羽生結弦選手 GPF2014を終えて ~FS海外実況動画まとめ その1~

グランプリシリーズ、結弦くんの、フリーの海外実況動画のまとめです。
このグランプリシリーズ、中国杯の優勝予想は、ほぼ100%の人が結弦くんが優勝と予想していました。NHK杯ですら、優勝候補筆頭とみられていました。けれども、NHK杯での状態から、ファイナルでは、結弦くんを優勝予想にあげる人はほとんどいなくなりました。これは復調には時間がかかる・・・そう考える人が増えたのでしょう。それが、蓋を開けてみれば、SPもFSもトップで、ぶっちぎりの完全優勝。特に、フリーは、世界中の解説者を震撼させるほどの出来で、自己最高得点を更新したのです。

そういうわけで、フリーについては、たくさん実況動画が翻訳付であがっています。一度にあげるには多いので、2回に分けてまとめます。動画主様、翻訳神様、ありがとうございました♪

なお、今回の優勝に関しては、特筆すべき点がふたつ。ひとつは、GPシリーズ獲得ポイント6番目としてSP第1滑走となった選手が優勝したのは、過去2003年のE・サンデュ(カナダ)だけだということ。過去20回の大会で、結弦くんは二人目となります。もうひとつは、1996年に創設されて以降、五輪で金メダルを獲得した5人のうち、翌シーズンのファイナルに出場したのは結弦くんが初めてだということ。もちろん優勝も初です。


では、今日は、中国語実況と英語実況をあげておきます。英語実況はB.ユーロ、CBC、NBCです。

中国語版は、動画を直接は貼り付けできないので、SP同様、サムネイルを貼っておきます。
観たい人は、サムネイルから、ニコニコ動画に飛んでください。

                

今回も、詳しいけれども、わかりやすい、よい解説でした。フィギュア選手のコンディション作りのデリケートな部分にも言及。ジャンプの質についても、細かく解説されています。
一般の男子の3Aは、幅3~4メートルくらいで、滞空時間は、1秒近いとされています。回転速度はジャンプしてから5回転/秒。直立のジャンプの場合、3.6回転/秒とされています。羽生選手のジャンプは、こういうレベルを超えているんです。非常に質の高いもので、ジャンプは、彼の絶対的な強さです
すごいですね・・・。こんなこと、Jスポでも言わないわ(笑) 中国の解説は本当に真面目ですね。


アメリカのNBC実況、解説は、お馴染み、ジョニー・ウィアーとタラ・リピンスキーのコンビです。

      

リピンスキーは、ここで、なかなかいいことを言っています。
「(NHK杯のような)こういう最低の経験というのは、どんなアスリートも感じるべきものなの。自分自身に影響するの。努力すれば元に戻れる。今まさに、おこったのは、それなのよ
同じようなことを、オーサーも言ってました。どんなアスリートでも屈辱的な経験をすることはある。それをどう克服していくかで、そのアスリートの真価が問われるのかもしれません。


カナダのCBC解説は、実況ブレンダ・アーヴィン、解説はカート・ブラウニングとキャロル・レインです。

      

こういったジャンプは、もしかしたら天から投げ落とされてくるのかもしれない。そして、それをキャッチするのに、ピッタリなのが彼だったんだ
氷上機が滑らかな湖面の上に降りるように着氷できるんだ
カートって、けっこう詩人?(笑)  結弦くんのジャンプは天からの贈り物だと言ってるんでしょうね。確かに、天賦の才能のことを英語で「GIFT」といいます。結弦くんは、スケートの神様に選ばれた人なのです。

世の中にうまいスケーターがいて、その上に偉大なスケーターがいて、そして(それとは別に)ユズル・ハニュウがいる。彼は全く別のレベルにいるのよね
彼って、まさにフィギュアスケートをするために完璧に設計されたマシーンみたい。私、こんなに生まれもっての才能のあるスケーターは見たことがないんじゃないかしら
キャロルさん、結弦くん大絶賛でしたね。「別次元」だけでなく、「マシーン」認定までされました(笑)

P.Jさんの結弦くんのインタビュー、オーサーのインタビュー付です。結弦くん、英語も以前より上達しました。


そして、これもお馴染みのB.ユーロ版です。クリスさんとサイモンさん。こちらはyoutube版で。
6分間練習、フリー演技、その後勝利者インタビューと続きます。

  

ショートでハニュウが最初にでてきたでしょう。で、あの演技で、残りの選手の演技が霞んでしまった
オリンピックチャンピオンで世界チャンピオン。彼の演技を見られることは夢のような体験です
「(二つの四回転成功の後) もうここで既にまったく別次元のレベルのスケーティングの質です
「(演技終了後) ユヅル・ハニュウを形容する『最上級』の言葉は、使い尽くしたでしょう。でも、まだひとつある『インスピレーショナル』
およそスポーツというスポーツを考えても、そして男性女性すべてを挙げてみても、この青年ほどのアスリートがいったい何人いるでしょうか
今年のベストスケーターの話をしてるんじゃない。彼の世代のベストスケーターのことでもない。この選手は、今までのすべてのスケーターの中で最も偉大なスケーターかもしれない。負傷しない限りね
本当に類まれな才能だね、間違いなく。彼は本物だよ

イギリスのゆづリスト(笑)のお二人らしく、これでもか!というくらい最上級に誉めちぎっておられます。
特に、「史上最高のスケーターかもしれない」というお二人の言葉は、常々、「結弦くんはスケ―トの神様が創造した最高傑作」だと言っている私には、我が意を得たり・・・という嬉しい言葉でした。しかも、「羽生結弦伝説」は、まだ始まったばかりなのです。そう考えると、空恐ろしいです。

では、残りの海外実況は、その2で。


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2014/12/24 14:05 | 2014-2015 seasonCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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