羽生選手 ロステレ公式練習1日目ニュースまとめ
昨日の公式練習の、めぼしい記事をまとめておきます。
ロシア杯で4回転ルッツ挑戦 羽生が明かす(20171019 毎日新聞)
【モスクワ福田智沙】フィギュアスケート男子で来年の平昌五輪で連覇を狙う羽生結弦(ANA)は、20日に開幕するグランプリ(GP)シリーズ第1戦のロシア杯で、大技の4回転ルッツに挑むことを明かした。もし成功すれば自身にとってトーループ、サルコウ、ループに続く4種類目のジャンプとなる。羽生は「(試合で)入るなという感触がある。自分が一番実力を発揮できる構成で、一番本気をだせるプログラムでやりたい」と説明した。
19日の公式練習の最後。スピードに乗って左足の外側エッジで踏み切ると、高く上がり、きれいに回って着氷してみせた。この日、前日と何度もトライしながら、1回転になったり、着氷が大きく乱れたりと、きれいに決められなかった大技を最後の最後で決めた。
羽生はこの時期の大技の挑戦について、「オリンピックまでの試合は限られている。一つ一つ大事になるので、できるだけやりたい」とし、こうも言う。「守ることも、捨てることも、いつでもできる」。ライバルがジャンプの構成を上げ、技術点を稼いで自らに迫ろうとしているなか、五輪へ向け、使える武器は一つでも多く持っておきたいという思いがにじむ。
ルッツの成功率について羽生は「その日によるが、いい時は失敗しないので」と語る。公式練習では他の4回転ジャンプの着氷がこらえ気味だったり、乱れたりすることもあったが、気力は満ちている様子。男子ショートプログラム(SP)は20日に行われ、4回転ルッツは21日のフリーでお披露目される。
羽生結弦ロシア杯で4回転ルッツ挑戦「守ることも捨てることもいつでも出来るので」(20171019スポーツ報知)
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、ロシア杯が20日にモスクワで開幕する。羽生結弦(22)=ANA=が19日、公式練習後に取材に応じ、今大会のフリー「SEIMEI」に4種類目の4回転となるルッツを投入することを明言した。
「これまで練習をやってきて『ルッツ入るな』という感覚があったので。あとは、やっぱりオリンピックに向かってこれからどんどん試合を重ねるわけですけど、実際(試合の)数は限られていますし、本番での回数っていうのもやっぱりすごく一つ一つ大事になってくるので、できるだけやりたい」
アクセルに次ぐ高難度の大技を組み込むに至った理由を口にし、続けた。
「あのお、守ることも捨てることもいつでもできるので。オータムクラッシクで、全力でできないことが集中を途切れさせると言うこともあったので。自分が一番実力を発揮できる構成で、自分が本気を出せるプログラムでやりたいなと思っていました」
4回転は5本。ジャンプ8本中、3回転は3本目のフリップのみ。冒頭から4回転ルッツ、4回転ループを跳び、後半はサルコー、トウループの2種類3本の4回転とトリプルアウセル2本という超高難度の構成になる。
この日の練習では完璧な4回転ルッツを降りてみせた。男子ショートプログラム(SP)は20日、フリーは21日に行われる。
羽生、ジャンプの感覚問われ「一段上がった感覚はしている」(20171019 サンケイスポーツ)
フィギュアスケートで平昌冬季五輪シーズンの本格開幕を告げるグランプリ(GP)シリーズは、第1戦のロシア杯が20日にモスクワで始まる。19日は本番会場で公式練習が行われ、昨季の世界選手権王者、羽生結弦(ANA)は「一番、自分が本気を出せるプログラムでやりたい」と4種類目の4回転ジャンプとなるルッツをフリーの演目に初めて組み込む意向を示した。
羽生はGP初戦前に、充実した表情で記者の質問に応じた。(共同)
――ロシアに入ってからのジャンプの感覚は。
「きのうよりもきょう一段上がった感覚はしている。朝の練習だったので動ききらないところや体力不足なところ、課題などいろいろあったが、だいぶ調整しきれている感じはする」
――五輪が行われる今季のピーキングについて。
「(状態の)ピークに関してはブライアン(・オーサー・コーチ)が考えていると思うので、自分ができることをやりたい。特にこの試合だから抑えるという感覚は全くないし、ピークが合うところは合うと思う。合おうが合わなかろうが、地力をしっかり上げていければいい」
――GP初戦からチェンと顔を合わせる。
「今回の課題、目標はショートプログラム、フリーとも自分に集中しきるということ。周りがどうのこうのではなく、自分が何をできるかを詰めながらやりたい」
羽生 GPシリーズ開幕へ「やっと始まった」 過去の初戦は鬼門?(20171019 デイリースポーツ)
「フィギュアスケート・ロシア杯」(20日開幕、モスクワ)
66年ぶりの五輪連覇を狙うソチ五輪金メダリストの羽生結弦(22)=ANA=が20日にグランプリ(GP)シリーズ初戦となるロシア杯を迎える。GPシリーズは全6戦行われ、1人最大2試合に出場可能。順位ポイントの上位6選手がGPファイナル(12月7~10日、名古屋)に進出でき、羽生は前人未到のGPファイナル5連覇が懸かっている。
羽生は19日、公式練習に参加し、昨季の四大陸選手権(江陵)で敗れたネーサン・チェン(米国)らとともに本番リンクで調整した。また自身4種類目の4回転ジャンプで、アクセルを除く4回転で最も基礎点が高い4回転ルッツの実戦導入を明言した。平昌五輪シーズンのGPシリーズ初戦で、どんな滑り出しを見せるのか。「やっと始まったなという感覚は、やっぱりある」と話した羽生は「きょうできたこと、できなかったことを反省して、調整して、しっかりやりたい」と意気込んだ。
これまで羽生は、シニア参戦後7シーズンで一度もGPシリーズ初戦を制していない。ただ、その悔しさを練習にぶつけ、GPファイナルで結果を残すという流れが続いているのも事実だ。羽生自身は「悔しい思いはもうオータムクラシック(9月、モントリオール)でつかんでこのGP初戦に臨んでいる。そういう意味では万全で来ていると思う」と前向きに話している。
ロシア杯に向け練習 羽生選手を見るために約2000人が集まる(20171019 SPUTNIK)
20日金曜からモスクワで開幕のISUグランプリシリーズのロシア国際競技会「ロステルコム杯」では全チケットが完売した。最初のウォーミングアップが開始された19日、最大の注目を集めている羽生結弦選手の他、米国のナタン・チェン選手などが氷上で練習を行っている。その様子を見ようと詰め掛けたおよそ2千人のファンたちの大多数が日本人だ。
練習で羽生選手は4回転ルッツに取り組んだものの、うまく着氷できない場面が数回続いた。逆にきれいに決まった場面では会場から割れるような拍手がわき起った。練習を終えてリンクから上がり、会場から姿を消すまで拍手は鳴りやむことはなかった。
羽生選手の練習が終わると、今度はロシア勢の3人、ミハイル・コリヤダ、ドミトリー・アリエフ、アンドレイ・ラズキン選手らがリンクへ出たが、羽生選手の退場とともに声援を送っていた観客の多くも姿を消してしまった。
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2017/10/20 06:47 | グランプリシリーズ | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) TOP
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