TSL「ゆづは女王カタリナビット」& ゆづとカタリナの共通点は?
アメリカフィギュア界のゴシップメディア?TSLが結弦くんのことに触れていたようです。
DOI後の砂漠が来ると思いきや溢れる泉が湧き返る中、デイヴとジョナサンもDOI見たようで相変わらずの好き放題レビューです。羽生くんに関する部分だけウメドン意訳してみますね♡
— ウメドンumedon(落武者now and then) (@umedonguri) July 14, 2021
D:ユヅは3度目のオリンピックには意欲がないようだけど…
J:そりゃそうだよ
D:アタシは彼は全盛期のPチャンを超える→
⑵
D:アスリートで表現者だと思うの。彼ならなんだってできるわ。聞いたとこだとオリンピックより4Aに目標を絞ってるようだけど。コーチなしで?(首を振る)
J:彼が実際どれくらいセルフコーチ出来てるかは謎だけど…少なくともオリンピックで勝つことや、まして前人未到の恐ろしく難しいジャンプを→
⑶
J:一人でモチベーション保ってやっていくのは大変だね。彼くらいのレベルになったら付きっきりは要らないだろうけど、必要な時すぐに側に居れるコーチがいた方が絶対いいよ。
D:アタシが決めることではないけれどね。まぁマスカレイドはコーチは要らないわ。あのパフォーマンスはWOWよ!爆発よ!
⑷
J:あれこそが彼なんだよ。あの渾身の表現!引きずり込まれるし彼自身それを分かってる。
D:彼はネイサンが持てなさそうなものをたくさん持ってるわよね…
J:ネイサンは持っていないんだよ。ユヅが生まれつき持っている、堂々としたカッコ良さ、力強さ、やる気、それは後から学ぶ事はできないんだ
⑸
J:ユヅはそれを自然に持っているんだよ。僕はそれをもっと見せて欲しい。このオリンピックで勝てないなんて思ってないよ。
D:聞いて。ネイサンはネメシスを持ってくるし、誰にだって怪我はあるし、分からないわよ!まだまだ終わってないのよ!彼は女王カタリナビットよ!
ものすごい力があるわ!
⑹
J:とするとネイサンはデビートーマスだね。
D:なんて失礼な!(笑)
J:だってそうだろう。方やジャンプばっかりして勝ちにくる。一方は表現者だ。
D:アタシが思うに…ユヅのスタイルは全体的に…とにかくWOW!
ネイサンは…(もごもご言って2人で首を振る)
J:ユヅだったらなんでもできるよ→
⑺
J:僕がいつも言ってるように優れた歌手なら電話帳からの歌詞で歌っても素晴らしいんだ。ユヅだったらリンクを横切るだけで!彼が氷上に立ちさえすれば僕はもうそれに入れ込むね♡
TSLで、結弦くんがカタリナ・ヴィットに、ネイサンがデビ・トーマスにたとえられていたと。二人については、こちらの動画が参考になるかと。カタリナは、結弦くんと同じく、五輪二連覇倶楽部の会員です(笑) そこにもひとつ共通点がありますね。五輪二連覇倶楽部の会員は、男子では4人、女子では2人しかいません。
TSLで羽生結弦がカタリナ・ヴィットに例えられてたと。
— みずほ (@traveler_mizuho) July 15, 2021
フィギュアスケートは演技鑑賞スポーツです。
氷上で彼女以上に感情表現をできた人はいませんでした。
カタリナ「火が心に燃えていて情熱があるとき
何でもできるのです」
※動画は字幕切り替えで日本語字幕でますhttps://t.co/zxTgThueeD
フィギュアスケートは演技鑑賞スポーツです。
氷上で彼女以上に感情表現をできた人はいませんでした。
デビ・トーマスはカルメンをスケートしていて
カルメンはカタリナでした。
カタリナ「火が心に燃えていて情熱があるとき 何でもできるのです」
カタリナは旧東ドイツの人で、社会主義国の様々な規制の中で、自由を求めて西側諸国に憧れをもっていた。自由を手にするには五輪二連覇することが条件だった。だから金メダリストになってもハングリー精神を保てたのだと思う。そう考えると、五輪二連覇してまだなお、ハングリー精神を持ち続けられる羽生結弦という人がどれだけ稀有な人かがわかる。
火が心に燃えていて情熱があれば何でもできる
彼女のこの言葉は、まさに羽生結弦を語っているかのようです。それだけのパッションをもっているからこそ、あれだけ豊かな感情表現ができるのでしょうね。
以前、インタビューでのカタリナの言葉が今でも印象に残っています。
自分に似合うプログラムを選ばなければダメ。
自分に似合わない衣装を着ていたらおかしいでしょう?
カタリナは自分が美しいことを知っていた。
そして、どんなプログラムを、どんな風に演じれば、自分が一番魅力的に見えるかもわかっていた。
カタリナのこの言葉を見たとき、一番に頭に浮かんだのは、バンクーバー五輪でのキム・ヨナと真央さんでした。ヨナの「007」はまるでオーダーメイドの衣装ように彼女にぴったりと似合っていた。でも、真央さんの「鐘」は…失礼ながら、借り物の衣装のように見えました。五輪シーズンでなければ、冒険プロもありですが、五輪シーズンは自分に一番似合う勝負プロをもってこなければならない。勝敗を分けた原因は色々ありますが、プログラム選びの段階で、すでに明暗を分けていたような気がします。
結弦くんはよく「羽生結弦らしいプログラムを」といいます。彼ほど、自分に似合うプログラムを知っている人はいない。自分自身を客観的に俯瞰的に見れるからこそだと思う。そういう冷静さもカタリナに似ている。パッションは演技を魅力的に見せるけれども、それだけでは五輪では勝てない。冷静に戦略を練れる頭の良さも必要(ブレーンも含めて)。
日本では、東スポがやんわりとはいえ、他のスポーツ紙が触れない採点問題に触れてくれてる。
アメリカメディアではTSL(TSLをメディアと言えるかどうかは別として)が一番マトモなことを言っている。今回なんて特に真っ当すぎてびっくりする。一ついえば「勝てない」のではなくて「採点操作で勝たせてもらえない」が正しいけどね。
ハグレ者メディアでないと、フィギュア界で正直にモノが言えないところが問題ですよねえ。アメリカメディアがネイサン上げするのは自国選手だから仕方ないとして、日本のメディアが本当に病んでいます。
これ、五輪に限らず、日本のスポーツ報道全部に当てはまると思う。
《情》から遠ざかるというのは、たとえば記者自身が一人称で綴る「怒りで手が震えた」「唖然とした」「呆然とした」「胸を詰まらせた」「驚きを禁じ得ない」などの情動的文言が羅列された記事は読むな、という事だ。大事なのは事実であって、記者個人の《お気持ち》などどうでもいいのである。
— 井上リサ (@JPN_LISA) July 13, 2021
スポーツ紙やマガジンが、彼の言葉を全文あげてくれるようになって、フリーライターが、彼の言葉の一部を切り取って、ライターの勝手な解釈を交えた記事は読まなくなった。読んでも、せいぜい一部の結弦くんに好意的な記者さん達の記事くらい。
フィギュアライターの「感想文」はいらない。自分のブログにでも書いてください。最近は、テレビの解説もいらないなと思うようになった。試合はまだしも、エキシビションやショーになんで解説がいるんだろうか。なんで、エキシやショーでまで、解説者一個人の「感想」を、視聴者は聞かなくてはならないのだろうか。「会場音」と切り替えできるときはいいけど、そうでないときは苦痛でしかない。
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タグ : 2021-2022_season
2021/07/15 10:45 | 海外情報 | COMMENT(2) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
こんにちは
いつも興味深いトピックを取り上げてくださって有難うございます。
TSLの二人の、今回の譬えは良かったですね!ヴィットとトーマスのカルメン対決は、リアタイで見ていたんですが、もう勝敗は明らかでしたね~明らかにレベルが違いました。
デイブもジョナサンも羽生君の素晴らしさはちゃんと分かっているんですよね。
ところで、最近複数のブログさんで取り上げられている記事があるんですが、みずほさんは読まれましたか?
jbプレスの松原さんの記事で、アイスリンク運営管理を行うパティネレジャーの人に取材しているものですけど。
2019たまアリワールドの状況が事実と違うとかお怒りの意見が散見されて、どうなんだろうって思ったので。
又、折山さんに続き、松原さんも最近おかしくなった、という話も聞いたのですが、如何思われますか?
よろしければご意見お聞かせください。
No:15636 2021/07/16 14:16 | あお #Q3cyE8.I URL [ 編集 ]
あお 様
あおさん、こんにちは。
>みずほさんは読まれましたか?
知ってますが、飛ばし読みしたところ、私が知りたいことは書かれてないみたいだったのでスルーしました。あくまでもスケ連サイドの人ですから、都合の悪いことは言わないでしょう。
>折山さんに続き、松原さんも最近おかしくなった
>よろしければご意見お聞かせください
最近は読むのはスポーツ紙のネット記事とマガジンくらいで、ライターの記事はよほど興味のあるテーマでない限り読まなくなりました。なので特に意見はないです。
コメント、どうもありがとう♪
No:15638 2021/07/17 00:15 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
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