羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <能登直>
一昨日は、二連覇記念イベントで講演会と写真展をされた能登さんのインタが宮城ローカルで放送されました。
ツィッターよりお借りします。ありがとうございます。
ろーかる↓
— しま (@msmf40239) 2019年2月25日
(ごめんねカットなし) pic.twitter.com/I9Ts5hsW34
えぶり(終) pic.twitter.com/xVVLrP9vb5
— しま (@msmf40239) 2019年2月25日
内容を書き起こしておきます。覚え書きとして。能登さんのインタ部分が赤字です。
能登さんは、羽生選手を中一から密着で撮影してきた。
オリンピック連覇のパレードのオフィシャル写真を担当したのも能登さん。
能登さんがこれまで撮影してきた羽生選手の写真は10万枚以上。
しかし、切り取る瞬間によってまったく違った写真で出来上がるそうで、本当に羽生選手は被写体としてもとても魅力的だと。
震災後は、発言も表情も変わったということを、やはり間近でみているからこそ敏感に感じとっている。
切り取る瞬間瞬間の違いによって、いろんな結弦くんが写真として生まれる状況で、カメラマン同士競い合えるような被写体で、獲る意欲がより湧いてくるような存在かなと。

フィギュアとコーチとの関係性とかも、他の競技よりも強くでる競技だと思っているので、初めてこういう形でコーチと撮れたので、このときは本当にやっと撮れたという、うれしい1枚でした。
仙台パレードのオフィシャル写真を担当したのも能登さんでした。
多くの方に祝福してもらっているのを噛みしめている感じで、本当にうれしそうな印象が強いですね。
羽生選手を撮影するのがライフワーク。能登さんはこれからも羽生選手を追い続けます。
能登さんがコーチとの写真を撮りたがっているのを察知して、さりげなく招きいれる。この気遣いというのは、やはり羽生選手の素晴らしさ。
能登さんは、現役のアスリートだということもあって、羽生選手とプライベートで接点をもったり、大会中に自分の方から声をかけたりということは一切しないそう。
切り取る瞬間瞬間の違いによって、いろんな結弦くんが写真として生まれる状況で、カメラマン同士競い合えるような被写体で、獲る意欲がより湧いてくるような存在・・・実は、同じようなことを、田中さんも講演会で言っておられました。「ゆづは表情がとても豊か。同じプログラムを滑っても表情がすべて違う」と。また、写真家さんの間でも、結弦くんのボディラインの美しさは「他にはない」と高く評価されてるようです。高須さんも「黙っていてもいい写真が撮れる、むしろ撮らされてしまう」「本人の想像以上の瞬間を撮ってやろうって変な燃え方をする」と言っておられます。
能登さんだけでなく、他の写真家さんにとっても、最高に魅力的な被写体・・・それが”羽生結弦”というアスリートです。
キャノン・ワールドフィギュアスケートウェブの能登さんのインタビューです。
https://global.canon/ja/event/skating/best_shot/2013_2014/noto.html
結弦くんについて語っている部分だけ抜粋します。
バンクーバー五輪後は羽生結弦選手も活躍が始まりましたね。出会いは?
2007年に全日本ジュニア選手権が仙台で行われて、羽生君はノービスの選手ながら3位になりました。その表彰式の時に、羽生君の隣にお父さんがいたのですが、なんと僕の中学時代の先生だったんです。奇遇なことでした。
羽生選手とは縁があったのですね。
そうですね。次は2008年の夏に仙台で、ポートレートを撮影しました。当時は「大ちゃん(髙橋大輔)みたいに格好良く撮って下さい」と、マッシュルームカットの少年が言うので、可愛いなと。中学生らしさを残しつつ格好いい雰囲気の写真を撮りました。
その可愛い少年が、世界の頂点へ!
やはり東日本大震災後は、表情が変わりました。多くのアイスショーに出ていた夏は、強い決意を感じさせる表情でした。カナダに行ってからは「オーラが出てきたんじゃない」なんて冗談を言うこともありますが、表情が大人びたと思います。
(ソチ五輪では)羽生選手はどんな写真を?
団体戦の時は、リラックスしているのが分かったので、柔らかい笑顔が多く撮れましたね。でも個人戦になると表情がガラリと変わり、緊張しているのがレンズを通して伝わってきました。
フリーは金メダルがかかり、複雑な心理だったでしょうね。
フリーは僕自身も「金を獲れるかも」と思って緊張しました。歴史的瞬間ですから。最初の4回転は転倒したものの、後半に持ち直した所からの気迫が凄かったです。ニースで銅メダルを獲得した2012年の世界選手権の時を思い出しました。演技中に、気迫が出過ぎて「ウォー」と叫んだり、とにかくこぼれ出る気迫が素晴らしかったです。
■能登 直(のと・すなお)
1976年生まれ・宮城県仙台市出身。1999年に大学を卒業後、仙台のスタジオでのアシスタントを経て、2005年に独立。
主にモデル撮影を中心とした広告等の撮影を行いながら、2007年より本格的にスポーツ撮影を始める。
日本スポーツプレス協会及び国際スポーツプレス協会会員。

能登さんが選ぶベストショット。
「悔しいと語っていたショート3位からの逆転を狙うフリーで、彼の懸命さとダイナミックな動きを切り取ろうと狙いました。」
個人的な希望としては、もう12年も結弦くんを追っているのですから、ジュニア時代からのお宝写真を蔵出ししていただいて、ぜひ講演会で時系列で披露していただきたい。田中さんはノービスBから結弦くんを追っていることが自慢ですが(笑)、2015年まで会社員だったので、独立以前の写真は元の職場の許可がないと講演会で使えないそう。能登さんはその点許可が必要ないので、ぜひぜひお願いします!
写真家さんをテーマにした過去記事です。
羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <坂本清>
羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <田口有史>
羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <伊藤彰紀>
羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <高須力>
羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <田中宣明> その1
羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <田中宣明> その2
羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <田中宣明> その3
アナザーストーリーサイト、今日はプルさんですよ♪
【#プルシェンコ が語る「#羽生結弦"最強"伝説」】
— NHKスポーツ (@nhk_sports) 2019年2月26日
最強のスケーター 羽生結弦選手の高みに迫る3回シリーズの2回目。トリノ五輪金メダル #エフゲニー・プルシェンコ さん。自分がなし得なかった #五輪連覇 を果たした羽生選手をどう見つめていたのでしょうか?#YuzuruHanyu https://t.co/hCP3EHR4KZ
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2019/02/27 09:00 | アーチスト・裏方・メディア | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) TOP
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