羽生結弦選手 オータムクラシック2015 FS演技動画
オータムクラシック、男子フリープログラムが終わりました。
強敵のいないB級試合。優勝して当たり前の試合ではありましたが、初戦なので緊張はしたと思います。
そんな中、ミスはあったものの、順当に、二位に大差をつけての優勝でした。
羽生結弦、今季初戦で完全V 「正直くやしい点がすごく多い」(2015.10.16 デイリースポーツ)
フィギュアスケート男子で14年ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20)=ANA=が今季初戦となるオータムクラシックのフリーに臨み、フリーでもトップの184・05点をマーク。総得点は277・19点で、SP、フリーとも1位の完全Vで、今季初戦を飾った。
フリーは陰陽師、安倍晴明を演じる「SEIMEI」を披露。狩衣を身にまとい、太鼓と和笛の鳴り響く中、4回転ジャンプを3本組み込んだ今季から挑戦する超高難度プログラムに挑んだ。冒頭の4回転サルコーは華麗に着氷、続く4回転トーループは手をついたものの何とかこらえた。ただ、後半の4回転は転倒。その後のトリプルアクセルからの連続ジャンプもややミスが出たが、切れ味を増した華麗なスケーティングで他を圧倒。演技後は悔しそうに歯がみしたが、初戦としては上々のスタートを切った。
試合後は「正直くやしい点がすごく多いが、点数が思ってた以上に評価してもらえた。まだ4回転3つの構成で決めれてないのがちょっと悔しいが、試合勘がない中で2つの4回転で立てたのは良かった。一呼吸おいてから、スケートカナダに向けてたくさんのことを調整していかないといけない」と、先を見据えた。
衝突事故やけがなどの不運に悩まされた昨季からの巻き返しを誓う今シーズン。今後はGPシリーズ2戦(10月スケートカナダ、11月NHK杯)に出場し、12月のGPファイナル(バルセロナ)で3連覇を狙う。
高難度の挑戦的演技=羽生、順調に初戦(2015.10.16 時事通信社)
有力選手が出場していない競技会とはいえ、圧巻の優勝だった。映画「陰陽師」の横笛と太鼓の調べに乗り、氷上に和の世界を繰り広げた新しいフリーで4回転を3度。羽生は「点数は自分が思っていた以上に評価していただけた。収穫にもなり、また課題も見つかった」とほっとした表情で振り返った。
冒頭で4回転サルコーを鮮やかに決めたが、次の4回転トーループではバランスを崩し、後半に飛んだ4回転のコンビネーションで転倒。だが、切り替えは早かった。
トリプルアクセルのミスを取り返すため、自身初のトリプルループからの連続ジャンプに挑戦。「アクセルの失敗があったからこそ、とっさに冷静になり、ああいう判断ができたのかなと思う」
まだ調整段階とはいえ、高難度のジャンプを組み入れた挑戦的なプログラムには、羽生の今シーズンへの意欲が表れた。今月末のスケート・カナダに向けた前哨戦での優勝は当たり前。「緊張感の中で、特に後半の4回転に関しての感覚を初めてつかめた」と次戦に照準を定めた。
<スケートカナダ オータムクラシック 男子シングル結果>
1 Yuzuru HANYU(JPN) 277.19(SP:93.14/FS:184.05)
2 Nam NGUYEN (CAN) 241.10(SP:86.53 /FS:154.57)
3 Sean RABBITT (USA) 201.70(SP:64.75/FS:136.95)
今日もライストで見ていました。結弦くんは第2グループの4番滑走。視聴者数は、第1グループのとき8000~9000人くらい。第2グループから急に増え、第1滑走者のとき、すでに16000人ほどに。その後も徐々に増えて、結弦くんのときには、21500人台に乗りました。結弦くんが終わった後は減り始め、最終滑走のときには15000人くらいになってました。平日だから、まだこの程度だったけど、週末だったらこの何倍も視聴者がいたのではなかろうか。実際、仕事で見たくても見れない人が多かったようだから。
Yuzuru HANYU 羽生結弦 FS - 2015 Skate Canada Autumn Classic
プロトコルはこちら → http://skatecanada.ca/wp-content/uploads/2015/10/aci-2015_senior-men_fs_scores.pdf
冒頭の4S綺麗に決まりましたね。GOEが1.8ついています。4Tはお手付きでしたが、基礎点はとってます。
後半の4Tはコンビネーションの予定だったと思うのですが、単独になり転倒。
3Aも2本目ステップアウトしてしまったのでコンビネーションはつけられませんでした。
それでも、とっさに、3Loを、3Lo+1Lo+3Sのコンビネーションにしたのはさすがです。
コンボ券1枚余らせてしまいましたが、初戦だし、疲れてる感じだったし、これは仕方ないですね。
ステップのレベルをとりこぼしていますが、そちらはこれからボーンと調整していくでしょう。
調整試合と考えれば、上出来だったのではないかと思います。
いつのまにかナムくんの方が大きくなってしまいました(笑)
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2015/10/16 14:45 | 2015-2016 season | COMMENT(8) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
Re:
優勝してあたりまえ…とはいえ変調なく終わってくれてほっとしました♪
初戦ですし、ケガなく終わって何よりです!
小塚くんは急きょケガで欠場だし…やはりチームJAPANの層の薄さが気になりますね。
ナムくん、ちょっと見ない間に大きくなったなぁ…クリケットで「壁ドン」しても違和感ないかも…なんか萌えますね>^_^<
スケート・カナダも楽しみです♪
No:4549 2015/10/16 18:06 | なすか #- URL [ 編集 ]
こんばんは、
SPに比べ滑り込んでないのか?練習に比べ硬かったような気もしました。フットワークも良い感じの練習でしたから。
平昌の厳しさを見据えていることも改めて感じました。そんなインタもちらっとあったかな。
クワドSP2本、FSでは4,5本?若い世代と闘うには鬼畜プロが必須なのでしょうか。流れの中のジャンプ、ステップのアクセントのごときジャンプ。理想とする技術と美しい表現。
平昌までに目指すスケートに近づけたいのでしょうか。
Lv2だったStSq、要素不足ですか?GOEは3でしたが、レベルとGOEの関連が今一つ分かってません。素人ですから違うかもしれませんが、練習ではかなりエッジが深くなっているように見えました。上半身の動きも良くなってきてませんか?
またまた問いかけばかりになってます(汗
脱線しますが、モルドヴィアン?とかの試合をチラ見しましたが、サモヒンくんがSPクワド2本決めてました。もうそこまで来ているのですね。ボーヤンといい十代の技術の進歩は早い。
羽生くん、平昌まで頑張れますよね・・・
No:4550 2015/10/16 22:42 | yokko #- URL [ 編集 ]
なすか 様
なすかさん、こんにちは。
>優勝してあたりまえ…とはいえ変調なく終わってくれてほっとしました♪
何事もなく無事終わって良かったです。
試合のとき、何かと落ち着かないのはいつものことですが、中国杯以降、6分間練習みていてもドキドキするようになってしまいました(笑)
何気にトラウマになってるみたいです(汗)
>小塚くんは急きょケガで欠場だし…やはりチームJAPANの層の薄さが気になりますね。
無良選手も捻挫をよくするみたいだし、男子は高難度構成だから、ベテラン年齢になるとどうしても怪我が多くなりますね。小塚選手は元々故障もちだし、これ以上ひどくならないといいのですが・・・。
日本男子の層の薄さに関しては、正直、あまり気にしていません。
あまり大きな声ではいえないのですが、たぶん男子は(現役では)結弦くんしか興味ないからだと思います(笑) 結弦くん以外だったら、フィギュアは女子の方が興味ある人なので。
>ナムくん、ちょっと見ない間に大きくなったなぁ…クリケットで「壁ドン」しても違和感ないかも
ナムくんは17歳だったかな? まだ背が伸びそうですね。
結弦くんが「KENJIの部屋」で、「もっと身長がほしい。海外の選手はもっと大きいから」と言っていたのを思い出しました。やはり、年下のナムくんに身長で追い越されたのを気にしてるのかしら(笑)
クリケットで「壁ドン」するときは、ぜひ結弦くんは”される側”になってほしいです(笑)
スケートカナダまでいい調整をしてほしいですね。
コメント、どうもありがとう♪
No:4551 2015/10/16 22:50 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
yokko 様
yokkoさん、こんにちは。
>SPに比べ滑り込んでないのか?練習に比べ硬かったような気もしました。
SPは持越しのプログラムですから、フリーのプロの方が滑りこめてなくても当然だと思います。練習より硬かったのは緊張からでしょう。五輪チャンピオンとはいえ、やはりシーズン初戦は緊張しますから。
>クワドSP2本、FSでは4,5本?
SPの後半4回転は、SPクワド2本計画のワンステップだと思います。
ただ、平昌では、フリーは4回転3本までと私は見ています。安定して4本入れるのは無理かと。時間がたりません。それに、フリーでクワドが5本クリーンに入ったら、バケモノですよ(笑) 私は4回転をクリーンに入れられるのは、相当ジャンプ能力のある選手でも3本が限界じゃないかと思ってます。スピンもステップもなく、ジャンプだけ飛んでるなら5本も可能かもしれませんが。
>若い世代と闘うには鬼畜プロが必須なのでしょうか
反対だと思います。若い世代はベテランの上位選手と戦うにはジャンプで鬼構成を組むしかありません。結弦くんがチャンに勝つために組んだ作戦です。それを今の若手はお手本にしてるだけ。でも、鬼構成を組むのはできても、それを完璧にこなすのはなかなかできることではありません。クワドをフリーで3本は、ハビくんもコフトンもレイノルズも以前から組んでいますが、なかなか結弦くんに勝てないのがそれを証明していると思います。
コメント、ありがとうございました♪
No:4552 2015/10/17 01:50 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
初戦を終えて
こんばんは
演技をリピートしていたら、こんな時間に。
初戦を優勝で飾ってくれたので、安堵の胸をなでおろしたというところです。
羽生君は自分でも言っていましたが「緊張しい」なんですよね。練習時より硬い感じは否めなかったのですが、和の雅さ、繊細でありながら力強さを併せ持った演技を披露してくれました。ラストのコレオsequenceが大好きなんですが、(竹林を駆け抜ける一陣の風のようで)前半のステップも良かったですね☆レベル2でしたが。(佐野センセには「もっと動いてほしい」とか言われていましたね~
それにしても恐ろしいまでの超高難度構成!
羽生君は昨シーズン、競技会でノーミスできなかった訳で、普通ならその構成をクリアしてから、次へ進むと思います。でも、羽生君は毎年これでもかというほどハードルを上げて、自分の限界に挑戦していくんですね。正直無謀ではないか、と思った時もありましたが、今は何か清々しさを感じます。常に高みを目指す究極のアスリート魂の持ち主ですから。
次戦に向けて良い調整ができますように。
No:4553 2015/10/17 01:50 | あお #Q3cyE8.I URL [ 編集 ]
あお 様
あおさん、こんにちは。
>練習時より硬い感じは否めなかったのですが
シーズン初戦ということもあるのじゃないでしょうか。
いつもわりとジャンプが安定してるナムくんが調子が悪くて、後半ヘロヘロになっていましたが、やはり緊張から疲れが早くきてるのかなと思いました。
結弦くんも後半の3Aで珍しくステップアウトしましたよね。「だいぶ足にきてるのかな」と。
宮原さんも、CSの初戦では、ショーで披露したときより明らかに硬かったし、多かれ少なかれ、誰しも初戦は緊張するんでしょうね。
>前半のステップも良かったですね☆レベル2でしたが
私もあのステップは好きです。後半のジャンプに意識がいってるのか、抑え気味だと思いましたけど、あそこはあまり動きまわるよりあれくらいの方が好きかも。レベル2ですが、GOEは満点の1.5もらってますよね。それで4.1。レベル4でもGOEが少なかったら、点数あまり変わらないし、どうなんでしょうね(笑)
後半のクワドを控えてるから、力配分的に多少抑え気味なのは仕方ないかなとも思います。
>普通ならその構成をクリアしてから、次へ進むと思います。
>でも、羽生君は毎年これでもかというほどハードルを上げて、自分の限界に挑戦していくんですね
目の前の勝利だけじゃなく、平昌を見据えてるからじゃないでしょうか。もちろん目の前の試合も勝ちにいくけれど、それだけにこだわってると、足をすくわれますから。ソチのチャンみたいに。
すでに五輪金を手にいれた今、自分の限界に挑戦することと、五輪二連覇が彼のモチベーションになってるんだと思いますね、彼の話とか聞いてると。
コメント、どうもありがとう♪
No:4554 2015/10/17 08:49 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
みずほさん、おジャマします。
ライストに夢中になり、盛りだくさんのニュースを追いかけ、動画を見て、記事を読んで、お仕事がそっちのけになってしまいました。(おかげで今は追い込まれて徹夜明け・・笑)
五輪王者が和プロを初お披露目ですもの、当然ものすごいプレッシャーだったと思います。
その中でこの演技、今期は仕上がりが早いですね。ミスはありましたが、正直言ってあまりにも完璧な演技だったらかえって怖かったです。
なんていうか、絶妙の点数で安心しました。
これから少しずつ上げて行って、ブラッシュアップをして、またGPFの頃には驚かせてくれるのでしょうね。
・・・・ていうかもうすでに相当驚いているのですけど!!なんですか、今回のプロ・・史上最強かもしれないです。羽生くんはやはり女性振り付け師との相性がいいような。
誰もが魅了されるあのステップシークエンス。完璧に音に同調した妖艶な晴明の足の運び。練習動画のウエストからヒップのライン。いやーほんんんっっとに彼は魔性の人でした・・底なし沼に引きずり込まれる思いです。
羽生くんは「技術もさることながらこれからますます重要になって来るのはいかに洗練された演技かだ」といった意味の事を言っていましたね。
みずほさんのおっしゃるように平昌がどれくらいのレベルで争われるか、すでに見切っているのだと思います。
もちろん年下の選手たちも伸びてくるでしょう。ただ、その中で何人が順調に成長して行くかは誰にもわかりません。
羽生くんだって強い選手が出てくれば負ける事もあるだろうし、体調を崩せば力が発揮出来ないときもある。
でも、それがスポーツの世界。彼の望む正々堂々とした世界。
わたしはまったく心配していません。あとは彼らしく闘ってくれたら、好きなように挑戦してくれたら・・同時代に応援出来る事が何よりの幸せです。
そして、ひたすら健康を祈るのみです・・ね、みずほさん♪
No:4559 2015/10/19 06:01 | ひろ #- URL [ 編集 ]
ひろ 様
ひろさん、こんにちは。
>その中でこの演技、今期は仕上がりが早いですね。
私も今の時期でこれなら、いつもより仕上がってるかな?と思いました。後半4TをSPもFSも決められなかったのは、本人もいってるように「後半クワド」を意識しすぎてるのかなと思います。1回でもクリーンに決められたら、そういう意識もなくなるでしょう。
>なんていうか、絶妙の点数で安心しました。
こんな公式記録にも残らないようなB級で銀河点だされたら、かえって心配でした(笑) 神演技チケットはもっと先までとっておいてほしいです。
>またGPFの頃には驚かせてくれるのでしょうね。
結弦くん、特にフリーに関しては、GPFあたりが一番いい演技すること多いんですよね。もちろん、GPF3連覇はしてほしいけれど、今シーズンはワールドで、一番いいSEIMEIを演じてほしいなと思います♪
>今回のプロ・・史上最強かもしれないです。羽生くんはやはり女性振り付け師との相性がいいような。
典型的な和風美青年なので、和プロは怖いくらいハマリますよね。マジで日本人形のようです。
あれだけジャンプミスして184点なら、単純計算しても、ノーミスなら軽く200点越え間違いなしですね! 今シーズンはぜひ達成してほしいです♪
なな美さんもよかったけど、ボーンとも相性よさそうですよね。
>もちろん年下の選手たちも伸びてくるでしょう。
>ただ、その中で何人が順調に成長して行くかは誰にもわかりません。
そうなんですよね。今、男子でも女子でも若い子にすごくスポットライトあたってますよね。でも、その中で生き残るのはごくごく一握りにすぎません。
結弦くんがジュニアの頃ライバル視してたのはガチンスキーとハンヤンだけど、ガチは一年早くワールドメダルとったもののその後伸び悩んでるし、ハンヤンもいいものをもっているのに今ひとつ成績残せない。才能があっても順調に成長するってすごく難しいことなんですよね。結弦くんは一握り中の一握りで、奇跡のような子なんです。トレーシーが「ユヅルは、神から与えられた才能を大事にして、それを最大限に生かす努力ができる。それが彼の最大の武器」みたいなこと言ってましたが、本当にそのとおりだと思います。
だから、「ジュニアの誰それがクワドを何回跳んだ」と騒ぐ人もいるけれど、そこからどれだけ伸びてこれるかは未知数だと思ってます。
>技術もさることながらこれからますます重要になって来るのはいかに洗練された演技かだ
クワドだけを重視するならフリーにクワド4回もあるかもしれないけど、「洗練された演技」をも重視するなら3回が限度じゃないかな~。3回でもクリーンに入ったら、結弦くんに勝てる選手はいないはずですし。転倒のディダクションも3から4になったし、平昌のプレシーズンあたりからは安定性も考えていかないといけませんしね。
>そして、ひたすら健康を祈るのみです・・ね、みずほさん♪
はい、一に健康、二に健康、三四がなくて五に健康です!
健康でさえあれば、彼は大丈夫。健康な身体で、もてる力を100%発揮してほしいです♪
コメント、どうもありがとう♪
No:4562 2015/10/19 09:38 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
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