体操界のAI導入にみる競技団体の未来 ~際立つフィギュア界の後進性
採点ミスをなくすことが一番の選手ファーストであることが理解している体操界。
フィギュア界とのあまりの違いに泣ける…。
一度の判定ミスで、彼らの長年の努力と夢が台無しになってしまうことはあってはなりません。採点についての論争は過去のものとなり、富士通が開発してきた技術が、採点に対する信頼を高めることでしょう。https://t.co/8Hq866VfpZ
— みずほ (@traveler_mizuho) November 15, 2020
体操AI採点支援システム
— 美しき4A (@hjsxR7Dm7bxXz36) November 15, 2020
2017.10 FIG 富士通と提携
2017.10 第47回世選🇨🇦:システム開発に必要な競技データの取得
2018.4 第48回世選🇶🇦: 技術検証
2018.11 採用決定
2019.4 体操World Cup東京大会: 実運用テスト1
2019.6 第1回世界Jr選手権大会🇭🇺: 実運用テスト2
2019.10 第49回世選🇩🇪: 4種目に正式導入
体操競技でAIによる採点支援が求められた背景には、2011年に東京で開催された世界選手権と、2012年の国際大会での誤審が挙げられます。それにより、テクノロジーの「目」によって正しい採点を支援できないかという期待が高まりました。https://t.co/q1lHFvrfAx
— みずほ (@traveler_mizuho) November 15, 2020
体操競技でAIによる採点支援が求められた背景には、2011年に東京で開催された世界選手権と、2012年の国際大会での誤審が挙げられます。どちらも同じ選手の演技だったのですが、抗議の結果、順位が変わるといったことが相次ぎました。それにより、テクノロジーの「目」によって正しい採点を支援できないかという期待が高まりました。
平昌五輪、明らかな判定ミスで、本来なら銀だったハビのメダルは銅になった。オーサーは抗議しようとしたけど、ハビが銅でも満足している様子だったからやめたという。金と銀の差はとてつもなく大きいけど、銀と銅の差はさほどない(荒川さんが自著でも言っていた)。だから、ハビもあえてしようとしなかったのだと思う(それでも、のちにスペインメディアには愚痴っていたけど…)。
でも、もしその判定ミスが、金と銀を分ける結果になったら? 銅と4位を分ける結果になったら? 選手の将来すら変えてしまう。
そもそも誤審を抗議して、順位がひっくり返ること自体フィギュアでは認められていない。ジャッジのレベルは年々低下、むしろ恣意的な誤審?すら疑われているのに、ジャッジは絶対の旧態依然の業界。採点への批判が殺到し、AI導入を訴える嘆願書が提出されても、ISUは全く聞く耳をもたない。本当にフィギュア界は異常だと思う。このままではスケートファンから見放され、衰退する未来しかみえない。
コロナ禍で国際試合が開催されない状況でも、フィギュア界はウンザリすることばかりで、体操界のような自浄作用は期待できなさそう。良識派だと思っていた岡部さんも、あっさり闇落ちしてしまったし。
こういう人が『世界に5人しかいないISU技術委員の一人としてルール作成に関わっている』とは…。しかも、今4A成功に一番近い位置にいるのが同じ日本人だというのに😰
— みずほ (@traveler_mizuho) November 9, 2020
岡部さん2019年のGPFと全日本もテクニカルだったのよね。全日本の採点を批判されたときも、DMでアンチとだけつるんでいた人😩 https://t.co/7EVAkF8ucw
シーズンガイドはこれのことですね。
2016年ワールドのEXの結弦くんの演技のときの解説で、岡部さんは、結弦くんのことを「何万人に一人、何億人に一人の存在」とまで絶賛していた。その彼女が昨シーズンだけでも、トリノファイナルや全日本のテクニカルに入って、結弦くんにひどい下げジャッジをしている。
「何億人に一人の存在」といったあのときの言葉は本心からだったはず。それに、彼女が、今の4Aの基礎点が妥当であると本心から思っているとは思えない。ネイサンが4Aを跳ぶとなったら、たぶん真逆のことを言うだろう。
岡部さんは数年前まではJsportsの解説(ほぼ女子だけだけど)や結弦くんへの評価も真っ当で、良識派だと思っていた。なので、最近の変節に本当にガッカリしている。Dさん陣営の接待受けたりスケ連の役職についたりで、どんどん取り込まれていった。人はこれほど簡単にプロとしてのプライドを売り渡せるものなのかと愕然としてる。
昨年の全日本後、彼女のツイに対して、不可解なジャッジへの説明を求めた羽生ファンに、彼女はいけしゃあしゃあと言った。「他の選手にも同じ情熱で応援してあげて」と。なるほど、彼女はスケ連の望む「全員応援」も推進しているらしい。
岡部さんは、現在、日本スケート連盟フィギュア部渉外部長。スケ連はISU技術審判員を抱き込んだ。スケ連にとっては都合がよい”使える駒”でしょう。
日本のフィギュア界でも、AI導入に反対の人は多い。私が知る限りでも、本田さん、佐野さん、小塚さんは反対派ですね。「人間が采配」できる競技にしておきたいらしい。
これも、日本が誇る3Aのマエストロより、ハンヤンをもち上げることで、微妙に印象操作してるように見えるのは考えすぎだろうか。
ハンヤンの3Aが素晴らしいのは認めるけど、「世界一の3Aの持ち主」かといわれると…🤔❓❓❓
— みずほ (@traveler_mizuho) November 9, 2020
個人的には「世界一の3Aの持ち主」は別にいます😌 https://t.co/RTqtBm5PtE
ハンヤンの3Aは素晴らしい。本当に豪快な3Aで、とにかく幅がすごい。でも典型的な幅跳びタイプで、高さは結弦くんの方があります。そして、なにより跳ぶ前の入りの複雑さや難度は、完全に結弦くんの方が上なので、幅だけをもって「世界一の3Aの持ち主」と持ち上げるのは、疑問があります。今や完全なネイサンの宣伝マンになってしまったジョニーの言葉なので、どうしても穿った見方をしてしまいます。
コスも、エテリ帝国から外れたことで、下げられるのではと危惧していたのね。選手もわかっている。フィギュア界が公正な採点など存在していないことを。
コストルナヤ:
— 岩信祐理@元祖ユーリonアイス (@yurii_rusFS) November 8, 2020
「これから大会では何か影響があるかっもしれない、演技でジャッジもひどい評価をするかもしれない」と思っていました。それでミスをしました。この件ですごく悩んでいたので、カザンでの演技の結果これだけ高い点数をもらえたのにとても驚きました。https://t.co/B9I8AsVkRw
日本との違いとして、おそらくロシアは、国際大会で戦える手駒はいくらでも欲しいのだと思う。だから、使えそうな駒を無駄に潰したりしない。それが国内派閥の力関係より優先するのではないだろうか。今上位の選手も、体型変化等でいつ使えなくなるかわからないからね。アメリカも、日本と同じで、連盟お気に入りの選手や、力の強いコーチについている選手が優先される傾向があり、それもアメリカの地盤沈下を招いている原因のひとつのような気がする。
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タグ : 2020-2021_season
2020/11/16 12:20 | 問題提起 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) TOP
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