ゆづ初日公式練習で好感触 「自分の好きな氷」 ~GPF2019

昨日の公式練習のニュースをいくつか。



 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは5日(日本時間6日未明)にイタリア・トリノで開幕する。4日に公式練習が行われ、男子で男女シングル史上最多5度目の優勝を狙う14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(24=ANA)は大技4回転ルッツに成功。会場では06年トリノ五輪で金メダルを獲得した荒川静香さん(37)からパワーを注入され、ネーサン・チェン(20=米国)との直接対決へ準備が整った。

 あの時の記憶がよみがえった。リンク上を漂いながら、会場を見渡していた。「ここ、見てたところだな」。トリノ五輪も行われたパラベラ。同じアイスリンク仙台で育った大先輩が日本フィギュア界初の金メダルを獲得した場所でもある。「憧れの中で滑っているというか、そういう感覚でいた」。羽生にとって、これ以上ない最高の舞台となる。

 「会場自体に凄い大きなエネルギーがある。自分が凄くスケートにのめり込んでいた時期の五輪があった場所。いろんな思い出があります。記憶としての思い出もあるが、記録としてここに残っているものは一生消えない。そういうものに勝手に力をもらいながら演技したい」

 当時11歳の羽生少年は、荒川さんの金メダルに心が震えた。当時の流行語大賞にもなったイナバウアーは、今でも演技に組み込んでいる。練習後はテレビ解説のため現地にいる荒川さんと記念撮影。廊下でトリノ五輪のロゴを確認すると、自らの携帯端末で写真に収めた。フリー曲「Origin」は男子優勝のプルシェンコ氏へのオマージュでもある。「本当は試合は楽しむものじゃないと自分は思う。ただ、今日は凄いスケートが楽しいなって」。真剣勝負の場であることを忘れてしまうほど、一瞬一瞬を楽しんでいた。

 今大会は、昨季の世界選手権以来となるチェンとの直接対決。男女シングル史上初となる5度目の頂点が懸かる。だが、余計な感情は消えた。「自分の中で集中し切れていた」。公式練習では4種類の4回転ジャンプに成功。今大会のフリーで17年ロシア杯以来の解禁も視野に入れる大技ルッツもクリーンに決めた。「感触は良かった。SPをやってみての体力とか、体の感覚は絶対変わる。それ次第」。羽生には、確かな自信があった。

 日本時間6日に行われるSPでは、羽生は最終6番滑走に決まった。運命のフリーが行われる7日(日本時間同日)は、自身の25度目の誕生日となる。「心の底から“やったーっ!”と思えるような誕生日になっていれば、おのずと結果もついてきているのかなと思います」。また一つ、激闘を経て、王者は強くなる。

 《コーチ陣不在で本番も》羽生のこの日の練習にはコーチ陣が不在だった。羽生によると今大会は1選手につき、コーチのIDは1枚で、オーサー・コーチではなく、ブリアン・コーチが同行する予定だったという。だが、羽生は「ちょっとトラブルがあって(ブリアン・コーチが)来るのが遅れている」と説明。男子SPが行われる5日に間に合うかどうかについても「ちょっと分からないので、とりあえず自分でやることはやります」と話した。



ジスランが間に合うかが心配ですね。メドベが出場できてたらオーサーも来れたのだろうけど。

別のスポニチ記事がありました。ほぼ同じ内容でしたが、この部分だけ被ってなかったので抜粋。

 「憧れの中で滑っている感覚でいた」というパラベラでの40分。フリーで投入の可能性がある4回転ルッツもクリーンに成功し、「感触が良かった」と大きな手応えを感じている。他のジャンプも氷とのフィーリングが抜群で「楽しいと思えるくらい好き。自分な好きな氷だと思った」と笑みを浮かべた。

好きな氷なんだ! よかった。世界記録作ったバルセロナの氷も大好きだと言ってたよね。


スポニチ、4人態勢なんだ! すごっ!!


能登さんの「ゆづとネイサンしか撮らない」趣旨のツィートにアンチが凸して、能登さんがツイを削除されました。オータムのときも、能登さんは「男子はゆづ、女子は紀平とメドベしか撮らなかった」と講演会で言ってましたよ。99%羽生ファンの会場で、皆さん笑ってましたので、まさか同じことをつぶやいて凸されるとは、能登さんも思わなかったのでしょうね。

能登さんが「〇〇しか撮らない」最大の理由は撮っても需要がないからだそう。これはプロカメラマンとして当たり前のことで、プロの写真家さんは慈善事業や趣味で写真を撮っているわけではない。いつも思うのだが、アンチは市場原理を全くわかっていない(これは選手全員平等に扱えと出版社に圧力をかけるスケ連も同じ)。

「平等に撮れ」という権利があるのは、出版社が買い取ってくれない「需要がない」写真を代わりに買い取れる人だけです。それなら、能登さんも喜んで撮るでしょうよ。ちなみに、能登さんはすべての競技会に出張するわけではない。出版社も需要がない試合に出張費はださない。その時点ですでに平等ではないのです。誰を撮るとか撮らないとかいう以前の問題。

小海途さんだったか?忘れましたが、ロステレに行かなかったのは「出張費が会社から出なかったから」だと。そのスポニチも、ファイナルは4人態勢です。回収できるのなら経費は惜しまないが、回収できない経費は出さない。企業として当たり前のこと。そして、需要がない写真を撮るくらいなら、「全力で撮らなければならない」ときのために、集中力と体力を温存するのもプロとして当たり前。能登さんは何も間違っていません。ただ、SNSは誰が見てるかわからないから(ヒマなアンチが監視してるから)、本音は講演会にとどめておいたほうがよさそうですが(笑)

ちなみに、すべての国際大会に出張する写真家は田中さんだけです。これは田中さんが、おそらく世界でも珍しい「フィギュアスケート専門のプロカメラマン」だからです。「すべての試合に行ってるのは僕とタチアナ・フレイドさんだけ」って言ってましたっけ(笑)


オリンピックチャンネルさんの記事。


テクニカルとジャッジ。毎試合チェックするようになってしまった羽生ファン(汗)


GPF2019-3
個人的には、ボーヤンがファイナル出れてよかったなと思いました。


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2019/12/05 10:50 | グランプリファイナルCOMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

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No:11638 2019/12/05 16:33 | # [ 編集 ]

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No:11639 2019/12/05 18:17 | # [ 編集 ]

a〇〇〇 様

a〇〇〇さん、こんにちは。

ご指摘ありがとうございました。
修正しました。助かりました。

>まさに需要と供給ですよね。

需要と供給がわかってないのは(あるいはわかってるけど認めたくないのは)スケ連とアンチだけです。

>無理無茶だけはしませぬよう。

五輪会場だった長野NHK杯で初の300点超えだったし、今回も五輪会場ということで期待は膨らみますが、怪我なく彼自身が満足いく演技ができたのならそれで十分です。

>ロンバルディア杯

今年は彼がロンバルに出場しなかったですよね。途端に厳しめの採点になってビックリ。スケ連どんだけバラまいてたんでしょう(笑) 

>待ち焦がれている多くの関係者や現地・近隣国のファン

イタリアには羽生ファン多いです。平昌シーズンのミラノは欠場だっただけに、今回の出場は皆さんとても喜んでいるでしょう。良い風が吹いてくれると信じてます!

コメント、どうもありがとう♪

No:11641 2019/12/05 21:25 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

B〇〇〇〇 P〇〇  様

B〇〇〇〇 P〇〇さん、はじめまして。

>まるでゆづのようで好きです

最上級のお褒めの言葉ありがとうございます(笑)
私は女性特有の同調圧力とか迎合が苦手で。ましてや趣味の世界で自分を曲げる意味をまったく感じないので(笑)、やりたいようにやっています。

>私の考え過ぎでしょうか?

私はスケ連はその件については無関係だと思います。

>メドベの存在って現在のクリケットでそれほど影響力がありますか、ゆづよりも?

メドベがどうこうじゃなく、コーチパスが1選手につき1枚しか発行されないので、メドベがいたら、メドベの分でコーチパスがとれるからオーサーも来れたのでは…という意味です。もしオーサーが多忙で来れないのなら、かわりにトレイシーがこれましたね。メドベかジェイソン、どちらかが出場できていたら、もう一人コーチがこれました。

「ゆづよりも?」というご質問に関しては「ゆづ>メドベ」です。クリケットには先輩が優先される不文律みたいなのがあるみたいなので。

>その発言で気を悪くしたとかないですよね

平昌五輪終了時に、オーサー自身が、まさしく結弦くんと同じこと言ってましたよ。すべてユヅが自分でやってると。オーサーはそんな器の小さい人ではないです。

>後輩くん

それは100%ありえないです。その件ならランビの心配してあげてください。外堀埋められてる感があるので(笑)

コメント、ありがとうございました。

No:11642 2019/12/05 21:56 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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