宮本賢二・中野友加里・八木沼純子「羽生結弦を語る」、羽生結弦の初期の衣装デザイナー・折原氏について、ほか

雑情報まとめて。

中野友加里さんが「羽生結弦」について語っています。



多少言い方は違うのですが、八木沼さんがこんなことを言っていました。
ソースはこちら → https://thetv.jp/news/detail/56199/

羽生結弦選手については、「常に役者だと思います。『常に自分は羽生結弦だ』って感じをとにかく普段から、という感じがしますね。スケーターとして、あった方がいい部分なんですけど、役者として自分をどういう風に見せればいいのかっていうのを持ってる選手。チャンピオンだからといって向上心がなくなっているわけではなく、常に先を見て、もっとスケーターとして自分がどのように進化していくのかっていうことを考えてる人ですね」と解説。


ミヤケンさんからみた「羽生結弦」の魅力。


7年ほど前のものですが、彼の本質は変わっていません。20歳のときも今も妥協を一切しない。でも、おそらくそれは十代の頃からそうだった。そして、今の羽生結弦がある。


羽生結弦の衣装といえば伊藤さんですが、折原さんも印象的な衣装を製作されたデザイナーさん。


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「フィギュアスケート Life EXTRA フィギュアスケートを支える人々」(扶桑社 2020年7月)に折原さんが紹介されていました。折原さんの章から一部抜粋します。


染めによって生まれた「悲愴」の深いブルー

「羽生結弦選手が仙台にいた当時に作った、『悲愴』や『ロミオ+ジュリエット』(ともに11-12シーズン)の衣装も、娘の先生と当時羽生選手を指導していた阿部奈々美先生が親しかったことから頼まれたものでした。最初に関わったのはその前年の『ホワイト・レジェンド』で、この時はデザイン画だけです。それまで羽生選手の衣装はお母様が手がけていらっしゃって、この時も実際の制作はお母様がされていました」

折原さんのデザイン画は、細かい素材や染めなどの指示が書き込まれているわけではないため、まだらに染まった生地や、羽根の質感などは羽生選手の母親のアイデアだという。この衣装が好評だったためか、翌年はショートプログラム、フリーともに折原さんが衣装の制作を手がけることになった。

「ホワイト・レジェンド」もそうですが、この当時から羽生選手には中性的な美しいイメージがあったので、首元を出しても大丈夫だろうという気持ちがありました。『悲愴』の時は、色はブルーというくらいしかオーダーがなかったので、『ホワイト・レジェンド』と同じような中性的なイメージでデザインしました。青いグラデーションは布を染めています」

大学で学んだ染色の技術が、一度見たら忘れない、印象的なブルーを生み出している。『悲愴』では、さらに右肩から手袋に向けて、肌色から黒へとグラデーションする、透けた生地も繊細な染めを施したものだ。

「『ロミオ+ジュリエット』のデザインは、曲が”いわゆるロミジュリ”(ニーノ・ロータやクラシックのもの)ではなかったので、オーソドックスなロミオとジュリエットのイメージなのもおかしいだろうと思って、このような形にしました。曲のイメージ的に、『悲愴』や『ホワイト・レジェンド』のような首が開いたイメージがなかったので、ハイネックにしています。この衣装は、実は第1戦から第2戦の間で上着の丈が変わっているんですよ。私が制作中に使っていたボディと、実際の羽生選手の体型がちょっと違ったんですね。だから『好きな丈で切ってください』とお願いして(羽生選手側で)切ってもらいました。日本人の男の子って、ウエストから股下までの間がなんか長いんです。それは羽生選手に限らず、男子の衣装でいつも悩むところです」

この後、練習拠点をカナダに移したため、羽生選手の衣装制作はこのシーズンで終わりとなった。
「本当は、次の年もというお話もあったんですが、男子の衣装は近くにいないとどうしても作れないんですよ。女子と違って、太もも、ひざ下…と合わせなければいけない箇所が多いので、仮縫いに来てもらわないといけないんです。女子だと、衣装を送って合わせてもらうこともできるのですが、男子は完成までに2回以上、来てもらえる距離じゃないとダメですね。テレビで見て、あ、ここがくしゃくしゃだ、って思うのもイヤなので…。ちょうど、『悲愴』『ロミオ+ジュリエット』のシーズンは震災後で、羽生選手が神奈川のリンクで練習していたという好条件もありました」



ホワイトレジェンド → 折原さんデザイン、お母様制作
悲愴・旧ロミジュリ → デザイン・制作とも折原さん

チゴイネは、ジョニーデザイン、お母様制作
新ロミジュリは、ジョニーデザイン、アメリカの衣装屋制作


ロミジュリ衣装作ったアメリカの衣装者さんが「羽生の体型は完璧!」と言ってたのを覚えている。
パリ散、ダムパリ、バラ一、レックレ、赤ファントムなどはどなたのデザイン・制作なのか気になります。バラ一は、年配の男性が仮縫いしてる映像がテレビで流れたことがありましたが…。


ANAの写真は田口純也さんというカメラマンさんの撮影です。


個人的に水谷さんには全然興味ないので、どうでもいいけど一応。
「一緒に卓球したい」じゃなくて単に「会ってみたい」アスリートなんでしょう。


FRaU1月号に、もしかしたら結弦くんが載ってるかも。


 ← FRaU2022年1月号


美stの表紙も判明。


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2021/12/11 08:15 | 雑談COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

みずほ様

ブログ、いつも楽しみに読ませていただいています。

羽生くんの衣装、はじめはお母様の手作りでしたよね。私も、我流ですが洋裁をするので分かるのですが、着る人の体形に合わせて、薄い生地、柔らかい生地を製図、裁断、縫製、それもカッコよく仕上げるのはとても難しいのです。
さらに、白鳥の羽の感じを着想して実現したお母様の手腕に感心しています。

「ホワイトレジェンド」といえば、真ん中あたりの、上昇気流に乗ろうともがく白鳥を描く部分、編曲着想の川井郁子さん、そこに絶妙な振り付けをした阿部ななみコーチ、みごとにその白鳥の動きを体現した羽生選手、衣装も含めて、私が最も好きなプロです。

羽生選手の回復が順調でありますように。

No:16570 2021/12/11 09:47 | Japanista #- URL [ 編集 ]

こんにちは いつもありがとうございます。

パリ散とバラ一(初代)の衣装製作は永島正先生だと思います。

永島先生は芸能人の衣装製作では大御所で、小林幸子さんとも長年のお付き合いだったそうですが、2015年に高齢のため引退なさった、とテレビ番組で拝見しました。

パリ散衣装(水色)はマダム・タッソーで細かいところまでみたのですが、背中のタック部分におそらくスワロフスキーを並べたピンクパープルのテープが縫い込まれていて、動きに合わせてチラ見せ出来るようになってました。

また本体の生地には青系だけでなく、緑やオーロラカラーのパールビーズがちりばめられていました。

なんでこんなにじっくり見たかと言いますと、刺繍が趣味なんです・・・・

マダム・タッソーにはピンクの衣装の浅田真央さんの人形もありましたが、永島先生は真央さんの衣装も作ったことがあるそうです。

No:16577 2021/12/11 18:42 | みつばち #- URL [ 編集 ]

Japanista 様

Japanistaさん、こんにちは。

>我流ですが洋裁をするので分かるのですが

フィギュア選手のお母様は洋裁ができる人が多いですね。結弦くんのお母様は本当に器用でセンスもよくて驚きます。洋裁は私が全くできない分野なので羨ましい。

>阿部ななみコーチ

カナダに行く前のプログラムの編曲はななみさんですよね? ロミジュリといい編曲のセンスいいなと思ってます。

ななみさんは、十代の今よりももっと中性的だった羽生結弦の美しさを最も引き立てるプログラムを作ってくださいました。都築さん、ななみさん、オーサー、結弦くんは、その時期、その時期でベストなコーチに恵まれた人だなと思います。

コメント、どうもありがとう♪

No:16584 2021/12/13 08:21 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

みつばち 様

みつばちさん、こんにちは。

>パリ散とバラ一(初代)の衣装製作は永島正先生だと思います

教えていただきありがとうございます。あの仮縫いしてた年配の男性は永島さんだったのですね。

>永島先生は芸能人の衣装製作では大御所

カナダに行ってからですよね。どんなご縁で永島さんに依頼することになったのでしょう。どなたかの紹介なのかしら。

>刺繍が趣味なんです

私もタッソーに行きましたが、ぼーっと見てただけでした(笑) バラ一やパリ散は伊藤さんの衣装に比べると一見シンプルにみえますが、細かい工夫が施されているのですね。洋裁とか刺繍とか皆さん器用で羨ましい。

>浅田真央さんの人形

真央さんの人形は本人に似てると思うんですが、結弦くんはあまり似てないような…(汗)

やはり彼の美しさ・透明感は人形で再現できるものではないのだなとつくづく思いました。

コメント、どうもありがとう♪

No:16585 2021/12/13 08:31 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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