「最も姿勢が美しい日本人」&「美姿勢を保つことも彼の戦い」

理学療法士さんから、「羽生選手は最も姿勢が美しい日本人」という発言が…。



「これこそ最も姿勢が美しい日本人」理学療法士が認める"脱力の達人"の名前

美しい姿勢を保つには、どうすればいいのか。リハビリを支援する理学療法士であり、アレクサンダー・テクニーク国際認定教師の大橋しん氏は「常にゆらいでいる状態をイメージすると、いい姿勢が保てる。お手本にしたいのはフィギュアスケートの羽生結弦選手だ」という――。

本当によい姿勢とは「美しい」だけではダメ

突然ですが、みなさんは「姿勢の美しい有名人」をひとり挙げるとしたら、いったい誰を選びますか? 日本人はあまり姿勢がよくないので、すぐには思い浮かばないかもしれませんね。でも、日本人にも、誰もが認める美しい姿勢の持ち主がいます。

フィギュアスケートのゴールドメダリスト・羽生結弦選手です。ぜひみなさん、羽生選手の華麗なスケーティングや表彰台での姿を目に浮かべてみてください。特に注目してほしいのは、羽生選手の立ち姿勢です。

見た目が美しいのはもちろん、その姿にはどんな状況においてもパパッと機敏に反応して、的確かつしなやかに体を動かせそうなオーラが漂っています。本当によい姿勢とは、「美しい」だけではダメなのです。「美しい」「疲れにくい」「動きやすい」という3条件を満たしていなくてはなりません。羽生選手の立ち姿勢は、これらをすべて完璧にクリアしています。

中でも強調しておきたいのは、「疲れにくい」「動きやすい」という点です。羽生選手は、アスリートなのにヘンな力みがなく、ゆったりと自然に力が抜けていて、とてもラクに立っているように見えませんか?

これは、体の外側の筋肉(アウターマッスル)にあまり頼らずに、背骨や体幹、つまり体の内側の筋肉(インナーマッスル)で立っているということ。体の中心にまっすぐ芯が通っているからこそ、力を抜いていても、きれいに立っていられるのです。

そのため、頭から足までの荷重バランスが非常によく、肩、腰、ひざなどの体各部の関節や筋肉にほとんど負担がかかりません。こういう姿勢ならば、重さやストレスをほとんど感じることなく、まさに「羽でも生えたように」自由自在に体を動かしていけるでしょう。



結弦くんが「美姿勢」を常に意識していることは菊地さんも太鼓判。


元トレーナー明かす「羽生結弦が日常から美姿勢にこだわった理由」(「女性自身」2020年2月18日号)

「結弦がつねに心がけているのが美しい姿勢です。ふだんの姿勢の悪さは、試合でのジャンプの出来にも大きく影響します。美姿勢を保つことも、彼の戦いなんです」

そう語るのは、羽生結弦(25)が小学校2年生の時から、体のケアをしてきた元専属トレーナーの菊地晃さん(63)。2月7日、韓国・ソウルで行われる「四大陸フィギュアスケート選手権」で人類初の4回転半ジャンプに挑む羽生。なぜ姿勢がそれほどまでに大事なのか?

「結弦のジャンプがほかの選手と違うのは、回転軸がぶれずに高速で回れること。そのためには、頭のてっぺんが糸で引っぱられているように背筋が伸び、骨盤が適度に前傾している美しい姿勢を維持しなければなりません。結弦のように、長い手足を持つ選手は本来軸がぶれやすい。でも、ふだんから正しい姿勢をとることで、試合の激しい動きの中でも、ほとんど意識せずに、軸を安定させられるのです」(菊地さん・以下同)

常からの“美姿勢”があの素晴らしい演技の秘密なのだ。“でも、私はゆづのようにアスリートでもないし、関係ないわ”と思ったそこのあなた、美姿勢は一般の人にとっても、生活を豊かにしてくれる大切なものだ。

「背筋を伸ばすだけで見た目が10歳以上若く見えます。逆に姿勢が悪い状態が続くと、全身の血流が悪化し、肩こりや腰痛、疲労などさまざまな不調を招く。美しい姿勢は、体の外も内も美しくしてくれるのです」

菊地さんが指導する「体幹トレーニング教室」に通い始めた小学生の羽生。当時から、フィギュアスケートの上達のためなら、どんなことにでも興味を示した。

「リンクでは真面目に練習していた結弦ですが、僕の教室では、ダラダラしたり、ふざけることも……。僕が『こらっ〜』と追いかけると逃げ回る。そんなところもありましたが、美しい姿勢がいかに競技に大切かという話をすると、目を輝かせて聞いていました」



2019年6月24日のスッキリでもこんな発言がありました。
結弦くんが、常に「美しい姿勢」を意識していることがわかりますね。


20190624スッキリ-2

20190624スッキリ-1


十代の頃は「姿勢が悪い」と言われたこともあった。それは喘息も影響していた。体力がなく、演技後半になって疲れて息があがってくると、姿勢が悪くなりがちだった。そして、本人もそれを気にしていて、「身体の一部で欲しいものは?」と聞かれたときに「背骨」と答えていたときもあったほど。それが、専門家に「日本一姿勢が美しい」と言われるようになる日がくるとは、昔を知ってるファンとしては感無量です。


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2021/07/16 18:50 | 雑談COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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