「まだ30%とか20%」 ~SC2019 羽生FS後一問一答、ほか

優勝決定後の一問一答です。これは有料記事ではないです。



「大人になったんだな、という感じ」羽生結弦の一問一答(20191027 朝日新聞)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダが26日(日本時間27日)、カナダ・ケロウナで男子フリーがあり、ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)が自己最高を更新する212・99点を出し、合計322・59点で優勝した。羽生は4回目出場のスケートカナダで初優勝。演技後の羽生と報道陣との主なやりとりは以下の通り。

 ――非常にうれしそうな久々の笑顔。演技後の気持ちは。
 「えっと、まず、久しぶりに心の中から自分に勝てたなという風に思える演技でした。SPも含めて、なかなかSPとフリーともにそろうということが長い間なかったので。そのことがうれしかった。試合に来る前にすごくプレッシャーをかけていて。300点を超えたいという気持ちはあったんですけど。それよりスケートカナダで優勝したいっていう気持ちが強くあった。そのプレッシャーに最終的に勝って、パーフェクトではないですけれども、二つともまとまったいい演技を出すことができてよかったと思っています」

 ――今回の試合の目標は達成したか。次の目標は。
 「今回の目標は達成できたと思っています。ただ、自分のなかでは4回転ループをきれいに決めたかったという気持ちがあったので。そこは少し不満があります。次の試合へ向けて、また新しいステップを踏んでいかなければいけないと思ってはいるんですけど、まずは何が必要で、何が自分の武器なのかっていうのを改めて確認しながら練習を進めていきたいなあと思っています」

 ――完璧なフリー曲「オリジン」に、どこまで近づいたのか。
 「自分のこのプログラムに関しては、まだ30%とか20%だと思っています。やっぱり、最終的には4回転アクセルを入れたいなって思っていますし。もしかしたらルッツを入れたいって思うかしれないですし。それはまだ分からないですけど。とにかく、こういう演技ができるようになっているからこそ、より高いものを目指していきたいなと思っています」

 ――女子では15歳のアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が4ルッツを決めたが。
 「フフフ。彼女は素晴らしい。特別なスケーターだと思う。ロシアにはたくさんのすごいスケーターがいる。たくさん4回転を跳ぶ。彼女らは、あまり力を使わずに跳んでいるところは僕と似ている。彼女たちから学びたい。彼女らを見るのをとても楽しみにしている」

 ――4回転トーループ―シングルオイラー―3回転フリップの3連続ジャンプは、3本目のジャンプをサルコーからフリップに変えた。どういう意図が。
 「まず、フリップにした理由は、少しでも基礎点をとれるようにしたかったっていうのがやっぱり一番大きな理由です。演技後半のコンビネーションジャンプなので。得点として、本当に実用的で活用でき、戦いに必要なものとして使いたいなと思って、今回やってみました」

 ――今日の集中の仕方は。
 「昨日と似たようなものだったとは思います。やっぱり、今回の目標として、どれだけその自分の感情っていうか、燃え上がり過ぎないというか、そういうことをちょっと課題としておいていたので。それがうまくできたかなと思ってはいます。ただ、ソチ五輪の後の世界選手権では、感情を出し切った方が良かったっていうのもありましたし。あとは、そうですね、平昌五輪に関しては、すごく感情をためていて、本番だけ出すみたいなことをして。そういったものも、その時はその時でうまくいっていたと思いますし。だから、毎回違う感情、毎回違うコンディションっていうのをどうやってマネージしていくかっていうのは、すごく考えているところです」

 「何か今、壁が見えているんですよね。越えなきゃいけない壁みたいなものがあって。試合をこなしながら、練習をこなしながら、壁の向こうにいける何かをつかみたいなと思っています」

 ――壁というのは。それをどう乗り越えるのか。
 「やっぱり、その越えるべきものみたいなものは近くはなっているのかなとは思うんですけど。なんて言えばいいのかな。何か自分も大人になったんだな、という感じなんですかね。すごく感情だけで動いていた昔とは違って、ある程度抑えないと。なんていうかな、やっぱり、この2シーズンはけがをしてしまっていて。その前はインフルエンザにかかってしまったりとかっていうのもあったので」

 「何かある程度抑えてキープして、良い感じにピークをもっていかないとダメだなという壁があって。それを越えたいっていう自分がいます。それがどれくらいの高さなのかはちょっとまだ分かんないんですけど。今回のSPの演技と、フリーの演技とで、感触としてはちょっとずつ頂上が見えてきているのかなとは思っています」

 ――演技後に叫んだのは。
 「勝ったーって言っていました」

 ――自分に勝ったのか。
 「スケートカナダで勝ったーって」(構成・大西史恭)





結弦くんがオーサーとジリアンに金メダルかけてるの。五輪二連覇した羽生結弦がスケカナに初優勝したくらいで?って思うけど、スケカナでの優勝だから意味があるのね。カナダで練習していて、カナダ人に教えてもらっているのに、スケカナで勝てないことを、結弦くんはずっと申し訳ないと思っていたような気がする。二人にメダルをかける姿をみてそう思った。だからこそ、あれほど喜びを爆発させていたのね。


これは…大山式の看板がえらいいい仕事してる…。


フラワーガールたちもいい仕事してます。


さすがリハーサルの成果がでてるな。


SC2019FS-2


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2019/10/27 18:50 | グランプリシリーズCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

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No:11372 2019/10/28 08:50 | # [ 編集 ]

r〇〇 様

r〇〇さん、こんにちは。

>羽生くん、良い顔してますね。

落ち着いてましたね。ワールドのときは怪我持ち状態だったから、心の余裕はあまりなかったと思うんです。その上での銀だったから、本人もテンぱったところもあったかなと。ワールドで負けたネイサンの幻影に焦りもあったようですが、スケアメのネイサンを見て、その幻影から覚めたのはよかった。

私もスケアメのネイサンを見たとき、これは羽生結弦のライバルではないと感じました。同じ競技をやってるように見えなかった。結弦くんも良い意味で目が覚めたのかなと。

だから、迷いのなくなった彼はもっともっと強くなると思います。本当に怖いのは怪我だけですね。

コメント、どうもありがとう♪

No:11374 2019/10/28 16:18 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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