4ループ論争ちょっぴりまとめ
昨日4Lzについての論争を取り上げましたが、今日は4Loです。
4Lzジャンパーが急速に増えている昨今、基礎点が高いから…というだけでは説明できません。
対して、4Loジャンパーは5人。増える気配はありません。
要は、4Lzの方が簡単だからじゃないのか?という疑問がでてくるのは当然。
マッシさん、早速疑問を呈しておられます。
「8年前、ブランドン・ムロズがFSの歴史上初めて4回転ルッツを着氷しました。それから:4回転ループは5名(男子のみ)、4回転フリップは5名(男子のみ)、4回転ルッツは17名(女子3名を含む)が公式戦で着氷しています。ルッツの得点がこの中で一番高いというのは果たして妥当なのでしょうか?」 https://t.co/rvj5o0rEWe
— Iron Klaus (@Iron_Klaus) November 11, 2019
実施回数が少ない順にならべると、4Lo<4F<4Lzの順に見事に綺麗なグラフになる。
— yz6ytdbsciontu (@yz6ytdgs) November 11, 2019
やっぱり、基礎点(BV)は 4Lo>4F>4Lz>4S>4Tの順番であるべきじゃないかなあ。 pic.twitter.com/s9PC3Vh8Z6
#4回転ループ 世界初認定は羽生さん(2016.9)ですが、それ以前の対談で「4回転」と「ループ」を両立させる難しさが語られていました
— yz6ytdbsciontu (@yz6ytdgs) November 11, 2019
・4回転には力が必要
・ループは力を入れすぎると抜ける
平昌五輪後、4Loに挑戦したのは5人、成功は3人。
絶滅危惧種。対策を!#羽生選手 #羽生結弦 #羽生くん pic.twitter.com/hd8iFifqFd
昨日(11/11)のデイリースポーツの連載「羽生結弦 令和新伝説へ」の中の記述。タイミングよく4Loがとりあげられていました。一部抜粋します。野口さんの記事のわりにはマトモです(笑)
難攻不落と思われた四回転ループを初めて決めたのは、羽生。16年のオータムクラシックで世界初成功した。
なぜルール上は難しいはずの4回転ルッツとフリップで先に成功者が現れたのか。羽生は語る。
「トー系のジャンプの方が、いったんフォームが固まってしまえば成功率も安定します。エッジ系のジャンプは氷の状態にも左右されやすく、試合で入れるリスクがあります」
つまり試合で成功させるという意味では、エッジ系の四回転ループの方が難しいのだ。本田武史も「ループは右足だけで跳ぶため回転力がつけにくい。羽生選手は、実戦では最も難しい四回転を入れていることになる」と称賛する。
また、専門的な部分としては、ルッツやフリップなどは、トーを突いてからトーが離れるまでの間に、氷上でエッジを回転させる跳び方がある。またルッツはひねり返しの動作を利用して、跳び上がるより前に、上半身を回転させる跳び方もある。結果的に、空中での回転角度を減らすことができるのだ。
織田さんがルッツを分かりやすく解説。
再掲ですが
— えいうあああ (@eiuaaa) November 10, 2019
ルッツの難しさについて織田さんと松岡さんがわかりやすく説明されてます pic.twitter.com/PSDBTlfH7N
ボーヤンや結弦くんのような正しいルッツを跳ぼうとすれば、織田さんのおっしゃるとおり難しいのだと思う。本来、女子選手の筋力で簡単に跳べるようなシロモノではないはず。でも、野口さんが最後の方で書いているようなエテリ式ならば、また別。結弦くんも「(エテリ式)4Lzは跳ぼうと思ったら、誰でも跳べるのかもしれない」って言ってましたよね…。なのに、基礎点の差、おかしくありませんか?
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2019/11/12 10:50 | 問題提起 | COMMENT(2) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
こんにちは
4回転ループは難しいジャンプなのですね、というか4回転ジャンプは正しい踏み切りで空中で4回転しようとしたら種類関係なく高難度のジャンプだということだと思います。いつからか踏み切りはいい加減にプレロテが酷くても空中で4回転しなくてもよいジャンプになったのでしょうか。後輩選手の4F認定がきっかけになったと私は思っています。正当なジャンプを跳ぶ選手は羽生くん、ボーヤンくんとコリヤダくんと限られた選手になっています。正しいジャンプを跳ぶ選手は失敗や怪我のリスクもあるし成功しても誤魔化しジャンプの選手の方が高く評価されてたりして観ている私ですら失望とストレスを感じます。選手であればどんな思いでしょうか。正当にジャッジしてほしいと思いますがスケ連、ISUには期待できないのが悲しい現実です。
4回転ループ、アクセルは羽生くん以外挑戦しない難しいジャンプなのに基礎点をみたらがっかりします。4回転アクセルは羽生くんが挑戦を表明したら基礎点下げてしまったりしてISUも露骨すぎ。こんな事してて本当にフィギュアを普及させて繁栄させようと思ってるのでしょうかフィギュア界は。やはり羽生くんの存在は
フィギュア界にたったひとつ残された光だと思っています。
No:11466 2019/11/12 12:49 | あさみ #- URL [ 編集 ]
あさみ 様
あさみさん、こんにちは。
>後輩選手の4F認定がきっかけになったと私は思っています。
リラさんへのレスでも書きましたが、海外ではシェルバコワ選手の踏切はUNOTAKEOFFと呼ばれているそうです。つまり後輩くんが創始者だという認識なんでしょうね。
TCCはJOみたいな花試合なので、本来は記録は認定されない試合でした。それが後輩くんが4Fを着氷したので、スケ連がISUにゴリ押しして認定させたのです。あれが現在のようなインチキジャンプブームを作った始まりです。
あの当時は、後輩くんはまだ4Tしかもってなくて、スケ連は焦っていたのだと思います。なんとか複数クワド持ちということにしたかったのでしょう。
ただ、ISUはあの認定を後悔してるのではないかと思います。他のジャンプはのせているのに、4Fだけ公式記録に載せていないのです。あれを認定さえしなかったら、ネイサンが4Fの初成功者になっていた。ネイサンのはインチキ4Fではないですからね。インチキ4Fジャンパーを4Fの初認定者にしてしまったことはISUにとっても今となっては消し去りたい汚点なのだと思いますよ。
久々にハンヤンのジャンプをみましたが美しかったです。スケーティングも素晴らしい。基礎って大事だなと思いましたね。
コメント、どうもありがとう♪
No:11469 2019/11/12 20:47 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
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