ISUのコロナ対策ガイドライン、TSL「羽生の選択は賢い」、ハーシュ「羽生の欠場は賢明」、ほか
ISU理事会の続報です。
ISU Communication 2345 reiterates the decision to hold the Grand Prix series as domestic competitions, the details are still being worked on by the Working Group with the six organising members. The Grand Prix Final circumstances are still being discussed.https://t.co/er0HEgYIHs
— Anything GOEs (@AnythingGOE) September 1, 2020
ISUコミュニケーション2345は、グランプリシリーズを国内大会として開催する決定を繰り返し述べていますが、詳細は、6人の組織メンバーと共に、ワーキンググループによって引き続き検討されています。グランプリファイナルの状況はまだ議論されています。
アサインは9/28? スケアメは10/23なのだが…。
ISU 通信 No. 2345 (9/1)
— 美しき4A (@hjsxR7Dm7bxXz36) September 1, 2020
GPS6大会は開催国が運営するイベントとして行うという前回の決定通り。開催国以外のスケ連にも必要な資金的援助をする。詳細は、作業部会が開催国スケ連と協力して協議し、その答申を受けてISU評議会が承認し、できるだけ早く発表する。次のオンライン会議は9/28, 10/15-16. pic.twitter.com/7ej9nig277
国内大会としてのGPS開催を引き続き支持。ただし、どのカテが入るか、招待選手の人数や選択方式、条件、制限、GPF進出条件、資金の出どころ、オフィシャルの選出と人数、開催国へのISUの資金等の援助(賞金含む)などは協議中で、理事会の承認を経てなるべく早く発表。
— Coco (@806coco) September 1, 2020
つまり進展はなし😅
詳しく訳してくださっています。いつもありがとうございます。
— Coco (@806coco) September 1, 2020
上記は、理事会が承認したチャンピオンシップならびにGPFで必須のガイドライン。
GPSではこれに従うことが推奨されるとのこと(推奨なので、もっと厳格にするか緩くするかは各国スケ連まかせということか?)。
結弦くんのGPS欠場表明に対して、TSLは高評価。
相変わらずスケート愛が炸裂するデイヴとジョナサン❤️
— ウメドンumedon (@umedonguri) August 31, 2020
ハニュー語りざっくり意訳です
D:アタシはね、ハニューの選択はとっても賢いと思うの。声明文と同じくらい素晴らしい子よ♡で、アタシが思うにこの期間に彼は4A、4Lz、4F、4Loの猛練習してるわね。インチキみたいなGPSなんて出なくていいわよ。→ pic.twitter.com/AvQIlwci0Y
J: そうだね。ハニューがGPSに出ることで得るものも失うものも無いね。
D: そうよ。もっと先を見据えているのよ。ワールドとか五輪とかよ!4Aはまだかもだけど、アタシの勘ではルッツやフリップ、ループは格段に安定させる筈よ
D: そりゃ素晴らしいね。物事の大局を見ているんだね。
もう少し詳しく訳してくださっています。
TSLですから嫌いな方は読まないでください。W 実は私も通常無視するのですが、あまりにもFSに飢えていて思わず羽生さんの部分だけ観てしまいました😅。まあ、物事を裏から、そして斜めから見るDaveらしい見解ですのである意味面白いです。とにかくお二人とも羽生さんの決断には大賛成とのことで。。 pic.twitter.com/sUA79RgIXv
— Shu-Pa! (@ShukoD) August 31, 2020
TSL動画のリンク先 https://youtu.be/lb4GpNl2sYU
いつも結弦くんに嫌味たっぷりなハーシュ氏ですが、今回はなぜか好意的でした。
To clarify: Hanyu specifically cited logistical issues in relation to both his Canada-based coaches and his ability to get back to Canada (he is in Japan.) But general health concerns for himself and others were the overriding reason for his decision to skip the Grand Prix.
— Philip Hersh (@olyphil) August 28, 2020
>RT
— Coco (@806coco) August 29, 2020
ハーシュさんは、ちゃんと主旨を理解してます… pic.twitter.com/KQuFnyYylH
GPS欠場すると、北京五輪のテスト試合である北京ファイナルも出場できなくなります。つまり、ネイサンの最大のライバルである結弦くんが五輪会場の下見をできなくなることを意味します。ネイサンに有利な材料なので、ハーシュ氏がやけに好意的な発言をしてるのかと穿った見方をしていましたが、ツイ友さんが教えてくれた情報で、今回は彼の本心からかもしれないと思いました。
というのは、ハーシュ氏も 喘息 の持病があるらしいのです。なので、モントリオールワ-ルドの前はかなりビビッていたらしい。おそらく今回のストックホルムワールドもビビッているはずです。「スウェーデンなんて行きたくないよ~~~」というのが本音かもしれません。その前にラスベガスで行うスケアメも取材したくないんじゃないでしょうか、本当は。なので、第一人者の「自分と他者の健康を懸念して」のGPS欠場表明は、ハーシュにとっても有難かったのでしょう。「ISU、聞いているか?」に彼の気持ちが強く表れていますね。
ハーシュが喘息というソースはこちら
I have exercise-induced asthma. Sometimes cough from running…through airports. 😄
— Philip Hersh (@olyphil) March 10, 2020
女性記者さんの「私は喘息を患っているので、定期的に咳をしたり、息切れ、特に寒い気候では息切れがあります」というリプにハーシュ氏は「私は運動誘発性喘息があります。ときどき、空港を通り抜けて咳をすることがあります」と答えてます。記者さんもジャッジもコーチも持病のある人はけっこういると思うのですよね。
スピスケとショートトラックのワールドカップやジュニアグランプリシリーズはあっさり中止を決めた。感染のリスクはわかっているからです。なのに、フィギュアの開催にだけ執着するISU。北京五輪のテストスケートのためだけならば、エキシビションまでやる必要はないはず。集金のため…と言われても仕方がない。リスクを負っても金集めをしようとしたのに、ここにきて最大の集金マシーンの欠場表明。ISUにとってはさぞや頭の痛いことでしょう。
ISUは選手を守ることを優先にしてください。
新型コロナウイルス発症から数ヵ月、日常生活すら困難な症状に悩む患者たちに聞き取り調査
— Mizuho@スウェーデン🇯🇵🇺🇸🇸🇪 (@MizuhoK) June 5, 2020
− 友人や医療従事者に信じてもらえず苦痛
− 症状は軽いか重症かの二択ではない
− 初期症状から78日経過した人も
− 3700人以上が登録するサポートグループも
− 60種類に及ぶ症状https://t.co/q8FJ8mihlM
Yale大学のAkiko Iwasaki 免疫学教授によると、米国ネバダ州の男性(25歳)が新型コロナウイルスに2回罹患したことが確認された。4月に罹患して回復したが、5月後半に再感染し重症化。1回目と2回目の感染(PCR実施日)の間隔は48日間でウイルスのゲノムがかなり異なり、2回目は別系統のウイルスに感染。 https://t.co/AyA04cHT19
— 美しき4A (@hjsxR7Dm7bxXz36) August 29, 2020
9月8日発売の通信です。現在、スポーツ部門3位。
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タグ : 2020-2021_season
2020/09/02 11:40 | グランプリシリーズ | COMMENT(4) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
こんにちは
みずほさん、 記事をありがとうございます。
スピスケは中止でフィギュアは実施。ISUはよほど集金したいんですね。
メディア呼んで、マスクなし対応させるとか、予想の斜め下の無能ぷり。
アメリカスケート連盟は男子に、ロシアスケート連盟は女子に銀河点付けて五輪にアピールすることしか考えてなさそう。日本の連盟はフランス杯で男女2人高得点狙い、N杯でK君に高得点付ける、でしょうか。
でも、会場でクラスターでも出したらNHKに非難集中しますよね。実施するのかしら。
羽生君出場しないし、視聴率も望めないと思うのですが。
中国も各国から国境越えさせてまで開催するのでしょうか。羽生君出ないのに。
それにしても、羽生君はつくづく素晴らしい判断しましたね。
No:13699 2020/09/02 12:45 | monaka #- URL [ 編集 ]
monaka 様
monakaさん、こんにちは。
>NHKに非難集中しますよね。実施するのかしら。
ジャパンオープンやるってスケ連が発表しました。JOやるくらいならN杯はやるでしょうね。
>中国も各国から国境越えさせてまで開催するのでしょうか
中国の方のツイによると、今中国に入ると15日間拘束されるそうです。それもホテルに自主隔離じゃなくて、強制隔離。これでどうやってGPFするの…。
>羽生君はつくづく素晴らしい判断しましたね。
あのタイミングで発表してよかった。でなかったら、JOに出てくれとオファーがきたかもしれない(今日本にいるから)。本当に素晴らしい判断でした。危険回避能力が半端ない(笑)
コメント、どうもありがとう♪
No:13706 2020/09/02 16:17 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
思うに
スピスケがいち早く中止を決めたのは競技の特性もあると思います。
少なくても氷上に選手が2人、多いと6人とか、4人一組の競技だと8人が一つの氷上にいて、時には衝突しながらの競技です。
フィギュアの6分間練習よりはるかに密接な状態で荒い息を吐く競技になるのでその点が一番の中止の理由ではないかと思います。
そのせいで国内大会とかも実施されないんじゃないかな?
No:13707 2020/09/02 20:35 | あんり #- URL [ 編集 ]
あんり 様
あんりさん、こんにちは。
>競技の特性もあると思います
ISUに「なぜスピスケは中止にするのに、フィギュアはやろうとするのか」と問うたら、おそらくあんりさんと同じ回答をすると思います。でも、大方のスケオタはその言葉を信じないのではないでしょうか。
昨今のフィギュアのチケットの高騰、人気のないスピスケとセットで放映権の高額販売(そのせいでCBCとユロスポはフィギュア放送から撤退)、謎のアワードによる人気取り作戦、中止決定前からワールドの中止を訴えていたイタリア人コーチの「ISUは金勘定しか考えていない」という発言…などなどから、採点問題を別にしても、ISUの迷走は今に始まったことではありません。試合だけでなくエキシビションまでやろうとしてますからね。まさかバンケはしないと思いたいですが…。
フィギュアが感染リスクが少ないと考えているのなら、ジュニアグランプリやCSはあっさり中止になるのはなぜでしょうか。開催に固執してるのは、多少なりとも「お金」になりそうな大会ばかりのように私には見えてならないのですが…。スピスケはお金になりませんからね。
コメント、どうもありがとう♪
No:13710 2020/09/03 12:34 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
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