羽生結弦のライブ哲学とスキルの高さ ~清塚信也、サラ・オレインが語る
清塚さんがラジオ番組で、結弦くんのことを語っています。
記事がUPされてるので、ファンタジーオンアイスに関する部分だけ抜粋します。
サイトはこちら https://radichubu.jp/yoridori/contents/id=19557
ピアニスト・清塚信也が語る、綾野剛と羽生結弦の素晴らしい演技
(20180801 Radi chubu CBCラジオ 丹野みどりのよりどりっ!)
ライブと言えば、この話題も外せません。今年5月から全国各地で、フィギュアスケートの羽生結弦選手とコラボしたアイスショー『ファンタジー・オン・アイス2018』が行われていました。
これは音楽をかなりフィーチャーしたアイスショーで、実はなかなかないと清塚さんは言います。
フィギュアスケーターは普通、録音されている音楽を再生したものに合わせて演技します。しかし、ファンタジー・オン・アイスではアーティストとのコラボで、音楽は生演奏。まさにライブです。
生演奏は毎回同じ演奏をするのはハードだし、ちょっと演奏がズレるとジャンプのタイミングが狂うしで、演奏側もスケーター側もリスクをはらむイベントのため、清塚さんは不安だったそうです。
ところが、羽生選手のあまりのスキルの高さに舌を巻いたのでした。
羽生結弦恐るべし!
音楽的な知識も豊富で、音楽に寄ってきてくれたという羽生選手。
清塚さん「ライブとしてショーを楽しんで、そしてブラッシュアップして突き詰めてくれたので、本当に考えてることが2つも3つも先を行ってるなという感じがしました。人間的にも国民栄誉賞というのがふさわしい方だなと思いました」
メチャメチャべた誉めです。具体的な例を語ってくれました。
清塚さん「僕らはもちろん移動しないで弾いているんですが、アイスリンクは広いので、羽生選手がずっと向こうまで行くと結構な距離なんですよ。音響機器を使っているので音は会場中に聞こえてはいるんですけど、すごい離れていてもちゃんと生演奏を聴いてくれて滑っているのが分かるんです」
距離があれば音が遅れてくるし、音響機器からの音もズレるし、そんな中でも生演奏のオリジナルの音に合わせようとしてくれるそうです。
清塚さん「毎回僕らの演奏も少しずつタイミングが変わってきちゃうんですよね。更に言えば、音楽っていうのはセリフの言い方と一緒で、前後の流れで全然変わるんです。『フォルテ』の部分が『ピアノ』になったりもするんですよ。音楽はナマモノなんです。羽生選手はそういう違いにすら応えてくれる」
例えば、前回の会場では強く演奏したフレーズを、今回は弱く演奏したとしましょう。羽生選手はその変化を受けて、咄嗟に滑りを変えてしまえるのだとか。
才能は才能を育てる
他の選手はジャンプを成功させたり、良い演技をしたりすることで精一杯だと、見ていて分かるという清塚さん。だからこそ音楽で邪魔をしちゃいけないという思いだったそうです。
ところが羽生選手はその驚異的なアドリブ力と、芸術性の高さと、「ライブでやるからには、こういうところが面白くなくちゃ」というエンターテイメント精神によって、人より先のステージに行ってしまっているということなのです。
こういった、綾野剛さんや羽生結弦選手など様々な才能と触れ合うことで、自らの音楽活動にもフィードバックさせられていると喜ぶ、清塚さんでした。(岡戸孝宏)
この清塚さんの言葉で思いだすのが、サラ・オレインさんの言葉。サラさんと結弦くんは、以前テレビで共演したことがあります。それが、2015年8月28日のNHK総合テレビ「あさイチ」です。そのときの記事があるので、こちらも抜粋します。
ソースはこちら http://www.hmv.co.jp/newsdetail/article/1508281031/
サラ・オレイン、羽生結弦選手とテレビ初共演(20150828 ローチケ)
サラ・オレインが本日(8月28日)、NHK総合テレビ「あさイチ」に生出演し、トーク・ゲストとして出演していたフィギュア・スケートの羽生結弦選手の前で、彼のエキシビション使用曲「The Final Time Traveler」を生歌唱した。
サラはこの日、『「あさイチ」のブルーとアイスショーをイメージした』という爽やかな青のドレスで登場。今回サラと羽生選手はテレビ初共演になるが、昨年のアイス・ショー「Fantasy On Ice 2014」以来、何度もアイスリンクで共演していることもあり、番組本番前からとても和やかなムード。番組中は、アイス・ショーでのフィギュア・スケート演技と生の歌唱の融合について、お互いにその素晴らしさを語った。
羽生選手は「Fantasy On Ice 2014」の際に、サラからCDでのオリジナルに近い雰囲気で歌うべきか聴かれた際に、「その時のライブ感を出してほしい」と伝えたことを語り、サラもリハーサルの際に羽生選手から「自分の演技に合わせるのでなく自由に歌って欲しい。それに合わせて自分が合わせるので」と言われたことを話した。また羽生選手はサラとの共演について、「最高だったと思います。気持ちいいんですよ、滑っていて」「(歌の)基礎が完璧。だから(演技も)乗っていきやすいんです」と話した。
サラのスタジオでの「The Final Time Traveler」歌唱時には、「Fantasy On Ice 2014」での羽生選手とサラの共演映像も流れ、サラの歌の間は羽生選手は目を閉じて歌に集中し、まるで心の中で演技しているかのようだった。
番組終了後に、スタジオで羽生選手がサラと「セルフィー(自撮り写真)」を撮影、スケート・リンクでの共演同様にとても息の合った、素敵なスマイル&ピースの写真となった。
3年前の「あさイチ」を録画倉庫から蔵出しして、あらためて見てみました。
3年前のあさイチで語っていたライブ哲学。清塚さんのお話と通じるものが😊 pic.twitter.com/DTaS6e7TDX
— みずほ (@traveler_mizuho) 2018年8月1日
「自分の演技に合わせるのでなく自由に歌って欲しい。それに合わせて自分が合わせるので」とサラさんに言っていたと。よほど自信がなければ言えないこと。神戸公演と比べ、静岡公演では、「春よ、来い」の長さが30~40秒長くなったそうですが、そういう変化すらも、結弦くんは楽しんでいたのでしょう。また、サラさんも清塚さんも、結弦君の言うところの「基礎が完璧」な人達。「基礎が完璧」ということは「技術力が完璧」ということ。これは羽生語録の「芸術は絶対的な技術力に基づいたもの」に通じるものだと思います。

クリケットの最新画像。鎌田詩温くんと西山真瑚くんのツーショットですが、注目すべきはその後ろ。かなり後ろの方から、黒い練習着の子が歩いてきてます。小さいけれど、これも元気で練習ができているという嬉しい便り。いよいよ8月。公開練習まで、そろそろカウントダウンでしょうか?
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2018/08/01 14:55 | テレビ番組・コラム(2018-2019) | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) TOP
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