羽生選手「都栄誉賞」受賞&CWW、6月の放送予定&来季のルール改正について
結弦くんの受賞についての話題から。東京都から「都栄誉賞」が贈られました。
平昌五輪 羽生ら金メダリスト3人に都栄誉賞(20180510 毎日新聞)
東京都は、平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子で66年ぶりとなる連覇を果たした早稲田大在学中の羽生結弦選手(23)ら、都内在住・在学の金メダリスト3人に「都栄誉賞」を贈呈すると発表した。表彰式は6月1日。
ほかに贈呈されるのは、平昌冬季パラリンピックのアルペンスキー女子大回転座位の村岡桃佳選手(21)と、ノルディックスキー距離男子10キロクラシカル立位の新田佳浩選手(37)。副賞30万円も贈られる。
また、平昌大会のメダリスト7人に、国際大会で活躍したトップアスリートに贈る「都民スポーツ大賞」を授与することも決めた。対象者は都栄誉賞を受ける3人のほか、平昌五輪スノーボード男子ハーフパイプ銀メダルの平野歩夢選手(19)▽ノルディックスキー・ジャンプ女子銅メダルの高梨沙羅選手(21)▽フリースタイルスキー男子モーグル銅メダルの原大智選手(21)▽平昌パラリンピックのアルペンスキー男子滑降座位銀メダルの森井大輝選手(37)。
副賞として金メダリストに30万円、銀メダリストに20万円、銅メダリストに10万円も贈る。【芳賀竜也】
一瞬、なんで結弦くんが「都栄誉賞?」と不思議に思いましたが、結弦くん、そういえば早稲田大学の学生なんですよね。ANAとか仙台はいつも意識してるけど、関西大学のように大学リンクで練習してるわけじゃないので、早稲田は普段は忘れてる(笑) 大学が発行してる「早稲田スポーツ」の4月1日号の一面は結弦くんの五輪連覇でしたね。
CSのテレ朝チャンネル2を契約されてる方は、昨日のCWW初日の放送で幸せ気分いっぱいではないでしょうか。契約者の激増で気分をよくしたのか、6月もCWWの特別編の放送が予定されています。
フィギペディア Continues ~with Wings~ 特別編
<放送時間>
Continues ~with Wings~ 特別編
■6月23日(土)ひる0:00~午後3:00
<番組内容>
熱狂の平昌オリンピックを終え、66年振りに2大会連続金メダルを獲得した羽生結弦選手。
凱旋報告と、ファンへの感謝を込めたアイスショー、「Continues ~with Wings~」は、 4月13日~4月15日に開催され、連日羽生ファンで埋め尽くされた。
当初は滑らないと思われていた羽生選手だが、サプライズで演技も披露し、会場の熱気は最高潮に達した。
その様子は5月10日、11日、13日にテレ朝チャンネル2で一挙放送される。
今回のフィギペディアは、羽生選手が、ファンのために感謝の想いを込めた「Continues ~with Wings~」の舞台裏を交えて大特集。
打ち合わせの様子やリハーサルの様子など、普段は見られない羽生選手の顔をたっぷりとご紹介。
また、出場選手たちの、羽生選手への想いのインタビュー映像など、貴重な映像を大放出!
「Continues ~with Wings~」、5月とは違う角度からお楽しみください!!!
※番組内容及び放送時間は変更になる場合がございます。
テレ朝、ゆづファンにとっては、神ですね・・・。
ルール変更についてのSportivaの記事もついでに。
羽生結弦への影響は? 大幅ルール改正で来季フィギュアはこうなる(20180510 Sportiva)
シーズンごとにルールのマイナーチェンジがあるフィギュアスケート。なかでも五輪の次のシーズン前には大幅なルールの改正が行なわれる。平昌五輪から早くも3カ月。正式には6月にスペインで開催される国際スケート連盟(ISU)の総会で決まるが、主な変更は以下のようになると言われている。
(1)ジャンプの基礎点がこれまでよりも下がる。
(2)出来栄え点(GOE)の加減点が、プラスマイナス3の7段階から、プラスマイナス5の11段階に拡大される。
(3)男子とペアのフリー演技の時間が現行の4分30秒から4分に短縮される。
(4)男子フリーでジャンプの数が8個から7個に減る。
(5)プログラム後半にすべてのジャンプを跳ぶことに何らかの制限を加える。
ここでは(1)と(2)を中心に、変更の意味するところは何か、それによって演技の何が変わるかを考えてみたい。
日本スケート連盟の強化部長を務めた経験があり、国際ジャッジの資格を持つ吉岡伸彦氏は、「ISUの技術委員会が一番重要だと考えているのは、フィギュアスケートのプログラムをひとつの作品として完成度の高いものにしてもらいたいということです。基本的にはその方向性でルール改正も動いています」と語る。
まず、ジャンプの基礎点だが、従来の基礎点から0.1点~2点強の見直しが検討されているようで、特に4回転ジャンプの下げ幅が大きくなる可能性がある。これは4回転のトーループとサルコウがジャンプに組み込まれてきた近年の男子の戦いを踏まえての変更だろう。それにともない、ここ数シーズンは8.5点だったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の基礎点も下がる見通しだという。
吉岡氏は言う。
「基本的にここ2シーズン、4回転ジャンプを跳んだ数で勝負が決まってしまうという傾向がなきにしもあらず、でした。実際はそうでもないんですよ。例えば平昌五輪の羽生選手の得点の内容を見ると、結果的にコンポーネンツの高さで勝っており、4回転の数が少なくても勝ったのですから。
ただ、やはり『4回転を跳んだ者勝ち』という感覚はあって、4回転ジャンプだけの勝負ではつまらないということで、技術と芸術の点数の差をちょっと縮めていこうという動きです。ジャンプの数を増やす方向ではなく、完成度を上げる方向に持っていこうということです。
トリプルアクセルの基礎点を下げることになったのは、昔はすごく難しいジャンプでしたが、いまはもう男子はほとんどの選手が跳ぶようになり、価値を上げる必要性はないということでしょう。それに、トリプルアクセルの点数を落とさないと4回転ジャンプの点数が落とせないからという理由もあります」
では、GOEの幅を広げることではどのような変化が起きるだろうか。まず、出来栄えのいい選手には高得点がつき、そうでない選手の減点幅が大きくなる。GOEの差で勝負が決まるケースが多くなることも考えられる。また、7段階を11段階にするのは、出来栄えをより細かく見ていこうという動きだろう。
「より質的なものを問うようにするという方向での改正です。実際にふたを開けてみないとわからないところもありますが、ジャッジがGOEをどうやって判定しているのかというと、そのためのガイドラインがこれまでは8項目ありましたが、これを6項目に集約しようと動いています。
いままでは8項目中、2項目に該当すればプラス1を、4項目に該当すればプラス2をつけ、6項目に当てはまったらプラス3にしていました。改正しようとしているGOE加点ではそれを6項目に変更したうえ、おそらくそのうちの3項目を必須項目にして、必須項目がなければ4点や5点はつけられないようにしていくのではないでしょうか。フィギュアスケートにとって大事な項目を網羅していないエレメンツには、プラス3点以上は出さないというようなことを考えているようです」(吉岡氏)
いずれにせよGOEの採点幅が広がることで、上質のエレメンツにはしっかりと点数を出し、そうでないものにはさほど点数が出ないという判定がなされるようになれば、勝負の妙が際立ってくるに違いない。
それでは、このようなルールの変更は選手たちの演技にどういう影響を与えるのだろうか。
「大きなルール改正となりますが、選手がやることはこれまでと変わらないと思います。難易度の高いジャンプを跳ぶのをやめることもないと思います。ただ、プログラムの完成度を上げるために、新しいものを増やすよりは、ひとつひとつの要素の完成度を上げることに力を入れる可能性はあります。それによって、今までよりも出来、不出来の差がつきやすくなるかもしれません」(吉岡氏)
来季に向けたルール改正は、言ってみれば「フィギュアスケートの本質とは何か」をしっかりと見据えた形で行なわれることになりそうだ。そうなれば、五輪シーズン以上にエキサイティングな戦いが繰り広げられるに違いない。(辛仁夏)
ルール改正が正式に決まるのは、6月とのことなので、どのスケーターも様子見で、プログラムを決めるのは、いつもより遅めではないかしら。怪我明けの結弦くんやメドベにとっては、かえっていいかも。ルール改正の影響は、結弦くんのようなオールラウンダーには関係ないでしょう。これまで最大限でも+3しかもらえなかったGOEが+5までもらえるわけで、むしろ結弦くんにとっては、追い風かと思います。メドベについても、オーサーは「ルール改正は彼女にとって有利」だと言っていますね。
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2018/05/11 14:30 | その他(2017-2018) | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) TOP
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