ルール変更への見解まとめ ~海外記事編
ルール変更についての海外関係者の見解を、知る限りですがあげておきます。
ルール変更についての見解を、ハーシュ氏がフィギュア界の関係者に取材してまとめています。
ハーシュ氏については「ネイサンはイェール大と両立してるのに、ワールドランキングが落ちるのはおかしい」という発言をして、スケオタの失笑を買いました。ですが、この取材には変なフィルターは入っていないと信じておくことにします(笑)
前回のルール変更の記事はこちら
ISUよりルール改定のお知らせ ~ジャンプ基礎点変更、ほか
New math: Figure skating’s latest recalculations change skaters’ formula for success (via @olyphil) https://t.co/kTQnzQjx6o pic.twitter.com/kGKlTDb0UT
— NBC OlympicTalk (@NBCOlympicTalk) May 20, 2020
翻訳してまとめてくださっています。ありがとうございます。
>RT
— Coco (@806coco) May 20, 2020
ハーシュさんが今回のルール変更に関して書いた記事。長いけど、いろんな人にインタしてて良記事。
インタのところ全部と、地の文で興味深いところの訳。「 」のあるなしは、原文の引用マーク“に対応させてます。 pic.twitter.com/jns6LTC04p
マッシさんは3Aと4A、特に4Aの基礎点が低すぎるとオコ。
なぜか日本のメディアはこの点はスルー。
日本は、伝統的に欧米よりアクセルジャンプ得意な選手多いはずなのに変よね。
too low, especially the quadruple
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) May 11, 2020
コーチをしてるガチンスキーの基礎点変更についての見解。
ガチンスキー、ジャンプの基礎点変更について - ただのフィギュアスケートファンのロシア語翻訳 https://t.co/D6G2sOn3mI
— 岩信祐理@元祖ユーリonアイス (@yurii_rusFS) May 12, 2020
- 3回転ルッツは3回転フリップと同じにされましたね。
- ルッツを跳ぶのはもっと難しいし、フリップはずっと簡単です。だから私は少し当惑しています。ルッツはフリップより価値が高いはずです。なぜなら、スケーターがルッツを跳ぶの時には、多くの問題が起こっているからです。エッジ、踏み切り、着氷、複雑さ…。ルッツは難しいジャンプです。なぜルッツがフリップと同じ価値になったのか理解できません。
- 4回転ループ、フリップ、ルッツは同じ点数になりました。
- これも不可解なやり方です…。ロジックが理解できません(笑)。私は若いころに跳んでいました。だから、4回転の話なら、これらはとても難しいジャンプだと言うことができます。ループを跳ぶのは一般的に危険が伴います。エッジが抜けて跳べないことがあります。フリップも私の意見では難しいです。4回転ルッツはとても跳ぶのが大変です。このことについての説明は1つだけあります。
- それは…。
- 全ての多回転、4回転ジャンプを跳んでいる選手たちの大部分が、ルッツとフリップを跳んでいます。ほとんど全ての人が、ルッツを跳び、フリップを2番目にやっている。ループを跳ぶ人は少ない。すぐに思い浮かぶのは結弦[羽生]です。ISUのロジックはこうなのかもしれません:みんなリスクを取って試合でループも試し始めてください。
- 点数が高いジャンプだけではなく、全てやってくださいということですね。
- はい。フリップは宇野昌磨とネイサン・チェンが跳んでいる。ループは結弦が跳んでいて、昌磨も試していた。そして4回転ルッツは、ミーシャ・コリャダもアレクサンドル・サマリンもドミトリー・アリエフもネイサン・チェンも結弦も持っています…。ルッツを持っている人は多いけれど、ループは違います。おそらくこういう目標がISUで追求されたんでしょう。
- あなたの先生、アレクセイ・ニコラエヴィチ・ミーシンは、ISUがこういう変更を行うなら、最も難しいジャンプの1つであるトリプルアクセルの点数を上げるべきだろうという考えを述べました。
- アレクセイ・ニコラエヴィチに完全に同意します。トリプルアクセルは、簡単ではない、技術的に難しいジャンプです。自分で滑ってトリプルアクセルを跳んでいた頃から、もっと高く評価して欲しかったです。その時トリプルアクセルは8.50点でした。
- 今は8.0点ですね。
- はい。もし平均的なトリプルアクセルを跳べば、大きくない≪加点≫で8.5~9点もらえます。トリプルアクセルより跳ぶのが簡単なトリプルルッツでも、加点付きならより高い点数でさえもらえるでしょう。
グラッスル選手の見解。4Loが一番難しいと。
グラスル、フィギュアスケートで一番難しいジャンプは? - ただのフィギュアスケートファンのロシア語翻訳 https://t.co/0lSOvNKAay
— 岩信祐理@元祖ユーリonアイス (@yurii_rusFS) May 21, 2020
イタリアのスケーター、ダニエル・グラスルは≪ガゼータ・ルー≫のインタビューで、フィギュアスケートで一番難しいジャンプの名を挙げました。
≪4回転ループはとても難しいジャンプです。多くのスケーターがあまり上手に跳べておらず、跳ぶ人も少ないことを知っています。時々試合で宇野昌磨、ネイサン・チェンが見せていました。より頻繁に跳んでいるのは羽生です…。一方、4回転ルッツは既に世界でほとんど全ての人が跳び始めています。
だから、私は4回転ループが今最も難しいジャンプだと思います。ループを跳ぶには優れた集中力が必要ですし、同時に多くのことを考えなければなりません。どう加速するか、どの時点で膝に乗るか…。ループは多くの思考活動を必要とします。でもルッツなら私はただ滑って跳ぶだけです。
その上ループの場合、スケーターはとても強い肉体を持っていなければなりません。離氷時に両足で氷上にいて、大きな回転力を与え、正しく回転に入ることが大事ですから。2本足でジャンプする方が快適な人は少ないです。≫
と、グラスルは言いました。
3回転の段階で一番難しいのはルッツだけれど、4回転になるとループが一番難しい…というのは、多くの競技経験者が証言しています。そんな中で、やっぱりネイサンは器が小さいなあ…と思ったのはこういうとこ。
僕にとってはループはとても難しいけど、他の選手には結構簡単。
ループを安定して跳んでる選手は結弦くんだけ。明らかに結弦くんを意識した発言です。
この発言は、以前の「イェール大学では誰も僕を知らないけど、ユヅルのこともほとんど知られてない」に通じる負け惜しみを感じます。ネイサンが人気ないのは、スカスカの助走ジャンププロや、過剰なイェール大学アピールや、ジャッジの極端な偏向採点もあるけど、人間の小ささが垣間見えるこういう発言の数々も原因なのではないでしょうかね。
つーか、この人は、結弦くんに拗らせてる場合じゃないんだが。アメリカ国内でジェイソンにすら人気で負けてるという現実を直視した方がいい。もし結弦くんとトップ争いしてるのがジェイソンだったら、今よりはアメリカ国内のフィギュア人気が盛り上がっただろう。自分に足りないものは何なのか…頭が良いというのなら、よく考えた方がいい。それがわからないのなら、本当はあまり賢くないのかと思わざるえない。
最も難しい3つ(ルッツ、フリップ、ループ)を全部跳ぶなら、特別な優遇措置があるべき。
これだけ優遇されていても、さらにボーナス点がほしいのか。あと、コーチならともかく、現役の選手でこういう「クレクレ」発言する人あまり見たことないですね。
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タグ : 2019-2020_season
2020/05/25 10:30 | ISU/JSF/IOC/JOC | COMMENT(2) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
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No:12897 2020/05/26 21:56 | # [ 編集 ]
チ〇〇〇〇 様
チ〇〇〇〇さん、こんにちは。
>ちょっとショックでもちろん内容も朝から怒り爆発
一人の人に取材した記事はよくありますが、何人も取材してまとめた記事が労作という意味で「良記事」と言っておられたのではないでしょうか。内容はハーシュさんのフィルターが入ってなくてそのまま相手の言ったことならばそれは別に問題はないかなと思います。相手の言った内容までハーシュさんも責任はもてないでしょう。
>彼にプレゼントを渡すには先生にもあげないと機嫌が悪くなるそうです。
彼もメンタル的に女性的なとこあるなという印象です。よくも悪くも感性的に両性具有的な人が向いてる世界でもありますしね。
>炎上女
私もまさかINはないと信じたいです(笑)
コメント、どうもありがとう♪
No:12902 2020/05/27 18:49 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
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