2017年3月の読書メーター
3月の読書メーターをUPします。
内訳は、BLコミック2冊、BL小説2冊、スケート関連本6冊、
スポーツ雑誌2冊、一般雑誌4冊、テレビガイド1冊、同人誌1冊
3月の話題の雑誌といえば、ananでしょうか。フィギュア特集を組んでいました。
前回の、ananの「羽生結弦特集」が神企画だったので、期待しすぎたのかもしれません。
アプローチの仕方がスケート専門誌と大差なく、ananならではの特色をだしてほしかった。
結弦くんの表紙で読者を釣ってるわりには、結弦くんの頁はさほど多くないですし。
写真も悪くもないが、特別によくもなく・・・図書館で借りた「SPUR」の結弦くん特集の写真の方が、個人的にはいいなと思いました。まあ、「SPUR」の写真は能登さんでしたからね・・・。
「日本フィギュアスケートの軌跡 伊藤みどりから羽生結弦まで」・・・最近よくお名前をお見掛けする宇都宮直子さんの本です。宇都宮さん、浅田真央さんの本を何冊かだされてるんですね。「日本フィギュアスケートの軌跡」というより、伊藤みどりさんから浅田さんまでの日本女子の軌跡・・・という感じの本でした。男子は、高橋大輔さんすら、完全にスルーされてます。本田さんと田村さんだけ、長久保コーチ関連でちょっぴり触れられてるくらい。延々と女子だけの話が続き、最後に結弦くんの章がつけ加えられていました(笑) ほぼ女子本といっていいのだけど、結弦くんが入っていてもあまり違和感ないのはダントツの女子力ゆえか(笑)
この本の中で、印象に残ったのがカタリーナ・ビットの「大切なことはね、個性にあったプログラムを選択すること。ファッションと同じ、自分に似合わない洋服を着ていたらおかしいでしょう?」という言葉。表現の幅を広げるということで、あえて「挑戦プロ」にすることもあるけど、来季は五輪シーズン。結弦くんが言っていたとおり、「自分の魅力を最大限に引き出す」、自分の個性にあったプログラムの選択が大事になってきますね。
国際スケート連盟ジャッジの吉岡伸彦さん曰く「スケーターの格」についての記述もなるほどと思うところがありました。
四回転ジャンプで言えば、それを含め、美しく表現できるスケーターと、跳ぶのに精一杯のスケーターでは、ジャッジに与える印象がまったく違います。要するに、前者と後者では格が違うんです。
この本が出た時点では、吉岡さんは、「関係者はみんな、僕らジャッジを含めてですが、金メダル候補を羽生、パトリック、ハビエルと見ていると思います」と言っています。「このままいけば、金メダルに一番近いのは羽生」とも。そして、「ハビエルとパトリックは、できれば四回転をもう1種類増やした方がいいと思います」と。
今回のワールド、ハビとチャンに関しては、吉岡さんの危惧が当たった形になりました。チャンは、来季はショートを2種クワドにするという話もあるようですが、ハビくんが来季もこのままのジャンプ構成でいくのかどうか(増やすとすればループでしょうが)。オーサーの考えは「完成度重視」ですが・・・。
では、読書メーターの感想はたたみます。「続きを読む」からお入りください。
よろしければポチっとお願いします♪
人気ブログランキングへ
3月の読書メーター読んだ本の数:18読んだページ数:1112ナイス数:155泡にもなれない恋ならば (バンブーコミックス 麗人セレクション)の感想★★★★☆ 初読み作家。短編集。カップリングとしては、大人の男の恋愛を描いた表題作の二人が一番好みかな。死者と交信できる力をもつ公務員「神様」のシリーズは3カップル。最後が叔父とヤンキーの甥の話。叔父は受なんで、成長すると逆転して甥が攻になるとか、神様の赤石は受だけど、親友の荒島がド受なので攻になったとか、カバー裏の設定裏話が面白かった。「神様」シリーズはこれが序盤で、この先が本編ってことは続くのかな。萌えはあまりなかったし、絵も特に好みというわけでもなかったけど、話自体はわりと面白く読めた。ペーパー付 読了日:03月03日 著者:三月 えみ
フィギュア・スケーターズ 4FIGURE SKATERS Vol.4 2017年04月号の感想★★★★★ 四大陸特集。10ページだけ本田真凛選手で、それ以外はすべて羽生選手。両面折込ポスターは四大陸プレカンのアップの顔と白鳥。四大陸以外では、過去の2回の四大陸とジュニアワールドとワールドの振り返り。目を閉じた白鳥のイナバウアーの写真が美しすぎる。この写真とポスターのプレカンのアップの写真が特に好き。大判なのでどの写真もポスターのような迫力がある。ほぼ羽生選手で大判の雑誌はこれだけなので貴重な存在。なんとか収納できる本棚スペースを確保したので(笑)、この路線堅持なら今後も買うと思う読了日:03月05日 著者:
横顔と虹彩 ~イエスかノーか半分か 番外篇~ (ディアプラス文庫)の感想小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 番外編というから、計と潮の番外編集(同人誌の再録とか)かと思ったら、竜起のスピンオフだった。お相手は意外にも下請けのAD・深。深と竜起のカップルは、恋人になるまでのプロセス上にあまり色っぽい雰囲気がなかったので、友達の延長上で「いつの間に好きになってたの?」とちょっと唐突に感じてしまった。栄と深の関係には、何気にきわどさを感じたが(笑) 恋愛部分より、むしろテレビ業界ものの部分が面白かった。最後は栄の人間的な部分が見えたのもよかった。ペーパー2枚付 読了日:03月07日 著者:一穂 ミチ
猫屋敷先生と縁側の編集者 (キャラ文庫)の感想小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ 人気作家×編集者。出版社の業界ものとしても面白かった。作者の一番身近な業界だけにリアリティもある。本屋敷は面倒くさい性格だけど、しっかり者の年上妻・晶川がうまく手綱を握っていきそう。犬明は、当て馬になるのかと思いきや、あっさり退場。怪我で「戻ってきてくれた人」は、スピンオフの伏線か? 最近読む量が減って、作家買いするBL小説家さんは片手で足りるようになってしまったけど、砂原さんは希少なその一人。微妙に外れるときもあるけど(笑)、今回はまずまずのヒット。笠井さんの挿絵は眼福読了日:03月09日 著者:砂原 糖子
AERA(アエラ) 2017年 3/6 増大号【表紙:AAA】[雑誌]の感想★★☆☆☆ 図書館本。オーサーのインタビュー目当て。「独占!ブライアン・オーサー インタビュー 僕らの練習を信じよう」は2ページ。内容はそれほど目新しいことはなかった。四大陸での収穫。主にピーキングのこと。四回転を何本跳ぶかではなく、プログラムの完成度重視・・・というオーサーのポリシーは、フィギュアのあるべき姿だと思う。実に正しい。ただ、昨今、そのオーサーの戦略がそのまま点数に反映しにくくなってきてるような気もしないではなく・・・。もちろん、ただのジャンプ大会なんて見たくはないのだが読了日:03月17日 著者:
文藝春秋 2017年 02 月号 [雑誌]の感想★★★☆☆ 図書館本。読んだのは、目当ての「羽生結弦の勝ち続けるメンタル」の他、「小池百合子×立花隆対談」「韓国よ、朴槿恵だけが悪いのか」「金正恩の核が東京を襲う日」。羽生選手のコラムは折山さんなので、安心して読める内容。3月発売の最新号の羽生選手のグラビアに載ってた某直木賞作家の寄稿が評判悪いが、折山さんにしとけば無難だったのにな。小池さんの対談は、異色のカイロ大学留学の理由や政治哲学などが読めてなかなか面白かった。産経新聞ソウル支局の黒田さんの韓国記事も興味深かった読了日:03月17日 著者:
Number(ナンバー)922号 三浦知良、50歳 まだやるよ。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))の感想★★☆☆☆ 図書館本。「フィギュア四大陸選手権詳報」のみ。文は松原孝臣氏。特に目新しい内容ではなかった。これまで報道されていたことを2ページの尺にまとめた感じ。1ページだけ女子についても触れられていた。写真は榎本麻美氏なんだけど、Numberというか、文藝春秋のフィギュア関連はこの人の写真多いな。個人的に、榎本さんの写真あまり好きじゃないかも。三浦さんの記事は読んでないけど、写真だけサラッと眺めた。顔は年齢相応の年輪を感じさせるが、肉体はとても50歳とは思えない。さすが現役です読了日:03月20日 著者:
Number(ナンバー)1/14特別増刊号 平昌へ。FIGURE SKATING EXCITER 2017-2018 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))の感想★★★☆☆ 図書館本。最初購入しようかとおもってたが、表紙が好きじゃなかったのと、書店で中を確認したら、買うほどでもなかったので図書館で借りることに。本田武史×伊藤みどり×ミッツ・マングローブ対談の「日本フィギュアの未来は明るい!」は微妙。特にミッツ氏の「腕の短い人の方が伸ばしたときに綺麗に見える」はありえない。フィギュア関連の内容は全体的に薄く、写真も中にはいいものがあったが、それだけのために買うほどでもなく、以前に比べると、Numberのフィギュア記事はだんだんイマイチになってきてる印象読了日:03月20日 著者:
ワールド・フィギュアスケート 76の感想★★★☆☆ 図書館本。GPシリーズ総集編。羽生成分は、表紙別で16~17ページくらい。WFSにしては羽生成分多い方かも。ファイナル優勝のインタ&メダリスト会見、NHK杯優勝のインタ&メダリスト会見、ハビのインタ、ストイコのインタを読んだ。ハビのインタでは、スカパーでみた彼プロデュースのアイスショー「Revolution on Ice」について語っていて興味深かった。ストイコのインタも面白かった。写真はジャパンスポーツの菅原正治さんの写真が中心。タッチが柔らかく羽生選手の美しさをよくとらえていると思う読了日:03月20日 著者:
日本フィギュアスケートの軌跡 - 伊藤みどりから羽生結弦までの感想★★★★☆ 図書館本。日本フィギュアスケートの軌跡というより、伊藤みどりから浅田真央までの日本女子の軌跡。過去のNumberで執筆した原稿に、書下ろしで羽生選手の章を付け加えている。過去の男子は長久保コーチの章で本田さんと田村さんについてちょっぴり語られているが、ほぼ女子本。たぶん筆者は女子オタなんだと思う(笑) 羽生選手の頁は21P。ジャッジの吉岡さんの話が興味深い。カタリナ・ビットの「大切なことは個性にあったプログラムを選択すること」も印象に残った。これは採点方式の変わった今でもいえることだな読了日:03月20日 著者:宇都宮 直子
KISS & CRY ~氷上の美しき勇者たち 2017 Spring~to the Gold!!~ 日本男子フィギュアスケート TVで応援! BOOK (東京ニュースMOOK)の感想★★★★★ 羽生成分は表紙裏表紙合わせて45ページプラス両面ポスター(クレイジーとホプレガ)。四大陸とファイナルの写真でセレクトもよく綺麗です。特にEXの写真が好き。ソチ前の高橋さんとほぼ二人誌だった頃のKISS&CRYと見比べると写真の画質よくなった。そして、羽生選手自身も、ソチ前より明らかに美しくなった。コーセーのメイクの人曰く「日本男子は基本的にメイクしない」のに、十代の頃よりさらに美人度増していく男子って、まさに奇跡だな。今回は使わない観戦カレンダーだのシールだのついてないのもよかった読了日:03月21日 著者:
anan (アンアン) 2017/03/29[呼吸と体幹]の感想★★★★☆ フィギュア特集のみ感想。フィギュアスケートBOOKは、P55~78で、そのうち羽生選手の頁は9ページ。内訳は白鳥3ページ、クレイジー1ページ、ホプレガ1ページ、練習着4ページ。プラス、コバヒロさんと佐々木さんの対談ページに羽生選手の写真がワンカット(ホプレガ)あり。野口さんの記事はほとんど既出の内容だったけど、ハビと二人で愛を交わすシーンだけ面白かった(笑) 前のanan「羽生結弦特集」と比べると薄味で物足りない。スケオタしか知らない(たぶん一般読者は知らない)お二人の対談はいらないのでは?読了日:03月22日 著者:
花恋つらね (2) (ディアプラス・コミックス)の感想★★★★☆ 立役×女形。歌舞伎の名門一家の御曹司同士で同い年高校生。惣五郎オタの源介が、「絶対誰にも渡さねえ」と口説いた意味を「役者の相方として」ではなく「恋愛対象として」だと取り違えた惣五郎が、源介を意識してしまい、自分もその気になったものの、源介にはビジネスパートナーとして必要とされてるんだと思い込み、「失恋した」と自己完結してしまう。おおらか攻とツンデレ受のいつもの夏目パターンだけど、今回は舞台設定が珍しい歌舞伎界なので興味深く読んでます。次はラブに進展か? ペーパーとコミコミリーフレット付き読了日:03月25日 著者:夏目 イサク
ever you areの感想★★★★☆ 『横顔と虹彩』の番外編同人誌。44ページ。番組新年会とプロ野球キャンプロケの話。どちらも竜起の人間力(?)が存分に発揮されてます。テレビ番組で放送されてる「こんなところに日本人が?」みたいなすごくマニアックなところに海外駐在させられても生きていけそう。小動物系男子が好物のサバサバ系女子に狙われた深の無自覚さにヤキモチやく竜起が面白かった読了日:03月26日 著者:一穂ミチ
SPUR(シュプール) 2017年 01 月号 [雑誌]の感想★★★★☆ 図書館本。「羽生結弦が開く新たな扉」のスペシャル記事目当て。写真は能登さん。文章は宇都宮さん。カナダの密着レポートとオータムクラシックで、新しい内容ではないのだけど、羽生選手に好意的な文章と印象的な写真が多くて、8ページだが内容はよかった。最近買ったananよりこっちの方がいいじゃん(笑) さすが能登さん&集英社コンビは裏切らないわ。アマゾンのMPで1円で売られていた(付録が欠品のため。送料は257円かかるが)のでポチった。8ページでもこのクオリティの写真が258円なら十分価値あり(笑)読了日:03月26日 著者:
月刊スカパー! 17年4月号 (ぴあMOOK)の感想「ザ・シネマ」はハリポタ全8話放送。「Jスポーツ4」は世界選手権ほか。 「Gaora Sports」はアートオンアイス2017。「AXN海外ドラマ」はホワイトカラーシーズン5。「FOX」は引き続きウォーキングオブザデッド。「スパドラ」は引き続きクリマイとエレメンタリーとメンタリストシーズン2と、あらたにステラ・ギブソン。「テレ朝2」は国別対抗戦の再放送など 読了日:03月26日 著者:
フィギュアスケート日本男子ファンブックQuadruple(クワドラプル)2017+Plusの感想★★★☆☆ 図書館本。羽生選手についてはNHK杯とファイナルの囲み記事と一夜明け会見が「Yuzuru's Voice」として載っているが、BBマガジンを購入してる人だと、全部被っているので不要と思う(BBマガジンにはあるプレカンはない)。今回の記事で面白かったのは織田さんの「徹底解説!羽生結弦の技術力」。バトルとウィルソンの振付方の違いとかも興味深かった。あと読んだのは田中選手と日野選手の対談と、ハビくんのインタ。日本男子ファンブックという書名だが、女子も海外選手も少し載ってる。幅広いスケオタ向きの本読了日:03月26日 著者:
フィギュアスケート・マガジン2016-2017 シーズンクライマックス (B.B.MOOK1365)の感想★★★★★ 四大陸特集。100ページ中、羽生成分は68ページプラス両面折込ポスター2枚(SP&FS&EX&練習着)。四大陸の練習と本番の様子から、囲み会見からプレカンから一夜明け会見まで、すべて掲載されてる神雑誌(テープ起こしご苦労様です)。これだけ語った言葉一語一句丁寧に再現してくれてる雑誌はなく、とてもありがたい存在。朝日新聞の後藤さんの記事も今回はよかった(たまに???なときもあるけど)。写真も今回のマガジンはいいものが多かった。ひとつ難をいうと、雑誌サイズが変則なこと。普通にA4サイズの方がいい読了日:03月27日 著者:
読書メーター
- 関連記事
2017/04/08 08:05 | 読書メーター | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)