SC2019 羽生SP後一問一答、プレカンの様子

結弦くんのショートプログラム終了後の会見の記事になります。
朝日新聞デジタルの有料記事ですが、シェアしますね。



100点超え「完璧じゃない」 羽生結弦、異次元の反省(20191026 朝日新聞)

 完璧でないと、納得できない。羽生結弦(ANA)は2位に20・55点差をつけ、自身が持つSP世界最高得点に0・93点と迫る演技を見せた。それでも、「心から完璧に幸せだったとは言えないけど、今日できるベストは尽くしたかなと思います」と、どこか素っ気ない。首位に立っても、悔しそうな表情すら見せることもあった。

 冒頭、9月のオータム・クラシックでミスした4回転サルコーをきれいに決めた。2本目のトリプルアクセル(3回転半)は出来栄え点(GOE)で4・00点を引き出す完璧なジャンプ。スピンも最高のレベル4を獲得。出場選手で唯一、100点を超え、格の違いを見せつけた。

 だが、羽生は自分の理想と比較する。反省点はステップでレベルを落としたこと、GOEはプラスの評価ながら4回転―3回転の連続トーループでわずかに体勢を崩しかけたこと。演技後の記者会見では、「(ステップの)レベルを落としてしまうようなことがあったり、採点にも影響があるようなジャンプをしてしまったりしている。クリアじゃないジャンプはすごい悔やまれる」。

 羽生の今季SP曲は昨季と同じで、憧れの元全米王者ジョニー・ウィアーがかつて使った「秋によせて」。継続した理由は「まだ完璧といえる演技ができていないのが心残り。プログラム自体、負けたままで終わらせたくない」。だからこそ、少しのミスも許さない。異次元の反省が口をついた。(大西史恭)



こちらは一問一答です。こちらも有料記事ですがシェアします。



羽生結弦「集中の仕方、よく分かっていない」 一問一答(20191026 朝日新聞)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダが25日(日本時間26日)、カナダ・ケロウナで開幕。今季の自身GPシリーズ初戦に臨んだ羽生結弦(ANA)が109・60点で他を圧倒し、首位に立った。演技後の報道陣との主なやりとりは以下の通り。

 ――かなりいい集中だったのでは。
 「でも、緊張していました。ただ、オータム・クラシックの時とは違って、『あっ、これ緊張するんだな』っていうのが分かっていたので。ちょっと安心して、心のテンポを抑えながらできたかなと思います」

 ――直前の練習で、4回転ジャンプを2本入れたのは珍しいのでは。
 「サルコーに関しては本当に自信がなかったというのと、やっぱり同じ失敗は絶対に繰り返したくないというのがあったので。ちょっと疲れるかな、(演技の)後半に(疲れが)くるかなって思ったんですけど。案の定、きてしまったんですけど。それでもやってよかったかなと思います」

 ――サルコーは頭と気持ちはうまく入ったのか。
 「まだ、不一致ですね。やっぱり、トーループに関してもそうですし、アクセルは本当にはまったなと思っていて。オータム・クラシックよりきれいにしようと、余韻を残しながらできたと思っているんですけど。サルコーに関しては、特に6分間練習の最後の1本だったりとか、あとは本番直前の1本目だったりとか、そういったものがすごい良かっただけに、もっとクリアにスムーズに跳べるかなと思います」

 ――4回転トーループは不安だったか。
 「トーループは公式練習の方は良かったので、後半になって疲れても跳べるかなと信じてやってました」

 ――良い点数が出た。満足度は。
 「点数に関してはやっぱり試合によってばらつきがあるというのは、オータム・クラシックでも感じていましたので。フリーが終わってから考えようかなと思っているんですけど。とりあえず、自分の感触としてレベルを落としてしまうようなことがあったりとか、あとは採点の方にも影響があるようなジャンプをしてしまっている、クリアじゃないジャンプをしてしまっているのは自分としてはすごい悔やまれる点なので。しっかり明日につなげていきたいなと思います」

 ――自分の演技はできたのか。
 「できたとは思っています。特にサルコーとアクセルに関しては。でもトーループは力で跳ぶしかなかったというところがあったので、ちょっとそこに関しては課題かなと思っていますけど。まぁ気持ちよくできたとも思っています」

 ――ステップはもう少し踊りたかったか。
 「でも、ちょっと穴に引っかかってつまずいてから本当に気持ちよくやれましたし。あと途中でもう1回ステップやろうかなって思ってたんですけど、さすがに時間なくてできなくて。でも、スピンに関しても非常に気持ちよくやってたと思います」

 ――ノーミスをしたいと言っていた。演技は悔しさが残るか。
 「これはノーミスとはまだ言えないんじゃないですかね。これに4回転ループを入れていて、後は4回転ルッツとかを入れてのできだったらノーミスってちょっとは言えると思うけど、それでも4回転サルコーと4回転トーループにかわりはないので。難しい入り方をしているとはいえ。だからもうちょっとつめてきたものを出せればいいなと思っています」

 ――落ち着いているように見えた。要因は。
 「自分でも落ち着いているなとは思っている。それが集中につながっているかどうかは確かではない。いまちょっと集中の仕方がよく分かっていなくて、今まで使ってきたものがちょっと使えなくなってきたりだとか。何かを変えなければいけないなと感じていて。それが4回転アクセルの練習を始めたからとか、ちょっと経験が増えてきたからとか。そういうのがあって不安の材料になっているのかもしれないですけど。ちょっと気持ちがまだ不安定というか。確固たる自信となる集中の方法になれていないなという感じがある」

 ――演技直後、衣装を気にしているように見えた。
 「最後、衣装を気にしていたのは、ステップをやっているときに衣装が『ピチッ』となったんですよ。もしかしたら、どこか破れたのかなと思って。オータム・クラシックから衣装の模様の配置とかを変えていたので、そういうものが若干つってしまって、『ピチッ』となったのかなと思って。穴が空いたら嫌だなと思って」(構成・大西史恭)




五輪2連覇の羽生結弦(24=ANA)が、今季最高の109・60で首位発進した。冒頭の4回転サルコー、続くトリプルアクセル(3回転半)を鮮やかに着氷。3本目の4回転と3回転の連続トーループは、着氷で体勢を崩しかけたが、しっかりまとめきった。

演技後は「完璧に心から幸せだったとは言えないですけど、今日できるベストは尽くしたかなと思っています。演技が終わった後、リンクの上でプーさんが投げられる光景とか、演技を終えた達成感とかはすごく幸せに感じられました」と振り返った。













SC2019SP_press_conference

すごくうれしそうなプレスカンファレンス。特に両サイドが(笑) 
二人とも結弦くんと一緒に表彰台上がりたいだろうね。


10/27(日)メモ
・公式練習FS(1:30~2:40)
G2:2:05~2:40 羽生 曲かけ5番
・男子FS(10:32-12:21)
G2:11:26~ 
羽生(11番滑走):12:05~



SC2019FS滑走順


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タグ : 2019-2020_season

2019/10/26 22:45 | グランプリシリーズCOMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

結弦くん美しい演技!

みずほさんこんばんは。
結弦くん、スケカナでとうとう美しいショート来ましたね( ´ ▽ ` )

そしてプレカンの微笑ましい様子。プルキネンくんは結弦くんが憧れなんですね〜。ナムくんとも一緒で、嬉しいですね。
結弦くんは落ち着いていますね。これは明日も素晴らしい演技が来ますわ!

結弦くんは綺麗な水辺が側に有る会場が合うと、以前何かで見たのです。
ケロウナには、オカナガン湖という大きな美しい湖が有りますね。龍のような未確認生物?もいるんだとか(笑)

NHK杯では、豊平川が有りますね。ファイナルのトリノ会場は、ポー川という美しい川沿い。アルプスの水なんだとか。
もう縁起担ぎですよ(*´∀`*)
じゃ全日本の代々木は…?と思ったら、明治神宮に清正の井が有ったわ(笑)
もうポジティブに考えることにします!


No:11368 2019/10/26 23:26 | てるこ #- URL [ 編集 ]

てるこ 様

てるこさん、こんにちは。

>これは明日も素晴らしい演技が来ますわ!

フリー、素晴らしい演技きましたね!
マトモな採点でホッとしました。あのメキシコ女がやらかして、採点に批判が集中したのはもしかしたら怪我の功名かしら? まだ油断はできませんが。

>もうポジティブに考えることにします!

ポジティブに考えたいですね!
幸先よいGPSになりました。取りこぼしが多少あってのあの得点は収穫です。NHK杯も楽しみですね!

コメント、どうもありがとう♪

No:11370 2019/10/27 15:53 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

怪我の功名

みずほさん、絶対そうですよ! いつもぶつぶつ言っていたのに、あの時は「もう、がまんならん! いかれー!!」ってなったもの。今度はどんな手を使ってくるか、油断は禁物!!

No:11371 2019/10/27 19:42 | スナメリ #- URL [ 編集 ]

スナメリ 様

スナメリさん、こんにちは。

結弦くんにあまり酷いジャッジをしたので、あのメキシコ女は顔と名前をSNSで晒されてたし(私もブログで晒してやった)、オーストラリアのジャッジはSP後に記者に非難されてました。やりすぎると自分たちにもかえってくるのが少しわかったのかも。まあでも、油断は禁物ですけどね。

コメント、どうもありがとう♪

No:11373 2019/10/28 16:02 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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