最近の気になった話題メモ ~Number&AERA記事、ルール変更 ほか

NumberとAERAに結弦くんに触れたコラムありました。AERAは今回のはマトモです(笑)



「ジョンに近い存在」は?

 カリーの映画の制作を始めるまで、フィギュアスケートに対する関心はあまりなかったと明かすエルスキンだが、制作を終えた今、現在のスケート界にカリーに近しい印象を抱くスケーターがいるか尋ねた。

 すると、間を置かず答えた。
「ユヅル・ハニュウさんがいちばんジョンに近い存在ではないかと思います。技術も高いものをお持ちですし、芸術面でも素晴らしい、卓越したものがあると思います。他の選手と比べると抜きん出ていると感じます。

 スポーツの世界には、例えばサッカーで言えばメッシのように、天才と言える存在がいます。ここで言う天才とは、ただすごいだけではなくて、ほんとうに惹き込まれるものを持っている選手を指しています。観てただ楽しむだけではなく、より迫力があって人物に感情移入したくなるものをもっている選手。ハニュウさんもそうですね」

アートもスポーツも、人をつなぐ。

 その後に続けた次の言葉は、アートとスポーツ双方を題材にしてきた監督ならではであった。

「アートは作品を見せて感動させることができる素晴らしいものです。スポーツもやはり多くの人の関心を集めて熱狂させるもの。どちらも人をつなぐという意味では同じです。それはある意味で宗教にも近いものだと思えます。映画は映画館にいる人々が同じ感動を分かち合うことができるし、スポーツもスタジアムに大勢の人を集め、感動させるだけではなく、人々をつなぐことができる。すごい瞬間、プレーに、人々が1つの家族のようになってしまう、一致団結させる力がある。

 サッカーを例にすると、マンチェスターの人でもヨハネスブルグの人でも、サッカーを共通の話題として語り合うことで、お互いを理解できたり、理解へとつなげていくことがある。社会を1つにする、アートにもスポーツにもそういう役割があります。

 そしてフィギュアスケートは、美しいスポーツです。ジョンにしてもハニュウさんにしても、1人の中にアーティストの部分とスポーツ選手としての部分が共存しているのが面白いと思います」





 高みに達したスケーターであれば、モチベーションを上げる曲を自ら選ぶこともある。平昌五輪で連覇を達成した今季の羽生結弦は、ショートプログラム・フリーともに、過去に憧れていた選手が滑った名プログラムの曲を使った。「自分がやりたい曲、自分が見せたいプログラムを考えながら選曲して、そして振り付けもして頂きたい」と語った羽生が選んだのは、ジョニー・ウィアー『オトナル』の曲(ショート『秋によせて』)と、エフゲニー・プルシェンコ『ニジンスキーに捧ぐ』の曲(フリー『Origin』)だった。偉業を達成しフィギュアスケートの歴史に名を刻んだ羽生の、自らを形作った先人への敬意の現れであると共に、何を滑ろうと真似ではなくオマージュに昇華できる境地に達した彼だからこそ可能な選曲だともいえる。ショートでは優雅さを、フリーでは力強さを見せた羽生は、二つの曲を完全に自分のものにした。背筋がぞくぞくするような迫力に満ちた世界選手権のフリーは、羽生が唯一無二の存在であることを改めて感じさせる演技だった。


ルールのマイナーチェンジがあったようです。




長い助走にも甘くなってるようです。正確なジャンプでなくても、長い助走でもなんでもありになっていく。とりあえず、いろんなクワドを跳んで着氷しさえすればOKのジャンプ大会のトレンドがさらに加速していくのね。

明らかにアメリカの選手に有利な変更(日本の二番手選手にも有利かもしれないが)。日本では、結弦くんは金以外は「負け」扱いされるけど、アメリカは、ネイサンが優勝したものの、あのワールドでむしろ危機感もったと思う。ケガして4ヶ月もブランクがあり、練習不足の上、痛み止めを飲みながらあれだけの演技をした結弦くんを怖いと思ったのではないだろうか。だから「羽生結弦が健康体であっても勝てるルール」にしておきたいんだと思う。

私は、結弦くんが健康体だったら、そしてショートの氷の状態があれほどクソでなかったら、ワールドは結弦くんが優勝したと今でも思ってる。アメリカも、平昌五輪で金を逃したのかなりトラウマになってるはずだしね。北京こそとロビーも本気をだしてきてる。まあそれでも、健康なら、練習を十分につんでいれば、最後に勝つのは結弦くんだけどね。結弦くんが北京まで続けるかどうかは別として。




そういうことよね。ISUからすれば、羽生結弦一人旅では困るのよ。だから、結弦くんの点数は渋くなるのだろうなと思う。チキンレースで接戦になった方が競技は盛り上がると考えているのでしょうね。ISU自体が興行優先。スポーツというよりプロレスだと思っているの。AI導入なんて夢のまた夢ね。


この番組知らなかったけど、「おまかせ録画」が勝手に録画してくれてた。良かった~。それにしても、修造さん、結弦くんの理解者あると同時にファンだよね(笑)



話はかわりますが、ザギトワちゃん災難でしたね。確かに、無免許運転した動画をインスタに上げる・・・これは日本なら「どこのDQNだよ!」って行為で、半年から1年は公式戦出場停止をくらいそうではありますが、ロシアと日本ではお国事情が違います。

ザギちゃんも、日本にくればマサルマサルとうるさいし、「好きな男性のタイプは?」とか低レベルな質問されるし、「ゆずれない」なんておぞましいものを見せられるし、ロシアにいてるときでさえ日本人選手からセクハラ発言されるし、あげくは「無免許運転」の過大報道・・・なんなんでしょうね。この無免許運転については某選手のセクハラ発言の火消しじゃないかと噂されてますよね(日テレが主導してるからおそらくそうでしょう)。

日本でおきている某選手のセクハラ発言や珍バイトの件は完全にダンマリのテレビ局が海外選手の無免許をこれだけ報道する世界。闇が深すぎてますますドン引きです(今更だけど)。最近になって「氷艶」に「サマージャンボ」が特別協賛になっていますね。最初はスカイコートとかナチュリエ程度のしょぼいスポンサーしかついてなかったのに、国会議員がバックについてると、途中からでも「国営クジ」の大物スポンサーを引っ張ってこれるのですね。なるほど税金が投入されるのならチケットの売行きを気にしなくてすむでしょう。

また、他のアイスショーは「後援:日本スケート連盟」でしかないですが、この「氷艶」だけは「特別後援:日本スケート連盟」になっています。「特別」スケ連の肩入れが大きいのでしょう(笑) だから、世界選手権のオープニングセレモニーで「氷艶」の宣伝をしたりするんですね。そして、日テレは「氷艶」の主催者ですから、いろいろ透けてみえてきます。というか、もう何も隠す気ないようですが(笑)


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2019/05/22 10:00 | その他(2018-2019)COMMENT(5)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

ルールはさらにおかしな方向に(苦笑)

こんばんは。フィギュアのルールは、どんどん変なルールになりますね?
ショートでは、ジャンプをパンクしたらGOEはー5になるのでしょうか…。
まだハッキリ分かりませんが。

アンダーローテやエッジエラーは、点数増しなんですね。
長〜い助走にも甘い?フィギュアはもう、プロレスジャンプショーのようですが。日米連盟で、好きにすれば宜しいです。
ISUはスポーツというよりも、興行としてテレビ収入が入れば良いのですね?

結弦くんが現役の内は、競技も見ますけど…。結弦くんがプロ転向したら、もうフィギュア競技は見ないですわ。

※氷艶のチケット、後援企業に無料招待券がかなり配られるそうですね。
政治家がバックに付いてると、収益は度外視なんですね。
高橋氏のザギトワ選手へのセクハラ発言も、火消し記事が速攻上がって呆れました。

もう気分を切り替えて、結弦くんは帰国して練習参加かなぁ(^-^)
結弦くんの演技で浄化されますよね♪

No:10637 2019/05/22 22:13 | てるこ #- URL [ 編集 ]

てるこ 様

てるこさん、こんにちは。

>結弦くんがプロ転向したら、もうフィギュア競技は見ないですわ。

私はすでに男子は、結弦くん以外ほとんど見ていません。先日のワールドは現地だったので見ましたが、男子は大変退屈で寝そうでした、結弦くん以外は。これがさらに退屈な方向にいくのだと思うとウンザリです。結弦くんが引退したら、男子はもちろんですが、他のカテゴリも見なくなりそうです。

>氷艶のチケット、後援企業に無料招待券がかなり配られるそうですね

それまで売れ残っていたのに、サマージャンボが冠になったとたんチケット予定枚数終了の日が多くなりました。なるほど。プレイガイドから買い取ったのかもしれませんね。

Dさんが氷艶のために現役復帰を利用したということがますますはっきりしてきましたね。そこまで氷艶の成功に固執してるのは、それによってDカンパニーの足掛かりにしたいと思ってるからかしら。

ストイコが「フィギュア人気を復活させるには旧採点に戻した方がいい」と言っていましたが、これだけルールがどんどん改悪されるのなら、いっそその方がわかりやすくていいかもしれません。ルールが分かりにくい競技は一般受けしないから廃れていくばかりですよ。

コメント、どうもありがとう♪

No:10638 2019/05/23 01:41 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

お早う御座います。

古代オリンピックの時代からあるのが当然の如く定番五輪競技と
位置づけられていたレスリングが五輪競技から外れる危機が
1度ありましたね。
確か表向きでは解り難いルールの内容云々の指摘があった様です。
この時は世界各国のレスリング連盟が結束して存続活動をし
吉田元選手らワールド、五輪連覇選手が精力的に奔走し
またルールの改正にも努めた事から存続を勝ち取りました。
あって当たり前とされていたレスリングでさえこういう事が
あったのにフィギュアはこんなに異常な迷走を続ける上
明らかに一部の国が得をしそうなあからさまな変更が
されていてもIOCは問題にする素振りも見せません。
危機感を持たせ1度痛い目を見る事で少しでも良い方向に
動くなら五輪除外危機の荒療治も仕方の無い事ではと思いますが
演技技術内容がどんなに稚拙でもそれにそぐわない高得点が
度々出ている選手が続出し、その度に世界中のスケートファンから
批判が寄せられていても1mmもそういう話題は出ませんね。
日本ロシア以外はマイナー競技の位置づけなのに不思議な話です。
TRをせず長い助走で跳ぶ選手や回転不足常習犯の選手に有利な
変更なのでアメリカと追随する日本がIOCにも?と思いそうに
なりますが、ならば日本アメリカ以外はマイナー競技の野球が
WBCを創設する等色々工夫をしても結局東京五輪限定の復活に
終わっているのを見るとIOCの全てがアメリカの思い通りと
いう訳でも無い様に見えたりもしますが・・・
フィギュアが五輪競技である事で得をする、力のある勢力でも
あるのでしょうか?

No:10639 2019/05/23 08:46 | アテナ #- URL [ 編集 ]

訂正です。
野球がメジャーな国は他にもキューバ、台湾、韓国がありました。
プエルトリコやドミニカ共和国もその様ですが、どちらかというと
アメリカメジャーを一直線に目指し活動する人の方が多数という
イメージですね。

No:10640 2019/05/23 09:32 | アテナ #- URL [ 編集 ]

アテナ 様

アテナさん、こんにちは。

>レスリングが五輪競技から外れる危機が1度ありましたね。

フィギュアも競技人口は少ないし、盛り上がってるのは日本とロシアだけで、そういう意味では野球よりひどい状況かも(笑) 特にペア競技は選手が少ない。つい最近コフリンの性的暴行告発とかもあったし、ますますペアにいく女子が減りそう。

これだけルールがコロコロ毎年のように変わる競技、他にあるのでしょうか。一般層はついていけませんよ。そのときそのときに勝たせたい選手に合わせてルール変更してるようにしか見えません。ここまでいい加減なことばかりされると、一般層どころか、スケオタにすら呆れて見放されそうです。

>フィギュアが五輪競技である事で得をする、力のある勢力でもあるのでしょうか?

これは想像ですが、ISUだけでなくIOCも、”競技”という体裁の”興行”あるいは”ショー”だと思っているのではないでしょうか。そもそも全試合が終わった後にエキシビションというショーがある競技なんて他にありません。それだけでイロモノとみられます(笑) オリンピックの日程の最後、閉幕式の前に、フィギュアのエキシビションという”ショー”が華を添える役割をしてるので、とりあえず外れることはなさそうですが。

城田さんの著書に、日本フィギュアが冬の時代だったころのことが書いてありましたが、冬の時代の方がフィギュアを愛し盛り立てようという熱意のある人が集まるのだと思いました。お金にならない。利権もないからです。でも今のようにお金を稼ぐコンテンツになってしまうと、フィギュアの利権に群がる人達ばかりになる。だから腐っていくのです。もう一度、とことんどん底まで落ちないと自浄作用は働かないでしょうね。

女子ならまだしも、男子の中華系移民が金とっても人気が回復しないのはアメリカもわかってるのでしょうけど、「勝てば官軍」思想というか、どんな政治力使っても自国がトップでないと気に入らないところはアメリカらしいです。

自分たちの利益に影響を与えない烏合の衆がどんなに文句をいっても、ISUからすればどこ吹く風でしょう。ISUと日本のスケ連は同じ穴の貉です。今のフィギュアの人気が誰によってもたらされているのか、結弦くんが引退しないとわからないところもね。

コメント、どうもありがとう♪

No:10641 2019/05/23 14:18 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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