羽生結弦選手 「五輪プログラムは完成度重視」
昨日は、男子のフリーは結弦くんだけ、中国のライストで見ました。
今日は、やはり中国のライストで、女子の全滑走者みたのですが、なんで日本で開催している大会なのに、外国のライストを見ないといけないのか、不思議な気持ちになりました(皮肉です)。そんなこんなで、女子のフリーはライブで見てしまったので、テレ朝の放送は、テレ朝アプリで、応援席の結弦くんを見るために、女子後半グループから見てました。応援席の結弦くん、なんか熱血コーチモードでした。将来、もしコーチになったら、こんな感じになんだろうな・・・(笑)
さて、では気になった記事を追加であげておきます。
羽生 平昌五輪へ「自分がしたいスケートをして一歩ずつ進んでいけばいいんじゃないかな」(2017.4.22 スポニチアネックス)
フィギュアスケート男子の羽生結弦(22=ANA)が22日、世界国別対抗戦のエキシビションの練習後に取材に応じた。今季最終戦の同大会はSPはまさかの7位だったが、初めて演技後半に3度の4回転ジャンプに成功したフリーは1位だった。
平昌五輪シーズンとなる来季に向け、「これまでのスケート人生の集大成になるって言おうと思っていたけど、でも、よくよく考えてみたら、どんな試合でもどんな時でも、いろんな経験といろんな練習が詰まった試合をしてきている。いってみれば今回の試合も集大成。何も気持ちは変わらない。自分がしたいスケートをして一歩ずつ進んでいけばいいんじゃないかな」と話した。
エキシビションの練習では4回転ルッツにアタックして1度は何とか着氷したが、「構成を大きく変える予定はない」とした。「思い返してみたら、ボクは難しいジャンプを跳ぶタイプじゃなかった。きれいなジャンプを跳んで表現もしっかりしてスピンも取って、全部でプログラムを作るタイプのスケーター」。確固とした自己分析があるからこそ、今は今季の構成の完成度を高める考えを持つ。
世界選手権では羽生が金メダル、宇野が銀メダル。世界国別対抗ではSP1位が宇野、フリー1位が羽生だった。宇野の存在について問われた羽生は「何かしら言うと、すぐ何か言われるので、いつも難しいなと思う」と言葉を選びながら、「彼が頑張っていることを知っている1人。彼の頑張りが実を結んできて嬉しいと思う気持ちと、いろんなジャンプ、彼しか持っていない表現の仕方、体の動かし方とか、ボク自身も学んで、ボクの武器もさらに伸ばしていけたらな、と思う存在です」と話していた。
羽生結弦 来季の構成は「大きく変える予定はない」 五輪プログラムは完成度重視(2017.4.22 デイリースポーツ)
「フィギュアスケート・国別対抗戦」(22日、代々木第一体育館)
今季すべての試合を終了した男子の羽生結弦(22)=ANA=が一夜明けの取材対応を行い、来季の演技構成について言及した。
今季は4回転4本(ループ1本、サルコー2本、トーループ1本)を軸に、この国別対抗戦ではフリーで5本(ループ1本、サルコー2本、トーループ2本)の構成にチャレンジ。「構成は大きく変える予定はまずありません。何よりまだこの構成でSP、フリーをまだきれいに通しきれていない。もちろん多くの種類を、多くの4回転を跳ばないといけないかもしれないし、コンビネーションも工夫していかないといけないかもしれないけれども、GOEとプログラムのまとまりと、何より自分自身が表現したいプログラムが何かを表現していきたいので。そういう意味では今季せっかく挑戦してきたからこそ、これをよりよい形にしていきたいと今は思ってます」と、今季の構成がベースとなる方針を明かした。
この日のエキシビションの練習では、4回転ルッツにも挑戦し、着氷する場面もあったが「よくよく思い返せば、僕は難しいジャンプを跳ぶタイプじゃなかったし。どっちかというとしっかりきれいなジャンプ跳んで、表現もしっかりして、スピンもしっかり取って、そういう全部でプログラムを作るそういうタイプなので、それを思い返すと、今日ルッツの練習をしてましたけど、そんなになんかルッツとかそういうので頑張ってやるんじゃなくて、表現したいこと、自分が気持ちよく跳べるものをそういうものを増やしていく方がいいのかなと感じています」と、プログラム全体の完成度を上げるプランを示唆した。
羽生結弦 熱いアクセル愛を語る 「懸ける思いはみんなが想像できないところにある」(2017.4.22 デイリースポーツ)
「フィギュアスケート・国別対抗戦」(22日、国立代々木競技場)
今季すべての試合を終了した男子の羽生結弦(22)=ANA=が一夜明けの取材対応を行い、アクセルジャンプに対する熱い“愛”を語った。
「アクセルに懸ける思いはたぶんみんなが想像できないところにある」。
来季の構成で4回転ジャンプを増やす場合、トリプルアクセルの本数が減る可能性もあるが「何よりも僕がスケートをここまで好きになってこれたのは、アクセルのおかげだし、アクセルがなかったら僕は全日本ノービスでも優勝できなかった。こんなに自信をもってスケートをすることはできなかったかもしれない。そういう意味ではアクセルは外したくないなという思いはあります」と、熱っぽく力説した。
いまや世界一美しいトリプルアクセルを跳ぶと呼ばれる羽生。この技を完全習得するきっかけを作ってくれたのは、先日現役引退を発表した浅田真央さん。14歳の時に参加した08年の全日本合宿。ジュニア選手として初めて参加した当時トリプルアクセルが苦手だった羽生は、真央さんが“伝家の宝刀”を跳ぶ姿を見て閃いた。「跳ぶときにそんなに力は入らないんだ」-。イメージ通りに跳ぶと、初めて成功。圧倒的な吸収力で、大技を習得した。また、まだ誰も跳んでいないクワドアクセル(4回転半ジャンプ)にも「自分はクワドアクセルはやりたいと思ってます」と、意欲を見せている。
いまや世界一美しいトリプルアクセルを跳ぶと呼ばれる羽生・・・その通り。カウンターからのトリプルアクセルは、彼にしかできないスーパーアクセルです。でも、その3Aに、最近GOEの満点がつくことがあまりありません。どうしてなのか、どこが悪いのか。ジャッジの皆さん、説明していただけないでしょうか。
来シーズンは、新しい四回転の導入はなさそうですね。このままの構成でいくのか、あるいは四回転の種類を増やさずにベースバリューをあげようとすると、四回転を5本にして、アクセルを1本にするしかありませんが、これほどアクセルに深い思いのある結弦くんなので、それも考えにくいところがあります。ただ、国別対抗戦で、後半3本、それも前半と変わらないクオリティの四回転が入ったことで、構成の選択肢が増えたのではないかなと思います。
日本代表の皆さん、優勝おめでとうございます。海外チームが半分観光気分だったのに対して、日本チームは、結弦くんをはじめ真剣モードでしたから、その差がでたのと、正直、今日の日本女子はかなり地元アドバンテージをいただいてたような気がしましたので(笑)、メドベが完璧な演技で、160点超えをしたときも、「まあ、これくらいださんと、バランスとれないよな」と思いました(笑) しかし、本当にメドベつえーな。昨シーズンはたまにミスることあったのに、今シーズンの演技にはまったく隙がない。この状態が来シーズンも維持できたら、平昌五輪の金はまずかたいでしょうね。
結弦くん、カッコいいけど、真剣すぎて顔怖い(笑) 熱血コーチモードに入ってますね…(汗)
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2017/04/22 22:15 | その他(2016-2017) | COMMENT(8) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
4lzか4Aか…
羽生選手は頭が良く、受け答えが本当に上手ですね。
メディアが煽らないよう、お手本のような回答。
これらの記事、「完成度重視」を強調していますけど
よく読むと「構成を上げない」とは一言も言っていないんですよね。
そして、それを匂わせる行動をしている(笑)
私はメディアの「表現が―」、「色気が―」という旧採点時代の化石のような
言動が嫌いで、技術とプロトコル重視の羽生ファンなのですが、
若手の動向、今季の数字と実行を考えると、来季は100%5クワド以上のFPにしてくると思います。もちろん、3A2本は当たり前なので、4lzか4Aのどちらかを取り入れると思います(予言)。
No:6583 2017/04/23 00:42 | umihebi #- URL [ 編集 ]
初めまして!
何時も楽しみにお邪魔しています。
自分と想いが一緒なのでモヤモヤしている時もここに来て本当に救われています。
私も羽生結弦至上主義ですが、自分でまだ盲目にはなってないと思うんですが、最近のGOEの低さはチョット納得できないないでいるんです・・・特にショートのトリプルアクセル、殆ど完璧ですよね!あれ以上どうしろって言うんでしょうか??
pcsもこの頃ではあまりにも若手と変わらなさすぎです・・
羽生君もシニア2~3年まではFSでは長い間70~80前半だった様に思います!採点の事をとやかく言うつもりはなかったのですが、今までトリプルアクセルにはついてた3がこうもつかないと、何だか納得がいかなくって、採点自体に不信感がこの頃芽生えています・・・そんな事思ってもどうしようもない事は分かっているんですが・・ここのプログだけです、何時も核心に触れてくれるのは!
本当にありがたいです。これからも更新をずっとずっと楽しみにしています♫
No:6584 2017/04/23 01:00 | amakko #- URL [ 編集 ]
umihebi 様
umihebiさん、はじめまして。
>よく読むと「構成を上げない」とは一言も言っていないんですよね。
「今日ルッツの練習をしてましたけど、そんなになんかルッツとかそういうので頑張ってやるんじゃなくて、表現したいこと、自分が気持ちよく跳べるものをそういうものを増やしていく方がいいのかなと感じています」というのは、ルッツを入れない、つまり今の構成がベースで、特に上げることはない・・・という意味だと私は解釈しました。
五輪シーズンに怪我のリスクは避けたいでしょうし、新しいジャンプの導入と完成度を両立させることは無理だと考えてると思います。実際、今季はまだSPはノーミスなし、FSのノーミスは一度だけ。彼はチャレンジャーですが、無謀ではありません。なので、私はないと考えています。彼の力なら、3種だけでもノーミスなら340点でますから。
コメント、ありがとうございました♪
No:6586 2017/04/23 08:07 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
amakko 様
amakkoさん、はじめまして。
私は羽生結弦至上主義者ですが、盲目ではないつもりです。
ジャンプのクオリティがむしろ上がっているのに、GOEが渋めになっていれば、「なぜ?」と疑問に思うのは当たり前。たとえば、宇野選手のイーグルからの3Aより、カウンターからの3Aの方が難しいはずなのに、宇野選手の方がGOEが高い。とても不思議だし、モヤモヤするのは当然だと思います。結弦くんは、アクセルジャンプに特に思い入れがあり、あれだけ工夫を凝らしているのに、正当に評価されず本当に気の毒です。以前は+3がついていただけによけいです。何らかの思惑で押さえられてるのかと勘繰りたくなりますよね。
>採点自体に不信感がこの頃芽生えています
フィギュアって、真剣に見れば見るほど、採点にストレス感じる競技ですよねえ(笑) だから、日本以外では人気がないのかもしれませんね。
ライトファンのときは単純に「日本人だから応援」できたのだけど、真剣に見るようになったら、そういうナショナリズムとは無関係に選手を見るようになりました。ひと昔の男子ファンがほとんど海外男子のファンだったというのが理解できるようになりましたね(笑) 日本人でも好きになれないスケーターはいるし、外国選手でもいいものはいい。だから、結弦くんが日本人でなくても、絶対ファンになっていたけど、それでも彼が日本に生まれてくれて本当にありがたいです。世界中のゆづファンの中で、日本人のファンが一番恵まれてますから(笑)
>これからも更新をずっとずっと楽しみにしています♫
励みになります。これからもよろしくお願いします。
コメント、ありがとうございました♪
No:6587 2017/04/23 10:06 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
みずほさん、こんにちは
団体戦で日本が1位となる時点で国別は日本が催すお祭り試合だという事が明らかですね。
それなのに試合の成績は残り点数はISU公式認定されるという矛盾。
ちょっと失敗みたいな顔をしたメドべのSPが80点を越えたり、日本人選手には大盛りと思える得点を見て素直に喜べません。
(こんなジャッジでいいのかな・・・)
羽生くんのおかげで興行的には大成功でしょうが、スポンサーが呼び寄せた選手たちの渡航宿泊費用や賞金を出たとしても、連戦後でオリンピックが近いのに勘弁してくれと思うトップアスリートはいたと思います。
ネイサンなんて怪我していたみたいですし。
羽生くんも本音は休みたかったでしょうが、気力で打破して国別を盛り上げてくれました。
救われたのは羽生くんが落ち込んだままシーズンを終わらせずに済んだこと、それも寝ないで考えて自力で出口を破壊してつき進むところはスゴイです。(修造になっても不思議ではありません)
今回も怪我の原因となった4Tに救われた訳ですが、思い入れのある3Aの正当な評価があれば、もっと気持ちも軽くなるのでしょう。
パトリックは最近のクワドだらけの演技に、怪我のリスクと美しいスケートから離れてしまう不満を発していますが、羽生くんがカナダ大会で渋めのジャッジなるのは、あちら側の考えが含まれているのかなと感じるときがあります。
結局、勝負は点数で決まってしまうのでこんなにモヤモヤするのですね。
No:6588 2017/04/23 14:30 | piano #- URL [ 編集 ]
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No:6589 2017/04/23 19:30 | # [ 編集 ]
pianoさん、こんにちは。
>団体戦で日本が1位となる時点で国別は日本が催すお祭り試合
ペアとダンスが弱く、シングルに強い日本に有利なルールになってますからねえ。本当は五輪団体戦に準じたルールにしないとおかしいのですが、それだと、開催国なのに、日本は表彰台に乗れない。日本の顔をたてるお祭り大会なのは間違いないです。
>日本人選手には大盛りと思える得点
三原さんも樋口さんもいい演技でしたけど、それにしても、特にPCSが大盛りすぎでしたね。ちょっとやりすぎでは・・・と思いました(笑)
得点の記録が認定されないのならいいけど、記録として残るだけに、いくらお遊び大会とはいえあんなジャッジでいいのかなとは思いますね。
>連戦後でオリンピックが近いのに勘弁してくれと思うトップアスリートはいたと思います
以前、チャンが国別は負担だと批判してましたよね。その国のランキング最上位の選手は原則棄権できないし。結弦くんが、世選の待機室で、「国別でないといけないのかな~」って言ってましたけど、冗談ぽくは言ってたけど、あれ本音だと思いました(笑)
>ネイサンなんて怪我していたみたいですし
ネイサンは足首の怪我でしたっけ? 少し構成下げてましたよね。EXも出なかったし、彼も本当は休みたかったのでは。
>今回も怪我の原因となった4Tに救われた訳ですが
今日の記事でも書いたのですが、彼は「(後半の4Tは)複雑なステップから入っているわけではないですけど、GOEで2点から3点の評価をつけていただける自分の手応えもあった」と言ってるんです。難しい入りをしなくても、難しい入りをしてる3Aと評価が変わらない。入りに工夫をするのがばかばかしくなりますよね。ジャッジの質はどうなってるんでしょうかね。
>怪我のリスクと美しいスケートから離れてしまう不満を発していますが
北米はスケーティング重視で、ロシアがジャンプ重視ですよね。今の状況に不満をもってる人達もいるでしょうし、「ジャンプ偏重時代を作った羽生がすべて悪い」とか思ってる人もいるのかも。
>結局、勝負は点数で決まってしまうのでこんなにモヤモヤするのですね。
採点競技はモヤモヤしますよね。でも、数ある採点競技の中で、フィギュアが一番基準が不透明じゃないでしょうか。ルールもコロコロ変わりますしね。
コメント、どうもありがとう♪
No:6590 2017/04/23 19:43 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
ぴ〇 様
ぴ〇さん、こんにちは。
>金曜日と今日と国別堪能してきました
購入できて良かったですね。私は当たらなかったので、うらやましいです。
>男子はともかく女子はちょっと点が出過ぎましたよね
三原さんは、世選のフリーの方がよかったような気がします。なので、日本女子最高得点は・・・さすがにう~んと思いますね。三原さんは好きなタイプのスケーターですし、ジャンプとスケーティングはとても綺麗だと思いますが、総合的には宮原さんの方が上でしょう。樋口さんは今季初めてのフリーノーミスですが、それにしても・・・高いですよね(笑) メドベはショートは高すぎると思ったけど、フリーは世選より良かったと思いますよ。あれだけ毎回毎回クオリティの高い演技を続けると、まあ評価は上がるでしょうね。
>私も3アクセルの加点には疑問感じまくりです。
>宇野選手の演技を見て今回感じたのはジャンプのランディングに癖があるということ
>あれほど加点はつく!?かなぁと思いました
世選最終グループ6人の中で、一番ジャンプに癖があって汚いと思うのは、私の個人的な印象としては、宇野選手です。特にあの氷すれすれのフリーレッグや、低空で、グリ降りのような着氷がどうしても受けつけません。結弦くんどころか、ボーヤンやネイサンに比べても、なぜあの加点なのか不思議で仕方がないですね(笑)
>ジャンプ大会は無しでお開きになりました
実は、エキシビションは、中国のライストでライブで見てたんです。で、メドベとか三原さんとかがジャンプ大会してて、次に結弦くんがやるのか?と思ったら、結弦くんはなし。珍しいことがあるもんだと思いました。時間が詰まっていたからなのかしら。
コメント、どうもありがとう♪
No:6591 2017/04/23 21:39 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
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