最近気になったブログ記事と感想

結弦くんに関しては、年がら年中外野がうるさいので、現在クリケットでリハビリをしているという情報にホッとしたファンも多いと思います。さて、私は、よそ様のブログはほとんど見ない人ですが、TLで流れてきたブログで、興味深いものがあったので、紹介します。

ひとつは、元マオタの告白記事です → あるヘイターの告白

突然ですが、私はブライアンを憎んでました」から始まる記事です。多くの真央ファンと同じく、このブログ主様も、ヨナのコーチであるブライアンを憎んできた。2012年のニースで羽生ファンになった(私と同じです)ブログ主は、結弦くんがクリケットへの移籍を決めたとき、結弦くんのことを「うらぎりもの」と思ったそうです。それがとても理不尽なバカげた思いであったと、今、ブログ主は告白しています。そして、当時は不当な採点だと思っていたヨナの演技が、金メダルに値するものだと、今なら理解できると。

バンクーバーのとき、浅田さんとヨナの演技をライブで見ましたが、私も、「これはヨナが金だな」と思ったものでした。心情的には、同じ日本人として、浅田さんに金をとって欲しかった。当時は、ルールなんてまったく知らないライトファンだった。でも、”感覚的に”ヨナの演技の方が完成度が高いと感じたのです。

結弦くんのファンになって、ルールも勉強するようになりました。
正直、ライトファンのときは、コケなければいいのだと思っていましたが、回転不足なく降りなければならないということも知りました。それでも、浅田さんの3Aが回転不足が多いことについては、「確かにギリギリだけど、少し厳しすぎるのでは?」とも感じていました。けれども、2014-2015シーズン、タクタミシェワの3Aを見たとき、なぜ浅田さんの3Aが回転不足をとられるのかわかったような気がしました。タクタミの、回転不足とは全く無縁のみごとな3Aを見てしまったからです。

人間というのは、無知なほど、世間の空気に惑わされやすいものです。だから、メディアの印象操作というのは怖いのです。バンクーバーでのヨナの金は納得していました。でも、真央ファンではない私ですら、「3Aをもってるのに、なんでヨナに勝てないのだろう」と不思議に思ったものでした。フィギュアは見るのは好きだったけど、”推し”がいなかったこともあり、ルールを勉強してなかった私は、ヨナの強さの意味がいまひとつ理解できていなかったのです。オリンピックで勝つには、「戦略が必要」だということも。

件のブログ主様は、一時は結弦くんを恨んだこともあったとはいえ、自分の間違った考えに気づくことができました。でも、それは、ブログ主様が、真央ファンであるだけでなく、羽生ファンでもあったから、ダークサイドから帰還することができたのです。でも、そうでなければ、今でも、見当違いの恨みつらみの沼でもがいていたかもしれません。


もうひとつ。私と同じ腐女子の羽生記事です。腐女子が結弦くんについて書いてる記事は滅多にお目にかかれないので、興味深かったです。このブログ主様は、結弦くんと宇野選手の関係について、自論を展開されています。 → きっと何者にもなれないお前たちに告げる

ところで、今回の平昌では、羽生くんが金、宇野くんが銀を獲ったことや、羽生くんがグリグリと宇野くんの頭を撫でていたり盛んに構っていたりしたことも含め、(別に腐女子に限らず)この二人にモエモエしていた人は多いと思うし、まあ当然の如く私もしていた。萌えていた事は認める。

ええと、この点に関しましては、私は「モエモエ」は一ミリもしておりません(笑) 私は、相手がハビでも、ブライアンでも、ブリアンでも、いや菊池さんでも「モエモエ」できる間口の広い腐女子ですが(笑)、この組み合わせにはございません! 同じ腐女子といいましても、萌えのツボは千差万別なので、まあそれはいいとして(笑)

しかし、その一方で、この二人、表面上の「可愛さ」ほどは、可愛い関係性ではないのではなかろうか…?と、やや語弊はあるが多少の薄ら怖さのようなものを感じ取っていたのもまた然り。
果たして、宇野くんと羽生くんの、この拭いきれない「距離感」のようなものは、何なんだろうか?というような事を一方では考えていたのだった。


ブログ主様は、記者クラブの会見をみて、「羽生くんって結構怖い男だな」と思ったそうです。それは、私も感じたのです。

切れ味鋭いナイフで、スーッと切っていく感じ。ニコニコ笑いながらだからよけい怖い(笑)
マスコミに対するさりげない皮肉は、特に鋭かった。百戦錬磨の記者クラブの強者を相手に、23歳の若者が・・・です。
絶対王者の強烈なプライドが、オフリンクのときに見せるふんわりした甘い笑顔の影に、はっきり見えました。

結弦くんが、カナダにいても、あらゆるメディアやネットで、自分の情報を細かくチェックしていることがわかりました。ブライアンは、「ネットは見ない方がいい」という主義ですが、結弦くんは、かなり熱心にエゴサしているようです。「知らずに楽でいるより、精神衛生上よくなくても知った方がいい」という考え方なのだと思います。私も、経験上「無知は罪」だと考えている人間なので、彼の考え方には共感できます。

よく「羽生くんは宇野くんを可愛がってるから~」という人が、羽生ファンにもいます。日本男子は伝統的に少なくとも表面的には仲はいいのです。それは宇野選手に限らずです。競技人口が女子の1/10しかいないので、立場の弱いもの同士(笑)で、自然と仲がよくなるのでしょうね。結弦くんはフレンドリーな性格ですから、誰にでもじゃれにいきます。女はとかく「仲がいい」と「仲が悪い」のどちらかに分類したがりますが、一般的に男同士の関係は、女同士よりドライなものです。

そういう前提にたてば・・・ブログ主様のいう「距離感」はあって当たり前のことなのです。
宇野選手は、オリンピックの選手データにも「HERO」は高橋元選手の名前をあげています。スケーターとしての理想像は結弦くんではありません。「羽生結弦」は点数的に勝ちたい目標ではあっても、理想像ではないのです。それは、技術的にはとっくにプルシェンコを超えていても、今でも結弦くんの理想像がプルシェンコであるのと同じだと思います。

「金メダルに人生を賭けた」と公言している結弦くんの前で、オリンピックメダルを軽んじる発言を平気でする彼が、高橋さんの前にでると、「先輩の銅と、僕の銀では重みが違います!」と、相手の気持ちを気遣った発言をする。そう、彼は気を遣うべき相手には遣えるのです(笑) ある意味、とても正直な子だと思います。でも、その態度の違いを、あの敏感な結弦くんがわかっていないはずがない(結弦くんは気を遣ってほしいとは思っていないでしょうが)。ブログ主様は「ある種、突き放した諦め」と言っておられますが、「諦め」というのは「期待」あってのこと。結弦くんは、最初から期待はしてないと思うのです(笑) ただ、国際大会で、英語が得意でない後輩のために、先輩としてフォローはするけど、「せめて会見で寝ないでくれ」とは思っているようですがね。

宇野選手の「ループが成功したら勝てた」発言の否定、「人前で寝る」ことの(抑えた形での)批判、「自分を追い抜かそうとは本音では思っていないかもしれないんですけれど」という言葉は、宇野選手のファンや、宇野選手びいきのメディアの反感を買うであろうことは承知の上だったと思います。それらをわかった上の開き直った感が、私も「怖い」と感じたのでした。今までですら、「賢すぎて怖い」人だったのに、これで開き直ったら、どうなっちゃうんだろうと。一方で、記者クラブという公の場で、ここまで発言したということは、結弦くんも内心カチンときてたのかなと(笑)、少し人間臭い一面も見れたような気がしました。

記者クラブの会見全文、もしまだ読んでない方がいれば、こちらをどうぞ https://logmi.jp/270456


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2018/03/30 15:35 | テレビ番組・コラム(2017-2018)COMMENT(16)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

宇野選手は・・・

納得して読ませていただきました。

自分が思うには、宇野選手は羽生選手との対極をもって、モチベーションとしてるような気がします。
オリンピックのとらえ方、試合への出場の仕方など。

今はそれでいいけれど、自分がトップに立った時
何を基準に話すのかなと考えました。

No:8353 2018/03/30 20:14 | tama #- URL [ 編集 ]

tama 様

tamaさん、こんにちは。

>羽生選手との対極をもって、モチベーションとしてるような気がします

弟くん曰く、宇野選手はとても負けず嫌いなのだそうです。だから「羽生選手に勝ちたい」がモチベではあるのでしょうけど、本当にトップになって、今結弦くんが背負っているような注目やプレッシャーにさらされるのは嫌だな・・・と、その狭間で揺れてるような気がします(笑)

私自身は、宇野選手は「対極をもってモチベ」とか小難しいことを考える子ではないと思います。結弦くんのいう通り「鈍感さ」が武器な子で、ある意味とてもわかりやすい子だなと。ただ、二番手ならいいけど、いろんな意味でトップの器ではないと正直思います(笑) 

コメント、ありがとうございました。

No:8354 2018/03/30 23:41 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

みずほ様すごすぎ

みずほ様おはようございます。
いつも素晴らしいクオリティの文章で、本当感心します。羽生氏の「頭が良すぎて怖い」っていうの、私も凄くわかります。
だから宇野はわからないんだろうなぁ、と私も思います。身近にこんな切れ者存在しないでしょうし(私の周囲にもいませんよ)、宇野も羽生くんが賢い人って無意識のうちに判ってるから影に隠れたい、とナチュラルに言う。でもこれって本当に失礼ですよね。無礼ですよね。莫大な額をかけてSAにしてるんだから、必要最低限のメディア対応の教育くらいその報償の範囲で講師読んで教えるくらい出来るだろ、っていつも思います。
私はみずほ様の「無知は罪」も状況によると思います。だけど必要最低限の教育を受けていない人を罪人にしたくないんですが宇野に関しては周囲が先に「自堕落」を教えてしまって、その自堕落は滅びの呪文である、という事に自ら気付かないといつまでも能力の高い人や飛び抜けて勝れている人に寄生して生きる事しか出来ないような人になるから、私はこいつに関しては容赦なく叩こうと思っています。

No:8355 2018/03/31 07:00 | MONO #- URL [ 編集 ]

みずほさん
こんにちは

記者クラブでの会見そのものが羽生結弦の名プロのようになっている感じでスゴイですね。

一番のハイライトは記事にもありましたしょーまに関するコメントですね。
「自分を追い抜かそうとは本音では思っていないかもしれないんですけれど」

ここには確かに羽生くんとしょーまの理想像の違いということもあるとは思いますが
私はもっと具体的かつ辛辣な羽生くんの本音を感じました。

理想像にも含まれますが要は「お前には『正しい技術』を追求しようとする姿勢がないよ」
そう、私には聞こえました。
つまり、きちんと空中で4回回る、エッジ系はエッジ、トウ系はトウで踏み分けるなど正統派の技術、
それをしようとしてないから「本気で自分を追い抜かそうなんて思っていない」と。

さらに両者の圧倒的な違い、というか差を感じたのが
結果が出る前に「誰が獲ろうが、僕も獲る」と言い切る羽生結弦と
結果が出た後に「完璧に滑れば一番になっていた」とどのスタジオでも繰り返す宇野昌磨

相手のミスを前提に自分が完璧に滑ればってコメントを平気で繰り返すところ、さらに言えば
相手がケガでベストコンディションではないことも前提となってることが透けて見える(あくまで推測です)。

こうしたすべての流れの中で「自分を追い抜かそうとは本音では思っていない」と
羽生くんは公の場で断言に近い形で言ったと思いました。

No:8356 2018/03/31 09:47 | コナン #- URL [ 編集 ]

羽生くんの父性

はじめまして。

羽生くんは、大切な自分のオリンピックの記憶を守りたかったのだと思うのです。宇野くんと違って羽生くんには、「宇野くんが転倒しなくても羽生が一番だった。」とテレビで言ってくれる先輩、コメンテータは、皆無でしたから。
各局、「完璧に滑れば宇野が優勝・・。」のオンパレードで・・。

きちんと反論したので、その後タラレバーは、とりあえずテレビ画面からは、消えたように思います。
それから宇野くんの理想は、高橋さんなので、元々羽生くんは、目指してないですから。そういう意味じゃないかな。

ファンについても発言されています。
大切なものは、自分が泥を被っても守る。
そんな羽生くんは、遠い将来、素敵なパパになると思いました。(ずっと先でね。」)

No:8357 2018/03/31 10:24 | いちご摘み #- URL [ 編集 ]

記者クラブの発言

こんにちは

みずほさんがご紹介された、ばら子さんのブログを読んできましたが、色々と興味深い内容でした。

あの記者クラブの会見で、羽生君が宇野選手に言及した部分は私も物凄く印象的でした。OPの一夜明け会見で「本当は嫌われたくない」と言っていたのに、こんなにハッキリ発言すると又バッシング来るぞ~と思ってたら、案の定…
スポナビのヤフコメとかでも結構非難されていました。

「ループ決めていたら云々」について、「ファンの方々も余り良く思われていない方もいらっしゃったかもしれないんで」と発言していましたが、何より羽生君自身が快く思っていなかったんではないでしょうか。
羽生君としてはソチフリーのリベンジを誓って4年間命がけで頑張り、渾身の演技で連覇を果たしたというのにメディアは「タラレバ大合唱」。それは間違いだ、と主張したくなるってもんです。羽生君は誇り高き獅子ですから。

「自分を抜かそうとは本音では思っていないかもしれない」と発言したのには、2つの理由がある気がしました。
1つ目は「羽生選手がいてくれると(傘の下にいられて)自分は楽だ」というような発言を後輩選手が繰り返していること。
2つ目は後輩選手のジャンプ技術に対する姿勢でしょう。以前、スタジオで羽生君がジャンプの種類の実演解説をしていた時、「自分はハッキリ跳び分けている」と明言していました。他のインタでも似たようなことを語っています。つまり羽生君は(マッシさん達と同じように)後輩選手のジャンプ技術に疑問を感じ、それを改善しようとしない姿勢にモヤっていて(?)、あの発言に繋がったのかな、と思いました。
とにかく羽生君は誰にどう思われようが、「自分自身を貫く」というスタンスになったんでしょう。

最後に、「ゆづしょま萌え」について。
OP後に週刊朝日がこのタイトルの記事を出した時は、そんな人何処に存在するんだろう、と思っていましたが、存在はしていたんですね。正直勘弁してほしいわ。

No:8358 2018/03/31 12:08 | あお #Q3cyE8.I URL [ 編集 ]

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No:8359 2018/03/31 13:20 | # [ 編集 ]

関係性が面白いです

みずほさん、お久しぶりです。
興味深い記事ので、ちょっとお邪魔させてください。
羽生くんについて私は“スルドイ、策士”という言葉をよく使っています。
“怖い”という言葉は、よく大ちゃんが羽生くんに対して使うので、同じ心理状況にはなりたくないという願望なんですかね^^;

それから羽生くんは普段は賢い発言をしますが、時々超ドS発言をしますね。
「これからは真4回転の時代」なんてモロにそんな感じです^^;
負けず嫌いだからか、宇野くんに対してはそこが前面に出るような気がします^^
宇野くんは昨年のワールドの試合についても「ボク計算するんですよ、でも到底勝てないと思った」と話しています。
今回はキチンと答え合わせをしないまま発言したのでしょうかね。
それとも宇野くんも負けず嫌いなので、計算してワザと話したのか気になるところです。
それと某雑誌に「羽生くんにはしょうま君を女の子にしたような子がお似合い」のような尾木ママ発言の記事があって吹き出しそうになりました。
私は絶対アリエナイ!と思いますが、感じ方は人それぞれですね~。

No:8360 2018/03/31 13:59 | piano #- URL [ 編集 ]

宇野選手の逆転可能性

みずほさま

興味深いブログのご紹介、ありがとうございました。

あの記者会見の羽生選手、痛快でしたね。
司会の島田NHK解説委員(副委員長なんだとか)が冒頭「総理大臣とか政党の党首がくる時しか、わたしにお呼びがかからないんですが、羽生さんの会見にわたしにオファーがきました」。
これちょっとハズしましたね。恐れ入るとでも思っていたんでしょうか。羽生くんはじーっと島田委員を見ていました。
羽生くんに質問するの、怖いだろうなあといつも思います。

後輩の宇野くんについて質問したのがこの島田委員だったのですが、きっちり反論されてしまいました。すかっとしました。
テレビの「たられば」にうんざりしていましたから。

18日は一般紙も含めて朝刊をコンビニで集めて比べたところ、毎日新聞のスコア比較解説欄だけが、「宇野は転倒がなければ少なくとも5点は高かったはずだが、それでも表現力を評価する演技構成点で上回る埴生を逆転するのは困難だった」と書いていました。あとは、本人の計算を引用するものばかり。
羽生くんのひとことが安易な「たられば」をなぎ倒してしまいました。

No:8361 2018/03/31 18:08 | 京にんじん #- URL [ 編集 ]

MONO 様

MONOさん、こんにちは。

>本当に失礼ですよね。

弟くんが「兄貴はすごく負けず嫌いで、ゲームでもなんでも勝とうとする」と言ってたので、結弦くんに対しても単純にゲーム感覚で「勝ちたい」と思ってるような気がするのです。でも、ゲームと違うのは、日本一番手という重圧も引き受けなければならないこと。たぶんそれは嫌なんでしょう。

>莫大な額をかけてSAにしてるんだから

SAって2000万円くらいもらえますよね。もらうものもらってるのに、メダル軽視発言に、公の場で、全競技の選手中ただ一人居眠り。考えてみたらすごい神経ですね(笑)

>「無知は罪」も状況によると思います。だけど必要最低限の教育を受けていない人を罪人にしたくない

ちょっと誤解があるようですが、そういう意味で言ったのではないです。「『知らない』ことで損をしたり失敗したりする原因になる。そのことで『自分や誰かを傷つけてしまう』ことがある。だから無知はよくないのだ」という意味です。

私は若い頃「知らない」ことで深く自分を傷つけてしまった経験があります。そのとき痛切に感じたことです。私は、結弦くんが「心が傷つくことがあっても知る」ことを選んでいるのは、それが結果的に「知ることが自分を守ること」だとわかってるからだと思います。

>容赦なく叩こうと思っています

叩いてるつもりはないですよ(笑) 「おかしいものはおかしい」と言うことは当たり前のこと。「人前で寝る」ことを「大物」だともてはやすメディアは、ただの無責任です。結弦くんも、さすがにひと言いわずにおれなかったのだと思います。

コメント、ありがとうございました。

No:8363 2018/03/31 21:42 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

コナン 様

コナンさん、こんにちは。

>自分を追い抜かそうとは本音では思っていないかもしれないんですけれど

この言葉は考えれば考えるほど深い言葉で(笑)、だからこそ、言葉の裏にある結弦くんの本音をいかようにも想像できるわけですよね。

「目標とする理想像が違う」
「正しい技術を目指していない」
「一番手の重圧がしんどい。二番手の方が楽」

いろいろ考えられるわけですが、そういえば、「身長」について、以前、二人がまったく正反対のことを言ってたことがあります。

結弦くんは172センチあるわけですが、それでも「できればもっと身長がほしい」らしいのですよ(Jスポーツのミヤケンさんとの対談だったと思います)。理由は「同じことをしても、その方が演技の見栄えがいいから」。自分の美学を追求するためには、あれだけの容姿があってもまだ満足しない。「僕は腕が短い」とか言ってるし(笑) 身長が高いとジャンプに不利ですが、自分には影響しないという自信もあるのでしょう。

対して、宇野選手は「後輩にどんどん身長で抜かされていくけど、ジャンプのことを考えると今のままでいいかなと思う」と言ってました(こちらは、雑誌のミヤケンさんとの対談だったと思います)。彼は見栄えとかは考えてないんですよね。そして、背が伸びたら、今のジャンプを維持する自信がないんでしょう。確かに、女子の身長で男子の筋力があるわけですから、有利は有利です。

「身長」というテーマでも、ここまで正反対の答えがでる二人です。意識の高さが全然違うのがわかりますね。なんちゃってジャンプであろうが、見栄えが悪かろうが、実際点数がでていれば、彼にとっては問題ないのだと思います。

>相手のミスを前提に自分が完璧に滑ればってコメントを平気で繰り返す
>相手がケガでベストコンディションではないことも前提

2ヶ月も練習できず、ジャンプ練習再開したのがわずか3週間前、痛み止めでなんとか騙し騙しもたせてるようなボロボロの相手に負けて、あんたら恥ずかしくないのか!と反対に言いたくなりますよ(笑) いくら相手が宇宙人にしてもね。ましてや、そんな相手に仮に勝てそうなチャンスがあったとしても、普通は自慢気に言う気にはならないですよ、恥ずかしい(笑)

結弦くんを基準にするのは酷だとわかっていても、そういう宇野選手の意識の低さが私は好きになれないのだと思います。

そういえば、結弦くんは、ボーヤンのジャンプは誉めても、宇野選手のジャンプを誉めたことないですね。それが結弦くんの本音なんだなと思います。

コメント、どうもありがとう♪

No:8364 2018/03/31 22:28 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

いちご摘み 様

いちご摘みさん、はじめまして。

私は「記憶を守る」とか「父性」というより、彼の「正義感」かなと思いました。

たとえば、昨年4月に冬季競技の合同研修会がありました。そのとき、橋本会長が「東京五輪にタスキをつないでほしい」と言いました。結弦くんは「橋本会長は東京へタスキをつないでほしいと言いましたが、僕らは僕らです。(まずは)平昌五輪へ、しっかり(タスキを)取りましょう!!」とマイクをもって宣言したんです。スケ連会長ににらまれることも覚悟で「自分たちは東京への中継ぎじゃない」と反論したようなもの。こういう「おかしいことはおかしい」とはっきり言う正義感が羽生結弦らしいところであり、また敵を作りやすいところなのかもしれません。

「正しく報道されない」ことへのストレスは、本当は私達より、当の本人の方が強く感じているはずです。正義感が強くても、正しいことを言っても、「力」がなければ説得力をもたないのが世の中です。彼が本音を言い始めたのは、それだけのポジションになったということなのかなとも思います。

コメント、ありがとうございました。

No:8365 2018/03/31 22:57 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

あお 様

あおさん、こんにちは。

>スポナビのヤフコメとかでも結構非難されていました

それは私読んでません。正論言って、何を非難される理由があるのか全くわかりませんね。ヤフコメ、実は私はあまり好きじゃないんです(笑) なので滅多に見ませんけど、結弦くんの国民栄誉賞でも、記事みるついでに少しのぞいたら、批判的な意見が多かったですよ。あそこは特定の人にアンチ的な意見が固まって集まる傾向がありますね。ヤフコメの書き込みって、結弦くんに限らず虐めの構造みてるみたいであまり気分よくないです(笑)

>羽生君自身が快く思っていなかったんではないでしょうか

けっこう大胆に言ったな~と思ったけど、たぶん、肚の中で思ってることの1/10も言ってないのじゃないかな、あれでも(笑)
「ケガ療養中の間、自分は一度もネガティブになることはなかったけど、周囲が~」みたいなこと言ってませんでした? 天岩戸状態のとき、いろいろ好き放題に書かれてたし、本人としては、動けないだけにかなりストレスだったと思います。他の選手の悪質ファンはスルーされてるのに、自分のファンの一部だけ切りとって「羽生ファンは痛いやつばかり」みたいな印象操作をされる。宇野選手がループ決めても点差的に勝てたはずがないのに、そこは誰も訂正しようとしない。宇野選手の本来直すべき態度も「大物」とかもてはやして、誰も諭そうとしない。本人的にかなりモヤモヤがたまっていたんでしょうね。彼も人間ですし、一応(笑)

宇野選手の何が問題かというと、「羽生みたいな理想的なジャンプを跳ばなくても、宇野みたいな適当ジャンプでも点数はでる」というジャッジの限界(盲点?)が明らかになって、宇野選手のジャンプを参考にする他選手が現れ始めてること。正しい技術を崩壊させかねないです。

>後輩選手のジャンプ技術に疑問を感じ、それを改善しようとしない姿勢にモヤっていて(?)、あの発言に繋がったのかな

ジャンプ技術がアレなのに、ときには自分とあまり変わらないGOEつくときもありますしね(笑) 結弦くん、もう宇野選手のジャンプについては期待してないと思います。今から矯正なんて無理でしょう。てか、あれでしか跳べないのだと思うし、点が出てるのだから、矯正する必要ないと思ってるだろうし。結弦くん、ボーヤンのジャンプは誉めても、宇野選手のジャンプ誉めたことないですよね。「たくさん練習してる」ことは誉めても。なのに、何かといえば「羽生超え~」ですから、私達と同様「何いってんの?」と思ってたんじゃないかな(笑) いつも優等生的だけど、ちょっと本音が透けたような会見でした。

>正直勘弁してほしいわ。

人の感性はそれぞれなので「萌えるな」とは言いませんけど、何年か前の「だいゆづ萌え」と同じくらい、気持ち悪いです(笑)

コメント、どうもありがとう♪

No:8366 2018/04/01 08:41 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

n〇〇〇 様

n〇〇〇さん、こんにちは。

>マオタの存在を知り徐々に本人を見るのも嫌になってしまいました

マオタの存在で、浅田さんにあまり好感もてなくなった人けっこういるのじゃないかしら。浅田さんの画像をアイコンにして、ブログやらツィッターやらで悪質行動なんて、本当によくやるわと思います。あの人達、本当はファンのふりをしてるけど、浅田さんのイメージダウンをねらってる「隠れ浅田アンチ」なんじゃないかと思いたくなるくらいです(笑)

>弟で言えばしょーまのマネージャーになりないって発言に????
>関係性が浅田姉妹とそっくり

マネージャーという形でまるごと乗っかろうという弟くんと、一応ピンでも仕事して、なんとか芸能界で生き残ろうとしてる舞さんを一緒にしたら、舞さんに失礼なような気もしますが(笑) ただ、乗っかるとしても、お兄ちゃんは真央さんほどの大物じゃないからなあ。まあ、なんというか、実家がお金持ちの家の子は、テキトーに仕事選べていいですね(笑)

コメント、どうもありがとう♪ 

No:8367 2018/04/01 09:24 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

piano 様

pianoさん、こんにちは。

>計算してワザと話したのか気になるところです

私が感じるところ、あの子はそこまで深く考えて諸々の発言をしてないと思います。以前「僕はそのときそのとき思ったことを正直に発言するので、コロコロ(発言が)変わるみたいに見えるかもしれない」みたいに言ってたようですし。最近では、結弦くんの「努力はウソをつく。でも無駄にはならない」をほとんどパクった発言をして、ゆづファンの顰蹙を買ってました。結弦くんも彼のこと「鈍感」って言ってましたけど、私はただ頭が悪いだけだと思ってます(笑) 件の「僕が勝ってた」発言も、かりに心で思っていても、賢い子なら口に出しません。1年ほど前のアメリカのインタでの「羽生選手が先に引退するから、僕があとをつぐ」発言も軽はずみと言われても仕方ないものでした。あ、そういえば、五輪後のインタは日本中が見るので、事務所から事前に注意されてたのか、「ゆづくん」呼びを封印して「羽生選手」と言ってましたけどね。

>「羽生くんには「羽生くんにはしょうま君を女の子にしたような子がお似合い」

「誰それがお似合い」という発想は女特有のものだと思ってましたけど、やっぱり尾木ママっておっちゃんの着ぐるみ着たおばちゃんだったのね・・・。

しょうま君を女の子にしたような子・・・女装して頭におおきなリボンをつけた宇野選手が頭に浮かび、鳥肌たちました(笑)

尾木ママもたぶん「ゆづしょま萌え」したおひとりなのでしょう。感性は人それぞれだと思いますけど、私の中では、この二人の組み合わせは「マライヒ×パタリロ」なので、美意識が拒否します(笑) 

コメント、どうもありがとう♪

No:8368 2018/04/01 09:56 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

京にんじん 様

京にんじんさん、こんにちは。

>島田NHK解説委員

「意地悪なボールを投げて、この23歳の若造の器量を測ってやろう」という意図は見えました(笑) 見事に打ち返されてしまいましたが。

>テレビの「たられば」にうんざりしていましたから。

「僕はタラレバ嫌いなんですが」はスカッとしましたね。

>毎日新聞のスコア比較解説欄

毎日だけでしたね。実際分析しなくても、URもとられてないループが成功してたとして、どうやって11点差埋めるんだという話なのですが。

メディアを通じて話をすることで、自分の考えを整理してるようだし、またそれが記録に残る。メディアのいい加減さにウンザリしてる部分がありつつも、メディアを自分のために利用してる。賢い子だと思います。ただ、昔は「解説者になりたい」と言ってたのに、最近は「コメンテーターより、直接指導する立場になりたい」と言ってるのは、その「ウンザリな部分」に辟易してるからかなと思ったりしました。

コメント、どうもありがとう♪

No:8369 2018/04/01 11:23 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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