグダグダな演技をしても、一定のTESを稼げる・・・これが羽生結弦の底知れなさなのだと思います。

ただ、2012年スケアメの自爆演技は、彼が自分に負けてしまったのが理由でした。でも、今回の演技は、彼が自分に打ち勝とうとして立ち向かった末のもの。だから、スケアメと違って、見る人の心を打つのです。

今回も、プロトコルを見れば、3ループのみ回転不足をとられていますが、それ以外のジャンプはすべて回りきっています。二つの4回転も転倒はしても認定されている。今のルール上では、転倒しても回りきれば基礎点はもらえます。よく「抜けはコケより痛い」と言われますが、それが今のルール。おそらく・・・パーフェクトに演じれば、TESが110点にも届くかもしれないお化けプログラムです。自分のジャンプの状態をみて、後半の4T-2Tは無理をせず、3Lz-2Tに変えてきました。あの極限状態で、そういう冷静な判断ができる、そして意地でも回りきる・・・それが彼がここまで上りつめることができた要因でしょう。

よくお邪魔するフィギュアスケートに大変詳しいスケオタブログ゙の管理人さんが、「羽生が5回コケてこれだけの点数を出したことは議論の的になると思います。TESはこの構成でパーフェクトにいった場合の105点ぐらいから逆算していけばこんなものだと思います。転倒の-GOEで13点、コンボの3T後半でで4.5、レベルの取りこぼしで4点、他のGOEでなんやかんやでこんなもん」と言ってくださっていて、嬉しかった。フィギュアスケートのルールはわかりにくいので、見た目の印象だけでとやかく言われがち。「ジャンプを着氷しても、抜けたり、回転不足でDGとられるより、回りきって転倒した方が点数が高い」なんて、一般の人は普通知らない。でも、プロトコルを細かく見れば、納得いく点数のはずです。ちなみに、このブロガーさんは結弦くんのファンというわけではありません。第三者的な立場からの言葉だっただけに、よけいありがたかったです。


彼はエキシビションを欠場。日本に帰って精密検査を受けるようです。異常がなければNHK杯には出場すると。
足も痛めたようなので、休んでNHK杯は欠場してほしい・・・が本音です。でも・・・よほどのことがない限り、彼を止めることはできないことはもう理解しています。今は、ただ、検査の結果に大事がないことを祈るばかりです。

   ゆづ 中国杯2014

心が動揺していて、かなりとりとめのない文章になっていると思います。でも、他のことも手につかないので、せめて今の気持ちを書きとめておこうと思いました。長い上に乱文ですが、ご容赦ください。


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2014/11/09 11:35 | 2014-2015 seasonCOMMENT(19)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

前に1回お邪魔したことがあります。
同じく羽生ファン、昨日のテレビを見て一言。
事故の瞬間は思わず息をのんでしまいました。ひどい。なんで誰も助けに来ない?
早く病院行って検査してほしい。でも羽生くん、でてきてしまった。オーサーにヒーローにならんでもいいと言われても。何が彼を突き動かすんでしょう?練習のリンクに立った瞬間、跳ぶ!と叫んでました。
どうか、こんな悲劇を繰り返さないためにも、大会側からドクターストップの制度を作って欲しい。
えんかんも、羽生くん、出たからださされたんでしょうね。
これは、ただの美談で終わってほしくない。
NHK杯のチケット、入手してますが、羽生くん、棄権してほしい。
とりとめのない文章でごめんなさい。夕べから怖くてならないんです。どうか、羽生くんがたいしたことなく、少しやすんでまた、感動の演技を見せて欲しいと思います。えんかんも、無事でいて欲しい。

No:3585 2014/11/09 13:53 | sarasa #- URL [ 編集 ]

麗○○○○さんへ

麗○○○○さん、こんにちは。

>羽生くんの流血を見てみずほさんの動揺にまっさきに意識がいきました><。

あの後、じっとしていられず、部屋の中を歩き回っていました。テレビはついてましたけど、もう何も目に入りませんでした。
動揺してなかなか寝れないので、気持ちを整理したくて記事を書き始めたんです。

>コケまくったのに2位?と素人のワタシも疑問でしたがみずほさんが妥当だというならそうなんだろな~と安心?しました。^^

順位に関しては相対評価になるので、もっと強い選手がいれば順位は下がったでしょう。他に強い選手、もしくは調子のいい選手がいなかったので、結果的に2位になったということです。でも、ああいうことがなかったら、余裕で優勝だったと思うので、本人が一番悔しいと思います。

>本人とファンの望むと望まざるを超えて「ドラマの主役」にならざるを得ない

優勝者が二人とも空気になってしまいました。いつもすべてもっていってしまいますよね。それが彼の幸運であり、不運でもあるのだろうなと思います。

検査結果がでるまで、無事だけを祈って待とうと思います。

拍手&コメント、どうもありがとう♪

No:3586 2014/11/09 16:54 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

あ○○○ 様

あ○○○さん、こんにちは。

>今もまだ動揺しています。怖くて怖くて、もし一晩たって彼の容態が急変していたらと考えてしまいました。

私もそれが怖くて、昨夜はなかなか寝られませんでした。でも、頭部の場合、検査の結果異常がなくても2~3週間は様子をみなければならないと聞いたような気がします。しばらく安静にしてほしいです。できればNHK杯は欠場してほしいのですが・・・。

>どうしてドクターストップがかからないのか。テレビの中継はなぜ美談にしてしまうのか。ひたすら憤りを感じていました!

今回のテレ朝の放送姿勢には怒りを感じていました。リンクサイドの選手の近くまで松岡さんがきて、うるさく実況している。バックヤードでウォーミングアップしてる姿までテレビカメラがずっとはりついている。あれでは選手が集中できない。やりすぎです。結弦くんが治療を受けているときに、現地の中国人スタッフがカメラを追い払ってくれたときはホッとしました。あげくは、ただ番組を盛り上げたいばかりに美談扱いする・・・本当に反吐がでます(怒)

アメリカ人の医療スタッフが治療したそうですが・・・アメリカ人医師には日本人選手にドクターストップをかける権限はないのでは? 日本人の医療スタッフはいなかったのでしょうか? もしそうなら、日本のスケ連お粗末すぎます。

>本人は何もわるくないのですが、回りが止めてほしかったです。

オーサーは止めていたようですが、止めきれなかったのでしょう。本人も悔しさで嗚咽をもらして泣いていたし、アドレナリンが出まくりの状態でしたから。ああいうときは、強制的に出場を禁止できるルールが必要だと思います。

>得点については、テレビで織田くんがこそっと言っていましたね。回りきってからの転倒だから、基礎点から転倒分を引くから高くなると。

地上波放送は、なぜこういう点になるか?という部分の説明が少ないですよね。点数は「着氷OKだけど回転不足>回りきって転倒」だと思っている人がほとんどじゃないでしょうか? そういうあたりをもっとわかりやすく解説してもらえるといいのですが。

>Twitterにでていたのですが、プル様が自国開催のオリンピックのあの場面で棄権できたのが、彼が長い間現役でいられた理由の一つかもしれない。退く勇気もときには必かもしれないと出ていました。

いや、プルだけは見習わない方がいいと思いますよ? 彼は10回近く手術してるんじゃなかったかしら? ソチで棄権したときは、背中に入れていた人工椎間板を支えるボルトが折れていたようです。棄権の理由は「身障者になりたくない」でした。今棄権しなければ、車いす生活になると自分でもわかっていたのでしょう。

結弦くんは、平昌で引退する意向をもっています。残り短い現役生活だから、一試合一試合が大事で、よけい欠場したくないのかも・・・とも思います。平昌で引退の理由は言っていませんが、3年くらい前のインタで「平昌で金メダルをとって引退しようかなと思ってる。理由はそこまでしか体力がもたないかなと思うので」と言ってました。まだ16歳くらいなのに、ずいぶん自分を客観的に見れる子だなと思った覚えがあります。自分の限界を見極める冷静さを持ちながら、その一方であんな無茶をしてしまうような気性の激しさもある・・・その両面をもっているのが羽生結弦なんですよね・・・。

とにかく、今は彼が無事であることを祈るだけですね。

拍手&コメント、どうもありがとう♪

No:3587 2014/11/09 17:33 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

sarasa 様

sarasaさん、こんにちは。

>事故の瞬間は思わず息をのんでしまいました。ひどい。なんで誰も助けに来ない?

救助が遅かったですね。様子をみて、どうしても自力でリンクサイドに戻れない状態なら、助けに行くということでしょうか。

>何が彼を突き動かすんでしょう?

勝負に対する、彼独特の美学があるのだと思います。それと、生来の気性の激しさが、ああいうときに強くでてしまうんでしょうね。額と顎から血を流しながら、リンクをにらみつけている彼には、なんか別次元の凄みすら感じました。

>えんかんも、羽生くん、出たからださされたんでしょうね。

ハンヤンは、「結弦くんが出たから出さされた」のではなく、彼自身の意思だと思いますよ。地元開催ですしね。ただ、結弦くんが棄権しなかったから、ハンヤンも心理的に背中を押された・・・というのはあるかもしれません。でも、関係者も、ハンヤンが「滑れない」というものを、無理にだすわけにはいきませんから。

>NHK杯のチケット、入手してますが、羽生くん、棄権してほしい。

私もチケット入手してますが、NHK杯欠場してほしいです。ただ、彼の性格からして、もしNHK杯OUTするようなら、よほど悪いということでもあるので・・・欠場してほしいけれど、それを考えると複雑なのです。ただ、脳震盪だけでなく、肉離れもあることや、NHK杯まで3週間もないことを考えると、どう考えても欠場がベストだと思います。

>夕べから怖くてならないんです。

私もすごく怖いです。場所が場所ですからね。ファンの祈りが神様に届くことを願うしかありません。

コメント、ありがとうございました。

No:3588 2014/11/09 18:32 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

y○○○○ 様

y○○○○さん、こんにちは。

>いつも拝見しております。未知だったBLのお話も興味深くて。

ありがとうございます。今はBLより結弦くん目当てで来てくださってる人の方が多いような気がするんですが、両方の記事を読んでいただけるのが一番うれしいことです。

>長文ありがとうございます。思いは同じです。

どんなに心配でも何もできないので、自分の想いを吐き出していたら、長くなってしまいました。こんなとりとめない長文を読んでいただいてありがたいです。

>部外者であるアンチはもとよりファンと称する方まで批判しているのに呆れsnsの無責任発言をまたしても痛感しております。

棄権か出場か・・・今回の結弦くんの選択に賛否両論があります。彼は棄権という選択を一番嫌います。2013年のワールドのときも怪我の状態が悪くて、オーサーは棄権を勧めたけれど、本人が出場を強く望んだとか。ただ、厄介なことに、彼はそんな状態でも4位になれてしまうポテンシャルの持ち主。そして、今回もあんな状況でも2位になれてしまう。彼のすさまじい勝負への執念がそういう結果をもたらすのでそしょう。彼は熱血理数系少年ですから、冷静なようでいて、ああいう場面では生来の気性の激しさが強くでてしまうんですよね・・・。

顏の見えないSNSの世界では、好き勝手に心ない暴言をまき散らす人がいます。自分はなんの関係もなく、責任もない立場なのに。でも、自分の選択の責任を負うのは、他でもない、結弦くん自身なんです。彼の行動を美談にする必要はないけれど、誰にも誹謗中傷されるいわれはありません。

>真央さんしか興味ない夫が
>会場を見つめ涙する姿に「棄権しないなぁ、羽生はアスリートだよ」と言って見入っておりました

一流のアスリートはギリギリまで出たいと主張する生きものなのだと思います。その日のために苦しい練習をして、準備をしてきたんですから。そして、彼は一流中の一流のアスリートだということでしょう。

拍手&コメント、ありがとうございました♪

No:3589 2014/11/09 20:11 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

絵○ 様

絵○さん、こんにちは。

>周りの大人が止めてくれたらとも思いましたが、あの羽生くんを説得するのは難しかっただろうとも感じました。

昨日テレビを観ていたほとんどの人が棄権してほしいと思ったでしょう。私もオーサーになんとか説得してほしいと、今度だけは結弦くんに折れてほしいと願っていました。でも、再開した6分間練習にでてきたとき、ああ説得できなかったんだなと。それでも、なんとかやめてくれないかと、ギリギリまで思っていましたけど。

>私も今回の件では羽生くんのまるで生き急ぐかのような行動を不安に思うひとりです。

震災後、彼はよく「生き急いでいる」と言われるようになりました。三冠をとって押しも押されぬトップ選手になっても、彼が人並はずれてメンタルが強いことがわかっていても、その強さに儚さや痛々しさをどこか感じてしまうのは、そのせいかもしれません。

今日、帰国したようです。車いす姿が痛々しくて、またちょっと落ち込んでしまいました(涙) 今はただ、精密検査の結果に問題がないことを祈るばかりです。

拍手&コメント、どうもありがとう♪

No:3590 2014/11/09 20:48 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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No:3591 2014/11/09 21:51 | # [ 編集 ]

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No:3592 2014/11/09 23:06 | # [ 編集 ]

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No:3593 2014/11/09 23:40 | # [ 編集 ]

ザ・○○○ 様

ザ・○○○さん、こんにちは。

>何事もないといいのですが。
>顔もね あの場で縫っているからねえ・・。
>でも 形成外科で綺麗になるようです。

顎から血が流れているのを見たとき「結弦くんの顏が!」と思ってしまいました。男子選手なのに、こういうことを思わせてしまうところが”羽生結弦”だなと思います。でも、さほど目立つ場所ではなかったのが救いです。以前にも目の上を切ったことあったけれど、今は綺麗になっているし、顎も精密検査するようですから、傷跡が残らないような処置もするでしょう。美を競うスポーツだという意識はしっかりある子なので。それに、若いから治りは早いのでは(年をとると治りが遅くなるなとつくづく思います)。

コメント、どうもありがとう♪

No:3594 2014/11/10 08:08 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

ま○ 様

ま○さん、はじめまして。

>もともとBLからこちらのブログをよく拝見させていただいていましたが、たまたま私もフィギアスケートが好きだったのでそのまま結弦クンの記事も楽しく読ませていただいてます。

ありがとうございます。今はスケートの方に軸足が傾いてますが(特に今はシーズン中なので)、両方楽しんでるというお言葉はとても嬉しいです。

>結弦クンが頭に包帯を巻いた姿でリンクに向かっていく姿を見て、あの精神力に背筋がゾッとしました

あの精神力があるから、絶対王者のチャンを抜き去って19歳で五輪チャンピオン、さらには三冠王にもなったのだと思います。でも、あのときだけは、あの精神力の強さを恨めしく思いました。

>「どうして医師やまわりのスタッフはもっと強硬に止めてくれなかったんだろう」

結弦くんは人一倍しっかりはしています。でも、あのときは、かなり興奮して、頭に血が上っていたと思う。あの気性だし、なんとしてでも出たがるのはわかりきっている。それに彼はまだ未成年。周囲の大人がなんとか説得してほしかったです。

>滑り終わった結弦クンの天使のような笑顔がこのまま本当の天使みたいに飛んでいってしまいそうで怖かったです。

ま○さんもそう感じたんですね。私も同じです。すごく怖かった。あれだけ気性もメンタルも強いのに、儚げに見えたり、痛々しく感じるのは、外見だけのせいじゃないと・・・今回あらためて実感しました。たぶん、彼の内面からにじみでている”危うさ”を感じるからなのだろうなと。彼は自己実現願望は人一倍強い子だけど、もしかしたら、”生”への執着はさほど強くないのではないかと・・・そんなことを思うことがあります。だから、すごく怖いんですよ。ただでさえ、生きてる人間の生々しさをあんまり感じない子ですしね。

>とにかく体を休めてほしい!ファンは元気になった結弦クンに会いたいのだから!いくらでも待ってるから!と強く強く願いました。

そう、いつまでだって待ってる。だから、徹底的に身体をケアして、万全の体調ででてきてほしいです。NHK杯もチケットとってるけど、でなくていいです。てか、でないでほしい。車いす姿で帰国した姿をみて、つくづくそう思いました。怖くて、生で見る勇気がなくなってきました、もうマジで。

>結弦クンが本当の意味で元気になるまで落ち着かないと思います。

そうなんです。まだしばらく落ち着かない日々が続きそうです。

>あ、F&Bの最新刊でましたね。読みましたか?私はこれから読むところです。読後感想、楽しみにしています

私もまだ読んでいません。これからですね。フレブラの読後感想、3巻くらいためちゃってるので(汗)、いずれまとめて感想をあげようかと思っています。

コメント、ありがとうございました!

No:3595 2014/11/10 08:53 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

m○○○ 様

m○○○さん、こんにちは。

>私も、昨夜から動揺が収まりません

彼が元気になるまで、この動揺は続くと覚悟してます。

>結弦くんは、やると決めたからには何があってもやる人だし、常人離れした精神力で身体の限界を超えてきたのでしょうが、今回が最大にして最後の「できない無理」であって欲しいと心底願っています。

あれだけ身体にダメージを受けて、その後歩けない状態で担架で運ばれたのに、4回転を回りきって、5回も転倒しながらも(すごく体力を消耗したと思います)4分半滑りきった。でも、私には「火事場の馬鹿力」としか思えませんでした。あれは明らかに「できない無理」です。勝負への執念が限界を越せさせたのでしょう。でも、もうこんなことは本当にこれを最後にしてほしいです。

>結弦くん自身、身体と健康の大切さは理性では十分承知しているでしょうに、アスリートの情熱がそれを上回ってしまうのか

彼の中には理性派の羽生結弦と、激情タイプの羽生結弦がいるような気がします。インタでは理性派の羽生結弦だけれど、ああいう場面では気性の激しさが勝ってしまうんでしょうね・・・。とにかく、死ぬほど負けず嫌いですから。

>手負いの狂気の演技は、もう卒業して。ファンだけでなく、コーチやスタッフも、もちろんご家族も、皆それを願っていると思いますよ、結弦くん

まさに、天使の姿をした手負いの獣・・・という風情でしたね。そういえば、2013年のワールドも手負いの身での渾身の演技でした。彼の性格からすると難しいことだろうけど、これからは、目の前の勝負より、長い目で身体を最優先する選択肢も少し頭に入れてほしいです。フィン杯欠場で、少しは身体のことを考えてくれるようになったのかな・・・と思っていたけど、やっぱりあまり変わっていなかった・・・(涙) 

>6分間練習の改善も、心から願っています。選手皆の身体が一番大切ですから

今までも衝突事故はあったわけだし、あの狭いリンクで6人は多すぎます。でも、改善は願っているけど、運営上の理由で1分間ルールを30秒ルールにしたくらいなので、運営側の配慮にはあまり期待していないです。改善が無理なら、結弦くんは今までもヒヤッとする場面はあったので、これからは今まで以上に気をつけてくれることを願うだけです。

>NHK杯、精密検査でドクターストップがかかるようにと念じてます(結弦くんごめんなさい)。本人がどれだけ悔しくて泣いても、NHK杯・GPファイナル・全日本のハードスケジュールに今の状態で臨むのはありえないでしょう。

今の状態で、本人が3連戦臨む気マンマンなのが怖いですよね・・・。健康な状態でも、海外拠点でこの三連戦はきつすぎるなと思っていたくらいなのに。

オーサー曰く、脳震盪はハンヤンの方がひどかったようなので、頭の検査は大丈夫なんじゃないか・・・と希望的に見ています。でも、ハンヤンと結弦くんでは、体重差がかなりあるだろうから、まともにぶつかったら、身体のダメージは軽い方によりあると思う。

肉離れもあるみたいだし、お医者さんにしばらく練習禁止を言い渡してほしいです。NHK杯のチケットとってるけど、今の結弦くんには出てほしくない・・が本音ですね。

>4年後に元気にオリンピックに出たいなら、今ここで何が一番大事か、冷静に考えて欲しいです。

それが一番大事なこと。こんなことしてたら、4年後どころか、来年のワールドにすら支障をきたしてしまう。賢いはずなのに、勝負になるとバカになっちゃう子ですが、そこのところを本当に冷静に考えてほしいです。

>私は、結弦くんの笑顔が大好きですが、気遣い笑顔はもういいです。結弦くんが心から笑える日が、一日も早く来ますように!!!!

結弦くんの心からの笑顔・・・見たいですよね! ファンは待つことしかできませんが、一日も早くその日がくることを、ひたすら祈っています。

コメント、どうもありがとう♪

No:3596 2014/11/10 09:47 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

AI○○○ 様

AI○○○さん、こんにちは。

>私も羽生選手の得点は妥当だとおもいます。

ありがとうございます。そういっていただけると、本当に嬉しいです。

>オリンピックチャンピオンとしての執念、気迫には圧倒されます
>その反面、選手生命を短くしないか心配です。

あの気迫と執念があったからこそ、19歳でオリンピックチャンピオンになれたのだということはわかっているんです。
でも、世界のトップになった今は、以前と同じ戦い方をする必要はない。4年後に向けて、身体を十分ケアして、試合数も選んでもいい立場なんです。なのに、彼はそうできない。根っから、試合が好きなんだろうと思います。日本の事情がそれを許さない・・・というのもあるでしょう。

でも、以前からのファンからすれば、ずっと応援してきた彼が五輪で金メダルをとってくれて、ファンの夢をかなえてくれたので、これからは健康第一で、もっともっと自分を大事にしてほしいんです。
長く、現役引退をした後も、ずっと彼のスケートをみていたいので。

スケ連は、スター選手のおかげで大幅黒字なのに、チームドクターを「予算の都合で」帯同させていなかったという報道に怒りを感じました。チームドクターがいれば、ドクターストップをかけて、彼を止められたかもしれないと思うと。

NHK杯のチケットは入手していますが、今は彼がNHK杯を諦めてくれることを願っています。今度こそ、周囲が彼を全力で止めてほしいです。

コメント、ありがとうございました!

No:3597 2014/11/10 11:34 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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No:3598 2014/11/10 13:11 | # [ 編集 ]

r○○ 様

r○○さん、こんにちは。

>こめかみから血が流れるのを見た時は私でさえ息がとまるような気がしました。
>だからみずほさん、きっと気が気ではないだろうと。

しばらく夢を見てるような気がしました。それから、少し自分が震えてるのがわかりました。とにかく棄権してほしいと、そればかり考えていましたね。

>直前練習で羽生くんの顔がどんどん変わっていくのを見て鳥肌が立ちました

目が正気じゃなかったので、もう完全にゾーンに入っちゃてるな・・・と思いました。ああなると、彼を止めるのは至難の業。でも、なんとか、周囲が彼を説得してほしいと思っていました。

>並みはずれて強い精神力の持ち主の彼なのに
>儚く見えてしまうのは生きることに執着して無いからか?
>何となくそう思ったのですが、まさにみずほさんもそう仰っていたので
>やっぱりそう感じさせるものがあるんでしょうね。
>それはとても哀しい。

元々食べることに興味がなくて、「放っておいたら餓死する」とか言われてるし、ギリギリまで自分の身体を苛めるような練習をする子なので、私は以前から、あの子はドMだと思ってるんですけど、震災のトラウマが、彼を一層刹那的な意識を植え付けてしまったような気がしてなりません。五輪チャンプになっても、現実的には復興の手助けにはならないという無力感が、さらに拍車をかけてしまったような。気性は激しいけど、繊細で感受性の強い子なので、いろいろ考えるんでしょうね。昔はなかった影のようなものを感じるんです。それもまた魅力ではあるんですけど。

オーサーに「死んでもやる」って言ったとか。「ああ、そういう子だよなあ」って納得してしまえるのが悲しい。

>あの滑りには鬼気迫るものをひしひしと感じて
>うまく言えないけどあの点数は別に不思議じゃないと思います。

TESはジャンプが認定されているなら妥当です。PCSは、彼が五輪チャンプでなかったら、もっと低くなっていたでしょう。でも、彼のように五輪やワールドでタイトルとったような選手は、演技の良しあしに関わらず、PCSは一定以下にはならないのですよ、なぜか。これは、パトリック・チャンでも、コストナーでも、高橋選手でもそうでした。それでも、今回は、結弦くんが普通に演じていればでたであろうPCSより10点は低かったと思います。

>今はとにかく彼の検査結果に何事もないことを祈るばかりです

身体の負傷もあるので全治2~3週間だそうです。とにかく、ゆっくり休んで治療に専念してほしい・・・それだけです。

コメント、どうもありがとう♪

No:3599 2014/11/10 18:25 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

初めまして。
時々読ませてもらってます。
今回の件ショックでした。
こちらに「ファントムが見えた」と書かれていてホッとしました。
私だけじゃなかったんだ、、、。
あれはすごいシンクロでしたよね。
愛の狂気とスケーターの狂気。
見事にシンクロしていました。
今後、ゆずがN杯か全日本でもっと上手くファントムを演じたとしてもあの狂気は表現できないのではないかと思います。
まさにあの瞬間だけの千載一遇の「ファントム」でした。
歌が盛り上がって、その後全ての音が無くなった瞬間、、、からの3A+1Lo+3S、、、決まった瞬間鳥肌立ちました。

棄権するべき、それが正論だと思います。
よくわかっています。
でもアレを見た後でそれでも「見ない方が良かった?」と聞かれたら、、私は返答に窮します。
ゆずファンとしてフィギュアファンとして、アレを見た事、あのファントムを見てしまったことを後悔出来ないのです。
ダメなファンですね。
でもゆずは美しかった。
本当に困ってしまうほど美しかったのです。

様々な批判がネット上に渦巻いています。
点数についてもここぞと叩く人もいるようです。
私はあのファントムに点数をつけることがそもそも無粋だと思っています(笑)
いやでも、、あの大会の参加選手の中であれほどの雰囲気と凄みを出せた選手が他にいたでしょうか?
中国大会は「羽生結弦伝説の大会」になってしまいました。

批判はやがて淘汰されます。
美しいゆずの映像と伝説だけが残っていくと思います。
もちろん6分間練習などに対する今後の対策はたてるべきだと思いますが。

勝手にいろいろ書いてすいません。
美しいなんて言ってはいけない世間の風潮なので、ついココに書いてしまいました。
不快だったらすいません。

No:3604 2014/11/11 17:01 | 青子 #FBS4NHfE URL [ 編集 ]

青子 様

青子さん、はじめまして。

>愛の狂気とスケーターの狂気。
>見事にシンクロしていました。

そうですね。傷ついた身体で4分半滑りきった彼と、クリスティーヌの愛を失ったファントム・・・手負いの狂気・・・という点で見事にシンクロしてました。

>3A+1Lo+3S、、、決まった瞬間鳥肌立ちました。

あれを、あの身体で決められるのは、結弦くんだけでしょうね。しかも演技後半・・・体力を消耗してただろうに・・・本当にすごかった。

>様々な批判がネット上に渦巻いています。
>点数についてもここぞと叩く人もいるようです。

アンチにとっては、結弦くんをたたく格好のネタでしょうからね。「美談にするな」とか・・・彼は美談にしてほしくて、滑ることを決めたわけじゃないでしょう。 テレ朝が美談にしたがってただけです。あの決断の結果はすべて結弦くんが引き受けるのですから、部外者がとやかくいうことじゃない。

>点数についてもここぞと叩く人もいるようです。

点数について文句言う人は、ルールを知らなくて「転倒したらゼロ点」だと思ってる人か、ただのアンチだと思います。
プロトコルを見ても、引くべきところは引かれてる。妥当です。

>中国大会は「羽生結弦伝説の大会」になってしまいました。

優勝した選手が見事に空気になっちゃいましたよね。みごとに全部もっていっちゃいました。そういえば、ハンヤンも滑ったのに、彼はあまり話題にならず・・・(笑) 五輪チャンプってだけでなく、これがカリスマ性ってやつなのでしょうね。

>美しいなんて言ってはいけない世間の風潮なので、ついココに書いてしまいました。

え・・・そうなんですか?(笑) 美しいものは美しいと言っていいと思いますよ。スロー再生で見ても、彼はどのシーンも、まるで映画を見てるように美しかった。こんな子、もう二度とフィギュア界に現れない。だからこそ、自分の価値をもっと自覚してほしいんです。

>不快だったらすいません。

いえいえ、全然そんなことないですよ(^^)

コメント、ありがとうございました♪

No:3607 2014/11/12 01:08 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

初めまして☆
素敵なブログだなぁ・・・と思っていました。
今回の事故で、みずほさんのブログに思いを書きたくなりました。

感じていることは 全部みずほさんが書いてくださっているので
「うん、うん」と頷きながら 心が温かくなるような気持ちになっています。

ただ、どうしても語りたいことが・・・

フリーを滑り終えて 戻ってきた時にオーサーコーチに抱きかかえられた羽生君。
オーサーコーチの左胸に顔が当たり、その後少し、ほんの少しすり寄せるように顔が動いたのです。
目をつぶったまま・・・安心したような感じで。
まるで仔猫が耳の後ろをすりよせるようなしぐさでした。
オーサーコーチは さりげなく受け止めて抱きかかえたので、
ほんの一瞬でしたが。

ああ、羽生君は本当にこの方に全幅の信頼をよせているのだなぁと、
傷ついた体と心で、ここに帰って来たかったのだろうなぁと、
感じました。

「伝説になった」と誰もが言いますが
彼はもう存在が奇跡のような、光をまとったような存在なのですから
これ以上の悲しみや苦痛が、彼を襲わないように祈っています。






 

No:3609 2014/11/12 20:50 | ゆん #- URL [ 編集 ]

ゆん 様

ゆんさん、はじめまして。

>素敵なブログだなぁ・・・と思っていました。

ありがとうございます。そういっていただけるととても光栄です。

>感じていることは 全部みずほさんが書いてくださっているので
>「うん、うん」と頷きながら 心が温かくなるような気持ちになっています。

フリー直後は動揺してしまい、とにかく気持ちを落ち着かせるために、今の自分の気持ちを吐き出そうと、激長な記事を書いてしまいました。でも、こんな長い記事を読んでくださった多くのゆづファンのコメントで、彼を心配する気持ちはみな同じなのだとわかって、私も心が温かくなりました。

>ああ、羽生君は本当にこの方に全幅の信頼をよせているのだなぁと、
>傷ついた体と心で、ここに帰って来たかったのだろうなぁと、
>感じました。

コーチと選手という関係になって2年半。しっかしした信頼の絆ができてるシーンでしたね。最初は言葉の問題もあり、大変だったでしょうけど、ある取材記事での、「オーサーが金メダルを喜んでくれたのが一番嬉しかった。本当にオーサーには感謝している。」という結弦くんの言葉を読んで、本当に麗しい師弟関係だと思ったものです。ハビくんが「オーサーはカナダの父」と言ってましたけど、今は結弦くんにとってもそうなのだと思います。

>これ以上の悲しみや苦痛が、彼を襲わないように祈っています。

私も、彼の競技生活はもうこれ以上波乱万丈でなくてもいい、引退までずっと平穏であってほしいと祈っています。それはすべてのファンの願いでしょうね。

コメント、どうもありがとうございました♪

No:3611 2014/11/13 08:38 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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