AC2019 ゆづが今季初戦優勝!(2) 新聞記事編-1

スポニチさんの第3回目の公式練習ドキュメントです。



フィギュアスケート・オータム・クラシック第3日 ( 2019年9月14日 カナダ・オークビル )

 男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(24=ANA)がフリーに向け、本番リンクで公式練習を行った。ショートプログラム(SP)では98・38点で首位発進したが、冒頭の4回転サルコーで転倒。「ノーミスできないと凄い悔しいという気持ちが強くある」。3月の世界選手権の残像を振り払う、復活の「Origin」を舞う。

【羽生結弦 14日公式練習ドキュメント※現地時間】

▽10:05 オーサー・コーチがプーさんのティッシュカバーを抱えて会場に現れる。ジャパンの白ジャージー姿の羽生も登場。

▽10:07 公式練習開始。左足からリンクイン。オーサー・コーチがプーさんのティッシュカバーを置く。

▽10:08 ステップ、ジャンプ動作を確認。2回転トーループを跳び、両足で着氷。

▽10:09 白ジャージーを脱ぎ、オーサー・コーチに渡す。3回転ループに成功。

▽10:10 4回転ループを跳ぶも、着地でよろける。ブリアン・コーチと話した後、ドリンクを口に含んで再びリンクへ。イーグルから1回転ループで感触を確かめる。

▽10:11 4回転ループに挑み、踏み切り位置を確認する。オーサー・コーチが踏み切りで肩を入れる動きを見せ、羽生はうなずく。

▽10:12 4回転ループで転倒し、ブリアン・コーチと話す。

▽10:13 1回転ループを跳ぶ。オーサー、ブリアンの両コーチは何かを話し込んでいる。羽生は指で数字を数える動き。

▽10:15 両手を腰に当て、リンク上を漂う。3回転ルッツに成功。両足着氷の2回転トーループを跳ぶ。

▽10:17 4回転トーループ、4回転トーループ―1回転オイラー―3回転サルコーを次々決め、歓声が上がる。

▽10:19 トリプルアクセルで着氷が大きく乱れる。オーサー・コーチがリンク脇から身を乗り出し、何かを話す。羽生は手袋を取り、落ち着く。

▽10:21 静かにリンクを漂う。オーサー、ウィルソンの両コーチは、練習拠点が同じチャ・ジュンファン(韓国)のジャンプに拍手を送っている。

▽10:23 トリプルアクセル―2回転トーループを跳ぶ。ブリアン・コーチがプーさん越しに身を乗り出してアドバイスを送る。

▽10:26 前日に転倒した因縁の4回転サルコーを決めた。リンク脇に向かうと、ブリアン・コーチが拍手で迎え入れる。

▽10:27 リンク中央で人さし指と中指のピースサインで、ブリアン・コーチとコンタクトを取る。ジャンプの回数で「2」を確認したとみられる。

▽10:28 4回転サルコーをこらえて降りた。リンク脇に向かうと、オーサー、ブリアン両コーチが笑顔で迎え入れる。

▽10:29 ループ動作の確認作業に移る。2度、3回転ループを跳ぶ。

▽10:31 1回転ループ。手袋を外す。

▽10:32 リンク脇でしゃがみ込む。ドリンクを飲んだ後は、ブリアン・コーチの携帯電話で何かを確認している。

▽10:33 2回転、1回転と続き、ループに納得がいかない様子。オーサー、ブリアンコーチと話し込む。ウィルソン・コーチは他選手の指導に余念がない。

▽10:34 曲かけが近づき、リンクを漂う。1回転ループを跳ぶ。

▽10:36 場内アナウンス。フリー「Origin」が流れ、会場が歓声に包まれる。

▽10:37 冒頭の4回転ループは両足着氷。次の4回転サルコーは決め、通しを中断。

▽10:38 断続的に演技を行い、3回転ルッツ、4回転トーループに着氷。続くトーループは2回転に。右手を上に上げ、悔しそうなそぶり。演技後半には弓引きポーズも見せた。

▽10:39 ジャンプ踏み切りの進路の先で、メッシング(カナダ)が派手に転倒するハプニング。それに気づいた羽生は、ジャンプを取りやめた。

▽10:41 曲が終わり、四方にお辞儀。ブリアン→オーサー→ウィルソンの順でコーチ陣と抱擁。右足からリンクを降り、両手で氷に触れた。去り際に、プーさんのティッシュカバーを羽生に渡したのは、オーサー・コーチでなくブリアン・コーチだった。

 4回転サルコーを3本成功させ、ループの動作を入念に確認した。羽生は12人中12番目、第2グループの最終滑走。日本時間15日午前3時20分から登場となる。



ジャッキー・ウォンさんの公式練習レポ。


結弦くんは、いつも本当に礼儀正しいですね。


NHKニュース。


羽生結弦 今季初戦で優勝 カナダの大会(20190915 NHKニュース)

フィギュアスケートの羽生結弦選手が14日、今シーズンの初戦となるカナダの大会で後半のフリーに臨み、前半のショートプログラムに続いてトップの得点をあげて優勝を果たしました。

オリンピック2連覇の羽生選手は今シーズンの初戦としてカナダのオークビルで開かれた「オータムクラシック」に出場しました。

前半のショートプログラムでトップに立った羽生選手は14日、後半のフリーに臨みました。

羽生選手は最初の4回転ループでバランスを崩すと、続く4回転サルコーも着氷が乱れて減点されました。

この後の4回転トーループも回転不足と判定されましたが、トリプルアクセルからの連続ジャンプを確実に着氷したほか、スピンとステップでも最高評価のレベル4を獲得し得点を積み上げました。

羽生選手はフリーで180.67、前半のショートプログラムとの合計で279.05をマークして、去年のこの大会に続き今シーズン初戦で優勝を果たしました。

羽生選手はこのあと10月に開かれるグランプリシリーズ第2戦のカナダ大会と11月に札幌市で開かれる第6戦のNHK杯に出場する予定です。

羽生「残念な感覚はある」も一定の手応え

羽生選手は最初の4回転ループと続く4回転サルコーの2つのジャンプでバランスを崩したことについて「これまでループで苦戦していなかったのでビックリした。ここに入ってくるまで調子がよかったので、残念な感覚はある。いいジャンプを跳べてナンボなのでクリーンに滑りたかった」と振り返りました。

一方で「それでもけさの練習の時点でジャンプのいいところがどんどん悪くなる傾向があったので、本番一発に集中してよかった。ここまでいい練習を積んできたので、詰まったジャンプを無理なく2回転にしたり、次のトリプルアクセルで取り返すことができたと思う」と一定の手応えを口にしていました。

次のグランプリシリーズ、カナダ大会に向けては「試合に向けた練習がよくても、試合での準備や感覚の修正がうまくできなかったのが今回の大会だったと思う。グランプリシリーズの前に課題を見つけることができたので修正していきたい」と話していました。

コーチ「ジャンプ悪くはない」

羽生結弦選手のジャンプなどを指導するジスラン・ブリアンコーチは、4回転で転倒などが続いた今大会のジャンプについて「悪くはない。映像を見ないと分からないこともあるが、整理してまたクリーンなジャンプを跳ぶだけだ」と話しました。

そして次の大会に向けては「今すぐにパーフェクトにはならない。シーズンは長いし、この試合はまだ最初のステップだから、とにかく練習することだ。羽生選手は、喜んで練習するだろう。なんと言ってもハードワーカーだからね」と話していました。

さらに羽生選手の体調については「問題ない。少しは疲れているだろうけど、まだ9月だ。あと1か月したらグランプリシリーズも始まるし、そのときには違ったものになっている。とにかく帰ってトレーニングだ」と話していました。



これまでループで苦戦していなかったのでビックリした・・・現地さんによれば、オータムのリンクは氷が溶けてたようです。ループやサルコウといったエッジジャンプには不利だったのかもしれません。クリケットの氷は、スケーターの足の負担にならないような最適な状態に保たれているとか。会場との氷の違いに戸惑うことも多いでしょう。そういえば、2年続けて良い演技をしたスペインのグランプリファイナルのリンクは、結弦くんは「とても滑りやすい氷」と言ってたんじゃなかったかな。


AC2019FS002


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タグ : 2019-2020_season

2019/09/15 17:00 | チャレンジャーズシリーズCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

氷が溶けていた?

みずほさん、また失礼します。
現地情報では、また氷が溶けていたのですね?

埼玉の氷を溶かして、羽生下げに成功したのでまたその手を使ったのですね。腹立つわ…

エッジジャンプが得意な結弦くんを狙い打ちにしたんだ。。
今頃、アメリカ・カナダ・日本のジャッジと連盟どもは、ほくそ笑んでいるのかもしれませんね?
羽生下げに成功して、祝杯をあげているのでしょう。

今回は怒りを通り越して、悲しんでいるファン達もたくさんいます。
足りてるジャンプをわざと刺す。
大勢のファン達の悲しみと怒り。その怒りのパワーは増幅して行くでしょう。本当にただでは済まないですね。

連中が推してる選手達にも返るでしょう。因果応報ですよ。
珍バイトを雇ってる陣営もいます。
罪も無い人間を貶めるとどうなるか?とくと見させていただきます。
どうなっても知りませんから( *`ω´)

現地で結弦くんを応援してくださった皆さんにお礼を言いたいです。結弦くんも心強かったですよね。ありがたいです。

No:11071 2019/09/15 17:36 | てるこ #- URL [ 編集 ]

てるこ 様

てるこさん、こんにちは。

>現地情報では、また氷が溶けていたのですね

ツィッター情報ですが、ショートサイドの方が溶けていたそうで、心配する声がありました。

>羽生下げに成功

氷は溶けてるわ、テクニカルは全員敵陣営だわ、成功したジャンプも刺すわ・・・ですから、他が格下選手ばかりだったとはいえ、よく優勝できたと思います。アメリカの選手がいたらやばかったかも。

>大勢のファン達の悲しみと怒り。その怒りのパワーは増幅して行くでしょう

結局、この怒りはアメリカの神輿に乗ってる選手に向かいます。ボーヤンも不当に下げられてますし、積もり積もった中国のファンの怒りは相当なものだと思います。ソルトレイク五輪の不正採点騒動なみの事件ですよ、これは。ただ、こんな疑惑採点が日常茶飯事でおきる競技に未来なんてあるわけないです。羽生ファンは、結弦くん引退後は皆で手をつないで競技を卒業して、アイスショーにGOしましょう(笑)

>因果応報ですよ。

羽生結弦に悪い風を送る人には必ず天罰が下ります。スケートの神様はドSですけど、自分以外が彼を苛めるのは許さないので(笑) きっと彼を守ってくれると信じています。

コメント、どうもありがとう♪

No:11078 2019/09/16 13:11 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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