“羽生結弦バブル”に群がる出版界・・・サイゾーの記事に思うこと
昨日UPされたサイゾーウーマンからの記事ですが、羽生ファンの間で話題になっていました。
“羽生結弦バブル”に群がる出版界、ほぼ無許可で粗製乱造される特集雑誌がバカ売れ!(2017/5/7 サイゾーウーマン)
ルックスやキャラクターも相まって、圧倒的な人気を博している羽生だが、そうなるとその人気にあやかろうとする者も出てくる。事実、彼の関連書籍やDVD、“オフィシャル”で特集した雑誌の売り上げは軒並み好調で、雑誌、新聞関係者が手を出したくなるのも仕方がない。しかし、人気者だけに取材のハードルは高い。
「フィギュアの選手に取材する方法はいろいろあります。関係者にコネがあるとか、大会の運営にも関わる日本スケート連盟に申請するとかね。しかし、彼らはアスリートですから、広報活動よりトレーニングを優先します。そうなると取材できるのは、選手や連盟と信頼関係があるスポーツ誌や老舗の雑誌などになります。それなのに、堂々と羽生を表紙にしている雑誌は多いですよね。あれは、報道という名目のもと選手や連盟にも許可をとらず、ろくな取材もせず、勝手に出しているんです」
そう教えてくれたのは、フリー編集者のN氏。N氏によれば、羽生が14年のソチオリンピックで金メダルを取った時から、出版界の“羽生フィーバー”は始まったという。
「当時、『羽生に取材したいけどコネはないか?』といくつかの版元(出版社)から連絡がありましたが、私は芸能の方が専門なのでお断りしました。でも、昔お世話になったニュース系雑誌の編集長に頼まれて、伝手を頼ってスポーツ雑誌の編集者に聞いてみたところ、どの雑誌も独占取材は順番待ちの状態だったようです。それなら仕方がないと、急きょフィギュア専門のライターさんに執筆をお願いし、通信社の写真を使って大会の模様を10ページほど掲載しました。報道としてね。それでも普段より10%ほど実売が伸びたそうです。しかし、そこでいくつかの出版社が、通信社の写真をメインに使って、ほとんど文字がない、ほぼ羽生の写真だけの雑誌を出したから、同業者たちは『どうやって許可をとったんだ!?』と驚いていましたよ」
その後、大会ごとに2号目、3号目が発売され、N氏が印刷会社から聞いたところでは、ある雑誌は1号目で2万部ほどだった発行部数が、号を重ねるごとに3万、4万と増えていったという。
「出版不況の影響で、定期発行誌でも2万部以下の媒体が多い中、この部数は異常でした。また、2号目、3号目と出せるということは、実売は少なくとも5割か6割を超えていたはず。重版(増刷)した号もあったそうなので、実際はもっと売れていたでしょうね」(元編プロ社員)
そうしたお祭り状態の中で羽生関連の雑誌は増えていったが、その中で、如実に差が現れ始めた。
「普通の神経を持った編集者なら、特集ならともかく、いくら売れるといっても同じ人間を表紙にし続けることはありません。芸能誌でいえば、いくら売れるといってもジャニタレばかりを表紙にしないようにね。それに、予算をケチって専門のライターではなく、にわかファンやネットで情報を集めただけの人間に記事を書かせるから間違いも多いし、内容の厚みにも差が出ます。実際、フィギュア専門のライターからも、この手の雑誌は見放されていましたね」(出版社社員)
正規で羽生の特集を作っている編集者たちの苦労や努力を知っただけに、N氏はそうした“非正規”の雑誌を見るたびに、苦々しい気持ちになるという。では、それらを正規の本と、どのように見分ければいいのだろうか?
「主な見分け方は2つ。ひとつ目は写真のクレジットです。海外での大会ならともかく、スポーツ関連の出版社なら、国内の大会では必ずリンクで自分たちの写真を撮ります。アフロなど通信社系の写真だけで誌面を構成している本は、クレジットに通信社名が入っています。自分たちではリンクでの取材に許可をもらえない、あるいは許可を取る気がないということです。もうひとつは、関係者の取材記事がまるでないこと。羽生本人の取材は難しいにしても、彼の後輩である宇野昌磨のように、一緒にフィギュア人気を支える選手や、裏方で活躍している人はたくさんいます。そうした人たちに取材もせず、申し訳程度に『注目選手』とかいうタイトルで、取材コメントのないペラペラの記事を書き、羽生の写真ばかり載せている本は、彼の人気にあやかり金もうけをしようとしているだけです。ネットでは羽生の悪口を面白おかしく書き、雑誌では彼をほめたたえている出版社なんかもその手合いでしょうね。その出版社は、日本スケート連盟から警告を受けていたというウワサですよ」(N氏)
スポーツ誌、老舗雑誌が正規の手段で取材した羽生の特集雑誌を出版し始めた時期、無許可で羽生の特集雑誌を作っていた出版社、編プロの中には「真似しやがって」とあきれるようなことを言う編集者もいたという。
羽生を応援している人々にとっては、雑誌を通じて彼の活躍を見ることができるのはうれしいだろう。しかし、彼の人気や活躍に便乗して不誠実な本が出版されていることを知り、見極める目も養ってほしい。
具体的な雑誌名は明らかにしてませんが、筆者が想定してるのは、こんな感じでしょうね。
正規品(老舗) → ワールドフィギュアスケート、フィギュアスケートLife、日本男子ファンブッククワドラプル
非正規品(新規参入) → ファン通信、日本男子応援ブック、フィギュアスケーターズ、memorial、プリンス、銀盤の王子たち、etc
正規品(新規参入) → Number Plus、Sportiva、Ice Jewels、日刊スポーツグラフ、フィギュアスケートマガジン、etc
要はこう言いたいのですね。老舗のちゃんと取材してる雑誌は正規品。羽生表紙で中身は「ほぼ羽生の写真だけ」の羽生本は取材もなにもない非正規品だから買っちゃダメ! 騙されるな!・・・と。
この記事、羽生ファンからブーイングの嵐です。どこの差し金で書いた記事なんでしょうか(笑)
私は、アマゾンの売上ランキングをよくチェックしてますが、この記事の筆者のいうとおり、非正規品の方が売れています(ただし、非正規品にも勝ち組と負け組はあります)。それは、非正規品の方が消費者のニーズに合ってるから。ただそれだけ。単純なこと。「見極める目も養ってほしい」って・・・別に、消費者は騙されてませんが?(笑) 老舗の正規品が売れてないのは、消費者の求めるものではないからです。
だいたい、正規品であっても、結弦くんの単独インタビューをとれるところは、現在、老舗雑誌でもほとんどありません。プレカンや囲い込み会見なら、結弦くんの話したことを一言一句書き起こしてくれている「フィギュアスケートマガジン」を1冊買えば、それですべて賄える。テキスト記事ならそれで十分、変なライターの妄想記事はいらない・・・そう考えてる羽生ファンが多いのが現実です。昨年の夏の公開練習で、囲い込み会見とは別に、各社ごとの個別のインタビュー時間をとったのは、普段、単独取材に応じられないからという、せめてもの配慮だと思います。
なお、BBムックの「フィギュアスケートマガジン」や文藝春秋の「Number」、集英社の「Sportiva」など、ちゃんと取材をしている”正規品”でも、新規参入のところは売れてますよ。新規さんの方が、読者のニーズを拾うのが上手いのです。
「実際、フィギュア専門のライターからも、この手の雑誌は見放されていましたね」と、筆者は書いていますが、見放されていることがむしろ幸いしています。フィギュア専門のベテランライター(主に女性)の「羽生下げ記事」で羽生ファンの怒りを買い、結果的に「読者から見放される」という状況になってる雑誌もありますので。ライターから見放されるより、読者から見放される方が痛手です。
ソチ前は、老舗正規品の3冊くらいしか、フィギュア誌はありませんでした。競争相手が少なく、今ほど頻繁に発売されるわけでもなかったので、出せばそれなりに売れたのです。私も、結弦くんの数ページの記事のために、2000円近いフィギュア誌を買いましたとも。それは、”他の選択肢”がなかったからです。
それから、この記事だと、「正規品は羽生表紙ばかりではなく、非正規品が羽生表紙ばかり」のように受け取れます。正規品でも、今は「羽生表紙」ばかりですよ。ただ、雑誌の方向性があるから、内容まで「羽生尽くし」にできないだけ。それはそれで、「フィギュアスケーターは全員応援」タイプの「真のスケオタ」に買ってもらえばいいのです。
筆者の言うとおり、今のフィギュア誌出版ブームは、「フィギュアバブル」ではなく「羽生バブル」。
老舗雑誌関係者の皆さん、心配しなくても、結弦くんが引退したら、元の時代に戻ります。
他の、羽生人気に便乗した雑誌は消えるでしょう。だから、もう少し我慢すればいいのですよ(笑)
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2017/05/08 11:00 | CM・雑誌・商品情報(2016-2017) | COMMENT(14) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
Re: 同感です
みずほさんのおっしゃる通りです!
フィギュア本は、千円以上と他誌に比べても高額です。 ファンである読者側が、選んで購入するんですよね。
高いお金出して、気分の悪くなるものは、買いたくないですもん!
ライターの中には、青嶋氏や原氏といった、バンクーバーで時が止まった悪質記者。
高場氏は、素人丸出しと残念な記者がいますから…。
ソチ前は、WFSやナンバー特別号の2~3冊位しか見かけませんでしたね?
みずほさんの書かれたように、ゆづ君が引退したら雑誌も淘汰されるでしょう。
千円以上もする本を売りたいなら、出版側も知恵を使わないと。下げや捏造は論外ですよ!
チケットも雑誌も、ゆづ君が出るから、ファンはお金を落とすのです。
FaoI、ゆづ君インしましたね~(*^_^*)
振付も、楽しみですよね♪
No:6685 2017/05/08 14:51 | てるこ #- URL [ 編集 ]
こんにちは。
本当にそうですね。
老舗さんはフィギュアスケートがそれ程人気の無い時代に何とかやってきたから羽生選手のおかげで儲かる今、新規さんが邪魔なんでしょう。でも購読者はバカではないので悪質ライターと言われる人の書かれたものは避けます。私もかなり慎重です。
「フィギュアバブル」では無くて「羽生バブル」その通りですね。
せっかくお金を払うなら羽生選手のページが多いもの、読んで気分の良くなるものが欲しいです。羽生選手の収入とかに関係ないなら正規・非正規どっちでもいいです。
No:6686 2017/05/08 15:56 | ゆち #- URL [ 編集 ]
こんにちは、みずほさん
そりゃ、ニーズに応えてくれるものを選ぶのは消費者 として当然のことですよね…羽生くんの写真以外できれば買いたくないし、出来ることなら「邪魔な記事いらん(みずほさんのおっしゃる『下げ記事』にカネ払うんなら、町田樹さんに難解なポエムつけてもらった方がマシです!)」なわけですから(^^;
B4サイズのかさばる「スケーターズ」を葛藤しながらも購入するのはニーズがっちり掴んでくれてるからですもんね♪
老舗雑誌は図書館でも買ってもらいやすいし。
ていうか業界全体で「羽生結弦依存症」になって商売してるのを認めた上で、消費者に「襟を正せ」といわんばかりの記事ってそれこそ「いらん記事」なんですが。「企業努力」はどこにあるんだ(+_+)
それはそうとFaOI全部インですね!
記事を楽しみにしてます(^-^)
No:6687 2017/05/08 17:32 | なすか #- URL [ 編集 ]
てるこ 様
てるこさん、こんにちは。
>高いお金出して、気分の悪くなるものは、買いたくないですもん!
ソチ前は売り手市場でしたが、今は買い手市場です。でも、うまく商売すれば、本当に美味しい市場なんですよ。ファッション誌のアンアンですら、参入してくるぐらいですから(笑) バカなライター使って、せっかくの客を逃すなんて、本当にもったいないですよ。
>ソチ前は、WFSやナンバー特別号の2~3冊位しか見かけませんでしたね
WFS、days(今のLife)、カッティングエッジ(今のクワドラプル)しかなかったですよね。ソチの1年前くらいに、kiss&cryが加わったくらい?
>千円以上もする本を売りたいなら、出版側も知恵を使わないと。
情報がタダで手に入る時代に、客がお金をだしてくれる、結弦くんは本当にありがたいスターです。でも、老舗ほど従来のスタイルにこだわって、ニーズを逃してしまうんですね。
>FaoI、ゆづ君インしましたね
やっと来ましたね。楽しみですね。
コメント、どうもありがとう♪
No:6688 2017/05/08 21:18 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
それゆえ中国では偽ブランド品が売られ
日本ではアニメより2次創作の市場が拡大しているというわけですね。
消費者目線って大事だわ。
ガセット先生にも言っておきます。
No:6689 2017/05/08 22:19 | なるほどなるほど #- URL [ 編集 ]
ゆち 様
ゆちさん、こんにちは。
>せっかくお金を払うなら羽生選手のページが多いもの、読んで気分の良くなるものが欲しいです
これだけ選択肢が増えると、コスパ重視になりますよね。通信が人気があるのは、コスパが抜群だからだと思います。
>羽生選手の収入とかに関係ないなら正規・非正規どっちでもいいです。
正規品は結弦くんに印税が入るというなら考えますけど、どちらも入りませんからね。
私はWFSが羽生本だすとしたら、いつかわからないけど、結弦くんが引退したときだと思います。高橋さん引退のときに高橋本だしてるので。WFSの羽生本、どんなの作るのかわりと楽しみにしてるんですよ(笑)
コメント、どうもありがとう♪
No:6690 2017/05/09 00:12 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
なすか 様
なすかさん、こんにちは。
>ニーズに応えてくれるものを選ぶのは消費者 として当然
老舗の本がイマイチ売れてないのは、今のニーズに合ってないからです。でも、老舗だけに、だからといって簡単に方向性を変えるわけにもいかず、ジレンマあると思います(笑)
>老舗雑誌は図書館でも買ってもらいやすいし
そうなんですよ。老舗ほど図書館にあるんです! なので、老舗雑誌については、私、今は完全に図書館用です。必要なとこだけコピーすればいいわけだし。
>「企業努力」はどこにあるんだ
「企業努力」といえるのかどうかわからないけど、「Life」は、羽生ファンに見放されて、今はユーリにすり寄ってます(笑) それで今は少し息を吹き返したみたいです。でも、そういう節操のないとこが、WFSとは格が違うとこかなと思いますけど(笑)
>FaOI全部インですね!
幕張と神戸楽しみです(^^♪
コメント、どうもありがとう♪
No:6691 2017/05/09 00:30 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
なるほどなるほど 様
なるほどなるほどさん、こんにちは。
この記事を書いた人が「正規品」という言葉を使ってるので、私もブログ記事ではそれを踏襲してますが、この言い方には抵抗があります。「こういうやりかたが王道で、それ以外は邪道」という考え方に固執していては、ニーズをつかむことはできません。私は、「新しい発想の商品」であって、二次創作や偽ブランド品とはまた違うと思ってます。
コメント、ありがとうございました。
No:6692 2017/05/09 00:41 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
みずほさま
ご返信ありがとうございます。
商売をする上でニースをつかむことは非常に大切です。
ニーズを掴んでいるから中国のなんちゃってヴィトンも売れているわけです。
実際品質はいいですしね。
で、結果どうなったかというと、ヴィトンは中国からお店を撤退し始めています。
本物のヴィトンが欲しい人には交通費をかけて正規店に来てもらうことにしたようです。
翻って今回の雑誌についてですが、
こういった流行を雑誌業界が深刻に受け止めるなら、どうなっていくでしょうか。
私が通信社の偉い人ならネットに出回るものも含めて写真を高額で有料化するでしょう。
需要と供給にのっとってね。
でもそれは、果たして「いいこと」でしょうか。
みずほさんはじめ、ファンの方は、ただただ羽生選手の美しい写真や加工のないインタビュー文が見たいだけなのに、
それを追求した結果、手にするのがとても困難になってしまう、そんな未来が来てしまうかもしれませんね。
そうなってしまった未来で、フィギュアスケートは多くの人が見たりやったりして楽しめるようなスポーツでいられるのでしょうか。
選手の収入に直結しないから、非正規でもかまわない、とコメントされている方いらっしゃいますね。
そういった消費の果てに、非正規品が横行し、正規品は撤退または値上げになって、そしてスター選手がいなくなったと同時にぱたりと非正規品の供給がやんでしまっても、それでよいとお考えなのかもしれませんね。
悲しいことです。少なくとも羽生選手はそういったフィギュアスケートが衰退していくような未来は望まれないのではないでしょうか。
気に入らないライターの記事を読む必要はさらさら感じませんが、
ファンの消費者としてのモラルについて、立ち止まって考えてみるにはいい記事だったのではないかと思いますよ。
No:6694 2017/05/09 02:52 | なるほどなるほど #- URL [ 編集 ]
なるほどなるほど 様
なるほどなるほどさん、こんにちは。
>非正規品が横行し、正規品は撤退または値上げになって、そしてスター選手がいなくなったと同時にぱたりと非正規品の供給がやんでしまっても
まず、今の状態がバブルで異常なのだと考えた方がいいと思います。一人の選手が表紙を飾るフィギュア雑誌が1年に100冊も刊行される事態そのものが「バブル」であり、バブルはいずれはじけます。日本の1980年代後半から1990年代初頭のバブル時代は、今から思えば異常な時代でした。特異な現象はいずれ終わりがきます。今の出版バブルは、羽生選手の人気だけで支えているものですから、羽生選手の引退とともに終わる運命のものです。羽生選手の引退後、彼に替わって、非正規本を支えることができる選手を、私は思い浮かびません。だから、私は「もう少しの我慢ですよ」と言っているんです。老舗の雑誌側からすれば、非正規本は、羽生バブルが生んだ徒花かもしれません。でも、それが今の「ニーズ」なんです。この本の売れない時代に、きれいごといっていても仕方ないと思います。
たとえば、アニメの二次創作は、厳密にいえば法律に抵触するかもしれません。アニメの作家側が訴えれば・・・ですが、作家側もそんな無粋なことはしません。作家も二次創作に関わっていた人が多いし、ある意味、共栄共存している関係だからです。二次創作も日本のアニメ人気を支えている部分があるからです。
残念ながら、今のフィギュア出版バブルは、一人の選手だけに依存したものですから、彼と同等の人気のある選手が現れない限り、一過性のものになるのは仕方ありません。それが二次創作と決定的に違うところです。
>フィギュアスケートが衰退していくような未来は望まれないのではないでしょうか。
非正規本のせいでフィギュアスケートが衰退するというのは、論理が飛躍しすぎているのではないでしょうか。衰退を心配するなら、羽生選手の引退後、また非正規本が発売されるほどの人気選手が生まれるのを期待した方が正解だと思います。
コメント、ありがとうございました。
No:6696 2017/05/09 08:49 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
みずほさん、こんにちは。
フィギュア雑誌については常々疑問に思っていました。
正規と非正規の雑誌の違いはどこにあるのでしょう?
たとえば肖像権、パブリシティ権に関して、スケ連や羽生くんサイトにきちんとした形で支払われているのでしょうか?
雑誌の販売は利益が発生するので、よくわからない粗悪な羽生くんを表紙にした本を見つけるととても疑問を感じます。
あえて数ページ他選手を入れるのも個人の写真集と判断されない為と聞きました。
正規で取材し載せている本が売れなくなるのであれば、選手に利益が還元されなくなる可能性もあるということなのでしょうか?
No:6697 2017/05/09 18:03 | piano #- URL [ 編集 ]
piano 様
pianoさん、こんにちは。
>正規と非正規の雑誌の違いはどこにあるのでしょう?
この記事の筆者の分類方法でいうと、「取材してる、専門ライターが記事を書いてるのが正規品」「アフロやフォートキシモトから写真を買って並べてるだけのが非正規品」らしいですね。でも、本を作る手法が違うだけであって、上から目線で「王道と邪道」みたいに決めつけるのは、私は思い上がりだと思います。
>スケ連や羽生くんサイトにきちんとした形で支払われているのでしょうか
支払われてないのでは? でも、それは正規品も非正規品も同じだと思いますよ。
>あえて数ページ他選手を入れるのも個人の写真集と判断されない為と聞きました
それは私も目にしました。出版社側は本当は100%結弦くんにしたいけど、大人の事情で他選手を混ぜざるえないのだと。
>選手に利益が還元されなくなる可能性もあるということなのでしょうか?
本人もスケ連も取材料はもらってないと思います。以前、レスリングの吉田さんが、alosokを退社して、フリーになった後、取材料3万円を要求して、記者たちから顰蹙をかったというニュースがありましたよね。つまり、普通はタダで応じてるということ。もちろん、スケ連にも入ってないだろうし、正規品だとえらそうにいっても、還元なんてどこにもされてないと思いますよ。
コメント、どうもありがとう♪
No:6699 2017/05/09 20:20 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
みずほさん、ありがとうございます。
取材に関しては取材料は発生しないのですね。
ただ雑誌の根幹ともいえる多数の写真に関しては肖像権があるので、スケ連が10%取って後はマネジメント(本人)に渡るという説も聞きましたが・・・
雑誌はあくまでも商品なのでどんな仕組みなのか調べてみたいです。
沙羅ちゃんなんて肖像権の関係で写真に納まるのを嫌がるみたいですから。
No:6703 2017/05/10 09:38 | piano #- URL [ 編集 ]
piano 様
pianoさん、こんにちは。
>スケ連が10%取って後はマネジメント(本人)に渡るという説も聞きましたが・・・
肖像権についてはどうなってるのか知らないんです。アイスショーやCMは、ギャラから10%か20%?、スケ連がピンハネするという話は聞いたことがあります。
あと、マネジメント会社やプロダクションに入ってる場合は、事務所に払うマネジメント料ですか。IMGは20%と聞いたことがあります。結弦くんは企業所属なので、それはいらないと思いますが。
>沙羅ちゃんなんて肖像権の関係で写真に納まるのを嫌がるみたいですから
そういうアスリートもいるんですね。ただ、フィギュアスケーターの場合、人気度がジャンプと段違いだし、個々の選手もとりあげてもらって顔を売ってナンボみたいなところがありますしね(結弦くんは、もうそういう段階をとうに超えてますが)。
肖像権で収入が入るなら、結弦くんなんて、バッカバッカ入りそうですが(笑)、なんとなくそんな感じもしないですよね~(笑)
高梨さんと違って、結弦くんはあまりそういうの気にしなさそうだしな(笑)
コメント、どうもありがとう♪
No:6704 2017/05/10 15:48 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
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