FaOI2017(幕張・神戸)プログラムの感想

昨日、ファンタジーオンアイス新潟公演のテレビ放送予定の記事をUPしました。
その放送内容に訂正が入りました。ソースはこちら

■BSフジ「フィギュアスケートTV!」ワンコーナー
・7月22日(土)23:00~23:55
新潟公演での羽生結弦さんの演技&羽生結弦さんのアンコールが放送決定!
・8月12日(土)23:00~23:55
ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン組の演技が放送されることが決定!


結弦くんのバラ一と、アンコールのパリ散は同じ日に放送することに変更したようです。
でも、なんで8月はパパシゼなのかな。パパシゼ好きだけど、数あるスケーターの中から・・・というのが不思議。パパシゼの演技は、そういえばBS朝日の神戸公演の放送では省略されていたかも。だから、リクエストが多かったのかしら?


さて・・・ファンタジーオンアイスの話題ついでに、すっごい今更なんですが、ファンタジーオンアイスの幕張公演と神戸公演のプログラムの感想など。新潟公演のプログラムはもっていませんが、写真が違うだけで、神戸公演のプログラムとテキスト部分は同じだそうです。


Fantasy on Ice 2017 in MAKUHARI

全出場スケーターの紹介が1ページずつ。結弦くんの紹介ページの写真はスワン。
「進化するFaOI」というタイトルで、2010年からのFaOIの歴史が簡単に1ページで紹介されていました。結弦くんは、怪我で欠場した2016年以外、2010年からずっとFaOIは皆勤です。真壁さん、その頃から結弦くんに目をつけていたのね(笑)

インタビューコーナーはステファン・ランビエールで4ページ。彼にとってのFaOIとはどんなものか、今回披露するプログラムのこと、弟子のデニスのことなど、いろいろ語ってくれています。
海外スケーターのアーティストとのコラボはどうやって決めるのか、今まで謎でしたが、ランビの場合は、事前に何曲かの候補曲がランビに提示されて、その中から、ランビが選んでるんですね。そこまで配慮してもらえるのは、真壁さんが心酔してるランビだけかもしれないけど。そういえば、ランビは、Jポップスとコラボさせられることないよねえ(笑)
幕張公演のプログラム製作を担当してるのが「ワールドフィギュアスケート」の新書館というのも驚きでした。


FaOI2017幕張プログラム


Fantasy on Ice 2017 in KOBE

幕張と神戸でプログラムの製作会社が違うんですね。神戸公演のプログラムを作ってるのは新書館ではありません。テキスト部分は長谷川仁美さん。選手紹介などの文章も、幕張公演とは違っています。お値段は同じだけど、ページ数が神戸の方が多く(幕張36ページ、神戸44ページ)、神戸公演のプログラムには、結弦くんとジェフのインタビューが掲載されてるので、神戸の方がコスパよく感じます。

結弦くんのインタビューページは4ページ。「Let's Go Crazy」の続行も考えた彼が、なぜあえてバラード一番を選んだのかが語られていて、これはファンにはお宝もののインタビューだと思います。

四回転ループはエッジ系のジャンプなので、トウ系のジャンプと違って、狭いショー用のリンクでは難しいと語っていました。さらに、「バラード一番」を選んだ理由としては・・・

「バラード一番」は3シーズン目とということで、躊躇する気持ちもあったが、かねてより「もう一度やりたい」という思いがずっとあった。昨シーズンのフリーは、感情を作りきらないことをテーマにしていて、「自分が思うがままに流れるように」というのがコンセプトだった。世界選手権で理想的な演技ができたので、「これならもっといいバラード一番ができる」と思った。この3年間があった今だからこそできるバラード一番をやりたいと考えた。

ざっくり要約すると、こんな感じです。バラード一番への思い入れは相当なようで、他にも熱く語っていました(笑)

4ページのジェフリー・バトルのインタビューも興味深かったです。「トランジッション(曲のつなぎ)」や「インタープロテーション(曲の解釈)」についての言及もしていましたが、特にここのくだり(要約してます)が印象に残りました。

トランジッションについて一番わかりやすいのは、ジャンプとジャンプの間とか、ジャンプとスピンの間など、エレメンツとエレメンツの間に、選手が両足で滑っているのか、片足なのか、ということです。(両足と片足では)ものすごく違います。選手が途中で両足になったときは、だいたい深呼吸したり息を整えたりしてる。片足でも深い呼吸はできなくはないけど、両足のときよりかなり筋力がいる。両足の方がかなり楽です。ユヅやパトリックは、トランジッションのときはずっと片足です。彼らはそういうプログラムで、自分にも挑戦しています。

以前、海外の羽生ファンが、各選手のスケーティングの両足と片足の比率を調べてくださってましたが、結弦くんの「片足率」がダントツでした。今、結弦くんが、パトリックと並んで、スケーティング巧者として名前があがるのは、そういうことなんですよね。パトリックと結弦くんのスケーティングがなぜすごいのか、とてもわかりやすい説明をジェフはしてくれていました。


FaOI2017神戸プログラム


さて、ファンタジーオンアイス公式フォトブックの製作も着々と進んでいるようです。





  
表紙も素敵です。スケーターの部分は帯なんだそう。
田中宣明、能登直、田口有史と、3人ものフォトグラファーが関わっています。
「公演舞台裏レポート」や「スケーターのオフショット集」なども楽しみですね♪


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2017/07/20 08:20 | アイスショー・イベントCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

こんにちは、みずほさん

神戸のパンフ、いいなあ~
やっぱり「本人から直接コメント」って、もはや貴重この上ないですね…進化したバラ一、オータムが楽しみ!

7年前から出てるんですか…今、話題の藤井くんと同じくらいの年頃から同じように「稼いで」(下世話な言い方でごめんなさい!)いたわけですね。真壁さん、先見の明がありましたね‼

興行収入という意味ではもちろん、「放映予定の無かった公演を『見たい!』というファンのリクエストでテレビ局を動かして遂に放映‼」なんて、もはや伝説のアイスショーではないですか…アニメや漫画も顔負けな展開ですね(^^;

土曜日がめちゃめちゃ楽しみです♪フジテレビ、ありがとう!

来年の幕張もチケット争奪戦頑張って絶対に行きます!

No:7045 2017/07/20 18:55 | なすか #- URL [ 編集 ]

なすか 様

なすかさん、こんにちは。

>神戸のパンフ、いいなあ~

新潟のパンフは通販してたから、まだ在庫があれば買えますよ。(インタのってるはず)

>やっぱり「本人から直接コメント」って、もはや貴重この上ないですね

貴重ですね。ライターの書いたものは、どうしてもライターの主観が入ってしまいますからね。

共同インタやプレカン以外での結弦くんの単独インタビューを、「紙媒体」で読める機会がひと昔より減っているので。今、彼が単独インタ受ける雑誌って、アイスジュエルズくらいじゃないかな。昨年は、クリケットの公開練習のときに、各社ごとに時間をとって、単独インタの時間をとっていたけど、それも普段は受けないから・・・という配慮でしょうしね。

>真壁さん、先見の明がありましたね

2010年というとシニアデビューの年ですが、その前のシーズンにジュニア2冠制覇しました。真壁さんは、今でも前のシーズンに世界ジュニアで表彰台にのった選手はジュニア枠でFaOIに呼んでいます。結弦くんの場合はシニアにあがっても実績を残し続けたので、そのまま重用されていったんでしょうね。

見る目があったということもあるけど、真壁さんはすごくラッキーな人だと思いますよ(笑) FaOIにP&Gをはじめスポンサーがついて、チケットが飛ぶように売れて、ここまで勢力拡大できたのは、真壁さんの・・・というより、結弦くんの力だもの(笑) それと、もともと、真壁さんは女子より男子の方が好きなんだそうですよ(いやらしい意味ではありません)。

>フジテレビ

あるフォロワーさんがツイで言ってたけど、昔からの録画を整理してると、結弦くんが実績を積むごとに、年々、フジでの結弦くんの扱いが薄くなっていってると。とてもわかりやすいと(笑) 他にもっと押したい選手がいるからでしょうけど、そんなフジを(いやいやながらでも)動かしたということは、本当にファンの力ですよね。

コメント、どうもありがとう♪

No:7046 2017/07/21 09:00 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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