2010年6月の読書メーター
6月の読書メーターをUPします。
内訳は、小説21冊、漫画5冊、雑誌1冊、アンソロジー1冊。
水壬楓子さんの「エスコート」シリーズを、積読山から救済できたのが6月の収穫です。
6月は漫画はあまり読めませんでした。
新刊の最大の目玉は、やはり「FLESH & BLOOD (15)」!
早く読むのが勿体ないくらいでした(我慢しきれず読んでしまったけど)
今月は、この勢い(?)で、松岡なつきさんの他の積読本(まだあるか)を課題図書にしたいなと思ってます。
6月の読書メーター
読んだ本の数:28冊
読んだページ数:5050ページその時ハートは盗まれた (花音コミックス)
評価 ★★★★☆ 表題作は、謎の怪盗攻×貴族ビッチ受。架空の王国で話は奇想天外というか、おとぎ話のよう。エロは薄いけど、それでも穂波さん基準では、頑張ってる方かな? 絵が好きだな?。10年前の絵でも古さを感じない。一番好きだったのは、秘書×議員の話。穂波さんの、大人のリバカップルは新鮮だった
読了日:06月30日 著者:金丸 マキ義を継ぐ者 (キャラ文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★★ 本家総本部長(元・分家総本部長)×本家総本部長補佐(元・本家若頭補佐)。ヤクザもの、年下攻、下剋上など、萌えパーツは沢山装備されてるのに萌えれず、読後感も微妙だった。この話の2本柱である恋愛と跡目問題・・・私はどちらもが釈然としないままだった。元々印象悪かった攻にヒドイ事ばかりされて何故好きになったのかよくわからない。遺言が握りつぶされた事実も後味が悪かった。ヤクザもの水原作品のわりにソフト路線。挿絵は素晴らしい
読了日:06月30日 著者:水原 とほるFLESH & BLOOD 15 (キャラ文庫)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★★ 現代に戻って入院した海斗。捕えられ、拷問にかけられるジェフリー。救出作戦を練るナイジェル。海斗への未練から神に救いを求めるビセンテ。そして・・・ここに本格的に物語に参入してきた和哉! ジェフリーの拷問シーンが痛々しい。いきなりのカラー口絵が衝撃的・・・心臓に悪いよ。まだ少年ぽさが抜けない海斗と違って、和哉はもう『男』だね。しかし、やっぱり和哉は海斗ラブなんじゃないの・・・和哉は海斗を巡る第4の男決定か? あれは友情だけとは思えない。やっぱり海斗は魔性ちゃん?(笑)
読了日:06月29日 著者:松岡 なつきChara (キャラ) 2010年 08月号 [雑誌]
評価 ★★★★☆ 全サ小冊子の応募用紙目当て。良かったもの「年下の流儀」「厄介なお隣さん」「フラチな兄貴」「シンプル・デイズ」「フェティシズム同盟」「幸運の理髪師2」。付録の高階さんのポスターや穂波さんのポスカも綺麗。雑誌派ではないけど、たまに読むと作家の新規開拓につながる。今回も収穫有り。BL雑誌としては良心的価格(600円)でこの内容なら全サ目的でも許せる
読了日:06月28日 著者:極上眼鏡男子 (花音コミックス)
評価 ★★★★☆ このアンソロは知らなかった。たまたま書店で見かけて、表紙にノックアウトされて衝動買いしてしまった。日高さんの絵は魔性だ・・・。「同級生」のSSもあったのは嬉しいサプライズ。他に良かったのは日輪さん・サクラサクヤさん・恋煩シビトさん。「嵐のあと」のSS番外編。榊×岡田の絡む視線のエロさが絶品、ため息がでる程
読了日:06月25日 著者:日高 ショーコ匣男 (プラチナ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 副社長秘書×副社長。家庭内で抑圧されたストレスが生んだ閉所偏愛症で広場恐怖症の受。そしてその性癖故に受を愛する唯一の理解者である攻。彼らの行動は傍から見れば病的かもしれない。でも、パズルのピースのようにぴったりな彼らを見てると、正常と異常の境目など意味がないように見える。求め、与えあう至福は、形がどうであれ同じなのだと。乱歩を思わせる耽美で淫微な内容のわりに、テイストはあっさり目でドロドロしてないので読み易かった。あまり萌えないけど発想が面白い
読了日:06月24日 著者:剛 しいら愛玩人形 (ルナノベルズ)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★★ フランス人実業家×人形作家。この作家らしい「この道一筋」の浮世離れした主人公にそれに魅せられた者という組合せ。「人形」が、唯の芸術品でも骨董品でもなく、人の心を映す鏡・人の災厄を身代わりに受ける「天児」として描かれているのがポイント。ちょっとピントが外れた日本贔屓の攻の情熱的な暴走と変態ぶりが面白かった。古来の稚児向けのお道具・・・どこで入手したのだろう?(笑) 着物はエロいアイテムだ。人形の不思議を取り上げたオカルトな内容のわりにあっさりテイストな印象。挿絵が美しい
読了日:06月23日 著者:剛 しいらスケルトン・ハート (新書館ディアプラス文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 大学技術職員×助教授。ワーク面、特に職人技の描写には作者の拘りが窺え面白かった。だが、恋愛面と周囲との人間関係、キャラの魅力がイマイチ。受の狡さは誰しも持っていそうなもの。そこはリアルでいいんだけど、何でも許す手応えの無さの方に苛々した。不倫相手も身勝手すぎるお騒がせ人間で不愉快だった。受の不倫が「攻」というイレギュラーな形だし、唐突に大人のおもちゃがでてくるし、そのマニアックさと全体の堅めの雰囲気がチグハグで、どうも違和感が・・・。最後まで話に乗れなかった
読了日:06月22日 著者:いつき 朔夜リミット (リンクスロマンス)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 「エスコート」シリーズ6作目(最終話)。トップガード×調査部スタッフ(元ガード)。親友から恋人へとBLの王道だが、互いに負い目と心の傷があって、それを乗り越えていく部分が良かった。良太郎は由惟のことに関してはドヘタレで、由惟の方が本当は男前かも。後半の依頼人のロマンスに興味津々・・・このカップリングはBLではまずないよね?。この依頼人CPの続きが読みたいな。シリーズのラストを飾る話に、命の危険を伴う仕事だからこその悩みや迷いを持ってきたのはGOODだと思う
読了日:06月20日 著者:水壬 楓子クラッシュ (リンクスロマンス)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 「エスコート」シリーズ5作目。高校生×キャリア警察官。元バリタチが受へ宗旨変えさせられるという超萌えな設定。無口だけど話す言葉はストレートで、誠実さは人一倍の侑生はナイスな年下攻だった。やはり年下ワンコはドーベルマンだね。4歳のとき短時間会っただけの記憶で13年後の夏目を見分けられるのか?と少し突っ込んだ(笑) 11歳年下の男に翻弄される自分をなかなか認められない夏目の意地っ張りぶりは可愛いかった。そして、侑生と夏目の会話の噛み合わなさが漫才みたいで面白かった
読了日:06月19日 著者:水壬 楓子フィフス (リンクスロマンス)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 「エスコート」シリーズ4作目。代議士(叔父)×オーナー(甥)。榎本編はまさかの近親相姦もの。話としては面白いし、近親ものは好物だが、初対面の中学生にSEX取引を持ちかける大人・・・という図がマイNG領域。15歳から17年・・・榎本にとって自分の血となり肉となっていった関係だよね。一目惚れにしろ、青い性が狡い大人の餌食になった感が拭えず、巽は悪い人じゃないが、萌えなかった。榎本の可愛い一面が見れたのは良かった。しかし、エスコートファミリーは和気藹藹としてるねえ(笑)
読了日:06月19日 著者:水壬 楓子言ノ葉ノ世界 (新書館ディアプラス文庫 240)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★☆☆ 雑貨屋×大学准教授。「言の葉の花」の余村と同じ能力をもつ男。便利であっても、限りなく人間不信に陥る能力・・・異分子である自分を信じ、言葉と心の「声」が同じ人間を探しだせたのは正に奇跡。攻の抱えていた絶望や孤独を丸ごと包んでくれる受も、正直すぎるが故に生きるのが下手な人。これ以上ベストな相性はないね。綺麗ごとでなく、人の醜さを容赦なく掘り下げる切れ味が鋭い。愉快じゃないけど、その深みが好き。余村がまさかの境遇だったが、ブラックな遊び心(パラレル)だった
読了日:06月17日 著者:砂原 糖子恋をするには遠すぎて (プラチナ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ ギャル男(美形)×オタク(地味顔)。異文化圏同士、未知との遭遇みたいな二人。噛み合わない会話のチグハグさが面白かった。「恋」と「萌え」の違いは難しい・・・でも恋の中に萌え要素もありでは? 攻が受に恋したのはギャップ萌えかな。そして受はツンデレ萌え(笑) 最初はチャラ男に見えた攻は、恋を自覚してからは誠実男に変身、好感度がUPした。同人の売上で確定申告できる受は筋金入りだなあ。二次元からリアルBLへの旅立ちを祝福してくれた片倉もいいオタクだった
読了日:06月15日 著者:栗城 偲ミステイク (リンクスロマンス)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 「エスコート」シリーズ3作目。SP×トップガード。真城が滅茶苦茶女王様受でビックリ。真城が帰ってくるのをビルの前で待ってる清家の姿は忠犬ハチ公に見えた。年下ワンコ攻は好きだが、ちとヘタレ過ぎかな。逆マイフェアレディか逆紫の上か。真城にイイ攻に育ててもらうんだよとエールを送りたくなった
読了日:06月14日 著者:水壬 楓子いつかお姫様が (新書館ディアプラス文庫 242)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★☆☆☆ 体格差や外見から想像できる受攻のポジョションに真逆の捻りを加えたところが面白い。佐山のノリ、特に一人突っ込み&ボケは正に三の線の関西人そのもので、コメディとして楽しめた。攻っぽい受は大好物なのだが、攻の中身が乙女だったので個人的な萌えは今一つかな。でも可愛いかったし、二人とも初々しくて好感が持てた。この二人ならリバでもいいんじゃないのかな?
読了日:06月13日 著者:久我 有加甘やかな共謀 (ダリア文庫)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★☆ 旧装版で既読だが、チェンジした挿絵と書き下ろし目当てで購入。やっぱり良いわ~、この作家の攻×攻は。共通の目的のために敢えて自分をレイプした相手と共謀者となる圭祐の切り替えの早さや、それでも失わない男の矜持が、グジグジしてなくて本当にカッコ良い! 男同士の付き合いと甘い恋人同士の空気が、そのときのスイッチで切り替わるような関係はBLでしか読めない醍醐味。湿度のあるエロと、事件を追う緊迫感のバランスもGOOD。新しい挿絵で圭祐の色香が増したのも嬉しい
読了日:06月13日 著者:沙野 風結子ディール (リンクスロマンス)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 「エスコート」シリーズ第2作目。トップガード×秘書。親兄弟からの児童虐待の傷を持つ者同士。受は全てを受容し、攻は愛を知らぬまま、破壊衝動を仕事で解消している。パズルのようにぴったりな二人だった。同じ痛みを知る受でなければ攻をここまで寛容に包みこめなかっただろう。受がマリアに見えたよ。拾われたのは受だったが、本当の居場所を見つけ、救われたのはむしろ攻の方。これから攻は少しずつ心のリハビリをしていく。探しものはもう見つかったのだ
読了日:06月11日 著者:水壬 楓子エスコート (リンクスロマンス)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 「エスコート」シリーズ1作目。トップ・ガード×新米ガード。攻が修羅場を散々くぐり抜けた経験値のせいか、32歳のわりにオヤジ。反対に受は20歳のわりにガキ。これはこれでバランスがとれたカップル。事故で最愛の肉親を失った共通の痛みを持つ二人。受は甘える相手を得て、攻は守る相手を得たのだな。ドンデン返しの部分は面白かった。オヤジの攻がガキの受にもっともっと振り回されるといいな
読了日:06月10日 著者:水壬 楓子1円の男 (花音コミックス)
評価 ★★★★★ 初読み作家で迷っていたが読んで正解。絵が上手い。ストーリーが面白い。エロい。3拍子揃ってる。男として美しい肉体に、ちゃんと雄の感性をもった男同士の恋。男の色気に溢れてるし、激しいHシーンも雄同士っぽくていい。話運びが上手い。画力があるので絡みシーンも崩れない。最後の恭一の初恋が実る話も良かった。バリタチが受ける話は好きだ。初BLらしいが、これからもBLをドンドン描いてほしい
読了日:06月09日 著者:モンデン アキコ藍より甘く (幻冬舎ルチル文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 大学生・同い年・親友同士。ノンケ×ゲイ。攻の視点からでも受の切ない想いが強く伝わってきた。突然の親友の告白による攻の戸惑い、告白後の二人の間の緊張感やぎこちなさ、それでも共にいる居心地の良さは手離し難くて。今までは諦めによって静かに傷ついてきた受だけに、攻と別れた後の堰を切ったように溢れる涙に心を打たれた。静かに流れるような物語に、作品のイメージカラーである藍色が鮮やかさを添えている。ひとつひとつの言葉を大事にする姿勢が素晴らしい
読了日:06月08日 著者:一穂 ミチ純情な人のように、さよなら (ビーボーイノベルズ)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 新人俳優×美形医師。モロ好みの設定。なのに、何故か萌えが少ない。看護婦とか警察官・西谷のエピソードとかは不要では? 少し散漫な感じがする。前岡の人物像と最初のレイプもチグハグな感じだし、柚木のキャラもイマイチ魅力が薄い。前2作もそうだが、良い部分はもってるのに、理屈が先行して情感に訴えるものが少ないのが惜しい。面白くないわけじゃないが、のめり込めぬまま最後まで冷静に読み終わってしまった
読了日:06月07日 著者:西江 彩夏災厄を運ぶ男 (キャラ文庫 み 3-7)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 消費者ローン会社社長×町工場経営者。戸田によって運命を狂わされ抜き差しならない状態に引き摺られていく秀一。妻子への愛と、堕ちゆくことへの抗い難い誘惑・・・不安定に揺れていた天秤は最後BLらしく傾いた。BLとしてはこれが精一杯のハッピーエンドだろう。戸田が握っていた主導権は最後の最後に秀一に渡った。善し悪しはともかく、開き直って自分を誤魔化さない選択をした秀一は強かった。戸田も子供みたいな執着の仕方とヘタレ具合が可愛いかった
読了日:06月06日 著者:水原とほる天国より野蛮 (リンクスロマンス)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 上級悪魔×神学生。神学校も時代設定もこの作者の趣味満載で、作者が楽しんで書いてる感じが伝わってくる。オスカーのオッドアイもセシルの不自由な左目もオスカーがセシルに感じる執着も・・・謎が明らかになれば、すべてひとつに繋がったロマンチックな純愛ファンタジー。嫉妬深い神様や小悪党のロジャーやオスカーの舎弟のようなヒューイなど脇役もやたら人間臭いのが面白い。この作者にとって初ファンタジーじゃないかと思うがそれなりのレベルに纏め上げてるのはさすが。その後の二人も読んでみたい
読了日:06月05日 著者:かわい 有美子それなりに真剣なんです。 下 (花音コミックス Cita Citaシリーズ)
評価 ★★★★☆ チャラ男の吉岡が、とてもイイ人に変身。むしろお人好し過ぎて今まで恋人と長続きしなかったのかもとすら思えてきた(笑) 不誠実なんじゃなくて「誠実」であることの意味を誰も教えてくれないままに大人になってしまった一種のアダルトチルドレンだったのかも。でも直樹と千都に何が大事かを教えられた。男夫婦でもとても良いファミリーだなあ。3人に幸あれ。あとは、良い味をだしてた店長にも春がくるといいね
読了日:06月04日 著者:麻生 海それなりに真剣なんです。 上 (花音コミックス Cita Citaシリーズ)
評価 ★★★★☆ 男タラシの会社員×シングルファザーの料理人。「家賃半分の居場所です。」の中に入ってた「それなりに真面目なんです。」では浮気症の元カレで出演した吉岡がメイン。今作ではチャラ男の「意外とイイ奴」な一面が見れる。生真面目で不器用すぎて結婚生活に失敗した直樹とは、これくらい肩を張らずに生きてる相手が良いのかも。いつも思うがBLに出てくる子供は皆良いコだね。ノンケが男に傾くには「それなりに」時間が必要。上下巻でじっくり描くのはGOOD
読了日:06月04日 著者:麻生 海今夜、ミスターで 初回限定版 (ドラコミックス 236)
評価 ★★★☆☆ 会社員×ゲイバー店員&ゲイバーのオーナー×マスター。「Mr.」という名のゲイバーを舞台にした2カップルの恋模様。幼馴染み同士の方は定番ぽいけど、受のツレない態度が、ゲイ故の臆病さであるところが可愛いし、攻が誠実でとてもイイ男。目新しさはないものの、こちらのCPはまだ良かった。それに対して!ダメ男への未練を断てないマスターの恋が辛い。ダメンズ好きなのか、共依存なのか(笑) こういう愛の形もアリだし、一応ハッピーエンドだが、あまり私の好みではなかった
読了日:06月03日 著者:嶋二音無き世界 (SHYノベルス)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ フリーライター×大学生。2段組。この小説自体が静謐で美しい無声映像のようだった。ひとつひとつのパーツが繊細な硝子細工のような作品作り。主人公の内面だけを8ミリカメラでずっと追っていく映画のよう。主人公を変えるのは外からの力ではなく、自己の内面を見つめ続けた結果。流れていく時間の中でゆっくりと変わっていく心情を描くのは、外圧によって変わるより難しいはずだが、見事に描き切られている。「37℃」もそうだが、この作家のこういう路線は本当に素敵だ。手紙で締めくくるラストも良い
読了日:06月02日 著者:杉原 理生ラブコレ 6th anniversary (ラヴァーズ文庫)
評価 ★★★★☆ 番外編小説+ラフ画+SS漫画とお得感たっぷり。全サ商法と違って金額的にも手間的にも読者負担が小さく良心的な企画だと思う。既読は「タンデム」のみだが、本編未読の2作も結構楽しめた。「愛憎連鎖」は最初から最後までドエロエロ。「銀月夜」は前半エロ+後半は未来と洋二を交えてほのぼの話。「タンデム」は、身体の関係があっても『恋人』には至ってない二人の間の緊張感がすごくいいわ~。素●でもエロかった。小山田さんの2P漫画は値打ちもの!
読了日:06月01日 著者:バーバラ片桐,沙野 風結子,夜光 花
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2010/07/01 08:10 | 読書メーター | COMMENT(2) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
誰だ~♪
誰だ~♪って感じですが・・・・いたずらじゃないですから・・・
みずほさんのキャラの記事みてめっちゃ悩みましたよ~・・
これを買えば小冊子!!って・・で今だに悩んでるんですが。
でも吉原さんも捨てがたいし、あと円屋さんも・・・
そうこうしているうちに売切れそうで・・私のお給料まで売っててくれたらいいのに・・・
No:663 2010/07/01 22:12 | 桃太郎 #- URL [ 編集 ]
桃太郎さんへ
私も、一瞬「誰だ~♪」」と思いましたよ。すぐわかりましたけど(笑)
キャラのバースディフェアは、悩みますよね。
私も、対象商品の半分読んでるから、残りの半分から選ばなきゃならない。
なのに、文庫の小冊子は3冊ほしいし。1冊はすぐ決まったんだけど、残りの2冊がね~。
いざとなったら、挿絵で決めるか・・・(笑)
コミックスの小冊子は、円屋さんのが欲しいので、C狙いです。
漫画はもう決まってます。これは1冊だけだから、楽勝でした♪
漫画買っても文庫の小冊子選べたら楽なのに(笑)
まだ半月あるから、ギリギリまで悩みましょう~♪
No:664 2010/07/01 22:29 | みずほ #- URL [ 編集 ]
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