「ゆづは『feeling much better』と言った」 ~PJさん談

PJさんが、クリケットで結弦くんに会ったようです。



PJさんは、結弦くんとハグして、結弦くんが「feeling much better」と言ってて、PJさんは「his smiling face」を見れて嬉しかったと。

オーサー関連で、こんな情報もありました。



ハビがユーロ選手権に出場したとき、結弦くんの状態をあれこれ聞き出そうとした日本人記者がいたそうですが(誰だ、そいつ。ハビは「ゆづに怒られるから」とかわしたようですが・・・)、具体的にどうこうなんて情報はいりません。結弦くんが笑顔で、元気に練習できている・・・それだけで十分です。


日加修好90周年に向けての、結弦くんのメッセージをあげておきます。
90周年記念ビデオより。

Olympic Figure Skater Yuzuru Hanyu "Japan, Canada, and Me"



Japan、Canada、and Me !

―日加修好90周年へのお祝いの言葉をお願いします。

僕を通して、こうやって、ちょっとでも日本とカナダの絆90年というものを、少しでも感じていただいて、また日本とカナダの交流というものが、深まっていったらいいなというふうに思っています。

―あなたとカナダとのつながりは?

とにかく、スケートというものが、僕とカナダとのつながりかなと思っています。なによりも、ここを選んだ理由は、なによりも、スケートに対していい環境だったからこそだし、ここにいるブライアン・オーサーさんだったりとか、そういったカナダの名選手とともに、こうやって僕がカナダのスケート技術を受け継いだりとか、そういった意味でも、すごくカナダとの絆っていうものを毎日感じています。

―カナダの印象は?

特にトロントという意味では、住宅街の中でも自然がいっぱいあって、山もね、そんなにいっぱいあるわけではないので、どこからでも自然の豊かさがずーっと見渡せる、それは本当にカナダの素晴らしいところだなと思います。

―カナダ人に、日本の魅力をどう伝えたい?

伝統的な民族がいて、民族独特の踊りとか、またちょっとした訛りとかもいろいろあったりして、そういった地域ひとつひとつの歴史の深いところっていうのが、日本の魅力かなと思います。

Feel the Japan !



こうやって僕がカナダのスケート技術を受け継いだりとか・・・結弦くんがクリケットに行ったのは、四回転サルコウを跳ぶハビがいたことが大きな理由ですが、結弦くんがクリケットで得た最大のものは、私見ですが、ジャンプよりむしろ、スケーティング技術だったのではないかと思います。「ジャンプを教えてほしくてカナダまで来たのに、来た当初はスケーティングばかりさせられた」と結弦くんは言っていた。それは、まずはスケーティングが基本だというオーサーの考え方があったから。最初は不満だった結弦くんも、スケーティングの重要性を理解するようになりました、そして、彼のスケーティングが大きく変わった・・・と感じたのは、ソチ五輪後の2014-2015シーズンからでしょうか。

ソチ以前は「ジャンプはいいけれど、スケーティングが・・・」と言われていた結弦くんは、今、パトリック・チャンと並ぶスケーティング巧者の筆頭にあげられるようになった。サルコウは、クリケットに行かなくても、いずれ跳べるようになっただろうけど、今のスケーティング技術は、カナダに行かなければ得れなかった財産ではないかなと。


海外のスケオタさんの分析です。




①クロスオーバーの数 ②片足ターン ③片足滑走の長さ(秒)

●羽生結弦 ①26 ②38 ③56
●パトリック・チャン ①26 ②38 ③46.5
●フェルナンデス  ①28 ②33 ③38
●ボーヤン・ジン ①30 ②29 ③41.5
●ネイサン・チェン ①39 ②25 ③38.5
●宇野昌磨 ①49 ②27 ③40


①は少ないほど、②は多いほど、③は長いほど、スケーティング巧者と言えると思います。
あれだけ高難度ジャンプを入れながら、これです。結弦くんのスケーティング能力が、いかにすごいかわかります。
カート・ブラウニングさえ、「どうして、できるのかわからない」と舌を巻く、羽生結弦の美しいジャンプとスケーティング。特に、あの流れる水のような滑らかなスケーティングは、私は、カナダからの贈り物だと思っています。


昨日、結弦くんのコーチパス、ブリアンコーチの分が追加されました。
しかし、スケ連はとても分かりやすい組織で、本当に「押してる」選手には、コーチバスを多めに発行します。それは、ソチ五輪での、引退した某男子スケーターのコーチパスを思い出せばばわかります。海外拠点で、五輪二連覇がかかっていて、さらには怪我明けのハンデを背負っている、現オリンピックチャンピオンであり現ワールドチャンピオンの扱いは、ほかの選手に比べて、なんら優遇されている部分はありません。スケ連会長の「サポートする」は、所詮口だけということ。


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最新号の「NHKステラ」の内容は、「羽生結弦&宇野昌磨  2人の直接対決特集!」だそうです。
NHKすら、自国内の選手二人で煽る特集。NHKには失望しました。
国営放送の情報誌が「日本人VS外国人」の五輪特集ならともかく、「日本人VS日本人」の五輪特集を組むなんて、正気の沙汰とは思えません。

現五輪王者&現世界王者&ワールドランキング1位&12回世界記録を更新してる世界最高得点保持者は、自国のスケ連からの特別なサポートもなく、自国のメディアすら味方になってくれません。たぶん、こんな国も珍しいでしょう。せめて余計な雑音の入らないカナダが拠点で、本当によかったなと、五輪シーズンになって一層そう感じる今日この頃です。


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2018/01/26 15:05 | クリケット・プログラム・CS(2017-2018)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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