羽生結弦選手 NHK杯2014終了後のニュースまとめ
NHK杯から1週間以上たってしまいましたが、自分用の覚え書きとして、NHK杯終了後のニュースで、気になったものをまとめておきます。全文ではなく、重要と思えるところだけ抜粋してます。全文を読みたい方は、リンク先に飛んでください。まだ読んでない記事がありましたら、ご参考までに。
羽生の一問一答「これが僕の実力」(2014.11.29 デイリースポーツ)
演技を終えた羽生の一問一答は次の通り。
(大会を終えて)
皆さんはけがの影響かと思われるかもしれませんけど、これが僕の実力だと思っています。これが今シーズンのすべてではないので。2つとも出られたからこそ、しっかりと生かさないといけないと思います。
-この大会に出ての発見は。
自分の弱さですかね。けがとか関係ないんですよ。こういう失敗は。前回は本当に痛かった。でも回ってるんですよ。できない何かがあるんです。
-何に負けた?
何に対してというよりも、あまりにもいろんなことがありすぎて、いろんな弱さが見えすぎて、どこから手をつけていいか分からないです。それぐらい課題が見つかって良かったです。
-出る決断は正しかったと思うか。
はい。正しかったと思っています。結果がどうであれ。皆さんがどうやって思うか分からないですけど。最後まで滑り切って、ミスはたくさん出ましたけど、ミスをしたことは後ろに下がるわけじゃない。立ち止まっているかもしれない、練習不足による戻りはあるかもしれないけど、試合は全く同じコンディションはない。コンディションに合わせた自分の精神状態が、足りなかったと本当に思い知らされた試合だった。
-演技には気持ちが入っていた。
ジャンプでは点数とれないと思っていたので、何とかしなくちゃという気持ちと、アクセルを何とか決めて得点稼がなきゃと思っていました。
-思考が変わった?
別に変えたつもりはないですし、悔しいものは悔しい。どうあがいても言い訳しても結果は変わらないので。しっかり、今の自分の気持ちを自分の口から話して復習したいなと思います。
(大会後、ファイナル出場についてのコメントを発表)
皆さん、応援ありがとうございました。皆さんの応援のおかげで中国杯とNHK杯の結果、ファイナルに出場することができました。ファイナルの間、さらによい演技ができるように、しっかりトレーニングして立て直したいと思います。
羽生 ファイナル連覇へ「挑戦者」…逆境の先に“いい景色が” (2014.11.30 デイリースポーツ)
置かれている立場は、羽生が誰よりも分かっていた。中国杯での激突から万全ではない状態でNHK杯に臨み、ファイナル切符をギリギリで獲得。GP2試合で4回転は一度も決まらず、ジャンプで計7度も転倒した。「今季、出遅れているという感触はある。ここまで来て尻に火が付かないようじゃ話にならない。GP2戦ともマイナスだったんで、掛け算でプラスになるようにしたい」。笑みも交えて取材に応じたが、闘争心は燃えさかっていた。
「ここまでボロ負けしたのは小学生以来」というNHK杯の敗因は「焦り」と分析した。完治していない左太腿、練習不足は言い訳にしない。「焦りが響いていたのかな。インタビューを見ていても、全部言葉が早かったし、6分間練習も落ち着こうとしているけれど、周りも見なきゃって」。中国杯で激突した6分間練習には、まだ恐怖がある。「今後、解消できるのか」と問われると、「間違いなく」と力強く答えた。
まだ完調には程遠いため、今大会はショートプログラム(SP)、フリーともに難度を下げた。日本男子初の連覇が懸かるファイナルは2週間後に行われる。「連覇とか関係ない。最後の1枠をギリギリでつかんだチャレンジャーとして、思い切って一番上を狙っていきます」。最高難度のプログラムについては「たぶん無理」と話し、年内のファイナルと全日本選手権は今大会と同じ構成で臨む予定だ。
五輪を制した昨季から一転、今季は苦境に立たされているが、19歳は厳しい現状を楽しみさえしている。「たぶん進化している段階で、そういう過程にいる。乗り越えられた先にある景色は絶対にいいと信じているからこそ、楽しんでいける」。前を見据え、はっきりと言った。「逆境は嫌いじゃない」。不屈のプリンスが、完全復活への道を歩んでいく。
羽生超前向き ファイナル「一番上狙う」(2014.12.1 日刊スポーツ)
羽生式計算式がはじき出したのは「+」だった。「マイナスとマイナスのかけ算でプラスになるようにしたい!」。2週間後のスペインでの決戦に、勝利の方程式? を導き出した。
マイナスとはGP2戦のこと。3週間前の中国杯では他選手と接触して負傷した。完治しないまま臨んだ今大会では、SP、フリーともに4回転ジャンプで転倒し、4位に終わった。不本意な結果で滑り込んだファイナル切符に、「連覇とかは関係ない。最後の1枚をギリギリでつかませていただいたチャレンジャー。思い切って一番上を狙っていきます」。目を輝かせ、まくし立てた。
本人は否定したが、負傷の影響はあったに違いない。前夜には過酷な滑りをみせたことを一夜で忘れさせるように、とにかく超前向きだった。残り期間の調整法を聞かれると…。
「(衝突事故の前には)戻れない中で、これだけ乗り越える壁を作ってもらった。こんなに楽しいことはない。その壁を打ち砕くのではなくて、しっかり乗り越えたい」。
あらためて衝突は…。
「まれな事件を体験できた。課題が浮かび上がったので、本当に幸せ者。なんて幸せなんだろう」
若き王者の思考形態は非常に独特。自任する逆境大好き人間の本領発揮か。いまも全身にテーピングをしないと滑れない男とは思えないはつらつさだった。
壁は高いことは事実だ。95年開始のファイナル過去19大会(前身のチャンピオンシリーズ含む)で、「最後の1枚」の選手が優勝したのは03年大会のサンデュ(カナダ)だけ。「大まくり」は困難な道になる。
ただ、羽生には「前例」もある。五輪王者として臨んだ3月の世界選手権。SPで3位と出遅れ、首位とは7点差と厳しい状況に置かれたとき、言い放ったのは「楽しいです、すっごい楽しいです」。そして結果は大逆転優勝。
この日も悔しいと連呼して、思う。「ここまでボロ負けしたのは小学生以来だな」。だから、余計に燃える。「五輪チャンプとか世界チャンプとか関係ない。ジュニア時代の自分に戻った感じです」。負けず嫌いの本性がうずいていた。
「小学生以来のボロ負け」をして、負けず嫌いの炎に、大量の燃料が投下されたのがよくわかるインタでした。
あれだけの衝突事故を経験して、「逆境は嫌いじゃない」「これだけ乗り越える壁を作ってもらった。こんなに楽しいことはない」「まれな事件を体験できた。課題が浮かび上がったので、本当に幸せ者。なんて幸せなんだろう」といえる独特のメンタリティ。そういえば、今年の世界選手権のSPで出遅れたときも、「この位置(3位)にいる自分が許せない」とか言いながら、「久々にアドレナリンが沸き立った」と、喜んでいた(?)ような・・・(笑)
わずか19歳にして世界の頂点にたってしまい、そこに至るまでも、普通の19歳の何倍もの濃度の人生経験をしてきてるので、少々のことでは、彼を動揺させたり、興奮させたりすることはできないのかもしれません。浅田真央ちゃんが、某テレビ番組で「怖いものは?」という質問に、「怖いものは・・・あまりないです」と答えていました。そして、「一番緊張したこと」は「オリンピック」だったと。二人とも、十代半ばから、日本中の注目を浴び、世界の大舞台で重責を背負いながら勝負してきてるから、腹が据わっています。でも、その結弦くんも、今、ギリギリの崖っぷちに追い詰められて、世界選手権以来の興奮を覚えているような気がします。やっぱり、ドMだわ・・・(笑)
ソースは忘れましたが、2~3年前に、ある記事で、「ボロボロになるまで練習して、リンクに倒れて動けなくなるような状態でトリプルアクセル飛んだりすると、『おれって、すげー』と、快感!」みたいなこと言ってるのを読んだとき、思ったものでした。「この子は絶対ドMだ」と(笑) 彼のことを「ドS」だとか言う人もいるけれど、私は今でも「ドM」だという印象は変わっていません。ビールマンスピンも、無理に入れなくてもレベルをとれるだろうに、「腰がくだけ散ってもやる!」とか言ってたしな・・・(ソースは、「フィギュアスケート days plus 2012 winter」)。
まあ、とりあえず・・・多少は強がりを差し引いたとしても、大きな「課題」を与えてもらって、俄然やる気に満ちてきてるようなので、ちょっと安心しました。週末のファイナルにむけて、そろそろスペインに向かう頃でしょうか。
ついでに、結弦くんのお誕生日関連や受賞の記事を少し。長くなりすぎるので、そちらはたたみます。
オーサー編はまたのちほど。
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羽生、内村にビッグスポーツ賞(2014.12.4 時事ドットコム)
2014年のスポーツ界で優れた成績を残した個人や団体を表彰する「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」が4日発表され、フィギュアスケートでソチ五輪男子金メダリストの羽生結弦(ANA)と、体操で世界選手権個人総合5連覇の内村航平(コナミ)が選ばれた。表彰式は来年1月16日。
羽生20歳の誕生日に国内外から祝福(2014.12.7 デイリースポーツ)
村上大介さん
ゆづ~、ハタチのお誕生日おめでとう~!! 大人の仲間入りおめでとう~!! とにかく体を大切にして、GPFで納得できる演技が出来るようにお祈りしてます! Happy birthday and Good luck Yuzu!!!!
ナム・グエンくん(カナダ)
Happy birthday Yuzu! You,re 20 years old now
エルネスト・マルチネスくん(スペイン)
今日は一人天使の20歳のお誕生日です 結弦くんお誕生日おめでとうございます! いつも素晴らしい演技を見せてくれてありがとう そして、無理せずにグランプリファイナルで頑張って、機会があれば会いたいです! いつも応援しています! 大好き~
マルチネスくんって、スペインの選手だけど、ハビくんより、結弦くんラブなんですよね(笑) 結弦くんのこと好きすぎて、日本語の勉強もしてるみたいです。お祝いの言葉も日本語だし、ゆづ愛があふれてますよねえ。さすが、スペイン男は情熱的だわ(笑) クリケットにいたら、結弦くんを、ナムくんと奪いあってるかしら(笑)
“ハタチ”羽生結弦、大人の仲間入りも「子どものままで…」(2014.12.9 オリコン)
男子フィギュアスケートの羽生結弦選手(20)が、今年最も検索数が上昇した人物・作品・製品に贈られる『Yahoo!検索大賞2014』の大賞に選出され8日、都内で行われた発表会にVTR出演をした。
ソチ五輪などの活躍ぶりで一気に国民的な人気を博した羽生選手。「本当にたくさんのいい結果があった年でした」とホクホク顔で振り返り、「これからも注目されるように、さらに頑張ります!」と抱負を語った。
また、きのう7日に20歳の誕生日を迎えた羽生選手は、「ハタチということで、大人の仲間入りをするというのが日本人の概念でありますけど、僕の心のなかでは、まだ子どものままで、向上心を忘れずに課題を追い求めたい」とにっこり。一方で「生活の面ではしっかりと大人になれるように一日一日、ちょっとずつでも成長していきたい」と気を引き締めていた。
しっかり者の結弦くんを子供だなんて、誰も思っていないでしょうけど(笑)、「まだ子どものままで」と言ってくれてるのを読んで、ちょっと嬉しくなりました。二十歳になっても、まだまだ少年の初々しさを残したままでいてほしいという、ファンのわがままです(笑) もっとも、彼の中での「子ども」の概念は、まだまだ「自分は完成品(大人)ではない」という意味なのかな?と、勝手に想像しています(笑)
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2014/12/09 16:00 | 2014-2015 season | COMMENT(7) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
いよいよGPFですね
みずほ様、こんばんは。
羽生くん、スペインへと立たれましたね。
『報道ステーション』の修造さんとのインタを観ていて、とても感心してしまって。
日本にいる間の自分に起きている出来事を、時間の経過に沿って、関心を持たれているであろう事柄について的確に、包み隠さず語る。その姿に。
コーチや連盟が非難されている話では、自己の判断であるといい通し、感謝の言葉で擁護し、NHK杯は、あきらめようかと思った、と一般人の感覚にそうような、親しみの持てる感想をくちにして。
本当に賢くて、人の心を掴んで離さない小悪魔さんですね。^_^;
ちなみに、末娘(9才)は羽生くんをずっと女子と間違えていて、彼が男子と知った時、
「だってあんなにかわいいのに⁉︎きれいなお姉さんじゃん!」と驚いていました。
娘よ、彼は立派な成人男子なのだよ…。
罪な男です、羽生くんは。
No:3684 2014/12/10 01:55 | なゆり #- URL [ 編集 ]
あ○○○ 様
あ○○○さん、こんにちは。
>素敵な記事をありがとうございます
お役になってよかったです。
>いよいよグランプリファイナル!ドキドキしますが、楽しみです
そうですね。万全の状態ではないだけに、一層ドキドキしますが、もう腹を括って、見守るしかないので(笑)
「結果」以上に、この1週間で、彼がどこまで回復できたのか・・・そこにすごく興味があります。追い詰められたときの、彼の底力に期待しています。
拍手&コメント、どうもありがとう♪
No:3686 2014/12/10 10:54 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
おくればせながら
みずほさん、こんにちは。そしてお久しぶりです~。
せっかくのNHK杯⇒羽生くん聖誕祭(笑)だったのに、まったくコメントできなくって悲しいです。
ず~っと調子悪かった胃腸関係を、大阪から帰ったらすぐにブッ壊してしまいました(><;)。
プチ入院だったため、NHK杯フリーもライブで見れず…(泣)
やっと調子も戻りファイナル直前な今さら、NHK関係の映像ニュースをチェックしています。
NHK杯からファイナルまであっという間でしたね!!
涙をこらえてのインタビュー、その高潔さに圧倒されました。
羽生くんの事を考えると上手く言葉が出てこないんですけど、いつもみずほさんの記事を読むと気持ちが整理されます。
このニュースステーション、本当に『素』の羽生くんでしたね。
松岡さん相手だと、いつもより饒舌に、より気安くお話できるんでしょうね。
しかし、羽生くんがNHK杯欠場する、とはっきり言ったのは衝撃です。
あの羽生くんが、はっきり『出来ない』『無理』とあきらめるのは、よっぽどだったんだろうなぁ…
それでもギリギリの状況で、NHK杯に出てくれて、ファイナルへの切符も手に入れてくれて、二回も多く、羽生くんの演技を見させてくれて、本当にありがたいですね。
羽生くんは人一倍(いや、三倍くらいかも)、神様からの濃い愛情を受けているけど、おなじ濃さの試練を与えられてますよね。
並の人なら愛だけ受け取りたいところを、彼は真正面からガッツリ両方受け取ってますよね(笑)
しかもその試練を『こんなにうれしいことはないですよ』って喜ぶし(笑)
みずほさんのおっしゃっていたとおり、羽生くん、ドMですよね…(笑)
肉体的にもMだと思います~。
普段の練習を毎日『死ぬ気で』練習しないですよね、普通の選手は。
世間一般で彼がSだ、っていわれてるのも分かりますが…あの気の強いところがそう見えるのでしょうね…。
自分自身にはドMで、他人にはドSなんでしょうか??
サドな人は、同程度のマゾっけがある、と聞いたことがありますし。
誕生日おめでとうツイ、今知りました~ありがとうございます。
しかしエルネスト君……すごいわ。ガチですね(^^;)
本気で惚れてますね~!!
欧米の男から見たら、羽生くんの美貌は美少女にしか見えないでしょうね…。
年下のスペイン男子を本気にさせるとは…羽生くん、魔性の男(笑)
みずほさんの、羽生くん聖誕祭の記事、とっても心に染み入る内容でした。
そしてそれにコメントする皆さんの言葉も優しく、あぁ羽生くんって素敵な選手だなぁ~って泣きそうになりました…。
こんな素敵な選手の、貴重な10代の輝きを共有させてくれて、われわれファンも成長させてくれて、羽生くんに恩返ししたい気持ちでいっぱいです。
20代の羽生くんは、10代の彼がそうであったように、いちねんいちねん強く、美しく、輝いて成長していくことでしょうね。
みずほさん、いつもいつも、素敵な記事ありがとうございます。
ファイナル、全日本と怒涛のように続きますけど…がんばってくださいね(笑)!!
No:3687 2014/12/10 11:28 | レモン #UoVir/mY URL [ 編集 ]
なゆり 様
なゆりさん、こんにちは。
>『報道ステーション』の修造さんとのインタを観ていて、とても感心してしまって。
それは私も見ました! 客観的に自己分析しながら、すごく率直に語ってくれてましたね。相性が合うのか、修造さんのインタでは、他より素直に自分をだしてくれてるように思います。
中国杯で、再開した6分間練習にでてきたときは、異常な状況だったから、怖いとか感じる余裕もなかったのでしょう。でも、NHK杯にでて、自分に6分間練習へのトラウマがあるのだと発見した・・・私は、それだけでもNHK杯にでた意味があったと思いました。「傷」は早く発見して対処した方が、治りも早いですから。
バラエティーで強行出場について騒がれていることにも言及するとは意外でした。でも、あのインタでは、かなり素をだしてたと思うけれど、そんな風に正直に語っても、決して失言しない・・・本当に賢い子なんでしょうね。
>末娘(9才)は羽生くんをずっと女子と間違えていて
わかります。今はだいぶ男っぽくなったけど、以前は本当に女の子みたいでしたから。いや、男とか女とか超越した、なにか別の生き物というか(笑) あの透明感は、女子選手にもありませんよね・・・。
>罪な男です、羽生くんは。
本当に・・・いっぱいゆづ中毒患者を作ってますよね、現在進行形で(笑)
コメント、ありがとうございました♪
No:3689 2014/12/10 12:29 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
レモン 様
レモンさん、こんにちは。
>ず~っと調子悪かった胃腸関係を、大阪から帰ったらすぐにブッ壊してしまいました
そういえば、体調が悪いと、以前もコメントで仰ってましたね。プチ入院って、大丈夫ですか? お大事にしてくださいね!
>羽生くんがNHK杯欠場する、とはっきり言ったのは衝撃です。
最初に氷に乗ったときは、痛くて痛くて、全然滑れなかったみたいですね。だから、結局、5日間しか練習できなかったらしいし、本来なら、出場できる状態ではなかったはずです。とはいえ、ある程度回復してきたら、やっぱり諦めたくなかったんでしょうね。でも、あのEXの「花は咲く」は、とてもそれだけ滑れなかったスケーターの滑りとは思えませんでしたよ。あれを観たとき、彼は、絶対大丈夫だと思えましたもの。
>みずほさんのおっしゃっていたとおり、羽生くん、ドMですよね…(笑)
>自分自身にはドMで、他人にはドSなんでしょうか??
あくまでも私個人の見解ですが・・・。
基本、S人間は、こと自分の痛みに関してはチキンですよ。他人の痛みには鈍感だけど。
彼が他人にドSなんてとんでもないです!(笑) 私は、彼ほど他人に優しい人間は滅多にいないと思っています。
優しい人じゃなかったら、「震災で苦しんでる人がいるのに、自分だけ好きなことしていていいのだろうか」とか「金メダルとっても復興に何の力にもなれなくて空しい」とか、悩むはずがないです。ハンヤンと衝突した後も、ハンヤンの容態を気遣って、自分も怪我して混乱してるのに、結弦くんの方から足を運んでハンヤンに会いにいったりしてましたよね。
そんな優しいドSがどこにいるんですか!(笑)
2011年のスケート誌なんですが、FaOIで、モンキーマジックさんが結弦くんと共演したときのインタがありまして、そこでモンキーマジックさんは「羽生選手はすごく優しい人」だと言ってました。まだ結弦くんが16歳のときですよ。そして、「ぜひ一緒に「Change」をやりたい」とも。それは、今年のTOIで実現したわけですが・・・。
織田さんが「羽生選手は女性に優しい。あれはモテるわ」と言ってたけど、彼が女性に優しいのは下心からじゃなくて(笑)、弱者に優しいということだと思います(「女が弱い」という設定には異論は認めます・・・笑) だから、彼は子供にもすごく優しいですよね。そして、弱者に優しいから、震災で苦しんでる人をほおっておけないんですよ。
中村健人さんが立教大学のコラムで、オリンピックについて、こんなことを言ってました。
「行けたらいいな」って思っててもそれじゃまず同じ土俵にも立てないんだよ。 だから目指すとは言ってたんだけど、自分には嘘つけなかったんだろうね。本心では思ってなかったんだよ。結弦とかにはばれてたからね。 カナダで「健人君オリンピックどうするの?頑張ればいけるんじゃない?」って言われて。「てめえ」って思ったけどね(笑) 「行けるんだったら目指そうかな」って返したら、「目指そうかなじゃ無理だよ」って。決定的に人を押しのけてまで這い上がるって意識がなかったんだと思う。
これだけ読んだら、結弦くんが厳しいこと言ってるように見えるかもしれない。
結弦くんは自分に厳しいから、ときには他人にも、ストレートなことを言うこともあるのかもしれない。でも、だからドSだとは思わない。彼は、賢い子だから、どうでもいい相手にだったら、こんなこと言わないはず。中村さんを「頑張ったらいける」と見込んでるからこその、彼なりの「真摯な言葉」だったんだと思うのです。
ただ、本当に自分にすご~く厳しい子だから、自分を痛めつけることには・・・本当に鈍感な子というか。理性では「ステイヘルシー、ステイヘルシー」ってわかってるんだろうけど、行動がまったく伴っていないというか(笑)
フィジカルなことだけでなく、メンタル的にも、なんかもういろんなものを背負いまくって、自分を追い込みまくって、ボロボロの状態になっても、「なんて幸せなんだろう」なんて恍惚としてる子が、ドMじゃないとは、私には思えないんですよねえ(笑)
>世間一般で彼がSだ、っていわれてるのも分かりますが
だから、なんで「ドS」だなんて言われてるのか、私は不思議なんですよ(笑)
・・・と、ついドS&ドM語りをしてしまいました(笑)
>しかしエルネスト君……すごいわ。ガチですね(^^;)
ハビくんに、結弦くんへのラブレター(もとい、ファンレター)を預けて、結弦くんに渡してほしいとお願いしてたこともありましたね。でも、そこらへんの女子選手よりはるかに綺麗で、あのポテンシャルだから、憧れるのも無理はないですよねえ。
>みずほさんの、羽生くん聖誕祭の記事、とっても心に染み入る内容でした。
ありがとうございます。みなさんのコメントも、ゆづ愛にあふれていて、感動しました♪
>こんな素敵な選手の、貴重な10代の輝きを共有させてくれて
ソチで初めて知ったんのじゃなくてよかったとつくづく思います。十代の一番輝いていた時期を見守ることができたことを、本当に幸せに思います。
>ファイナル、全日本と怒涛のように続きますけど…がんばってくださいね(笑)!!
はい、怒涛ですね(笑) 頑張ります・・・!
コメント、どうもありがとう♪
No:3691 2014/12/10 16:28 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
みずほさま
コメントが前後してしまいましたが……
結弦君の数秘を分析したサイトがあったのご存知ですか?
ソチの直後に書かれたものなのですが、
わたくし最近読み、怖いくらいに言い当てていると驚愕しています。中でも
ー達成度には興味がなく、目標を次から次へと更新してしまうので、いつまでも理想を追い求めることになってしまう…
エスカレートすると、非現実な目標に向かってストイックな努力を続けてしまう場合も。
と言う箇所に、いや、言葉を失くしました。これが「ドМ」の正体なのでは?
また、
ー結弦さんが、心から願いが叶い、達成したと感じていくのは、今年の誕生日以降となるでしょう…
ともあり、これはもう、信じます!
No:3693 2014/12/10 22:14 | レモンパイ #- URL [ 編集 ]
レモンパイ 様
レモンパイさん、こんにちは。
>結弦君の数秘を分析したサイトがあったのご存知ですか?
知りませんでしたが、検索してたどりつきました。
よく当たっていますね。
このブロガーさんのいう「秘数」は「運命数」のことだと思うのですが、以前にも、別のブロガーさんが結弦くんを「運命数」で占っていて、それもとても当たっていました。(それも、コメントから教えてもらいました)
荒川さん、ソトニコワ、ライサチェック、キムヨナ、それに結弦くんと、近年の男女シングルスケーターの金メダリストには、運命数33がやたら多いようですね。
「誕生数33は、どこまでも、どこまでも高い理想を追求していくという数字。」なのであれば、確かにアスリートにはぴったりの運命数ですね。実は、私も運命数が33なんですよ(笑) でも、理想高くないし、怠け者だし、う~ん、なんでだ~と思ったりしています(笑)
でも、私も「結弦さんが、心から願いが叶い、達成したと感じていくのは、今年の誕生日以降となるでしょう」というところは、すごくすごく信じたいです!
コメント、どうもありがとう♪
No:3694 2014/12/10 23:54 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
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