羽生結弦選手 GPS中国杯関連ニュース続報 その3 & B.ユーロ解説動画(翻訳付)

結弦くんの続報です。

羽生 復帰は足の回復次第…医師「痛み取れれば練習再開OK」(スポニチアネックス 2014.11.12)

“不屈のプリンス”のリンク復帰に必要なのは、足の回復だった。フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリストで、GPシリーズ・中国杯(上海)で頭部など5カ所を負傷した羽生結弦(ゆづる、19=ANA)が左大腿挫傷と右足関節捻挫が癒えれば練習を再開することが11日、分かった。

羽生は中国杯男子フリー前の6分間練習で閻涵(エンカン、18=中国)と激突し、頭と顎から流血。帰国後の精密検査で「頭部挫創、下顎挫創、腹部挫傷、左大腿挫傷、右足関節捻挫」と診断された。幸い脳には異常がみられず、関係者によると診察した医師からは「足の痛みが取れれば練習を再開していい」と言われているという。

ただ、負傷5カ所の全治は約2~3週間で、中国杯前から腰に不安を抱えていたこともあり、現時点でNHK杯の出場は厳しい状況だ。羽生は当初は中国から拠点のカナダ・トロントに戻る予定だったが、事故を受けて急きょ予定を変更。9日に緊急帰国して、都内の病院で全身の精密検査を受けた。重大な問題がみられず、同日中に地元の仙台へ移動。NHK杯まではトロントに戻らず、出場に踏み切った場合は国内で調整する。


【フィギュア】羽生、最も重い左太もも負傷(スポーツ報知 2014.11.14)

日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア部長は13日、羽生結弦(19)=ANA=が8日のGPシリーズ第3戦・中国杯で中国選手と激突して「全治2、3週間」と診断された5か所の負傷について、左大腿(たい)挫傷の症状が最も重いことを明かした。

遠征に帯同していた伊東部長は「直後にふらついたりしていたのは脳震盪ではなく、太ももの痛みのせい。練習を再開するのも、そこが問題」と説明。羽生は現在、地元の宮城・仙台で通院治療を受けている。28日開幕のGPシリーズ最終戦・NHK杯(大阪)出場については、伊東部長は羽生サイドの判断を待つ意向を明かした。



上の記事が正しいとすると、スケジュール的には、こういうことでしょうか。

<NHK杯に出場した場合>  仙台で療養・調整 → NHK杯(大阪) → 仙台で調整 → GPファイナル(スペイン) → 仙台で調整 → 全日本選手権(長野)
<NHK杯を欠場した場合>  (NHK杯直前まで)仙台で療養 → カナダで調整 → 全日本選手権(長野)


NHK杯に出場した場合の日程は、今の体調にはハードすぎます。個人的には、NHK杯を諦め、体調を整え、十分に調整した上で、全日本に臨んでほしいのが本音です。「肉離れ」と診断されていた太ももの怪我が一番重症だということだし、痛みが消えても、十分な調整期間があるとは思えません。でも、最終的には、結弦くんの気持ちと身体の問題。彼がどういう選択をするのか、ファンはしばらくヤキモキする状態が続きそうです。


気になった海外放送の翻訳付動画を貼っておきます。今日は、ブリティシュ・ユーロ版です。

  


美しいスケーティング技術ですね
今日は、2つのミスがあったから、ガッカリしてるだろう。でも、それ以外はとても美しかったよ
僕は、パトリック・チャンの偉大なスケーティング技術の信奉者だった。でも、今・・・結弦がこの夏、スケーティングスキルの向上にとても力を入れてきたのがわかる。もちろん、前だって良かったけれど、今日のは特に素晴らしかった
基礎的なスケーティング技術の質が並はずれて高い
(イーグルサンドの3Aのスロー再生を見ながら)これは、もううっとりするようですよ・・・。ただもう素晴らしい

今まで、ジャンプに比べてスケーティングが・・・と言われてきた結弦くんのスケーティングスキルを、チャンと並べて、これほどまでに絶賛している解説を今まで聞いたことがありません。でも、私も、ソチシーズンからわずか半年で、結弦くんのスケーティングが格段に滑らかになったのにびっくりした一人でした。あのハードスケジュールの中、練習時間も十分にとれなかったはずなのに、限られた時間の中で、これだけ努力していたのか・・・と胸が熱くなりました。そして、同時に、彼の才能の底しれなさ、無限の可能性に、あらためて驚かされました。


  


なんて男だ! これこそオリンピックチャンピオンにふさわしい人材ですよ。彼には何でもそろっている
卓越したスケーティングスキル、作品の解釈、スピンは、この競技会では一番だったでしょう。そして、彼のスイッチがオンのときは、彼はジャンプもベストですよ
今日のような事故を経験した後に、4分半の演技を通してみせる、その能力だけでも驚嘆に値します

あの状態で、それでも諦めず、滑りきった結弦くんを絶賛、とても温かい解説でした。
しかし、事故が起こった後、しばらくの間、誰も助けにいかなかった医療サポートの不備には、やはり苦言を呈しておられました。大会運営にあたっての、これからの課題だと言っておられましたね。

他の海外動画はまたのちほど。


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2014/11/14 17:00 | 2014-2015 seasonCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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