2010年3月の読書メーター

3月の読書メーターをUPします。

内訳は、小説19冊、コミックス16冊。

久々の30冊超え。その内、半分近くが漫画。漫画豊作の月でした。

小説での収穫は、何といっても「FLESH & BLOOD」を9巻まで読めたこと。
既刊14巻読破は無理でしたが、これは4月に持ち越し。
漫画の収穫は、中村明日美子さんや本間アキラさんの秀作に出会えたこと。「同級生」から「卒業生」に至る3部作に胸がキュンとし、「兎オトコ虎オトコ (1)」に笑いのツボを直撃されました。
志水ゆきさんの「LOVE MODE」シリーズがファイナルを迎え、これも感慨深かったです。


3月の読書メーター
読んだ本の数:35冊
読んだページ数:5335ページ

櫻狩り 上 (フラワーコミックススペシャル)櫻狩り 上 (フラワーコミックススペシャル)
評価 ★★★★☆ 侯爵家跡取り×書生。絵が上手くて綺麗。ストーリーもしっかりしてる。時代は好きな大正時代。路線は耽美。周囲の者を狂わせる魔性の若様、土蔵に閉じ込められていた狂気を孕んだ白子の少女・・・等々淫蘼な雰囲気。書生君の運命やいかに。ドロドロしてそうだし、先行きも暗そう。BLというよりJUNE? ※レンタル
読了日:03月31日 著者:渡瀬 悠宇
FLESH&BLOOD(9) (キャラ文庫)FLESH&BLOOD(9) (キャラ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ ついにスペイン宮廷編に突入。間諜入り乱れ、ビセンテしか頼れる者のいない敵地で、ひたすらジェフリーを待ち続ける海斗。そして、そんな海斗に傍目から見てても憐れなくらいゾッコンのビセンテ。大きな動きはなかったが、次巻からの暗雲を窺わせるラストだった。イングンランド組はマーロウも参戦、ナイジェルとの掛け合いが面白い。雪舟絵は大好きだが、今回は挿絵がなかった。だが、そのことに読後気付いた程全然気にならなかった。もはやBLの枠を超えた作品なのでそれも納得
読了日:03月31日 著者:松岡 なつき
志水ゆき全集 6 LOVE MODE (6)+レシピ (ディアプラス・コミックスDX) (ディアプラス・コミックス・デラックス/志水ゆき全集(6))志水ゆき全集 6 LOVE MODE (6)+レシピ (ディアプラス・コミックスDX) (ディアプラス・コミックス・デラックス/志水ゆき全集(6))
評価 ★★★★☆ 今まで謎だった史貴の物語で、最終巻が締めくくられた。最後の最後まで泣かせる演出・・・見事。あのまま史貴が生きてたら・・・3人で幸せに暮らしていたのだろうけれど。喪失感や哀しみは消えなくても、残された者は幸せにならなければいけない・・・そんな史貴の想いが通じたのだと思う。史貴が直也と和泉と会うシーンは特にジーンときた。もうラブモキャラに会えないと思うと淋しい。「レシピ」は少し毛色の変わった話だったけど、これはこれで面白かった
読了日:03月30日 著者:志水 ゆき
FLESH&BLOOD (8) (キャラ文庫)FLESH&BLOOD (8) (キャラ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ スペイン編の始まり。まだスペインに向かう船の中。今回イングランド組の出番は少なく、ビセンテ出ずっぱり。また厄介そうな神父が登場。海斗って、愛されるか憎まれるかどちらかの子だね。信奉者か敵か。中間がない。スペインでも海斗、苦労しそう。ジェフリーとナイジェルの仲が心配だが、何があってもこの二人の友情は鉄壁だと信じたい
読了日:03月29日 著者:松岡 なつき
FLESH&BLOOD(7) (キャラ文庫)FLESH&BLOOD(7) (キャラ文庫)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★★ プリマス編。本懐遂げるかと思えたが、残念、指2本まで(笑) 海斗がビセンテに攫われたことだし、またこれで当分お預け。ジェフリーと一緒に、読者も我慢大会になっている。あるのは最後の最後かな(笑) そして衝撃のラスト。海斗の好奇心は本当に危っかしい。海斗を守り切れなかったナイジェルの心情を想うと辛い。それにしても、海斗と同じ境遇の者が他にもいたとは。しかし、どこまで悪役なんだ、ピッポ!
読了日:03月28日 著者:松岡 なつき
FLESH&BLOOD(6) (キャラ文庫)FLESH&BLOOD(6) (キャラ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ フランスの海賊船との戦闘シーンがメイン。今まで安全地帯にいた海斗が初めて戦闘員の一人として仕事をする。海賊の血生臭い現実・・・それでも、宮廷編に比べるとまだ平和に感じてしまう(笑) 三角関係+ビセンテ・・・今後の展開が気になる
読了日:03月28日 著者:松岡 なつき
WORK in (メガストアコミックス) (ドラコミックス)WORK in (メガストアコミックス) (ドラコミックス)
評価 ★★★★☆ 年下上司×ゲイの部下。ガテン系ゲイ×タバコ屋のバツイチ子持ち。別カプだが、微妙に繋がっている。普通のゲイの恋愛が飾り気なく描かれている。昼は不精髭の眼鏡オヤジで、風呂上がりはしっとり美人のギャップもいいし、ゲイの部下に堕ちちゃうイケメン上司の生真面目さがカッコ良くみえた。心情面重視で、エロ薄め。続編のお父さん編では『Work in』完遂を期待(笑) あとがきがカバー裏というのもユニーク
読了日:03月26日 著者:鈴木ツタ
黒執事 1 (1) (Gファンタジーコミックス)黒執事 1 (1) (Gファンタジーコミックス)
評価 ★★★☆☆ 執事(悪魔)と英国貴族の少年当主(悪魔と契約)。セバスチャンとシエルの主従関係が軸だが、巷の人気ほど面白いとは思えなかった。これから明らかになるだろう契約の経緯にもあまり興味が湧かないしな。絵が好みから外れてるのも大きい。内容は男性より女性向きだと思う。BL的2次創作に向いてそう。2巻目は気が向けば読むかも。※レンタル
読了日:03月26日 著者:枢 やな
One piece (巻1) (ジャンプ・コミックス)One piece (巻1) (ジャンプ・コミックス)
評価 ★★★★☆ アニメや2次でしか知らなかったこの作品、思い切ってオリジナルを読んでみた。想像以上に絵が上手いのに驚く。そして、単なる冒険ものでなく、ヒューマンストーリーでもあった。ルフィ、シャンクス、ゾロ、皆素敵なキャラたち。人気の秘密に納得した。57巻を読む根性はないと思うが、もう少し追いかけてみたい。※レンタル
読了日:03月26日 著者:尾田 栄一郎
全ての恋は病から (白泉社花丸文庫)全ての恋は病から (白泉社花丸文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ モフモフ渇望病×片づけられない症候群。ビョーキ持ちカップル・・・面白かった!この作者のコメディでは一番好きかも。実は素直で初心で可愛いツンデレ美人が、尽くし型年下ワンコに甘やかされ、餌付けされ・・・というドストライクな設定に萌え、攻のエロエロ鼻血ブー変態ぶりに爆笑した。相性が悪そうで、実は「破れ鍋に綴じ蓋」のぴったりカップル。エロも濃ゆくて満足。言葉のセンスが良い。文章だけで笑える貴重なBL作家。惜しいのは挿絵が微妙だったことかな
読了日:03月26日 著者:凪良 ゆう
風紀のオキテ (あすかコミックスCL-DX)風紀のオキテ (あすかコミックスCL-DX)
評価 ★★★☆☆ 風紀委員長×新入生。設定がわかりくく、キャラの説明も不十分で話が見えにくい。色々唐突だし。ギャグ絵が可愛い。絵は、受も可愛いし攻や攻の弟もカッコ良かった。だけど、イマイチ乗れなかったな。※レンタル本
読了日:03月25日 著者:こうじま 奈月
なぜあの方に恋したのかと聞かれたら… (白泉社花丸文庫)なぜあの方に恋したのかと聞かれたら… (白泉社花丸文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 宮廷長官×田舎貴族の末っ子。まさかの「美男の達人」前世もの。国と時代は違えど、箭内の弁舌の鮮やかさはそのままに、変態ぶりまで加わって痛快な仕上り。独特の典雅節は今回も健在だった。前作の女との交際指南は今回はセックス指南に。指南の冴え自体は前作より少し劣るが、その分エロは頑張っている。希少な芸風なのでこのまま突っ走ってほしい。脇カプの平民剣士×王様。この二人のその後が気になる
読了日:03月24日 著者:小林 典雅
タクミくんシリーズ  Pure 2 (あすかコミックスCL-DXタクミくんシリーズ)タクミくんシリーズ Pure 2 (あすかコミックスCL-DXタクミくんシリーズ)
評価 ★★★★☆ タイトル通り、2巻通してピュアな雰囲気がとても良い。絵もお話にとても合っていて、小説版を読んでなくても楽しめる。三洲の女王様ぶりも真行寺のワンコぶりも良い。ギイのタクミを包み込むようなナイトぶりは素敵。優しくて爽やかな読後感が残る。※レンタル本
読了日:03月24日 著者:おおや 和美
Pure (あすかコミックスCL-DXタクミくんシリーズ)Pure (あすかコミックスCL-DXタクミくんシリーズ)
評価 ★★★★☆ 絵が優しげで綺麗。好きな絵柄。「タクミくんシリーズ」は未読のため少し話が見えないところもある。真行寺×三洲がセフレになった経緯とか。わかりにくいところは想像で補わないといけなかったが、結構楽しく読めた。ギイとタクミはラブラブで甘かった。でもエロはかなり薄め。※レンタル本
読了日:03月24日 著者:ごとう しのぶ
FLESH & BLOOD〈5〉 (キャラ文庫)FLESH & BLOOD〈5〉 (キャラ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ 宮廷編は嫉妬と陰謀渦巻きドロドロ。やはり3人は海の上が似合う。しかし、宮廷の人間関係が複雑で、人物相姦図を書きながら読んだBLは初めて(笑) 今回はジェフリー頑張った! しかしピッポにお咎めなしが納得いかないなあ。結局主教の死因は病死なのか? ちょっとモヤモヤ巻が残った5巻目。”T”の焼き印は3人の強い絆の証のようなものだね
読了日:03月23日 著者:松岡 なつき
恋じゃないけど (花音コミックス)恋じゃないけど (花音コミックス)
評価 ★★★☆☆ 不良高校生×生徒会副会長。シリーズものと知らずこれが初読み。前作があるらしい。目新しい設定じゃないけど、絵・ストーリーともそれなりに満足できた。ツンデレ眼鏡受と幼馴染み年下攻。ツンとデレのギャップが可愛い。エロも薄すぎず濃すぎず程良い。※レンタル本
読了日:03月22日 著者:桜賀 めい
FLESH&BLOOD〈4〉 (キャラ文庫)FLESH&BLOOD〈4〉 (キャラ文庫)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★★ 舞台は海上からロンドンの宮廷へ移る。何がすごいといって、作者が造り出した、海斗という現代からタイムスリップした少年が、エリザベス女王やシェイクスピアを初めとする歴史的超有名人と互角に渡りあっているということ。その昂奮を何よりも作者自身が満喫しているのが読者に伝わってくるのだ。海斗の頭の回転の速さや度胸の良さは最高潮。それにしても、宮廷の嫉妬、陰謀、足の引張り合いの凄まじさ、醜さ。そして海斗は更なるピンチに。ハラハラドキドキ、目が離せない。頑張れ、海斗!
読了日:03月22日 著者:松岡 なつき
Flesh & blood (3) (キャラ文庫)Flesh & blood (3) (キャラ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ 海斗は初めて「グローリア」号の掠奪に立ち合い、更に、書物でしか知らなかった、ドレイクを巡る史実の生証人になっていく。ジェフリーとナイジェルの友情が素敵だ。恋、友情、家族愛、祖国への忠誠。骨太な男達のロマンが素晴らしい。一桁も二桁もスケールが違うBL。そして遂にナイジェルも海斗に堕ちた・・・海斗は天使か小悪魔か(笑)
読了日:03月19日 著者:松岡 なつき
FLESH&BLOOD〈2〉 (キャラ文庫)FLESH&BLOOD〈2〉 (キャラ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ 海斗を巡るジェフリーとビセンテの争奪戦。この二人の戦い、船を操っての駆け引きは読み応えがあった。海斗は、その頭の良さ、芯の強さ、大胆さと優しさから、確実に船乗り達の信頼を得ていく。海斗が死にゆく仲間を助けようとする姿は涙を誘う。冷静に考えるとすごい高校生だと思う。ジェフリーと海斗も益々良いムードに。プラトニックでも萌えはバッチリ
読了日:03月19日 著者:松岡 なつき
FLESH & BLOOD〈1〉 (キャラ文庫)FLESH & BLOOD〈1〉 (キャラ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ 時空トンネルを超えて16世紀イギリスへ降り立った日本人少年の歴史アドベンチャーBL。ジェフリーとカイトの出会い編。まだ導入部だが登場人物が多く、頭を整理するためにメモをとりながら読了。歴史もの冒険譚としてかなり本格的なので、BL要素が薄くても楽しめそう
読了日:03月18日 著者:松岡 なつき
甘い運命 (二見書房 シャレード文庫) (二見シャレード文庫)甘い運命 (二見書房 シャレード文庫) (二見シャレード文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 「愛と混乱のレストラン」スピンオフ。パティシエ×高校教師。美味しそうスイーツが一杯登場するパティシエもので、児童虐待の家庭が生むトラウマの悲劇で、子供を中心にした疑似家族もので、元生徒と先生の恋&オヤジ受もの。色々な要素が詰まっている。一の魂が救済され、成長していく過程が本当に丁寧に描かれている。恋愛ものというよりは家族ものの印象が強いが、巻末の短編のチョコレートキスで甘さ補給した感じかな。萌えよりも温かみのある良作
読了日:03月16日 著者:高遠 琉加
卒業生-春- (EDGE COMIX)卒業生-春- (EDGE COMIX)
評価 ★★★★★ 物語は普通の高校生の純愛もの・・・でもこの絵、ネーム、コマ割、間合い、空気感・・・全てが融合してこそ生まれる独特の世界観が読者を魅了する。登場人物も2人以外はほぼ3人のみ。でもそれぞれ名脇役だった。特に名優・ハラセンには心から拍手。それぞれ違う道を進む二人、そして遠距離恋愛。でも、この二人なら乗り越えてくれると信じたい。心洗われる秀作
読了日:03月15日 著者:中村 明日美子
卒業生-冬- (EDGE COMIX)卒業生-冬- (EDGE COMIX)
評価 ★★★★★ ストイックで清潔感があるのに、色っぽくて可愛い利人。無敵だなあ(笑) ハラセンが理性を飛ばしそうになるのも納得。ハラセンの若き日のほろ苦い恋が切ない。欲しいものにいつも手が届きそうで届かないのだね。『身体』を繋げなくても『心』で一生懸命恋してるって感じがいい。利人の母の入院で話は急展開。完結編が気になる
読了日:03月15日 著者:中村 明日美子
同級生 (EDGE COMIX)同級生 (EDGE COMIX)
評価 ★★★★★ 気になりながら絵でずっと敬遠していたが、「卒業生」発売を機に読んでみた。あんなに苦手意識があった絵がストンと何の違和感もなく自分の中に落ちてきた。利人の目の妖艶さ、戸惑ってるときや真っ赤になったときの可愛さに魅了された。ハラセンも良い味をだしている。「まじめに、ゆっくり恋をしよう」・・・確かに高校生らしいピュアな初恋・・・そのくせキスひとつにも漂う独特のエロスが素晴らしい
読了日:03月15日 著者:中村 明日美子
卒業式―祝辞 (ガッシュ文庫)卒業式―祝辞 (ガッシュ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 知事秘書×養護教諭(OB同士)、教師×生徒(幼馴染み)。秘書×教諭カプが良かった。全てのカップルの原点になった伝説の恋人の7年後が読めたのが嬉しい。卒業式を巡る恋人達の様々なエピソード・・・懐かしと甘酸っぱさがぎっしり詰まっている。心地良い余韻が残る1冊
読了日:03月14日 著者:水壬 楓子
枯れない花 (ミリオンコミックス Hertz Series 76)枯れない花 (ミリオンコミックス Hertz Series 76)
評価 ★★★★☆ 今井が卒業して距離的に離れて、引田が「カッコ良い男でありたい」自分と「女のように可愛く愛されたい自分」の葛藤で悩むところが男の子らしいと思った。そして、今井がそんな引田を優しく傷つけないように見守ってる感じもカッコ良い。引田を本当に大事に想ってるんだなあと感じる。全く変わっていない2年後の二人の様子が嬉しかった
読了日:03月13日 著者:京山 あつき
満員御礼 上巻 (ミリオンコミックス 56 CRAFT SERIES 31)満員御礼 上巻 (ミリオンコミックス 56 CRAFT SERIES 31)
評価 ★★★★☆ 角界BL。メインカプは呼出しとタニマチ。脇の力士同士の二人はカプになるのか興味津々。ラブ面は薄いが、角界の裏方の描写が面白い。真面目で朴訥とした呼出しがチャランポランなタニマチのドラ息子に懐かれ、ジワジワ意識していく感じが良い。角界舞台にどうBL展開するのか興味があったが、こういうアプローチの仕方もあったか・・・と感心した。ところでメインカプはどちらが受?
読了日:03月13日 著者:真生 るいす
ただひとつの光 (幻冬舎ルチル文庫)ただひとつの光 (幻冬舎ルチル文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 保育士×ヤクザ。受はヤクザ辞めて良かった。適性ないから(笑) 日向の方がまだ適性ありそう。受が独りでドタバタしてる感じがした。周囲に甘えないといいつつ、周囲に助けられて解決。女性キャラの絡み方も今ひとつ。日向の執着の仕方はBLの攻としてGOODだが、受にそこまでの魅力が感じられなかったかな。最後は王子様にプロポーズされ、お姫様抱っこされ・・・重い過去のわりに印象としてはお姫様ヤクザだったなあ。まあ幸せだからいいけど
読了日:03月12日 著者:李丘 那岐
兎オトコ虎オトコ 1 (ショコラコミックス)兎オトコ虎オトコ 1 (ショコラコミックス)
評価 ★★★★★ 組長(猛獣系)×外科医(小動物系)。これは大ヒット! 絵が上手い、ストーリーが面白い、テンポがいい、ギャグセンスも抜群。受と攻がたまに変身するリアル兎とリアル虎に爆笑。受の可愛さがたまらない。グリグリしたくなる。攻の表の顔と反する純情さにもヤラレた。メチャクチャ続きが待ち遠しい。この作家を読むのは2冊目だがコンプ決定
読了日:03月09日 著者:本間 アキラ
硝子の筐 (幻冬舎ルチル文庫)硝子の筐 (幻冬舎ルチル文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 絵画修復師×高校生。姉の婚約者だった朝長と姉の死後家族として暮らす七魚。互いに家族であろうとして自分を律してきた4年間。全体的にはほのぼの系の話だが、切なさのスパイスがじんわり効いている。七魚の健気さは好感がもてた。朝長が穏やか系過ぎてちょっと物足りなさも。報われなかった芳基が不憫。芳基と矢代が主役の二人を喰っていたような気がする。ほんわかした挿絵に癒された
読了日:03月08日 著者:真崎 ひかる
優雅な彼と野蛮な僕 (幻冬舎ルチル文庫)優雅な彼と野蛮な僕 (幻冬舎ルチル文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ 新装版。売れっ子CMディレクター×出張ホスト。80%挿絵買いでこの作者は初読み。年齢差がある大人なのに実は不器用な攻。セックスに慣れていても初恋に戸惑う受。惹かれ合ってるの攻が無自覚でなかなか進展しない二人。攻が意外にヘタレで苛々したが、最後は甘々の二人に心和んだ。カキも良い脇役(?)だった。身体から始まった関係の話にしてはエロはとても少ない。挿絵は文句なし。BL版「プリティ・ウーマン」みたいな感じ?
読了日:03月07日 著者:神奈木 智
アダルト・エデュケーション―紳士調教 (ルナノベルズ)アダルト・エデュケーション―紳士調教 (ルナノベルズ)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 取引先の御曹司×デザイン会社社長。年増フェロモン垂れ流しの無自覚40受とイケメン執着攻。タイトル「調教」に少し偽りあり?(笑) 普通の年下執着攻もの。社長が攻を仕事面で育て、攻が男の味を社長に教える・・・という意味では相互教育。社長は攻の情熱に絆された感じかな。ワークシーンは面白くて読ませる。恋愛部分の展開は少しご都合主義な感じがする。そのせいかオヤジ受は好きだが萌えは少なめ。あとがきにある40同士が読みたい
読了日:03月05日 著者:鳩村 衣杏
志水ゆき全集 5 LOVE MODE (5) (ディアプラス・コミックスDX)志水ゆき全集 5 LOVE MODE (5) (ディアプラス・コミックスDX)
評価 ★★★★★ 晴臣×葵一編。晴臣の凄絶な過去、蒼江家の枷に縛られた葵一と玲二。鬼畜父と彼に人生ごと絡め取られた錦。そして、晴臣の片羽・天雷。それぞれに哀しい人生と愛憎がある。誰もが本当には幸せでないのが痛ましい。そこから光を見出だそうとする二人の姿に心打たれる。凛とした葵一が美しい。あの飄々として悟ったような葵一は、そして晴臣との絆は、こうして造り上げられたのかと納得した。蒼江父×錦のドロドロメロドラマもみてみたい
読了日:03月05日 著者:志水 ゆき
未必の恋―KEEP OUT (ルナノベルズ)未必の恋―KEEP OUT (ルナノベルズ)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 科捜研職員×刑事。インテリ敬語攻にワイルドな男前受。30過ぎの同い年。お話は2時間サスペンスドラマ。刑事としての仕事はしっかりしてるけど、謎解きの部分は少し物足りないかな。カップリングはとても好き。二人の父の因縁も含め、二人の関係性は面白い。ライバルであり相棒であり友人であり・・・Hはしてるけど、まだ恋人未満。父の事件も未解決。流れ的には続編あり?
読了日:03月03日 著者:妃川 螢
手を伸ばせばはるかな海 (角川ルビー文庫)手を伸ばせばはるかな海 (角川ルビー文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 「ブルーサウンド」シリーズ2作目。厨房スタッフ×フロアスタッフ(大学生)。起伏がないせいか読むのに1週間かかってしまった。天然受は好感がもてた。劣等感があるわりにはウジウジしてないので。攻はイイ男だけど、こんなフーテンの寅さんみたいな男は嫌かも(笑) ヤバいレベルのブラコン弟の方が気になった。1作目の話を違う目線からも見れる構成が面白かった
読了日:03月02日 著者:崎谷 はるひ

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2010/04/01 08:50 | 読書メーターCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

なんかすっごく懐かしい本が一杯ですね~・・たしかレンタル?でしたっけ?・・ワンピースは面白いですよね~・・私はアニメより結構コミックのが好きで昔は買ってましたね~・・たしか30巻?くらいまで・・
あとタクミクンは懐かしい・・
私をBLの世界へいざなってくれた、1冊ですね~・・最初、おおや和美さんのコミックが好きで全部買ってたんですが、古本屋で「これ読んだこと無い」そりゃ、そうですよね~・・その頃BLなんて知らなかったんですから・・うきうきしてレジに持っていて買いましたよ!で、読んでビックリだったんですが、今考えると全然ソフトBLですもんね~・・

No:400 2010/04/01 19:49 | usamomo #- URL [ 編集 ]

usamomoさんへ

レンタル本は、「ツタヤ」で借りてます。買ってまで読むほどじゃないけど、
借りてなら読んでもいいかな~と思う本の場合は便利ですね。

ワンピース2巻目以降も借りたいんですけど、人気作なのでなかなか空きません。
usamomoさんは30巻まで読んだんですね!
私はそこまで読める根性はないと思いますが、あともう少し読みたいです。

おおやさんの「Pure」は本当にソフトBLでした。だからツタヤも置きやすいとかあるかな?
ツタヤも、もう少しBLの品揃えがいいといいんですけどね~(笑)

No:401 2010/04/01 20:59 | みずほ #- URL編集 ]

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