2016年4月の読書メーター

4月の読書メーターをUPします。

内訳は、BL小説1冊、BLコミック5冊、スケート誌4冊、同人誌4冊、一般小説1冊、その他2冊。

<オリジナル登録本>
チーフと不思議な仲間たち : 大和名瀬 
妄想教師 : 大和名瀬
VOID : 座裏屋蘭丸
Chara Collection 2015
軍隊と男色 ~カストリ雑誌に残された帝国軍人の記録~ : 大竹直子


スケート誌は全部よかったです。
漫画は、クロネコシリーズが安定の面白さ。
BL小説は1冊だけだったけど、「愛しのニコール」は満足感の大きい作品でした。


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2016年4月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:2087ページ
ナイス数:273ナイス

フィギュアスケートファン通信8 (メディアックスMOOK)フィギュアスケートファン通信8 (メディアックスMOOK)感想
★★★★★ 羽生選手の2007年から2010年までのノービス・ジュニア時代の写真を集めたものが65ページほどあり、今シーズンのオフショットなどが10ページほど。ユース五輪や4CCに出場した選手のページが合わせて16ページ、さらに「殿、利息でござる!」が2ページ・・・という構成。もちろん、表紙・裏表紙・奥付などもすべて羽生選手なので、安定の84%ゆづ成分であった。テキスト文は読み流す程度のもので、子供時代の写真集といった感じだけど、ショタコンが大喜びしそうなお写真が一杯で、ファンには嬉しい1冊だった
読了日:4月4日 著者:
クロネコ彼氏のあふれ方 (2) (ディアプラス・コミックス)クロネコ彼氏のあふれ方 (2) (ディアプラス・コミックス)感想
★★★★★ ハリウッドに進出することになった賀神に真悟は別れを切り出す。「賀神の匂いを感じない」という真悟に、賀神は真悟が自分に興味をなくしたと誤解し別れ話を受け入れるが・・・。日本とアメリカという物理的距離と心の距離・・・二人の最大の危機が訪れた。捨て猫だった真悟の「二度と言いたくない」という言葉は「捨てないで」だろうか。傷つきたくないから傷つく前に離れようという真悟が痛々しい。ユージンがすっかりいい人に。レオは癒しアイテム。真悟を愛しているのに冷たく突き放す賀神の真意は何なのだろう。ペーパー付
読了日:4月10日 著者:左京亜也
12時からはじまる (ディアプラス・コミックス)12時からはじまる (ディアプラス・コミックス)感想
★★★★☆ 脱サラでカフェ経営予定者×バーの経営者で同級生再会もの。左京さん曰く「年齢だけは大人だけど高校生の恋をこじらせた二人のお話」で、過去のトラウマから素直になれないツンデレな受を、遅ればせながら追いかけてきた攻が捕まえる。二人の恋もさることながら、バーの常連客3人組のトリオ漫才が楽しかった。誤解やわだかまりが氷解して、落ち着くとこに落ち着く話。「私の作品としてはエロ低め」と謙遜?されてるけど普通にはエロい。ただ、左京さんにしては少し話に物足りなさもあるかな。全サも忘れずに!ペーパー2種付
読了日:4月10日 著者:左京亜也
チーフと不思議な仲間たちチーフと不思議な仲間たち感想
★★★★★ 2015年冬コミ新刊。「不思議の国のチーフ」と「お野菜の神様」のコラボ番外編。主人公はチーフで、ハチモドキチンコバエの友達ができる。ナスの神様と枝豆の神様とも知り合いになり・・・。可愛さがギュッギュッと詰まったお話。名瀬さんは同人誌まで追いかけてるのは「最恐教師」だけだったけど、チーフと神様はこれからも購入しそう
読了日:4月10日 著者:大和名瀬
妄想教師妄想教師感想
★★★★☆ 2015年冬コミ新刊。「最恐教師」番外編。井吹が宿題で課した作文のテーマ「もし過去にいけるなら、どの時代に行って何をやってみたいか。誰に会ってみたいか」で盛り上がる井吹と藤田。藤田が15年前の井吹に会っても、井吹が15年前の藤田に会っても、井吹は藤田に惚れていただろう。それでも、今の二人があるのは、二人のそれぞれの歴史があってこそ・・・という結論に至った二人。過去にいく話ばかりだったけど、15年後の未来に行ったとしても、この二人はラブラブで、井吹は勢力絶倫のままだろうな・・・と想像できる(笑)
読了日:4月10日 著者:大和名瀬
VOID【18禁・完全受注生産】VOID【18禁・完全受注生産】感想
★★★★★ 人間の遺伝子と記憶をもとに作られたヒューマノイドが存在する近未来。マキは、憎んでいた元恋人のレンを元にしたアラタを、悪友から押し付けられる。レンとそっくりなアラタにひどい扱いをしていたマキだが、そのうちアラタそのものを愛し始めて・・・。座裏屋さんらしくサディスティックなセックスシーンがあるが、最後は愛あるハッピーエンドでホッとした(座裏屋さんラブレスなことが多いので)。座裏屋さん、2回?ほど不健全図書に指定されてる作家さんなので、持ち味を生かすためにこういう販売方法でいくのもアリでしょうね
読了日:4月11日 著者:座裏屋蘭丸
ヤリチン☆ビッチ部 (1) 限定版 (バーズコミックス ルチルコレクション リュクス)ヤリチン☆ビッチ部 (1) 限定版 (バーズコミックス ルチルコレクション リュクス)感想
★★★★☆ お下品な学園ドタバタラブコメディ。転入生の遠野は写真部に入部したが、それはヤリチン(攻)とビッチ(受)の巣窟で、セックスデリバリーが主な活動のクラブだった・・・という奇想天外な設定に濃ゆ~いキャラたちばかり。ノンケだったはずの遠野も、友人になった同級生の矢口と、同時に写真部に入部した加島との二人に友情以上恋愛未満の想いをいだくようになる。とりあえず、百合先輩が変人すぎて何考えてるのかわからない(笑) グラサンとった素顔を見たい。ところで、この学校では一度入ったクラブは絶対やめられないの?
読了日:4月12日 著者:おげれつたなか
Ice Jewels(アイスジュエルズ)Vol.02~フィギュアスケート・氷上の宝石 ~特集:羽生結弦「330.43の真実」  (KAZIムック)Ice Jewels(アイスジュエルズ)Vol.02~フィギュアスケート・氷上の宝石 ~特集:羽生結弦「330.43の真実」 (KAZIムック)感想
★★★★★ 新興のスケート誌で知名度も高くない出版社なのにクオリティが高いのはアイクリやCICの協力があるからか。「とっておきの羽生結弦 330.43の真実」の独占インタはよかったし「家庭画報」の袴姿の写真も素敵。あとはGPシリーズとファイナルの振り返り。海外振付師のインタ、ロシア誌でのリプニツカヤのインタの翻訳なども興味深い。ルール解説もすごく詳しくて勉強になった。巻末の羽生選手の折込ポスターにもちゃんと切り取りやすいような工夫があって、これも他の雑誌にはない心遣い。ゆず成分は1/3くらい? 2号も満足
読了日:4月14日 著者:
Number(ナンバー)900号 羽生世代、最強の証明。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))Number(ナンバー)900号 羽生世代、最強の証明。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))感想
★★★★★ 情熱大陸の900回記念は羽生選手だったが、Numberの900号記念号は「羽生世代」。最初の次号予告では、闇カジノ騒動の21歳のバト選手の名前があったが、削除されていた。編集も間に合って、ホッとしただろう。特別編集の「羽生結弦 王者を作り上げた21の思考」は永久保存版。小塚選手のインタやチーム濱田コーチの記事もよかった。羽生選手が壁を叩いた原因となった妨害行為には触れず、本人が集中できなかったから・・・という書き方に不満。しかも「王者のメソッド」の野口氏。日本人ライターは本当に事なかれ主義だな
読了日:4月14日 著者:Number編集部
愛しのニコール (ショコラ文庫)愛しのニコール (ショコラ文庫)感想
小説★★★★★ 挿絵★★★☆☆ 面白い。一気読み。田舎町でゲイとして生きることの難しさ。身を守るために演技をし続けた日々。初恋の榮の存在はニコにとってただひとつの光だった。片思いの相手に、心の中で泣きながら親友の仮面を被って笑顔で接するニコが健気で愛しい。ゲイバーのアイドルになるのも納得。榮はスーパー攻様ではない。鈍感なとこもある。でも、要所要所でカッコいい王子様になる。凪良さんの心理描写はいつもながら素晴らしい。脱帽です。「賞味期限切れの恋」は秀逸。ニコの祖母ちゃんがゆづファンだというオチに受けた!
読了日:4月16日 著者:凪良ゆう
無私の日本人 (文春文庫)無私の日本人 (文春文庫)感想
★★★★☆ 羽生選手映画初出演の「殿、利息でござる!」を観る前の予習で、その原作「殻田屋十三郎」だけとりあえず読了。日本は「恥の文化」というけれど、「廉恥」(心が清らかで恥を知る心が強いこと)が庶民の隅々にまで行き渡っていた古き良き時代。支配階級目線ではなく、被支配階級目線で描かれていて興味深かった。お役人の保身とか事なかれ主義は今も昔も変わらないが、何度も壁にぶち当たりながら「一念岩をも通す」で不可能を可能にしていく人々の姿に胸を打たれる。映画も面白いものになりそうで楽しみです
読了日:4月22日 著者:磯田道史
卒業アルバム 増補版 (EDGE COMIX)卒業アルバム 増補版 (EDGE COMIX)感想
★★★★★ 旧版の「卒業アルバム」やら全サ小冊子やらもっていたので、買うかどうか迷ったけれど、未読の続編を含め1冊にまとめられてることは魅力だったので、内容が重なっている全サ小冊子を下取りにだして、その収入でこちらを購入。やはりバラバラにもってるよりいい。正解だった。本編の「卒業生」が終わったときは、この二人はどうなるのか心配だったけれど、草壁と利人が順調に愛を育てていってるのが嬉しい。原センの方は・・・結局どうなってるのか(つまりどっちがどっちなのか)不明なままで終わってしまったね(笑)
読了日:4月24日 著者:中村明日美子
Chara Collection 2015Chara Collection 2015感想
★★★★★ コミックス19編と文庫8編の番外編小冊子。漫画は全部読了。小説は本編既読の「恋愛前夜」とフレブラのみ。漫画は本編読んでるのは6編(義兄の背中、憂鬱な朝、僕はすべてを~、年頃のオトコノコ~、放課後~、ヴァンパイア)だけだったけど、本編読んでない作品のも楽しめた。フレブラ・・・海斗と和哉の友情、私的には海斗とジェフリーの恋愛より萌える(笑) 「恋愛前夜」も2カップルそれぞれの個性がよくでていて面白かった。桂木はなんだかんだいっても暁人の甘えられると弱いのだね。今でも一緒に食事してるもの(笑)
読了日:4月24日 著者:
このBLがやばい! 2016年度版 (Next BOOKS)このBLがやばい! 2016年度版 (Next BOOKS)感想
★★★★★ 見本誌。2016年版もBL通選者と作品紹介文で参加させていただいた。なのにランキング確認しただけで、4か月も放置(汗)やっとザッと目を通した。最近読む量が激減してるが、そこそこランキング上位を押さえてるかな。BL小説ベスト10に凪良作品が3作品ランクインしてるのがすごい。一穂さんの「イエスかノーか半分か」が一位に。このお二人はノッテルなと思う。一穂さん、宝井さん、おげれつさんのインタもよかった。漫画1位の「テンカウント」イマイチ良さがわからないのだけど、完結したら通して読んでみたいかなと思う 
読了日:4月24日 著者:
フィギュアスケートMemorial 世界フィギュアスケート選手権2016フィギュアスケートMemorial 世界フィギュアスケート選手権2016感想
★★★★★ 眺めて5分で読了。百花繚乱のスケート誌戦国時代だが、このmemorialほどテキスト最小限で写真集に徹しているシリーズは他にない。この潔さが好き。今月発売分ではNumberとSportivaは購入決定してたが、あと1冊ほしかった。見比べた末、このmemorialに決定。決め手はゆづ比率の高さ。130P中118P、9割超のゆづ成分は他を圧倒してる。このシリーズ、これで3冊目だが、80%→85%→90%とゆづ比率が高くなっている。次は95%でお願いします(笑) まさしく「ゆづ以外はいらない」人向け
読了日:4月24日 著者:
薔薇の贈り物薔薇の贈り物感想
★★★★☆ 積読消化。「薔薇」シリーズ全サ小冊子。楽しみにしていた小冊子なのに3年以上放置(汗) 殺伐とした本編とはうってかわり和やかな内容。本編では描き切れなかった話がいろいろ入っていてよかったと思う。レヴィンが眠りから目覚める話が入ってるかと期待したけど、レヴィンはいつまで眠っているかわからないまま。レヴィンが起きたとき、啓もいなくて浦島太郎状態になる可能性もあるって・・・考えたら怖いな。啓をめぐる三角関係、そうなったらラウルの勝ちってことか。最も、ラウルもそういう形で啓を一人占めしたくはないだろうが
読了日:4月25日 著者:夜光花
軍隊と男色 -カストリ雑誌に残された帝国軍人の記録-軍隊と男色 -カストリ雑誌に残された帝国軍人の記録-感想
★★★★☆ 2016年3月発行。1950年代を中心に発売されたカストリ雑誌(性風俗雑誌)に掲載された軍人の男色体験告白記を叶誠人氏の解説付きで集めたもの。表表紙の甲秀樹氏は「薔薇族」の表紙を描いてた画家さん。大竹さんは裏表紙と挿絵を担当。上官の命令絶対下、坊主頭の筋肉隆々&毛深い男たちの、SMあり、稚児趣味炸裂、スカトロもあるぜよ・・・な体験集で、軍隊版「薔薇族」・・・いや「さぶ」か? ゲイにとっては軍隊はパラダイスだったようだ。露骨なシーンはかなり省略されてるが、軍隊の生々しい男色事情がよくわかる 
読了日:4月26日 著者:大竹直子

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テーマ : ボーイズラブ - ジャンル : 本・雑誌

2016/05/02 22:00 | 読書メーターCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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