2010年2月の読書メーター

2月の読書メーターをUPします。

内訳は、小説7冊、コミックス9冊。

昨年の1月から記録を始めた読書メーターですが、それ以来最低の読書量でした。
その原因として挙げられるのは・・・

1.1ヶ月が28日しかない。
2.1週間留守にしていた。
3.ついついオリンピックを観てしまった。

1については、昨年の2月の読んだ本の数を考えると、あまり関係ないようです。
2と3がほとんどの理由ですね。

漫画はそこそこ読めました。本間アキラさんや紅蓮ナオミさんなど、他の作品も読んでみたいと思える初読みの漫画家さんがいたのがは収穫でした。


2月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:2185ページ

人生は薔薇色だ (ショコラコミックス)人生は薔薇色だ (ショコラコミックス)
評価 ★★★★☆ 美人部長にヘボ社員と社長の三角関係に、ヘタレだった社員の天から降ったようなシンデレラストーリーやらライトだが濃い内容。コミカルとシリアスの配分が丁度良い。ベタな路線だが面白かった。帯で必死に言い訳されてたので、どんな古い絵だ?と不安だったが全然OKだった
読了日:02月28日 著者:本間 アキラ
刻印 下 (バーズコミックス リンクスコレクション)刻印 下 (バーズコミックス リンクスコレクション)
評価 ★★★☆☆ 受のキャラが上巻と全然変わった。ツンがなくなってデレになった。ストーリー重視にしたのか、エロは思ったより少なめ。だが、作者が狙ったほどスケールは大きい感じがしなくて、せいぜいサスペンス風味程度。人を信じられなかった受が攻に心開き愛を求めるようになる部分はいいが、それ以外はちょっと尻すぼみかな・・・。上下巻必要な内容ではないかも
読了日:02月26日 著者:一城 れもん
刻印 上 (バーズコミックス リンクスコレクション)刻印 上 (バーズコミックス リンクスコレクション)
評価 ★★★☆☆ 日系人医大生×日本人医大生。ワンコ攻とツンデレ受。設定が少し荒唐無稽な感じがする。エロも期待ほどなく・・・カップルの組合せは好きなのだが、全体的に微妙
読了日:02月26日 著者:一城 れもん
高潔であるということ (幻冬舎ルチル文庫)高潔であるということ (幻冬舎ルチル文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★☆☆☆ アルバイト×税理士。最初は5年前に誓った復讐に執着しすぎる兄弟に薄ら寒くなったが、種明かしされると脱力・・・攻も不器用で生真面目過ぎる男なのだとわかる。だからこそ、受の高潔さに惹かれざる得なかったのだろう。純粋すぎることは生きていくことを難しくさせる・・・残念だが現実であり、様々な不幸に襲われる受が痛ましい。受が攻の手をとったとき、暗いトンネルを抜けたような清々しい気持になれた。できれば、もう少し甘さが欲しかった。重い話を一層暗くみせる挿絵が残念
読了日:02月24日 著者:砂原 糖子
Punch 3 (ビーボーイコミックス)Punch 3 (ビーボーイコミックス)
評価 ★★★★☆ 浩太の初めての男の登場、記憶喪失。安定したかに見える浩太と志青を襲う波乱要素。この困難を超えたところに更に強い絆があるのだろう。それにしても、相変わらず本音なのか冗談なのかわからない志青のヘンタイ言動が笑える。浩太より一回り年上とは思えない楽しい男だ。シリアスでカッコ良いときとのギャップもいいね。ともあれ、続きが待ち遠しい
読了日:02月21日 著者:鹿乃しうこ
不謹慎で甘い残像 (幻冬舎ルチル文庫)不謹慎で甘い残像 (幻冬舎ルチル文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 「甘い」シリーズ3作目。完結編。謙也の元カノが登場。好感がもてるカプだけど、それだけに双方性格が穏やか。当て馬が入り込む隙もないラブラブで波乱要素も少ないので、そろそろネタ切れかな(笑) 今回も甘々で御馳走様でした。しかし、崎谷作品の女性キャラはやはり怖い・・・(笑)
読了日:02月21日 著者:崎谷 はるひ
龍の危機、Dr.の襲名 (講談社X文庫ホワイトハート(BL))龍の危機、Dr.の襲名 (講談社X文庫ホワイトハート(BL))
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 「龍&Dr」シリーズ12作目。清和の出番が少なかったけど、その分氷川が組長代行で活躍。相変わらず肝の据わった人間魚雷ぶりを発揮している。エビは「可愛い容姿&男前気質」でお気に入りキャラだったので、今回の再登場は大歓迎。裏切り者、黒幕は誰か? 続きが待ち遠しい!
読了日:02月16日 著者:樹生 かなめ
ほんと野獣3 (GUSH COMICS)ほんと野獣3 (GUSH COMICS)
評価 ★★★★☆ 上田は偉大だ。輝の両親は一人息子の相手が男でも警官でも寛大なのは、輝というじゃじゃ馬を乗りこなせる器をもった唯一の人間だからだろうな。上田の物事に動じない生来のクソ度胸と野獣・輝の要求に応えられる絶倫ぶりは、輝のためにあるようなもの。可愛くてエキセントリックな輝にそっくりの母登場に笑った
読了日:02月15日 著者:山本 小鉄子
好きって言わせて? (GUSH COMICS)好きって言わせて? (GUSH COMICS)
評価 ★★★★☆ 双子弟×幼馴染み、双子兄×ツンデレ美人。この作者らしい可愛いお話。双子弟がクールに見えて実はムッツリだったり、明るくてお祭り気質の双子兄が恋した美人にツンツンされて喜ぶ(?)意外とマゾだったり(笑) 楽しい1冊だった。兄の想いがまだ完全成就してないので続編希望
読了日:02月15日 著者:山本 小鉄子
上海 (幻冬舎ルチル文庫)上海 (幻冬舎ルチル文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 新装版。オールド上海という退廃的・魅惑的な時代・・・これだけで大いに萌えなのだけど、そこに人種の壁、主従という立場の差、同性愛・・・何重にも二人の間に困難が立ちはだかるメロドラマ要素に、大戦という激動の時代を生き抜いた大河ドラマ的要素・・・さすがかわい作品、内容が濃い。受の想いは不変で、対称的に攻の受への感情のスタンスが変化していく。健気受の見本のようなこの受に惚れられた攻は本当に果報者・・・久々に受萌えした
読了日:02月13日 著者:かわい 有美子
卒業式―答辞 (ガッシュ文庫)卒業式―答辞 (ガッシュ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 新装版。生徒会副会長×会長、陸上部エース×次期生徒会会長、次期生徒会副会長(バスケ部)×バスケ部マネージャー。卒業式を巡る3話の中編集。それぞれ別カプだが、話は繋がっている。一番目のカップルが一等好き。高校生らしい甘酸っぱさと、大胆な描写(ヤる場所は選びましょう)のアンパランスさが面白かった。どのカプもその後が読みたい。祝辞編も楽しみ
読了日:02月06日 著者:水壬 楓子
目を閉じればいつかの海 (角川ルビー文庫)目を閉じればいつかの海 (角川ルビー文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ エリート会社員×カフェ店長。元恋人同士の再会もの。そんなに好きで両思いなのに、脅されたわけでも頼まれたわけでもないのに、一人で自己完結して相手を振るって心理がやはり理解できない。再会してからも一人で勘違いしてグルグルしてるしなあ・・・・思いこみ激しすぎ(笑) でもまあエロも濃いし楽しめました
読了日:02月06日 著者:崎谷 はるひ
異端の刻印 (ガッシュ文庫)異端の刻印 (ガッシュ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ ヴァンパイア×神父。19世紀ヨーロッパ+吸血鬼ファンタジー+神父ものという魅力的な組合せ。近代ウィーンを舞台にした歴史もので、法王庁と吸血鬼を結びつけたスケールの大きさ、ドラマチックな展開はこの作者ならでは。マクシミリアンを次々襲う悲劇が痛ましかったが、BL的に一番望ましい結末でホッとした。ライラック、チョコレート等の小道具の使い方も上手かった
読了日:02月05日 著者:華藤 えれな
志水ゆき全集 LOVE MODE (4) (ディアプラス・コミックス DX)志水ゆき全集 LOVE MODE (4) (ディアプラス・コミックス DX)
評価 ★★★★★ 色々なカップルの甘~いお話が入っていて、詰合せのお菓子のような満足感。絵も段々現在に近くなってきている。今回は陣が大活躍。あの余裕のポーカーフェイスの崩れたところが見たい。香月との仲は進展するのか? 皇子と従兄弟の純愛も良かった。アラブのキリスト教国って不思議な感じ。誠一の復帰・・・切ない。だからこそ誠一の言葉が深く、重い。蒼江と直也もラブラブで嬉しかった
読了日:02月04日 著者:志水 ゆき
社長はエロシック(ジュネットコミックス ピアスシリーズ)社長はエロシック(ジュネットコミックス ピアスシリーズ)
評価 ★★★★☆ 社長秘書×社長、保健医×高校生、船長×高校生の3カップル。初読み。エロかった! 二輪差し、3P、リバ、保健室ラブホなど、エロ・テーマパークのようで楽しかった。特に人間椅子はバカバカしさが突き抜けてて清々しい程。身体先行から生まれるマジ恋・・・キャラ自身はわりとマジメなのだよね、設定はぶっ飛んでるのに。そのアンバランスさも面白い
読了日:02月03日 著者:紅蓮 ナオミ
年下の流儀 1 (キャラコミックス)年下の流儀 1 (キャラコミックス)
評価 ★★★★★ 大学生(義弟)×モデル(義兄)。相変わらず絵が美麗。一作ごとに磨きがかかっている。特にモデル業界という設定がキラキラした絵柄にぴったり。それに大好きな兄弟もの!年下攻!美味しいとしか言いようがない。最初から弟はお兄ちゃん猛烈ラブなので、あとは兄次第・・・心はもう完落ちしてるけど(笑) エロは少ないのに、シャワーシーンとかキスシーンだけでもすごく色っぽい・・・先を想像するとワクワクしてしまう。当て馬もどう絡んでくるか楽しみで、次巻が待ち遠しい
読了日:02月03日 著者:円屋 榎英

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2010/03/01 09:35 | 読書メーターCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

冊数はさて置いて、結構バラエティーに飛んでますよね~一城さんの絵は結構惹かれますね~・・
実は私「LOVEMOOD」は昔買ったので買いなおしてないんだけど・・表紙は確かに今のが断然いいですよよ~・・
もしかして、中身も変わってる?なんて事はないですよね・・・(笑い)

実はみずほさんの記事をみて・・・思い出した・・・読書メーター記事にするのを・・すっかり・・くっきり・・・
私も今のうちに・・作ろうっと!!

No:297 2010/03/01 09:50 | usamomo #- URL [ 編集 ]

usamomoさんへ

「LOVE MODE」は旧版は読んでないですが、変わってないと思います。
できれば、最終巻でいいから、短くてもいいから、「今の絵」で書き下ろし漫画を描いてほいしですね~。
各巻の最終ページで、各キャラが「今の絵」で紹介されてるんですが、
かなり「別人」の人もいるので(笑)

No:298 2010/03/01 11:21 | みずほ #- URL編集 ]

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