「運をつかみとる力がある人」&「遊んでくれるお兄ちゃん」 ~白鷗と千葉百音【羽生結弦を語る】

Nの続報やその他海外情報など上げたい記事はありますが、まだまとまってないので、五輪選手ではないアスリートについて(もちろん結弦くん絡みで)の話題を2つほど。


7月場所で、45回目の優勝をきめた白鵬。
その白鵬が、結弦くんについて語っている記事がありました。

この記事は2015年当時のものですが、白鵬も、結弦くんには前々から注目していて、ソチ五輪だけでなく、あらゆる試合をみていると。それも、2015年の国別対抗戦は、白鵬は現地で見ていたのね。

このインタビューの3年後の平昌五輪ではさらに感動しただろうな。アートスポーツと格闘技。それも大横綱をも魅了してしまう羽生結弦って…著名人の中に、私達が知らない隠れ羽生ファンってどれだけいるんだろう。

結弦くんについて触れている部分のみ下に貼っておきます。全文はサイトでどうぞ。



 さて、「優勝」と言えば、フィギュアスケートの羽生結弦選手が素晴らしかったですね。今シーズン(2014-2015)最後の公式戦、世界国別対抗戦でも男子シングルのショート、フリーで1位と、圧巻の演技を披露し、日本の3位表彰台獲得に貢献しました。

 彼には前々から注目していて、金メダルに輝いたソチ五輪はもちろん、あらゆる大会で奮闘する姿をずっと見てきました。そして先日、世界国別対抗戦では、ついにその姿を生で観戦する機会に恵まれました。緊張感高まる雰囲気の中、堂々と、なおかつ美しい滑りを見せる羽生選手には、本当に感動させられました。

 ピーンと張り詰めた会場の空気は、フィギュアスケート独特のものなのでしょうね。これが、五輪会場だったら、どれほどの緊迫感が漂うのか。各選手にかかるプレッシャーなど、とても想像に及びません。羽生選手は、そうした重圧に打ち勝って金メダルを獲得。だからこそ、多くの人たちに感動を与え、見ている者の心を揺さぶることができるのでしょう。

 かねてから思っていることなのですが、勝負の場では、運をつかむ人と、そうじゃない人と、2種類の人が存在すると思います。そこで、勝者となるのは、もちろん運をつかみとる力がある人です。それも、実力のうちだと思っています。

 羽生選手は、まさに運をつかみとる力がある人です。今季序盤はケガなどアクシデントに見舞われましたが、結局最後には最高の形でシーズンを終えましたからね。

 また、羽生選手は20歳という若さながら、「王者の責任感」というものを持ち合わせていますよね。22歳で横綱に昇進した私も、「横綱の責任感」とは何なのか、ずっと考えながら相撲をとってきましたからわかります。そして、羽生選手には「もう、後には引き返せない」――そうした思いを背負った人間の強さを、改めて見せてもらったような気がします。

 頂点に立つ人間が、その責任と結果を果たす姿は、とても美しかったです。すごく貴重な経験をさせてもらいました。



勝負の場では、運をつかむ人と、そうじゃない人と、2種類の人が存在する。
勝者となるのは、運をつかみとる力がある人。それも、実力のうち。
羽生選手は、まさに運をつかみとる力がある人。

羽生選手には「もう、後には引き返せない」――そうした思いを背負った人間の強さを、改めて見せてもらった


白鵬は、横綱としての品格がとかく問題視されていますが、これだけ勝ちを積み重ねてこれたのは、やはり稀有な勝負師だからでしょう。そういう意味で、フィギュア界随一の勝負師にシンパシーを感じるものがあるのだろうなと思います。


結弦くんにとっては、仙台の後輩である千葉選手のインタビューです。
結弦くんとアイスリンク仙台についての部分のみ貼っておきます。全文はサイトで。


―東北高校の先輩には羽生結弦選手がいます。千葉選手が幼い頃に羽生選手から頭をポンポンと撫でられている映像も有名ですよね。

その頃の私にとって、羽生選手は「遊んでくれるお兄ちゃん」みたいな存在でした。その後、羽生選手が海外の大会でたくさんメダルを獲るようになったのですが、小学生に上がってから「すごい人だったんだ」とようやく気付きましたね(笑)。ちなみにアドバイスなどをもらったことはほとんどなくて、本当に「お兄ちゃん」という感覚。たとえば当時、私が幼稚園から帰ってきて練習を始めるとなったときに、羽生選手の練習がちょうど終わるタイミングで、そのときによく遊びに付き合ってくれた思い出があります。

―2019年の全日本選手権では、羽生選手と再会も果たしました。

ずっと会えなかった間にどんどん活躍していったので、私の中の遊んでくれたお兄ちゃんという存在から、少し遠ざかってしまったような感覚がありました。でも、再会したときは、昔みたいに接してくださったので「覚えていてくれたんだ!」と思い、少しホッとした気持ちになりました。

―また、千葉選手の練習拠点であるアイスリンク仙台は、羽生選手や荒川静香選手を生んだリンクとしても有名です。仙台のフィギュアスケートの盛り上がりを、どのように感じていますか。

まず、有名な選手がたくさん輩出されたこのリンクで練習できるのはとても誇りに思います。また、一年中使用できるリンクは南東北にはほとんどないので、とても恵まれた環境にありますし、素晴らしいコーチもたくさんいらっしゃいます。クラブには同年代の子や後輩たちがたくさんいるので、みんなでメダリストの方々を目標にしながら「自分もうまくなろう!」という思いで練習することができています。

―千葉選手にとって羽生選手がそうであったように、今後は千葉選手が後輩たちにとって憧れの的になっていくかもしれません。

そうですね。もしかしたら「私みたいになりたい」と思ってくれる後輩が出てくるかもしれないですし、それはうれしいことです。でも、私自身は、追われる立場になるより、追う立場のほうが成長できると思っています。まだまだ自分より上手な選手はたくさんいるので、これからも変わらずにその選手たちをリスペクトして、さらなる高みに上っていきたいです。



東北高校の後輩でもありますね。


4月から東北高へ進学する。荒川静香、羽生結弦という五輪金メダリストと同じ道。「4回転トーループが降りられるようになりたい。全日本の後から練習を始めています」と明かし「お手本にしているのは羽生選手だったり(ロシア勢の)トルソワ選手、シェルバコワ選手やワリエワ選手。女子でも跳んでいるのでピッチの速さ、軸を作るタイミングを参考にしています」と上を見た。


仙台出身の選手は、佐藤くんもですが、純朴で真面目なところが好感もてます。「趣味が読書」などというイマドキっぽくないところもポイント高し。派閥外なので、佐藤くん同様、いろいろ苦労することはあるかと思いますが、このままフィギュア界の汚水(笑)に汚されることなく、真っすぐに育ってほしいものです。

それにしても、羽生結弦を「遊んでくれたお兄ちゃん」と言える千葉選手。なんとうらやましい。彼女は前世で相当徳を積んだに違いない(笑)



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2021/07/28 09:55 | 雑談COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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