「婦人画報」の羽生選手特集の感想
昨日発売された「婦人画報」の羽生選手特集が話題になってますね。 ← アマゾンサイトへ
羽生結弦選手特集①「SEIMEI」が世界を制する日(20171228 婦人画報)
平昌オリンピックまで2カ月を切りました。12月29日発売の『婦人画報』2月号では、厳選された写真とともに男子シングル代表・羽生結弦選手の特集を掲載しています。
婦人画報.jpサイトでも、オリンピックに向けて毎週エールを送りたいと思います。
執筆は、長年フィギュア観戦してきた編集者の中谷ひろみさん。長く観戦してきたからこそわかる分析・レポートをお楽しみに。
第一回は、フリーの「SEIMEI」をご紹介します。あわせて、代表発表も行われた先日の全日本選手権大会のもようをお伝えします。
陰陽師がリンクに現れ、場を制し、観客のエネルギーを掌握していく
真っ黒なジャパンジャージのファスナーを下げると、会場がどよめいた。
2017年9月。羽生選手は2連覇中の大会、スケートカナダ・オータムクラシックのリンクにいた。オリンピックシーズンの初戦ということで、報道陣も観客も例年にないほど多数押し寄せた。
新衣装お披露目の瞬間でもあった。もちろん、変えたのは衣装だけではない。ショートの「バラード1番」、フリーの「SEIMEI」はともに2シーズンぶりのプログラムだが、演技構成は難度を増し、大幅に変化した。
特に「SEIMEI」では最高難度の4回転ルッツを投入するとあって、自身のもつフリー歴代最高点更新への期待が高まっている。
「オリンピックで勝負するのはこの曲しかない」と本人やコーチ陣が思うプログラムは、観客にとっても同じ。
過去2回、「SEIMEI」で歴代最高点を出した試合では、会場全体が熱狂していった。
陰陽師が現れ、場を制し、すべての観客のエネルギーを掌握していく。それは、その場にいた多くが忘れられない強烈な感覚。だからこそ新たな「SEIMEI」を歓迎し、その熱に巻き込まれることを期待する。
平昌で羽生選手が望む「観客とのコネクト」が生まれたとき、それはカタルシスとなり、再び頂点へ駆け上がるだろう。
SEIMEI とは
映画『陰陽師』より羽生選手が選曲し、日本の伝統芸能を深く研究したというシェイ=リーン・ボーンが振り付け。
映画で安倍晴明を演じた野村萬斎氏から直接アドバイスを受け、2015年、歴代最高点を2度更新したプログラム。
今季は新たに4回転を5本入れるなど難度を上げ「新・SEIMEI」として平昌シーズンに臨む。
曲:「SEIMEI」映画『陰陽師』サウンドトラックより 振り付け:シェイ=リーン・ボーン
平昌五輪代表選手が決定した、全日本選手権の夜
12月24日22時30分。クリスマスイブを祝うテーブルでは、そろそろケーキのキャンドルに火が灯る頃。会場にはまだ多くの観客が残り、五輪代表選手の発表を待っていた。
皆、一様に落ち着かない様子なのは、終電の時間が気になるからだけではない。誰が選ばれても、喜びとともに切なさが湧き上がることに、気づいてしまっているからだ。そして、名前を呼ばれても登場しない選手に、思い切り拍手をしよう、思い切りバナーを振ろう、そのタイミングを逃しませんように、と。
いよいよシングルの発表の時。優勝者として内定していた宇野昌磨選手、宮原知子選手のほか、勢いを感じる2位同士(坂本花織選手、田中刑事選手)が選ばれた。とくにこの2人の名前が呼ばれた時には、悲鳴にも似た歓声が上がった。それほどの混戦、激戦を勝ち抜いた証だった。
どの選手にも大きな拍手が贈られた。そして、ついに呼ばれた羽生選手の名前。その瞬間、会場いっぱいに彼のバナーが揺れた。たくさんの涙があった。それまでさまざまな選手を応援していた観客の中に、羽生選手のファンがこれほど多くいたことに驚く。
選ばれないかもしれないという不安もあった。会場に来られないのもわかっていた。それでもこの瞬間を皆でお祝いしたかった――。この夜、そんな言葉を何度も何度も聞いた。
「選ばれないかもしれない」という不安は、私には微塵もありませんでした。
本人が辞退しない限り、それはありえない。スケ連もそこまでバカではないはず。
ただ、結弦くんが会場に来られないのはわかっているけれど、代表発表の瞬間に立ち会いたい。皆で一緒にお祝いしたい・・・という、会場にかけつけたファンの気持ちは痛いほどわかります。
初めて「婦人画報」を買いました。結弦くんの特集だけとりあえず読みました。羽生特集は10ページほど。文章は中谷ひろみさん、写真は田中宣明さん。ファンの想いを代弁してくれているかのような文章が温かいです。また世界中にいるファンのことにも触れられていました。
写真は鮮やかで美しい。一番上の花束をもって手を振ってるお写真は本誌にありますが、それ以外の本誌で掲載されている写真は、上の2~4枚目とは違う写真です。
白鳥の写真に添えられた「これだけ美しいと形容される男性を他に知らない」という言葉に大きくうなずいてしまいました。
来年のFaOIは金沢公演もあるので、金沢遠征を考えている人は金沢特集もチェックしておきたいですね。
私は知らなかったのですが、ツイの書店員さん情報によると、「婦人画報」は婦人画報社から出ている老舗の女性誌だそうで、「家庭画報」は「婦人画報」より後発の世界文化社から出た女性誌だそうです。
初の「婦人画報」ですが、以前に羽生特集目当てで買った「家庭画報」より全体的によさそうな印象を受けました。
その「家庭画報」、2月1日発売の3月号では、結弦くんの特集を組むようです。
前に「家庭画報」を購入したのは、結弦くんの袴姿に釣られたから。
前回同様ポスターなどの付録がつきますが、今回は意志を強くもってスルーしたいと思います。
「家庭画報」の編集長は有名なアンチ羽生。売上のためにだけ結弦くんを利用して、羽生ファンのお財布を当てにするのはやめていただきたい(笑)
本誌のお写真チラ見せ♪
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2017/12/30 09:35 | CM・雑誌・商品情報(2017-2018) | COMMENT(4) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
婦人画報
おはようございます。
婦人画報はなかなか評判が良さそうですね!私も書店で見て来ます♪
婦人画報さんは、老舗との事。家庭画報は、その後追いなんですね〜?!成る程…
家庭画報は今度、結弦くん特集らしいですね?
後輩選手の特集で、赤字になったぶんを、結弦くんで補填かしら…?と深読みしてしまいました(笑)
まぁ結弦くん特集でも、他選手のごり押しは突っ込んで来るでしょうね?
これからフィギュア本も、多数出版されそうですが、よく見極めて購入したいと思います(^^)
No:7849 2017/12/30 10:53 | てるこ #- URL [ 編集 ]
みずほさん、こんにちは
…仕事づけの年の瀬になんというラッシュですか(+_+)
もはやボーゼンと傍観するのみです。
この二日間は画像を見る気力すら湧かず、レノアシールとパッケージの笑顔を切り抜いたものをクリアファイル(本当にクリアなヤツ)にはさんで寝る前に眺めては気力回復するレベルまで来てましたが、どうにか休めたので「婦人画報」チェックしてきます♪
年の瀬にP&Gはどれだけ売り上げ伸ばしたのでしょうね(^^;
No:7850 2017/12/30 12:19 | なすか #- URL [ 編集 ]
てるこ 様
てるこさん、こんにちは。
>後輩選手の特集で、赤字になったぶんを、結弦くんで補填かしら
それが、後輩くん特集のあった1月号はすごく売れてるらしいのですよ。後輩くんで売れてるのではなく、将棋盤の付録で。今将棋ブームだから、将棋盤目当てで買った奥さまが多かったらしく。さすがに後輩くんの付録だけで勝負する勇気は編集長もなかったのでしょう。でもそのおかげで後輩くんでは売れないのがバレなくてすみ、後輩くんにとっては幸いだったのではないですか(笑)
そういえば、家庭画報は、そのときの流行にのった付録をつけることが多い雑誌なのだと書店員さんがツイでつぶやいてましたね。
>他選手のごり押しは突っ込んで来るでしょうね?
それは間違いなくあると思います。
コメント、どうもありがとう♪
No:7851 2017/12/30 19:18 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
なすか 様
なすかさん、こんにちは。
>仕事づけの年の瀬になんというラッシュですか
これだけ欠場しているのに、ゆづ情報の激流が止まりません。押し流されないようにするのが大変です。売れっ子芸能人よりすごいです。
>年の瀬にP&Gはどれだけ売り上げ伸ばしたのでしょうね
2、3日前に、ゆづコラボファブリーズを店頭で見たと間違い情報をレスしてしまいました。すみません。商品の上に結弦くんの写真があったので勘違いしてしまいました。レノアが告知よりフライング販売だったので、ファブリーズもそうかと思ってしまった(汗)
それにしても、まさかファブリーズが抽選販売とは・・・(笑)
コメント、どうもありがとう♪
No:7852 2017/12/30 19:29 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
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