「羽生結弦世代」最強伝説 ~大谷翔平も認めた羽生の偉大さ
スポーツライター松原孝臣さんの良記事です。松原さんは、山口さん以外の男性ライターでは一番信頼できるライターの一人かなと思ってます。
1994年生まれの「羽生世代」について書いたコラムです。結弦くんの部分だけ赤字にしてます。
1994年生まれ「羽生結弦世代」最強説を追う(20190103 読売新聞)
スポーツ界では特定の世代にタレントが集中する傾向がある。野球界では1980年生まれの松坂大輔を中心とする「松坂世代」、88年生まれの斎藤佑樹や田中将大ら「ハンカチ世代」が一時代を築いた。サッカー界では小野伸二ら79年生まれの「黄金世代」に逸材がそろった。現在、脚光を浴びているのが94年生まれだが、彼らは他の世代とは一回りスケールが違うようだ。「最強」との呼び声もあるこの世代には、どんな特徴があるのか。スポーツライターの松原孝臣さんに寄稿してもらった。
多士済々の顔ぶれ
スポーツ界で1994年生まれ、あるいは翌95年の早生まれのため同学年にあたる選手たちは、「羽生世代」と呼ばれている。平昌ピョンチャン冬季五輪でソチ大会に続く連覇を成し遂げたフィギュアスケートの羽生結弦と同世代の選手たちのことである。
見渡せば、そうそうたる顔ぶれがそろっていることが分かる。
最もなじみのあるところでは野球の大谷翔平。日本ハムを経てメジャーリーグのアナハイム・エンゼルスに入団した大谷は、かの地でも投打の二刀流を実践し、新人王の大活躍を見せた。
同じ野球界では、広島カープの4番打者として打率3割超え、30本塁打を記録し、リーグ優勝に貢献した鈴木誠也、阪神タイガースの藤浪晋太郎らがいる。
2018年は、サッカーのワールドカップで2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を果たした日本代表も話題となった。新たな日本代表の主軸を担う中島翔哉、南野拓実も同世代となる。
平昌冬季五輪で、日本の女子選手では夏冬のオリンピックを通じて初めて、1大会で金銀銅の三つのメダルを獲得したスピードスケートの高木美帆も、1994年生まれだ。
夏季五輪競技の顔ぶれも豪華だ。
2016年のリオデジャネイロ五輪の400m個人メドレーで金メダルを獲得した萩野公介、同種目で銅メダルに輝き、13、15年の世界選手権を連覇した瀬戸大也があげられる。
バドミントンでは桃田賢斗と奥原希望のぞみがいる。桃田は18年の世界選手権で日本男子初の金メダルを獲得、世界ランキングでも日本男子初の1位となった。奥原はリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得、男女を通じてシングルス日本初のメダリストとなった。
柔道にもいる。リオデジャネイロ五輪90キロ級で金メダルのベイカー茉秋ましゅうがその人である。日本が苦しんできた階級での価値ある栄冠だった。
レスリングでは、同じくリオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した63キロ級(当時)の川井梨紗子、69キロ級(当時)の土性沙羅どしょうさらが1994年に生まれている。
パラリンピックに目を転じると、車いすテニスの上地結衣が94年生まれ。2014年に女子ダブルスで史上3組目となる年間グランドスラムを達成している。そのときの年齢、21歳135日は「女子車いすテニスにおける最年少での年間グランドスラム」として、ギネス世界記録に認定された。上地はリオデジャネイロパラリンピックのシングルスでも日本女子初のメダルとなる銅メダルを獲得するなど世界のトッププレーヤーとして活躍を続けている。
挙げるべき選手の名はまだ尽きない。バスケットボールの世界最高峰のプロリーグ「NBA」の渡邊雄太もその一人だ。18年10月27日の試合で初出場を果たし、日本選手として14年ぶり2人目となるNBAプレーヤーとなったのである。
渡邊は高校二年生のとき、高校生としては史上初となる日本代表候補に選出され、その後も代表で活躍してきた。満を持してのNBAデビューだった。
常識を覆し、道なき道をゆく
この世代が残してきた成績を簡潔に記したが、「史上初」という言葉が頻発するのに気づいたのではないか。彼らは各競技において、従来の成績を塗り替え、「パイオニア」と呼ぶにふさわしい活躍をしている。しかも、多くの選手が国際舞台で、華々しい成果をあげている。
また、大谷が二刀流によって驚きをもたらしたように、従来の常識を覆してきた選手が多い。そこに、1994年生まれ、つまり羽生世代の特徴の一つがある。
これまでも同じ年に名選手が何人も生まれ、「○○世代」と呼ばれたことはあったが、松坂大輔を筆頭とする「松坂世代」が野球界の話であるように、一つの競技の中にとどまってきた。それに対し、これだけ多くの競技で選手たちが活躍しているという点もまた、羽生世代の特徴だ。
ではなぜ、94年生まれはスポーツにおける黄金世代となることができたのか。
彼らに共通するのは、海外で活動する日本選手の姿を幼少期から目にしてきたことだ。例えば2001年、イチローがメジャーリーグに移籍し、試合がテレビで中継され、ニュースでも再三取り上げられた。その後も後に続く選手たちが多くいた。
1998年にはサッカー日本代表がワールドカップに初出場を果たし、その後、中田英寿らが海外に移籍した。彼らの活躍もまた、テレビなどで伝えられた。
そうした光景を、子供の頃から見聞きしてきた94年生まれにとっては、世界は身近なものであり、自然に目を向ける存在でもあった。彼らが肩肘張らず、気負うことなく国際舞台に飛び出していける理由である。グローバル化に沿った世代とも言えるだろう。
ゆとり教育で育まれた個性
彼らが「ゆとり教育」のまっただなかの世代であることも見逃すわけにはいかない。
ゆとり教育の気運は1970年代から起こっているが、特に大きかったのは2002年度から小中学校で取り入れられた新学習指導要領である。学習内容が3割削減されるとともに完全週休2日制となり、「総合的な学習の時間」も新設された。生徒が自発的に課題学習を行う時間のことだが、その内容は学校に委ねられた。
導入された背景には、それまでの詰め込み教育への問題視とともに個性を伸ばす志向があったという。
だが、「学力低下が生じている」という批判が高まり、2008年度にはゆとり教育からの転換が図られ、実質的にゆとり教育は終焉しゅうえんを迎えた。
ゆとり教育のもとで育った子供たちが成長するにつれ、「集団行動がとれない」「自分勝手」といった指摘もされ、ゆとり教育は失敗だったとされた。
ただ、それらを裏返せば、個性豊かな子供たちが育った、ということでもある。1994年生まれは、まさにゆとり教育の中心にいた世代だ。個の力が問われるスポーツにおいては、功を奏したと言えるし、ゆとり教育の恩恵を受けたと言えるだろう。
そんな彼らの先頭に立つのが羽生だ。
2012年、高校2年生にしてカナダ・トロントに活動拠点を移し、14年のソチ冬季五輪で金メダルを獲得するなど、いち早く国際舞台で活躍。しかも、しっかり自己表現のできる選手であることでも注目されてきた。自分の考えを持ちつつ、いち早く海外へ飛び出した羽生は、1994年生まれの特徴を象徴し、また、同世代の目標となった。だから、他の誰でもない、「羽生」世代なのである。
競技が違っても、多くのアスリートが羽生に刺激を受け、羽生の後を追うように檜ひのき舞台でのびのびと力を発揮している。
羽生は日本のスポーツ界に新しい道を切り開いた。それぞれの分野で奮闘する羽生世代の選手たちの姿は、後から進む者にとって格好の道しるべとなるだろう。
松原さんは、文藝春秋の2018年12月号で、「羽生結弦世代 最強伝説」という記事を書いておられます。 ← アマゾンサイトへ
この読売の記事をもう少し肉付けしたものになっています。以下は、文藝春秋の一部です。
この下りの「同世代」を「フィギュア界」に置き換えても、ぴったりはまります。それにつけても、結弦くんの影響力のすごさよ・・・。
羽生が同世代に与えた影響は測りしれない。人は、モデルがあってこそ、それを手本にためらうことなく歩んでいける。
「『羽生世代』だと思っています」という大谷の言葉は、率直な思いからくるものだったろう。
以下、3年ほど前のものですが、松原さんの言葉を裏付ける記事です。
大谷くんも、「僕なんか話し掛けられない」と恐縮するくらい、結弦くんをリスペクトしているんですよね。彼が、アメリカに二刀流で勝負する気持ちになったのも、結弦くんの存在が刺激になってるのかも。
やはり超一流のすごさは超一流にしかわからないのだなと痛感。
そして、今だに色気信仰から抜け出せない日本のフィギュア界の未来は暗い・・・。
大谷翔平、「同世代トップ」羽生に刺激 「侍ジャパンで常に上を」(20160116 FULL COUNT)
日本ハムの大谷翔平投手が15日、都内ホテルで行われた「第50回 テレビ朝日ビッグスポーツ」の表彰式で、フィギュアスケート・羽生結弦(全日空)と初対面。ともに1994年生まれの同級生で、大谷は「僕は『羽生世代』だと思っています。負けないように頑張りたい」と壇上で語った。
同世代の羽生と初対面
日本ハムの大谷翔平投手が15日、都内ホテルで行われた「第50回 テレビ朝日ビッグスポーツ」の表彰式で、フィギュアスケート・羽生結弦(全日空)と初対面。ともに1994年生まれの同級生で、大谷は「僕は『羽生世代』だと思っています。負けないように頑張りたい」と壇上で語った。
今や球界のエースに成長しつつある剛腕だが、なぜ、晴れの舞台で「羽生世代」と表したのか。表彰式後に、理由を語った。
「僕は本当にそう(羽生世代)思っています。この世代のトップじゃないかなと思っているので。種目関係なく、世界でトップの選手だと思っています」
羽生は14年のソチ五輪金メダリストで、男子フィギュアスケート界の絶対的エース。今や球界のエースになりつつある剛腕だが、他競技のアスリートから「大谷世代」と呼ばれるには……。難しい質問にも言葉を選びながら、淡々と言葉をつないだ。
「どうですかね……。(野球は)少なくとも個人競技ではないですから、難しさはあると思います。でも、(野球は)チームとして勝ち上がっていくのが大事だと思います。世界を取るという意味では、侍ジャパンとして常に上を取っていければ」
昨季は15勝(5敗)、防御率2・24、勝率7割5分とパ・リーグ投手3冠。それでも、「結果的に取れたから良かった。結果に惑わされずに、客観的に『何が良かったか、悪かったか』を理解して今季に臨めれば」と冷静に語った。
将来のメジャー挑戦を思い描く二刀流。すでに「羽生に負けない」世界基準の活躍を求めている。
大谷 フィギュア羽生と“恐縮”初対面「僕も田中君も羽生世代」 (20160116 スポニチアネックス)
結弦のように世界へ羽ばたく。日本ハムの大谷翔平投手(21)が15日、都内のホテルで行われたテレビ朝日の「第50回ビッグスポーツ大賞」の授賞式に出席。壇上で男子フィギュアスケートの14年ソチ五輪金メダリスト・羽生結弦(21=ANA)と初対面した。同学年で同じ東北出身。共通点の多い相手を前に自らを「羽生世代」と位置付け、17年の第4回WBCでの世界一奪回に向け、刺激に変えた。
身長は22センチ大きく、体重は約50キロも多い。それでも壇上で羽生と向かい合った大谷は恐縮していた。「初めまして」。ぎこちないあいさつを交わす。同じ1994年生まれ、岩手県奥州市出身の大谷にとって、同じ東北で宮城県仙台市出身の羽生は身近な存在であり、大きな目標でもある。
侍ジャパンのトップチームの一員として、今秋ドラフトの目玉で同い年の大学日本代表・田中(創価大)らとスポーツ放送特別賞を受賞。司会者に「同い年ですね」と振られると、「僕も田中君も“羽生世代”だと思っている。負けないように頑張りたい」と言った。相手は男子フィギュア競技で世界歴代最高得点保持者。さすがの二刀流もその存在の大きさを認めた。
羽生からは「テレビでも(大谷を)見ていますが、こんなに大きいのか、と。ボールに重みを持たせるために体重を増やしたとか。100キロですよね」と突っ込まれた。この時ばかりは大谷もアスリートの顔に戻り、「体重を増やすのは一つの手段。技術が大事です」と持論をぶつけた。
わずか5分の共演だったが、世代を代表する2人の対面。超一流アスリートが集まる会場でさえ、雰囲気を変える力があった。表彰式を終え、取材に応えた大谷の口からは羽生への称賛が続いた。「壇上でしか話さなかったが、しっかりしているなという印象です。この世代のトップ。種目は関係なく、トップの選手と思っている」。同世代には競泳の瀬戸大也ら世界と戦うそうそうたる顔ぶれが並ぶ。中でも羽生は特別な存在だった。
「テレビ画面を通して見るのと実際の印象は違う。“世界の羽生選手”ですから。僕なんか話し掛けられない」。ただ、この世代が「大谷世代」と呼ばれるためにはと質問されると、表情は変わった。「(野球は)個人競技じゃないのでチームが勝つこと」と日本ハムでのリーグ優勝、日本一を挙げた。そして、「世界なら侍ジャパンとして上を獲っていけば、子供たちが目指してくれるんじゃないかな」と続けた。
来年3月のWBCで世界一を奪回し、野球競技復活が濃厚な20年東京五輪で金メダル。大谷が侍ジャパンのエースとして達成した時、羽生と肩を並べる。 (君島 圭介)
腐目線でみると、この二人とってもお似合いなんですよね(健全な羽生ファンの皆さん、すみません・・・汗) everyさん、二人の対談ぜひ企画してください!
参加してます。よろしければ、ポチっと応援お願いします♪
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2019/01/03 12:40 | テレビ番組・コラム(2018-2019) | COMMENT(6) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
みずほさん、こんばんは
真っ当な記事を読めるとホッとします~山口さんが新天地に移られてからは激減してしまった感がありますよね。
大谷くんとのツーショット懐かしいですね(^^)
当時、萌え転げ回った記憶が甦りました…あの、壇上でのやりとりと、大谷くんのはにかんだような笑顔がツボで…これ以上は自粛しますが、ほんとにお似合いですよね(^-^;
…再び並んでくれる日をひそかに心待ちにしています♪
No:9820 2019/01/03 18:24 | なすか #- URL [ 編集 ]
なすか 様
なすかさん、こんにちは。
>真っ当な記事を読めるとホッとします
結弦くんについては、海外の記事は真っ当なのしかないのですが(笑)、日本の記事は変なのが多いので、こういう記事を読むとホッとしますね。ライターだけでなくOBOGも変なのが多いし。やはり山口さんがフィギュアを離れて一番痛いのは会見全文でしょうか。報知さんがなんとか頑張ってくれてはいますが。
>大谷くんのはにかんだような笑顔が
大谷くんが大きい身体でメチャ緊張してるのが伝わってきて可愛かったです(笑) なんか結弦くんの方が年上に見えました。あの二人のツーショは萌えましたね(笑)
この二人の「羽生世代」対談とW羽生対談はいつか実現するのでしょうか・・・。
コメント、どうもありがとう♪
No:9821 2019/01/03 22:12 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
爽やかな2人
みずほさん 今年も 揺らぐ事ない羽生君愛溢れる書き込みに 癒されたいと思っています。
よろしく お願いいたします❗
この時の2人は スポーツマンの爽やかさ全開で あの頃のマスコミ報道が 懐かしい。
先日 スポニチの小海途カメラマンが ロシア大会表彰式で 羽生選手の胸に輝く金メダル写真の事を
羽生選手だから とれた写真、
スターたる ゆえん とコメントされてましたね。
昨年から このような愛溢れる報道に なかなか巡り会えなかったので ホッとしました。
新聞は 東京版にしました。
No:9822 2019/01/03 22:37 | クロワッサン #- URL [ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
No:9823 2019/01/04 08:10 | # [ 編集 ]
クロワッサン 様
クロワッサンさん、あけましておめでとうございます。
>スポーツマンの爽やかさ全開
アスリートは強ければ正義という部分もありますが、やはり爽やかさも欲しいですよね。この二人はその両方を兼ね備えているからこそスーパースターなんだと思います。
>羽生選手の胸に輝く金メダル写真の事を
>羽生選手だから とれた写真、スターたる ゆえん
怪我からの二連覇が冬季五輪1000個目の金メダルなんて、神様からスーパースターであることの証明書をもらったようなもの。カメラマンさんも驚愕するスター性ですね。
>新聞は 東京版にしました。
東京版はゆづ友様が送ってくださることになりました。
関西版は一応買いましたが、評判悪いですね(汗) 裏がなんでアレなんだって話で。スポニチ大阪も空気読めよって言いたくなります。関西版が東京版ほど売れてないのはアレのせいですよ。だいぶ売上に響いたでしょう。
結弦くんの怪我が一日も早くよくなりますように!
今年もよろしくお願いいたします♪
No:9824 2019/01/04 09:33 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
マ〇〇 様
マ〇〇さん、あけましておめでとうございます。
>もし大谷選手が結弦くんと同じ高校同じクラスだったら
東北高校のクラスがテレビで映ったりしていましたが、他の男子生徒の中で、結弦くんが完全に浮いてました。とても同じ人類とは思えませんでした(笑) ジャガイモ畑の中に一輪の薔薇が咲いているようでした。大谷くんがいたら、二人で浮いていたと思います(笑)
>回りから少し浮いていた結弦くんを意地悪する
好きな子を苛めてたのかしら・・・と今になると思います(笑) 試合で授業を休んだりしたときにノートを貸してくれたのも女子だったとか。
>朝日スポーツ大賞で再開するとか(^^;
>ベタな展開を想像しました
再開ものは王道です(笑)
でも、王道なベタな展開ほど萌えるんです。多数の人が萌えるから支持されて王道になるので。
>どこがいいのか サッパリ わかりません
私もわかりません。世の中ダメンズ好きも一定数いますし、そのあたりは好みは人それぞれとしか。ただ、価値観の違いがそこまで違うと他の部分も合わないと思うので、あまりお近づきにはなりたくないとは思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします♪
No:9825 2019/01/04 12:53 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
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