2010年4月の読書メーター

昨日は「映画の日」だったので、「アリス・イン・ワンダーランド」を観てきました。
「アバター」を映画館で観そびれたので、3D映画初体験だったんですが・・・テーマパークの3Dアトラクションみたいな感じ? それに、3Dだったら字幕どうなるんだろうと疑問だったけど、字が浮いてるんですね・・・。
眼鏡が結構重いし、途中で少し曇るし、視野が狭くなるし、目が疲れるし。ちょっと苦手かも。
内容がおもしろいかどうかは別にして、あの映画だったら2Dでもいいような。
無理に3Dで観なくてもいいような気がしました。こんな感想をもったのは私だけなのかな・・・。

さて、本題に入ります。4月の読書メーターをUPします。

内訳は、小説15冊、漫画20冊、雑誌1冊、ファンブック2冊、アンソロジー1冊。

3月から読み始めた「F&B」を全巻読めたことが収穫です。
あとは、充実したファンブック、感動の9巻目で、やっぱり「是」ですね。
全体の冊数はそこそこいったものの、小説が思ったほど読めなかったのが残念。
そのため「F&B」読破の目標は達せたものの、積読はあまり減らせませんでした。


4月の読書メーター
読んだ本の数:39冊
読んだページ数:6069ページ

是-ZE- (9) (ディアプラスコミックス)是-ZE- (9) (ディアプラスコミックス)
評価 ★★★★★ 愛の力が奇跡を生んだ。「お前をおいて逝きとぉない」一念が阿沙利の魂を現世へと引きもどした。力一の死の原因である彰伊への憎しみからスタートした阿沙利と彰伊の関係・・・独特の主従関係は長い年月を経て、来世をも共にと誓う絆を結んだ。琴葉の助けをも借り、全ての手を尽くして阿沙利を引きもどした彰伊の執念は、和記を動かすのか。彼の物語も楽しみ。彰伊が阿沙利に筆おろしされるシーンに激萌え。力一の後家さんだった阿沙利が、あの世で力一より彰伊を選んだとき、阿沙利は本当の彰伊の紙になったのだと思う
読了日:04月30日 著者:志水 ゆき
ONE PIECE 7 (ジャンプ・コミックス)ONE PIECE 7 (ジャンプ・コミックス)
評価 ★★★★☆ 悪役海賊クリークとの戦い。でもゼフとサンジの因縁はとても良い話だった。サンジを裏切ったギンの改心にも感動した。結構流血シーンが多く痛いのだけど、こういう感動話が挟まれてるから読まされてしまう。サンジの命を助けるために片足を犠牲にしたゼフと、やはり自分を助けるために片腕を失ったシャンクスを重ね、サンジに投げた「死ぬことは恩返しじゃない」というルフィの言葉が重かった。※レンタル本
読了日:04月30日 著者:尾田 栄一郎
ONE PIECE 6 (ジャンプ・コミックス)ONE PIECE 6 (ジャンプ・コミックス)
評価 ★★★★☆ 最強の「鷹の目をもつ男」ミホークとゾロの戦いが見応えがあった。負けたとはいえ、ミホークに認めさせ、最強までの距離を遠いなりに見定めることができたゾロ。悪役海賊クリーク登場。レストラン船のオーナーとサンジの過去が気になる。※レンタル本
読了日:04月30日 著者:尾田 栄一郎
櫻狩り 下 (コミックス単行本〔フラワーズ〕)櫻狩り 下 (コミックス単行本〔フラワーズ〕)
評価 ★★★☆☆ 古き良きJUNEを思わせる耽美作品。魂レベルではハッピーエンドだろうけど、BL脳には辛い結末。主人公の生死もわからない曖昧な結末だったので、消化不良気味。櫻子の秘密にはビックリ。最後の最後まで影の主役だったね。3巻目の表紙が櫻子なのもわかる。魂の救いとは何か、という救済のドラマなのかな。好き嫌いを別にして力作だが・・・巻末のあとがきが言い訳めいてみえるのは私だけか。※レンタル本
読了日:04月30日 著者:渡瀬 悠宇
凛-RIN-! 3 (キャラコミックス)凛-RIN-! 3 (キャラコミックス)
評価 ★★★★☆ 「凛」完結編。甘えただった桂が、弓道、恋、友情などを通して強く成長していく。その過程が弓道の精神ともシンクロしているようにも見える。まさに「凛!」とした清々しさとしなやかさ。年齢より落ち着いた大人にみえた草が反対にどんどんガキっぽくなって退行気味?番外編では新たな当て馬もでてきて更に受ハレム状態。香一は成長株なので数年後はイイ男になりそう。大学進学後は桂を巡って四つ巴?(笑)まだまだ本編後の想像(妄想?)ができそうな終わり方だった。二人の濡れ場がやっと少し・・・桂はエッチも可愛いね
読了日:04月30日 著者:神奈木 智
凛-RIN-! 2 (キャラコミックス)凛-RIN-! 2 (キャラコミックス)
評価 ★★★☆☆ 1巻でトラウマを克服して草と恋人になった桂は、新しく副主将になって、その責任の重さにまた悩んでしまう。香一は上等の当て馬でいい奴だ。草が焦るのもわかる。意地悪な下級生一人に振り回される桂はまだまだ甘ちゃんだけど、草も香一も兄も支えてくれている。う?ん、桂にそこまで魅力があるのか?とはちょっと思うけど(笑) この作品の清涼感は好きだが、ホントにエロがないな・・・
読了日:04月30日 著者:神奈木 智
凛-RIN-! (キャラコミックス)凛-RIN-! (キャラコミックス)
評価 ★★★★☆ 弓道ものBL。幼馴染みと親友とブラコン兄に愛される桂。受総モテのハレム状態。トラウマもちの桂の成長物語といった感じ。相手への依存から脱して、初めて対等に恋にも弓道にも立ち向かえる・・・最後に草と恋人同士になったが、エロはほとんどなく、とても健全・かつ爽やかな1巻目だった。当て馬がファーストキスを奪うという流れもなかなか美味しい。絵が可愛くて大好き。癒される・・・
読了日:04月29日 著者:神奈木 智
恋人はバカ ‾ 理系彼氏のしつけ方 ‾ (二見書房 シャレード文庫 く 1-3)恋人はバカ ‾ 理系彼氏のしつけ方 ‾ (二見書房 シャレード文庫 く 1-3)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 理系・設計技師×文系・営業マン。IQは高そうだけど、融通がきかず空気が読めない理系バカの攻を、犬をしつけるように教育し、ブラッシュアップしてるうちに受が攻に惚れてしまう。気付けば受が攻のペースに乗せられてる。天然は最強だな。恋に発展する過程だけでなく、全体的に話のテンポが速い。そのわりにワーク描写は充実してる。攻の受に懐く大型犬ぽいとこが可愛いかった。受も男前で好み。小冊子は本編その後だけど、攻はやっぱり天然のままだった(笑) 
読了日:04月28日 著者:楠田 雅紀
臆病者の嘘 (二見書房 シャレード文庫 か 6-5)臆病者の嘘 (二見書房 シャレード文庫 か 6-5)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 俳優×会社員。妹の元カレに恋をし、5年前についた嘘をずっと引きずる受。攻・受・妹の中で、受の目にだけずっとフィルターがかかって一人グルグル。好き過ぎて何も見えなくなるくらいの恋情が丁寧に描きこまれていて、地味だけど好感がもてる。妹はキューピッド役になってしまったが、元々あれでは攻と恋人同士とはいえないと思う(笑) 年下の攻が終盤、強引&傲慢な側面をみせたのが萌えた。小冊子では攻のヤキモチも見れて良かった
読了日:04月27日 著者:神江 真凪
裁かれし者 (Chocolat comics)裁かれし者 (Chocolat comics)
評価 ★★★★☆ 新装丁版。代議士×検事。既刊5冊中一番重くて暗い。それでも最後はハッピーエンドになるのが、この作者の良いところ。表題作の二人も傷つけあいながらも、あるのはただ純愛。不幸な秘書も幸せになれてホッとした(しかし前科があっても検事になれるのか?)。作者が気にしてる昔の絵の濃さも結構すき。医者同士の話も面白かった
読了日:04月27日 著者:本間 アキラ
是―ZE― ファンブック是―ZE― ファンブック
評価 ★★★★★ B5版で見れる豊富なカラー絵、描き下ろし漫画にドラマCD、9巻を振り返るキャラクターとあらすじ紹介、豪華ゲストによる寄稿小説&コミック・・・「是」のファンなら必携書籍。寄稿の小説はどれも良かった。特に木原さんの「玄間×氷見」には胸がジンときた。漫画では夏目さん、小椋さん、金さん、北上さんのが面白かった。「是」に対する作者の情熱とゲストの愛情の結晶といった感じ。値段の価値は十分にあり。満足の1冊
読了日:04月25日 著者:志水 ゆき
耳をすませばかすかな海 (角川ルビー文庫)耳をすませばかすかな海 (角川ルビー文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 「ブルーサウンド」シリーズ3作目。大学生×ラジオDJ。瀬里の弟・和輝篇。和輝と美人ビッチ受・ショーイが身体の関係から始まって、行きずり→セフレ→恋人と関係を深めていく話。ショーイの過去が痛かった。だから他人の痛みに優しい視点で語りかけられるのだろうな。この二人の、濃厚だけどケンカ腰のエッチが楽しい。大智は巻を重ねるごとにダメダメ攻になっていくな。瀬里、この男はやめた方がいいよ(笑)
読了日:04月25日 著者:崎谷 はるひ
ONE PIECE 5 (ジャンプ・コミックス)ONE PIECE 5 (ジャンプ・コミックス)
評価 ★★★★☆ ルフィと強敵キャプテン・クロの戦いに決着がつく。どれだけ強くても、海賊生活に疲れ、仲間を切り捨て海から逃げようとしてるクロと、海賊王を目指し海賊の誇りと仲間の絆をなによりも大事にしてるルフィとの勝敗は最初から決まっていたのかもしれない。船を手にいれ、ウソップが仲間に入った。最後はサンジも登場、役者が揃ってきた。※レンタル本
読了日:04月23日 著者:尾田 栄一郎
ONE PIECE 4 (ジャンプ・コミックス)ONE PIECE 4 (ジャンプ・コミックス)
評価 ★★★★☆ ルフィは海賊王、ナミは宝、ゾロは最強の剣士・・・それぞれ追う夢は違っても同じ熱さを持つ仲間達。質問コーナーの「ルフィーは何故敵を殺さないのか」という問いへの作者の答えが、この漫画のテーマにも繋がっているような気がした。若干21歳ほどでこの作品を世に送りだした才能に驚嘆する。キャプテン・クロの極悪ぶりが秀逸。ウソップの「ウソツキとして通すべき筋」にウソツキの美学をみた(笑)※レンタル本
読了日:04月23日 著者:尾田 栄一郎
唇にふれるまで (ルナノベルズ)唇にふれるまで (ルナノベルズ)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 哀しい生い立ちから不器用で臆病だけど、健気に一生懸命生きている少年が、大人の男に優しさを与えられて、自分の居場所をみつけ幸せになる・・・設定はあまり好みではないのに、この作家だとスルッと受け入れてしまえる不思議・・・これが相性というのかな。受にベタ惚れで、オープンなベタベタ甘やかし系、独占欲の強い攻・・・可南作品のこの鉄壁の攻パターンが好きだ。そして、受の新しい環境には暖かい人ばかりでホッとする。最終的には100%の悪人はおらず、少々綺麗事すぎるかな。でも後味は良い
読了日:04月22日 著者:可南 さらさ
FLESH & BLOOD (14) (キャラ文庫)FLESH & BLOOD (14) (キャラ文庫)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★★ 14巻・・・ようやく追いついた。海斗の病気は現代に戻らないと治らない・・・けれど、ウォルシンガムの追手から海斗を逃がせばジェフリーが罪に問われる。愛する人の為に自分を犠牲にする愛の美しさをビセンテに続き、今度はジェフリーが見せてくれた。海斗もジェフリーも、お互いとの出会いが大きく自分を変えたなあと思う。和哉との絡みも気になるし、6月発売予定の15巻が待ち遠しい!
読了日:04月21日 著者:松岡 なつき
ONE PIECE 3 (ジャンプ・コミックス)ONE PIECE 3 (ジャンプ・コミックス)
評価 ★★★★☆ バギーを撃退して町を救ったルフィ。バラバラ人間とゴム人間の戦い! たわしのガイモンのビジュアルが可愛いかったなあ。良い人だったし、ルフィとの掛け合いが笑えた。一行はウソップのいる村へ。今度の海賊はキャプテン・クロ。次から次へとでてくる海賊達。面白い!※レンタル本
読了日:04月20日 著者:尾田 栄一郎
ONE PIECE 2 (ジャンプ・コミックス)ONE PIECE 2 (ジャンプ・コミックス)
評価 ★★★★☆ ゾロに続きナミが仲間に。主要人物が個性豊かなのはわかるが、脇役の悪党に至るまで、作者の想像力の素晴らしさを見せつけている。海賊であっても底にあるのは正義と優しさとユーモア。だから多くの人を感動させられるのだろう。それにしても、ゾロ丈夫すぎ・・・(笑)※レンタル本
読了日:04月20日 著者:尾田 栄一郎
FLESH & BLOOD〈13〉 (キャラ文庫)FLESH & BLOOD〈13〉 (キャラ文庫)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★★ ジェフリーの腕に戻った海斗。けれども今度は死病が海斗を襲う。そして和哉は海斗に会うためにトンネルの入り口を探していた・・・。限りなく現代に戻る伏線が引かれているが、そうなるとジェフリーはどうなる? でも真実を知ったら絶対ジェフリーは帰れというよね。海斗の命には替えられないから。先が見える話が多いBLの中でこの作品は出色だなあとつくづく思う。しかし、和哉の執念を思うと、彼も実は海斗にLOVEのような気がするんだけど(笑)
読了日:04月20日 著者:松岡 なつき
愛が神を殺す時 (ショコラコミックス)愛が神を殺す時 (ショコラコミックス)
評価 ★★★★☆ マフィアの幹部×日本人浪人生。恋に堕ちるのが早すぎるけど、NYという外国が舞台で外人マフィアが攻という非日常な設定なのであまり違和感がなかった。一応ハッピーエンドだけど、この二人の今後が心配。すごい遠恋だし、マフィア×一般人だし、受は死んだことになってるし(笑) ラストが少し消化不良かな。むしろ幼馴染み医者ものが好みのカプ。描き下ろしが欲しかった。続編でないかな?
読了日:04月19日 著者:本間 アキラ
FLESH & BLOOD12限定版 (キャラ文庫)FLESH & BLOOD12限定版 (キャラ文庫)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★★ ビセンテが良いところを全部もっていった巻。海斗の意志も無視して、今まで奪うことでしか示せなかったビセンテの愛・・・どれだけ真摯でも利己的な愛の形だった。そんな彼が初めて愛する人の為に自分を殺すことを知った。ビセンテ、男前! これでビセンテ派が一挙に増えたと思えるカッコ良さだった。小冊子のナイジェル視点の話も切ない。彼も相当末期というか、Mというか。しかし、ラウルはド悪党だが何故かあまり嫌いじゃないなあ(笑) レーターチェンジは心配したが期待以上に良くて安心した
読了日:04月18日 著者:松岡 なつき
Dear+ (ディアプラス) 2010年 05月号 [雑誌]Dear+ (ディアプラス) 2010年 05月号 [雑誌]
評価 ★★★★☆ 応募券とCD目当てで購入。遂に「是」最終章始まる。「是」以外では、北沢きょうさん・花村イチカさん・秋葉東子さんの読切、印東サクさん・扇ゆずはさんの連載が印象に残った。ドラマCDは14分。コメディタッチ(?)でエロも有で付録としてはGOOD
読了日:04月18日 著者:
最後の肖像 (ショコラコミックス)最後の肖像 (ショコラコミックス)
評価 ★★★★☆ 表題作は姉の婚約者×弟でニア不倫。それまで父親の言いなりだったわりには土壇場で極端な行動をとる姉弟だったな。淡々とし過ぎてるし、少し都合良すぎる展開だったが嫌いな話ではなかった。でも、「天国への階段」の方がもっと好き。元FBI捜査官の死刑囚キースが滅茶カッコ良い! 日系人捜査官ナルミとのコンビが良かった?。これで終わるのは勿体ないので、ぜひ続編を! 絵は今より濃いけど、上手くて綺麗なのは変わらない。お話作りも達者
読了日:04月16日 著者:本間 アキラ
ばら色の頬のころ (F COMICS)ばら色の頬のころ (F COMICS)
評価 ★★★★☆ 「Jの総て」の番外編らしいが、本編は未読。その為少し話が見えないところがあるが、モーガンのもどかしく、かつ叶うことのなかったポールへの恋心の切なさは十分伝わってきた。ポールはずっと気付くことなく、モーガンも明かすことなく、墓場までもっていく恋情なのだろうな。「いつまでもお前のことが心配だよ」・・・モーガンにとっては殺し文句だね。悪ぶってるけどモーガンはイイ奴だ。「Jの総て」も少し読んでみたくなった。※レンタル本
読了日:04月16日 著者:中村 明日美子
FLESH&BLOOD11 (キャラ文庫)FLESH&BLOOD11 (キャラ文庫)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★☆ スペイン編。ビセンテは自分の恋を自覚し、ジェフリーは海斗との再会を果たした。そして、海斗を襲う病魔。一難去ってまた一難という言葉は海斗の為にあるようなもの。ビセンテはとうとう自分の気持ちを自覚。ビセンテは根暗なので、海斗を失ったらどうなるのか、ある意味ジェフリー以上に心配だ。悪鬼に変身しそう(笑) 今まで小物のワルしかでてこなかったが、ラウルは大物。悪人ながらアッパレで面白い。怒涛の展開のまま次巻につづく
読了日:04月13日 著者:松岡 なつき
黒衣の公爵 特装版 (学研もえぎDX)黒衣の公爵 特装版 (学研もえぎDX)
評価 ★★★★☆ 『特装版』というより『ファンブック』という感じ。絵師の描き下ろしはカラー表紙と32Pの漫画。折込カラーピンナップや中の挿画は文庫からの再録だが、文庫サイズからA5サイズに拡大されて美麗なイラストが見れるのは嬉しい。3編の小説もそれぞれ面白かった。特に待望のレナード編。この番外編で彼の人となりが良くわかった。あらすじと印象深いセリフが纏められているコーナーもシリーズを振り返るには良かった。「黒衣の公爵」シリーズのファンなら必携
読了日:04月12日 著者:剛 しいら
おしおき学園 激受編 (ジュネットコミックス)おしおき学園 激受編 (ジュネットコミックス)
評価 ★★★☆☆ 続編。表題作の方は、一応二人はくっつくけれど、それまでの教師の所業がヒド過ぎて、「愛してる」と言ってもピンとこない。加藤はこの「ドエロ・ドS・大変態」でおバカの教師のどこに惚れたの?という突っ込みはアホエロだからしないけれど。臆面もないエロ暴走は評価するが、さすがに萌えはゼロ。BLというより完全にAVのノリだからなあ。かなり滅茶苦茶なので不快に感じる人もいそう。面白いと嫌悪との紙一重漫画だな。社長×新入社員の短編の方が一般向き。とりあえず作者の心意気は買いたい(笑)
読了日:04月12日 著者:紅蓮 ナオミ
おしおき学園 (JUNEコミックス ピアスシリーズ)おしおき学園 (JUNEコミックス ピアスシリーズ)
評価 ★★★☆☆ 体育教師×生徒、喫茶店マスター×裏ウェイター、高校生×修行僧。アホエロ一色で何でもあり。下品で暴走気味なのは覚悟してたけど、表題作はもう少しLOVEが欲しかったな。ここまで突き抜け切れる作者に感服。乱交、二輪差しは苦手だけれど、全校連穴ジェシカに至っては・・・もうアホ過ぎて笑うしかなかった
読了日:04月11日 著者:紅蓮 ナオミ
FLESH&BLOOD 10 (キャラ文庫 ま 1-20)FLESH&BLOOD 10 (キャラ文庫 ま 1-20)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★★ スペイン編。異端審問にかけられるは、毒殺されそうになるは、男色の罪を疑われ、あんな検査されるは・・・いつまで苦難が続くんだ海斗。とことん窮地に追いこまれ、苛められる海斗をハラハラしながら見守る、この醍醐味。スペイン編の裁判シーンはイングランド編以上の読み応え。ビセンテの一人よがりなプラトニックラブでBLであることを思い出す程度。これはBLを遥かに超えてるなあ、良い意味で。遂にスペインに到着したイングランド組、海斗奪回なるか?
読了日:04月09日 著者:松岡 なつき
たまには恋でも (新書館ディアプラス文庫)たまには恋でも (新書館ディアプラス文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 超イケメン筋金入りオタク×オタクっぽい普通人。オタクを真正面から取り上げた珍しいBL。とても身近で親しみを感じた(笑) しかし、オタクにもピンからキリまであると実感。椋本の境地には、岡崎レベルの自分には到達できそうにない。日本語であって解読不能な言語が飛び交う世界に生き、二次元の嫁を娶り、コミケが生きがいのイケメン・・・ヘンだけど、あまり萌えはないけど、キャラとして実に面白い攻だった。引いたり、共感したり、オタク腐女子には色んな意味で楽しめる作品
読了日:04月08日 著者:渡海 奈穂
あなたのためならどこまでも (花音コミックス)あなたのためならどこまでも (花音コミックス)
評価 ★★★★☆ 全編コメディ。すごく面白かった! 結婚詐欺師×刑事の表題作に、セールスマン×執事、高校生同士。トボけた結婚詐欺師のどこまでが嘘で本当かわからない言葉にみえる真摯さに溶かされていくツンデレ刑事がすごく可愛い。高校生同士のカプも初々しくて、でもちょっとエッチで良かった。この作者の乳首は色っぽい。コメディでも色っぽさは変わらず。満足の1冊
読了日:04月08日 著者:中村 明日美子
契愛―ちぎり (アルルノベルス)契愛―ちぎり (アルルノベルス)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 「虜囚」シリーズ3作目「愛縁」のスピンオフ作品。潜入捜査員×公安部キャリア官僚。「愛縁」を警察官の2人から見た構成なので、「愛縁」も読んでいる方が楽しめる。死んだ恋人の復讐のため、自分の躰を餌に犬として使っていた男への情に戸惑う受。全てを受け入れ共に地獄への道行きを望む攻。「共に幸福になれる男と、共に破滅してくれる男と、どちらが得難い存在なのだろうか」・・・たぶん後者だと思う。それは究極の純愛かも
読了日:04月07日 著者:あさひ 木葉
酔っぱらってもお前だけ (SHYノベルス)酔っぱらってもお前だけ (SHYノベルス)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 「酔っぱらい」シリーズ第2弾。酒を飲むと豹変する大トラ受。その原爆並の破壊力が楽しい。素直に爆笑。ジキルとハイドを飼ってる野々村を、恋人が二人いるみたいだ・・・とその酒乱というビョーキすら愛しむ伍代・・・懐が大きいなあ。いや、アバタもエクボか(笑) 酒乱を除けばわりと王道カプだが、脇を濃いキャラばかりが固め、さすが樹生作品と思わせる。矢沢と吉住のカプも気になる。吉住が矢沢をどう苛めるのか見てみたい。この二人でスピンオフ希望
読了日:04月06日 著者:樹生 かなめ
欲情 (B-BOY NOVELS)欲情 (B-BOY NOVELS)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★★ 「発情」スピンオフ。兄編。ヤクザ×高校生(兄)。発情期だから仕方ないが、タイトル通り欲情しっ放し。弟編よりもページ数が多いのに内容は薄く感じた。キャラの魅力が受・攻とも弟編ほどなかった。話も色んな面でアバウトなままご都合主義的に纏めた感じ。ちょっと残念かなあ。挿絵が文句なく美しいだけに
読了日:04月05日 著者:岩本 薫
真音〈3〉 (リンクスロマンス)真音〈3〉 (リンクスロマンス)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★☆ びっしり2段組の新書3巻・・・最後までダレず、グイグイ読者を引っ張っていく奥深い物語だった。極道に愛され、艶を増しつつも、進藤の凛とした生き方は変わらない。けれど周囲には心通わせる温かな人達が進藤を支えている。「真音」は進藤の名前「心音」で、お互いを思いやる心の声でもあるのだと。色恋ごとに鈍感だった進藤が、初めて富樫を求めたことの重さ・・・富樫の執着に進藤も少し追いついたことが何とも嬉しかった。一つ一つのエピソードが無駄なく共鳴して心に響く素晴らしい作品だった
読了日:04月05日 著者:谷崎 泉
櫻狩り 中 (フラワーコミックススペシャル)櫻狩り 中 (フラワーコミックススペシャル)
評価 ★★★★☆ 自分に関わる人間を全て破滅に追いやってきた若様。死だけを欲してきた若様が、今はそれ以上に正崇の愛を求め、でもそれを手に入れる方法を知らない・・・ひどい目にあってるのは正嵩だが、若様が見せた涙があまりにも綺麗で、若様に肩入れしてしまう自分がいる。後半益々オドロオドロしい展開になってきた。一番狂ってるのは妹か。そもそも最初の狂気の種はいつどこに植えられたのか・・・狂気の連鎖が重苦くて恐ろしい。※レンタル本
読了日:04月02日 著者:渡瀬 悠宇
b-Boy HONEY 3b-Boy HONEY 3
評価 ★★★★☆ 豪華執筆陣と「不細工」というテーマに惹かれて購入。目当ては国枝さん・日高さん・田中さん・新田さん。不細工度チャンピオンはぶっちぎりで国枝さんのアドニス! 国枝さんの不細工は本当に妥協がない。ギャグ&ファンタジーとはいえ、プロだわ?。日高さんの唐橋×藤原もいい。「アイツの大本命」の吉田は相変わらず小動物系で可愛い。国枝さんを除くと全体的に不細工度はあまり高くないけど、アンソロジーとして面白かった
読了日:04月02日 著者:
勉強しなさい! (あすかコミックスCL-DX)勉強しなさい! (あすかコミックスCL-DX)
評価 ★★★☆☆ 真面目・健気攻×遊び人・俺様受。最初は受攻逆かと思ってた。性格的には逆だと思う。高永作品は双方の愛情量が「攻>>>受」であることが多いし、攻はM気質でヘタレだけど、これではあまりに攻が不憫。せめてあとがき展開なら救われたのに。もうちょっと二人の気持ちが同じレベルになって終わってほしかったなあ。それが気にならなければ、テンポの良いコメディーで面白いのは確か
読了日:04月02日 著者:高永 ひなこ
幾千もの夜の秘めごと (アルルノベルス)幾千もの夜の秘めごと (アルルノベルス)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 中東の第3王子×ボディガード。アラブもの+幼馴染み再会愛+主従関係もの+ボディガードもの。プラスポイントは受が肉体的・精神的にとても強い男であること。その一途な健気さも良い。アラブものとしては大人しめかな。最後の対抗勢力との戦いは、わりとあっさり終わってしまった印象。イスタンブールの街の匂い、熱気が伝わってくるようで、この作者らしい、外国の細やかな情景描写が素晴らしい。挿絵も品が良く端整。小冊子は攻視点。攻の熱い想いが伝わってくる。甘々
読了日:04月01日 著者:華藤 えれな

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2010/05/02 09:30 | 読書メーターCOMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

今月はコミックが多いんですね~♪
なかでもビックリしたのが・・あさひ木葉さん!!「えっ、そんなの出て?」って焦りました・・って・・でも読んでなかったな~♪本編は結構好きだったんですけど・・
あと「櫻狩り」これは私も何度も注文しようとして・・悩んでやめるを繰り返してる本ですね~・・でも面白そうですね?なんかちょっとBLなんですよね?

No:504 2010/05/02 11:16 | usamomo #- URL [ 編集 ]

usamomoさんへ

usamomoさん、こんにちは!
ツタヤがコミックレンタル始めたおかげで、漫画が増えました(笑)

あさひさんの「契愛」は、「愛縁」でちらっとでてきたキャリア警察官が主役ののスピンオフで、レーターさんは稲荷家さんに代わってました。
甘い本編カップルとは違った、苦みのあるカップルでしたよ。

>ちょっとBLなんですよね?
はい、ちょっとBLです(笑) でも、作家さんはBLの人じゃないので・・・。一般レーベルででても、水城せとなさんの、「窮鼠~」なんかはBLだと思いますけど。(水城さんは元々BL描いてた人なので)
「櫻狩り」はツタヤで借りれなかったら、たぶん読まずに終わってたので、読めて良かったですが。
でも、読後感は微妙でした。一応救いはあるけど、あのラストが好きかどうかは人それぞれのような。ああいう、どうとでも解釈できる結末は、私はあまり好きでない・・・(笑)
続編か番外編を描く予定もあるそうなので、またレンタルできるなら読むと思いますけどね。
むしろ、納得できるラストを続編で期待したいです。

No:505 2010/05/02 12:02 | みずほ #- URL編集 ]

いいな~レンタルがあって!
ONE PIECE を着実に読んでいますねv-218

私の近くのT◯T◯YAもして欲しい!
そうしたらNARUTOが読めるのにな~e-415

No:506 2010/05/02 18:53 | まひる #yRSTDANw URL編集 ]

まひるさんへ

まひるさん、こんにちは!
「ONE PIECE」は長いので、どこまで読めるかわからないけど、とりあえず飽きるとこまで読もうかと(笑)

ツタヤのレンタルは有難いですよ~。
なかったら、「櫻狩り」も「ONE PIECE」も一生読むことなかったと思う。
DVDやCDのコーナーよりコミックコーナーの方が客が多くいるからね。
まひるさんの近くのツタヤもそのうちレンタル始める可能性ありでは?

No:507 2010/05/02 23:11 | みずほ #- URL編集 ]

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