羽生結弦選手 NHK杯2015 SP海外実況動画(イタリア&フランス 翻訳付) SP世界最高得点更新おめでとう!

ゆづファンの皆様は、もう何度もリピされたことでしょう。結弦くん、やりましたね!!


自らがもつショート世界最高得点更新です!!106.33!!


羽生、SPで世界新 「絶対抜かしてやる!」4回転2発決めた(2015.11.27 スポーチ報知)

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯は27日、長野市ビッグハットで開幕。男子ショートプログラム(SP)で、2014年ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20)=ANA=が、自身の世界歴代最高得点を塗り替える106・33点で、3連覇がかかるGPファイナル(12月、バルセロナ)出場へ向け、首位発進を決めた。

4回転ジャンプを2度入れる新しい演技構成で最終組の最終滑走で臨んだ。ショパンのバラード第1番の調べに乗り、冒頭の4回転サルコーを成功。続く4回転トーループ+3回転トーループも完璧に着氷。日本男子初の金メダルに輝いたソチ五輪SPの101・45点を4・88点上回る圧巻演技を見せた。ジャンプの基礎合計点は史上初の100点超えとなる101・45点をマークした、ソチ五輪での30・76点を上回る34・45点だった。

前組の最終滑走では金博洋(中国)が、冒頭に大技の4回転ルッツ+3回点トーループで19・33点を稼ぐなど、2度の4回転ジャンプを成功させて今季世界最高の95・64点をマーク。見せつけられた羽生は試合後、「絶対、抜かしてやる! 見てろよって思った」と闘志を込めて挑んだ胸中を明かした。

表彰台入りでGPファイナル進出が決まる。史上初のファイナルV3へ。28日のフリーに向け、キングは「まだ(SPが)終わったばかり。しっかり気持ちを切り替えたい。明日こそ大切なフリーなので頑張りたい」と意気込んだ。

羽生結弦「一生懸命やった。点数よりもSPでミスできなかったので、まずは良かった。練習してきたことが間違ってなかったので、驚きやうれしさよりもホッとした。(第1組の最終滑走でマークした金博洋の得点に)絶対抜かしてやる! 見てろよ! って、思ってやった。(フリーに向け)まだ(SPが)終わったばかりなのでしっかり気持ちを切り替えたい。明日こそ大切なフリーなので頑張りたい」

ブライアン・オーサー・コーチ「(羽生の)この演技を待ちわびていた。4回転を2つ入れることが世界トップレベルの新基準。私の考える変更点は保守的だったが、彼は野心的だった」



<男子SP得点と順位>
1位  羽生結弦(日本)    106.33
2位  金博洋(中国)   95.64
3位  無良崇人(日本)   88.29


プロトコルはこちら → ISU GP NHK Trophy 2015 MEN SHORT PROGRAM

ボーヤンのたたき出した世界最高技術点を56.50を、たった数分で更新してしまった結弦くん。
技術点59.44って、まるで女子のショートの得点じゃないですか(笑)

とはいえ・・・昨日の記事で、中国杯の演技から、ボーヤンを「今の段階では、世間で騒ぐほど怖い選手ではない・・・と、個人的には思っています。」と評しましたが、この点については、ボーヤンに謝ります(笑) 中国杯のときより全体的にかなりよくなっていました。GOEも中国杯よりついているし、PCSもあがった。このまま、順調に成長すれば、結弦くんにとって、間違いなく怖い存在になるでしょう。ただ、結弦くんも、刺激を受ける存在がいる方が伸びるタイプ。ボーヤンという存在は、間違いなく、結弦くんの成長促進剤になってくれると感じました。ショパンもびっくりの、限りなく優雅でありながら、凄みを感じさせるバラ一でした。

今日付のスポーツナビのある記事の中で、こんなくだりがありました。

次戦のNHK杯に向けて、羽生が選択したのはジャンプ構成の変更だった。そうした案が出た当初、オーサーコーチは少し難度を下げた構成にするつもりだったという。しかし、羽生自身が首を縦に振らなかった。あくまで4回転を2本入れることにこだわったのだ。その理由を羽生はこう語る。

「選択肢として、昨年の事故(中国杯FSの6分間練習で他の選手と激突し負傷)のあとと同様に、4回転を最初に跳んで、そのあとアクセルをやって締めればいいというのもなくはなかったです。ただ、実際にそれをやって得られるものは何かと考えたときに、結局昨年から練習していて、事故が起きたから難易度を落としたけど、ノーミスでいけなくて、それがただできるようになっただけなんです。それだけでは成長とは言えないですし、僕にとっての成長はそんな幅では絶対ダメだと。成長したいという意味も込めて、やりたいと思ったんです」


昨年と同じ構成にしてノーミスしても意味はない。そんな小さな幅を彼は”成長”とは呼ばないのですね。
ショートの後、結弦くんが会見で、こんなことを言っていました。

四回転2回跳んで スピンもステップも 全部加点をもらえるような 
ショートプログラムをやってしまえば誰も勝てない


はい、その通りです(笑)  でも、それは、たぶん選手は全員わかっております。でも、できないの(笑)
それを軽々とやってしまえるのが、羽生結弦が”怪物”だの”宇宙人”だの言われる所以なのでしょう。

演技前に、喘息の吸引をしてるらしき映像が映っていたので、少し心配していました。
インタビューのとき、「お鼻が少し赤い。なんでかしら?」と思っていましたが、もしかして吸引のせい? 
ただ、本人が「一生懸命練習した」と言っているので、練習に差し支えるような状態ではないのでしょう。
そういえば、オーサーも喘息だったとか。そういう意味でも、結弦くんのよき理解者でありますね。
ソチ五輪の世界最高得点のときは、キスクラに同席できなかったオーサー。
今回は、キスクラで結弦くんと一緒に喜びを分かち合えてよかったなと思いました。

さて、各国実況動画が続々と上がってきてますが、イタリア解説に早くも翻訳がついています。仕事早っ!
ママン実況ではなく、「惑星ハニューへようこそ」のオトン実況です。
ママンの絶叫も聞きたかったような気がしますが(笑)、オトンも面白いですね~。絶賛の嵐です(笑)

     【イタリア版翻訳】羽生結弦 2015 NHK杯 SP
     


次に、フランス実況です。こちらも翻訳早いですね! 

     【フランス実況】 羽生結弦 2015 NHK Trophy SP
     


ショート後の1問一答は、長くなるので畳んでおきます。読みたい方は、「続きを読む」からお願いします。


NHK2015SP-1

NHK2015SP-2

今日のフリーも頑張って~♪ 


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羽生「スコア的には羽生復活と思われるかもしれない」(2015.11.27 サンスポ)

NHK杯第1日(27日、長野市ビッグハット)男子の羽生結弦(20)=ANA=がショートプログラム(SP)で自身初の4回転ジャンプ2本を成功させ、自身が持つ世界歴代最高得点を更新する106・33点をマークして、SP首位に立った。 

 --演技を終えて

 羽生「一言でいうと、まだ明日がある。1回もノーミスでしたことがなかったので、みなさんがとても心配してくれていた。力の入った応援をしてくれてありがたかった。正直言って楽しかった」

 --金博洋が高得点をマークした

 「日本語のアナウンスがあるし、得点はわかったけど関係なかった。僕には僕ができることがある。失敗を恐れるのではなく、久々にワクワクしながら滑れた。完ぺきではなかったけど、ジャンプは全部立てた。まだまだできると思う」

 --演技構成を変更して臨んだ

 「4回転サルコーは、まだ評価をいただける入り方、終わり方を予定している。さらに精度を上げたい。久しぶりに気持ちを楽に臨めた。今季予定していたものではなかった。まったく違うプログラムになった。4-3回転は試合で初めて跳ぶことができた。あわよくばフリーの後半で跳べればと思っていたもの。ノーミスでできてよかった。(今後は)後半に4回転を入れるなど成長していきたい」

 --この1カ月でどのような練習をしてきたのか

 「とにかく一生懸命、きつい練習をこなしてきた」

--演技構成の変更を決断した理由は

 「いつかはSPで4回転を2回入れないと勝てないと思っていた。しっかり加点がもらえる(ジャンプの)入り方、終わり方、ステップ、スピン、スケーティング、全神経を使いながら滑り終えることが平昌五輪へ向け必要だった。五輪王者として、連覇するためには圧倒的に強くならなければならない。ここがゴールじゃない」

 --世界歴代最高得点を更新した

 「驚かなきゃいけないと思った。久しぶりに100点を超えて、スコア的には羽生復活と思われるかもしれない。いまできる自分のSPの最高難度ができた」

 --ジュニア世代の成長が著しい

 「宇野(昌磨)選手を始め素晴らしい選手が上がってきた。まだ20歳だけど年寄り扱いされている。僕が無良選手と戦うとき、『先輩だから』という気持ちはない。『絶対に勝ってやる』という気持ちで臨んでいる。やっとシニアの舞台に立ってくれたという気持ち。(4回転)ルッツをまだ組み込めていない。金選手に研究していると伝えたい」

 --SPで4回転は2回必要か

 「できる選手とできない選手がいる。絶対かといわれれば、絶対ではない。僕は4回転が1回の構成で100点を超えることができた。2回やることで失うものはなにもない。プラスアルファできるようになれば」

 --1998年長野五輪の思い出は

 「まだスケートを始めていないので、あまり覚えていないし、五輪も覚えていない」

 --フリーへ向けて

 「気持ちを引き締めてしっかり楽しみながら、できることを存分にやりたい。SPの喜びをかみしめながらリラックスして臨みたい」



羽生106・33点「驚きはなかった」(2015.11.27 デイリースポーツ)

演技後のテレビインタビュー一問一答は次の通り。

 -ものすごい得点が出た。

 「そうですね。でも一所懸命やったんで、点数よりもまずこの曲のジンクスというか、このショートプログラムでなかなかノーミスできなかったっていうのが、まずは晴らせてよかったなというふうに思います」

 -挑戦と位置付けている今年のNHK杯。いい調整はできている?

 「挑戦したかったとか、そういうのは抜きにして、とりあえず一所懸命練習してきたことが間違っていなかったんだなというのがあったんで、驚きとかうれしさというよりも、まずはホッとしたなという感じです」

 -中国の金博洋選手が高得点を出したが、そのあたりの意識は?

 「普通は意識するなと言われるところだと思うんですけど、まあ最終滑走だったんで必然的に(得点が)見えましたし“絶対に抜かしてやるぞ、見てろよ”と思いながらやってました」

 -それを力に変えた。

 「それが良かったのか何なのかは分かりませんけども、言えることとしたら、まずここまで練習を支えてくださった多くの方々に感謝したいなと思います」

 -明日のフリーに向けて。

 「終わったばっかりですけども、しっかり気持ちを切り替えて、明日に向けて、明日こそ大切なフリーなので頑張りたいなと思います」

 (テレビ会見終了後、取材に応じ)

 -演技を終えて。

 「一言でいうとまだ明日があるなというのが率直な心境です。なんかみなさん心配されていたと思う。このプログラムで1回もノーミスでできていなかったので。力の入った応援を感じました(笑)。正直、楽しかったです。1組目で金博洋選手が95点を出していたけど、自分には関係ないと思っていた。自分自身がこのプログラムを、久々にワクワクしながらできた。失敗を恐れずに滑ることができた。完璧まではいかないけど、すべてのジャンプに立てたので、嬉しい」

 -106・33点という得点を見たときは?

 「あんまり驚きはなかった。それよりもやっとノーミスでできたというホッとした気持ちが大きかったですね。“羽生復活”とスコア的に思われるかもしれないけど、今の自分ができる最高難度の演技ができたというだけ。これからもさらに難しいジャンプの入り方とか、後半に4回転を入れるとか、すべて成長していきたい」

 -4回転ルッツを跳ぶ金博洋選手ら若い選手が成長してきているが、意識はする?

 「日本では宇野昌磨選手をはじめ、たくさんの素晴らしい選手が上がってきている。でも、僕、年寄り扱いされてるけど、まだ20歳なんですよね。おそらく僕が無良選手と戦っているのと、あまり変わらないと思う。先輩だからとか思っていないし、絶対勝ってやろうと思っている。彼らもそうだと思う。僕自身、素晴らしい選手がシニアに上がってきてくれて嬉しい。僕はまだルッツやループを演技に組み込めるほどできていないので、彼の素晴らしいジャンプを研究させてもらってます、と伝えたい」

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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2015/11/28 12:15 | 2015-2016 seasonCOMMENT(8)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

Re:

ひぁああ~2日続けて!!

もう得点とかどうでもいいです!!

No:4743 2015/11/28 18:21 | なすか #- URL [ 編集 ]

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No:4744 2015/11/28 18:29 | # [ 編集 ]

Re:

おわあああ!!
どうでもいいけどどうでもよくないぞ!322,40点て!!
伝説見れた!

…たびたびすいません

インタビューが「いい子(グッドボーイ?)」じゃ不満な強気な羽生くんらしさが出てて、よかったですね♪長野を名古屋と言い間違えたの可愛かった(^.^)

女子の開始までにクールダウンしなきゃ(^^;

No:4745 2015/11/28 18:31 | なすか #- URL [ 編集 ]

Re:

\(^o^)/サトコもファイナルいった!!

美しかった…羽生くんの時もですが、まるで信濃のいにしえの神々が。見に来たのでは?と思わせる神演技でしたね~無意識に印を結んで応援してました♪

全日本は激戦ですね(^^;

No:4746 2015/11/28 21:20 | なすか #- URL [ 編集 ]

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No:4747 2015/11/29 01:29 | # [ 編集 ]

なすか 様

なすかさん、おはようございます。

結弦くん、晴明が乗り移ったような演技でしたね!
とにかく、すごいしか言いようがない。
振付をしたボーンも嬉しいでしょう。フリーの世界初の200点越えの記録を作ったプログラムの振付師になれるなんて、全振付師の夢ですよ。
NHKも、この歴史的瞬間をライブで流してくれて本当に良かった。
テレ朝だったら、下手したら録画だっただろうし(笑)

結弦くん、またひとつ伝説を作りましたね。
テレビの前だけど、その瞬間に立ち会えたことに本当に幸せを感じます(タラソワにまでそう言わせるすごい男)。

そして!! 宮原さん、結弦くんとアベック優勝きましたね!
結弦くんのファンブログですが、女子は宮原さんを応援しているうちとしては、本当に最高のNHK杯でした。

今日のエキシも楽しみですね!

コメント、どうもありがとう♪

No:4748 2015/11/29 09:24 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

マ○○ 様

マ○○さん、おはようございます。

歴史的瞬間に立ち会えて本当によかった。
震えが止まりませんでした(笑)

拍手コメント、どうもありがとう♪

No:4749 2015/11/29 09:31 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

ぴ○ 様

ぴ○さん、こんにちは。

>みずほ様のおっしゃる通りコンディション万全なら彼に敵なしですね

これはスケート界の専門家はみなわかってることじゃないでしょうか。
真の天才はそうそう生まれるものではありません。
わかってないのは、視聴率稼ぎのために煽りたがるマスコミと、それに踊らされてる一部のファンだけだと思います。

>OP以来次の得点更新は何時?と期待され続けた事が去年の辛い1年を経てようやく実現したんですね。

あの事故がなかったら、昨シーズン達成していたかもしれません。でも、あの事故を乗り越えたから、さらにメンタルが強くなったような気もします。スケカナでチャンに負けたことが、彼の闘志に火をつけたようだし、結弦くんの場合は、何が幸いするかわかりません(笑) この予測不能なドラマを作っちゃうから、嵌ったら抜け出せなくなるんですよね。

>願わくは昨日のような神演技、次はワールドか平昌で見たいですね。

まず昨シーズン奪われたワールドのタイトルをとりかえしてほしいです。
チャンが2013年フランス杯でSPFSノーミスで世界記録を作ったときは、「これは一世一代の神演技。これ以上は無理では・・・」と思ったけど、結弦くんのすごさは、これがまだ”怪物道への入口”なのではないかと思わせるところです。
昨日が平昌でもきっと金メダルだったでしょうけど、本人はここで満足せずさらに進化するつもりでしょうね(笑)

コメント、どうもありがとう♪

No:4750 2015/11/29 13:47 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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