ISUが正式発表「GPS制限つき開催、開催国の選手と拠点を置く選手中心で」
ISUからグランプリシリーズについて、正式発表があったようです。
#フィギュアGP 開催国・拠点選手ら出場を正式発表 https://t.co/Do7uPd5isX
— 日刊スポーツ (@nikkansports) August 4, 2020
フィギュアGPシリーズ制限つき開催 開催国の選手と拠点を置く選手が中心 https://t.co/lZs99sYqgX #スポーツ #sports #ニュース
— スポーツ報知 (@SportsHochi) August 4, 2020
The ISU Council met on August 3, 2020 via an online meeting to discuss the 2020/21 ISU Grand Prix of Figure Skating Series among other topics.
— ISU Figure Skating (@ISU_Figure) August 4, 2020
Read the full news and ISU Communication ➡️ https://t.co/2sLRC91L8L #FigureSkating #GPFigure pic.twitter.com/jkvox2zXwp
TFSIさんのツイより翻訳お借りしました。
ISU評議会は2020年8月3日にオンライン会議で2020-2021 ISU GPシリーズについて話し合った。
渡航やその他制限、特に世界中でのリスクを伴う継続する危機的な新型コロナの進行を考慮し、2020年4月28日の評議会(ISUコミュニケーション2320)で決定した基本方針、すなわち国際大会の参加者の健康と安全は変わらず最優先である。(略)ISUは2020-2021シーズン中、全ての国際大会が安全に開催出来るよう、ISUメンバーに対し最大限の支援を行う。
上記の例外的状況、ISUの基本方針、および新型コロナ感染リスクのある海外渡航を最小限に抑える目的で、評議会はGPシリーズを主催するISUメンバー6ヶ国(カナダ、中国、フランス、日本、ロシア、アメリカ)からの提案を検討。(略)
各GP大会への参加は以下に限定される。
ⅰ)開催国の出場選手および大会関係者
ⅱ)それぞれの開催国で定期的にトレーニングしている出場選手
ⅲ)その他のISUメンバー国の出場選手は、それぞれの地理的地域でのGP大会にアイサインされるが、常に関係国の渡航、入国、および衛生上の制限が適用される。
全ての関連する詳細(各GP大会の種目、招聘選手のエントリーの数/基準/条件/制限、GPFへの資格基準、費用責任、関係者の資格および数など)は各GP大会主催6ヶ国と連携し、ISU評議会が任命したワーキンググループにより案出し、評議会承認の上、速やかに公表する。
各GP大会は主催国の保健衛生の必須要件に従い開催される。(略)これらガイドラインは現在準備中であり、速やかに公表される。
公平性を目的に、世界順位/ランキングポイントは付与されず、選手が獲得したスコアはISU選手権に適用される最小合計エレメントスコアにはカウントされない。
(略)
2022年冬季五輪のテスト大会として2020年12/10~13に北京で開催予定のGPFの開催については開催可否や時期、条件についてISUの中国側対応者と協議する。ISUは結論が確認され次第、関係者に最新情報を報告する。
ISU評議会はまた、チャレンジャーシリーズおよびISU選手権の最小テクニカルスコアについても協議した。詳しい情報はISUコミュニケーション2339のISU評議会決定事項参照。
2020-2021シーズンのGPシリーズは以下6大会を引き続き予定。
(ISUコミュニケーション2339に掲載。プレスリリースには掲載されていません。)
10/23~25 スケートアメリカ
10/30~11/1 スケートカナダ
11/6~8 中国杯
11/13~15 フランス国際
11/20~22 ロステレコム杯
11/27~29 NHK杯
とりあえず、8月28日を待ちましょう。
#フィギュアスケート
— 大和 弘明 (@sponichiyamato) August 4, 2020
ISUは今季のGPシリーズ6戦を「domestic run event」とすることを発表。参加資格を開催国の選手や、開催国で練習する選手らに限定。詳細が決まれば、また公表されるようです。次回の理事会は8/28。
ISU副会長・ラケルニク氏のインタ。
「全員1つの試合に参加するがファイナルに出場する基準は後に決定される。中国で予定されているファイナルは五輪のテスト試合。12月13日に予定されているが延期される可能性がある。いずれにせよ、そのテスト試合がなければ五輪でフィギュアスケート競技を開催できない」https://t.co/aNagdsFZgR
— みずほ (@traveler_mizuho) August 5, 2020
グランプリシリーズは、秋にアメリカのラスベガスで始まり、グランプリファイナルは北京で12月に予定されています。これは2022年のオリンピックのためのテスト試合になります。
「シリーズ全体の順位はありません。全員が2つではなく1つのコンペティションに参加しますが、ファイナルに出場するための基準はまだ明確ではなく、後で決定されます。決勝は中国で12月に計画されています。これはオリンピックのためのテスト試合になります。問題は時期です。今のところ、12月13日の開始が予定されていますが、延期される可能性はあります。それは別々に議論されます。いずれにせよ、我々にはテスト試合が必要であり、それがなければオリンピックでフィギュアスケート競技を開催することはできません」と、彼は付け加えました。
誰しもが「グランプリシリーズ、当然中止でしょ」と予想していたにも関わらず、実質国内大会にして規模を大幅に縮小してでも開催を強行したい裏の事情は、表にでている「試合がないと選手のモチベーションが保てない」とか「フィギュアスケート競技へのファンの興味が薄れる」などといったこと以上に、「なにがなんでも五輪テスト試合の北京ファイナルをやらないと、五輪でフィギュアスケート競技ができなくなる!」というのが一番の理由のように見えますね、ラケルニク氏のインタを読む限り。それなら、ジュニアのグランプリシリーズを早期にあっさり中止にしたにも関わらず、シニアのグランプリシリーズの開催に異様に固執しているのもわかります。つまり「選手のため」でも「ファンのため」でもなく、大人の事情なのでしょう。ファイナルが五輪のテスト試合でなかったら、ジュニア同様、おそらく全面的に中止になっていたのではないでしょうか。
【佐野稔氏の見解】渡航で自主隔離期間があると感覚取り戻すのに時間かかる https://t.co/tnfjNsJe6N @sanspocomより
— blue_cosmos (@BluecosmosH) August 4, 2020
佐野さんも「渡航に伴う自主隔離期間が2週間あった場合、練習で感覚を取り戻すのに相当の時間を要する」と言っておられます。北京のファイナルは開催したとして、まさか中国選手以外全員オンラインで…というわけではないでしょう。外国人選手もコーチもジャッジも関係者も、北京に全員集合しなければ、テスト試合の意味がありません。NHK杯に出た選手はファイナルまで実質2週間ありません。練習する時間はまったくない。中国が特別に配慮して「自主隔離期間2週間」を免除したとしてもそれはそれで怖いし、なにより延期しようがしまいが、開催時期がさらなる大きなコロナの波がきそうな真冬。とても開催できるとは思えないのですが…またISUが迷走してるような気がしてならない。
ただ、日本はなんだかんだいっても県跨ぎは自由だし、東京や大阪から北海道や沖縄に行ったからといって2週間自主隔離するわけではない。アメリカや中国では国内移動でも自主隔離しないといけない場合もあるようで、国内だから問題ない…ってわけでもないんですよね。
ジョニーはロスに行って戻り、今2週間の自主隔離中。
Home safe. Now, 14 days of quarantine. So many things to watch.
— Johnny Weir (@JohnnyGWeir) August 4, 2020
中国在住の方のツイ。中国も省跨ぎは隔離なのね。
うちも省をまたぐと隔離になったりするので、ナショナルをやるのも難しい状況なんですけどね…
— michiyo@铃兰0502 (@tenten740502) August 4, 2020
Good news for Yuzuru Hanyu fans as ISU decide #FigureSkating Grand Prix series will go ahead from October as planned, despite #coronavirus@ISU_Figure #YuzuruHanyu #Hanyu #羽生結弦 #ISU #GPFigurehttps://t.co/joE9ZhD4pU
— Kyodo News | Japan (@kyodo_english) August 4, 2020
羽生結弦ファンに朗報。フィギュアスケートグランプリシリーズは、コロナウィルスにもかかわらず、10月に予定通り開催されます。
この英語版の共同通信のツイに海外ファンが怒ってます。
「本当の羽生結弦ファンは彼が安全であり、彼の健康を危険にさらさないことを望むでしょう。私たちの優先事項は、彼のメダルや記録ではなく、彼の生命と健康です。もちろん、ゆづだけでなく、皆の安全を第一に考えています。 でも、(メディアは)ゆづとゆづファンを使ってもっと注目を集めようとする傾向がありますね」
「ばかばかしいメディア爆弾!! クリックさせようとゆづを利用するだけじゃない。自国の国民的英雄であるゆづの生命と健康を、娯楽の手段として利用している! 記事を削除して、ゆづとゆづファンに公に謝罪するまで許さない!」
なんで、わざわざ羽生ファンを見出しに使うのよ…って思いますよね。共同通信は週刊新潮か。まあ、共同通信、元々うさん臭いメディアではありましたが。そこはかとなく、ハーシュ氏と同じ匂いがするんですよね。
8月9月発売の、羽生ファンクラブ機関誌的(笑)雑誌3冊。
参加してます。よろしければ、ポチっと応援お願いします♪
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タグ : 2020-2021_season
2020/08/05 11:41 | グランプリシリーズ | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) TOP
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