女子シングルの結果がでました

女子のフリ―プログラムが終わりました。
宮原さん、見事な演技でした。オリンピックの大舞台でパーソナルベストを更新して4位。
あとメダルに一歩でした。一時は五輪出場さえ危ぶまれたとは思えません。
本当に、非の打ち所がない蝶々夫人でした。演技が終わったとき、胸が熱くなりました。

彼女にメダルをあげたかった。ここまで頑張ってきたご褒美として。
でも、五輪の魔物に打ち勝った自信はこれから彼女の大きな財産になるでしょう。
「この場にこれたことが大変に光栄に思っている」と笑顔でインタビューに答えた宮原さん。
怪我で辛いことを経験して、一回り大人になりました。本当に素敵な女性になったなと思います。

そして、メドベ。演技終了後の、そしてキスクラでの涙。美しい涙でした。
本当は、メドベに五輪女王になってほしかった。
五輪女王に一番ふさわしいのは、メドベ、あなた以外にはいないと思っていました。
ザギトワの技術は素晴らしいけれど、私はあなたの演技が大好きなのですよ。

今回の結果をみると、オリンピックで金メダルをとることがいかに難しいかを痛感します。
4年に一度の五輪金は、実力だけでなく運も必要といいますが、いかに史上最高のスケーターとはいえ、連覇した結弦くんは、やはり特別な人としか思えません。

絶対女王のメドベを破ったザギトワは、ソチで、当時絶対王者といわれたチャンに勝って金メダリストになった結弦くんと同じ勢いを感じさせます。昨シーズンまで、メドベが五輪女王になると、誰もが信じて疑わなかった。チャンが五輪王者になると思われていたように。

メドベは、2位に終わったヨーロッパ選手権のあと、「みんなは私が金メダルを穫るから応援してくれるのではなく私が滑ることそのものを応援してくれる。ファンは結果に関係なく私のそばにいてくれる。こんなに素晴らしいことはない」と言っていたそう。フィギュアスケートのファンって、強いからファンになるんじゃなくて、そのスケーターの演技が好きだからファンになるんですよね。もちろん、勝ち馬に乗ってるだけのファンもいるでしょうけど。

ただ、この五輪では、メドベは少し弱気になっていたようです。エテリコーチがメドベを心配していたとか。自信がなさそうだと。クリーンに滑ったらザギトワが勝つと思う・・・そう言っていたそうです。メドベは、ある程度は覚悟はしていたのかもしれません。

とはいえ、今年シニアにあがったばかりのザギトワは、銀をとれたら、「よくやった」と言ってもらえる立場。一方、世界女王二連覇中のメドベは五輪金メダルをとって当たり前と思われていた。
そのプレッシャーはハンパなものではなかったと思います。
しかも、大事な五輪シーズンに怪我をしてしまった。
彼女の気持ちが一番理解できるのは、結弦くんかもしれませんね。


それにしても、平昌五輪でも、滑走順の妙がありましたね。

男子 22番滑走→金 23番滑走→銅 24番滑走→銀
女子 22番滑走→金 23番滑走→銅 24番滑走→銀


ソチのときは、男子も女子も21番滑走が金でした、ついでにいうと、そのあとのワールドも、21番滑走が男女とも金でした。
4年前、21番滑走がラッキーナンバーだと記事に書いたことがあります。

羽生結弦選手についての萌え語り Part.21 ~ラッキーナンバー21&ロミジュリまとめ動画 ~

この記事で、「五輪女王は、トリノの荒川さん、バンクーバーのキムヨナ、ソチのソトニコワと、3大会連続フリー21番滑走者がなっています」と書きましたが、ショートの上位3人が、最終グループ後半(22~24番滑走)を滑ることになったので、21番がラッキーナンバーにはなりにくくなりました。平昌五輪は、王者も女王も、22番滑走でした。


20180223メドベ


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2018/02/23 17:01 | 平昌オリンピックCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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