スルツカヤ「チートしない理由はない」VSジスラン「絶対にチートしない」、FS界に蔓延るチート病、米国人のメンタル、ほか

2月16日にいただいたコメントにレス入れました。よろしくお願いいたします。

キスクラ最新号の詳細です。お写真美しいですね。



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内容については、宙さんが少しシェアしてくださっています。

ジスラン曰く「滑りのクオリティ、スピン、ストローキング、エッジワーク、ターン、そして僕の期待通りのジャンプを跳んでくれる、地球上見渡しても彼ほど完全なスケーターは他にいない。ユヅが情熱を持ち続ける限り年齢など関係なく35歳とかになっても大丈夫、彼の演技にはそれだけの説得力がある」

「ジャンプ指導で僕が譲れないのは選手たちに絶対にジャンプでチートしない点、テイクオフ、空中、ランディングのいずれも妥協しない。4Lzをちゃんと出来てるのは世界でボーヤン、ネイサン、ユヅルの3人だけ」



スルツカヤのインタ。結弦くんについて。


スルツカヤはジスランと真逆のことを言っています。プレロテ推奨派。



文春オンラインの村主章枝さんインタビューからの抜粋です。
アメリカ在住の村主さんが、アメリカ人気質について、大変面白いことを言っています。
→ https://bunshun.jp/articles/-/52133?page=4

 アメリカに来てさらに強く思うようになりましたが、本当に日本人は真面目です。私は江副記念リクルート財団の奨学生制度の選考委員を務めているんですけど、最終面接の自己アピールで、ほぼ全員が「自分の良さはコツコツ真面目にできるところ」と言います。

「アメリカンドリーム」とはよく言ったもので、彼らの多くは一攫千金、一発大逆転みたいなのを狙ってて。トップに立つための裏道や近道探しにやっきで、「日々の努力」にはあまり興味がない。むしろ真面目にやるのはクールじゃない、みたいな空気すらありますね。



後半部分をネイサンとラファに当てはめるとぴったりきます。裏道や近道探し…まさに、それがネイサンをトップに祭り上げるための全てでした。彼らは一番手っ取り早い手段を使ったのです。フィギュアの信用は地に堕ちましたが、そんなことは彼らの知ったことではない。つまり、ネイサンとその陣営は”典型的なアメリカ人”だったということです。こういう「裏道」を恥じない精神構造がペンシルバニア駅をタイムズスクエアと騙っても平気なメンタルにつながっているんでしょうかね。もちろん、アメリカ人全員がそうだというわけではないでしょうが。

彼らにとっては、羽生結弦の「日々の努力」や「真面目さ」は「クールじゃない」のです。そういえば、ネイサンは「自分にとってフィギュアは全てじゃない。もっと他に大事なことがある」みたいなこと言ってましたね。正直者が損をする世界なのに、バカじゃないのか…くらいに思っていそう。ネイサンに関する唯一の救いは、彼がさほどチートジャンパーじゃなかったことくらいでしょうか(結弦くんほどディレイではないが許容範囲。ただし、3Aについては完全にチート)。

日本人は真面目…といっても、日本人選手も、フィギュアの世界に長くいれば「真面目にやってもバカをみる」世界だと自然に学習します。裏道や近道探しをしている選手、スケ連幹部に取り入るのが上手い選手が、結果的に日本でもトップ層にいることを見れば一目瞭然です。

スルツカヤの「プレロテしても、ジャッジが見て見ぬふりをしてくれるんだから、しなきゃ損よ」「羽生だって4Aをプレロテで跳べばいいのよ」という風潮は、フィギュア界全体にはびこっています。ディレイなジャンプでもチートでも評価は変わらない。下手をするとチートなジャンプの方が高いGOEがつく。完全に正直者がバカをみる世界です。そんな世界で、愚直なまでに、真っ正直に、「正しい努力をして」自分の美学を追求しているスケーターをどうして愛さずにいられるでしょうか。

何年か前に、オーサーが言っていた言葉。
「クリケットにきたとき、結弦にはジャンプの変な癖がまったくなかった。彼を育てた過去のコ―チに感謝している」

羽生結弦は、都築先生によって正しいジャンプの基礎とスケート愛を学び、ななみ先生の名プログラムによって表現が開花し、クリケットの3人の名コーチの手によってトータルパッケージに磨き上げられました。神様が、この世にもたらしたフィギュアスケートの理想の結晶、最高傑作です。彼が出会ったコーチ達が、変な妥協をしない、プライドのある人達ばかりで本当に良かった。


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北京五輪後もずいぶん出てますね。北京五輪が終わってまだ20日くらいですよね。


ツイにあげられている19冊のうち、購入した、あるいは購入予定なのが10冊。
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図書館で借りる予定なのが2冊。
FS Life Extra、AERA

dマガジンが1冊。
サンデー毎日

羽生ファンも羽生表紙だからといって、闇雲に買う時代は終わりました。いや、北京落ちさんは買ってるのかな。



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2022/03/11 18:30 | 問題提起COMMENT(6)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

こんばんは。何時も楽しく拝見させて頂いてます。
さて、記事に書いていらっしゃったアメリカ陣営について何ですが。
中国・清末期の軍人にして政治家である曹国藩がこんな言葉を残しています。
「世が乱れる前兆は
第一、何事によらず、白黒が分からなくなる。
第二、善良な人々が、ますます遠慮がちになり、くだらない人間が、いよいよでたらめをやる。
第三、問題が深刻になると、あれももっと、これも無理からぬと、何でも容認してしまい、どっちつかず、痛からず、かゆからず、というような、訳の分からぬことにしてしまう。」
一向に収まらないコロナ・ロシアのウクライナ侵攻・ミクロネシアで起きた自然災害…。
大袈裟なようですが、スケート団体の不正を見ていると世界の乱れの前触れかな〜、と思ってしまいます。
今月にはフランスで世界選手権そしてSOIがありますが、何だが験が悪いので見ません。

No:17172 2022/03/11 21:09 | 某 #- URL [ 編集 ]

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No:17173 2022/03/12 07:46 | # [ 編集 ]

推薦文

みずほさん こんにちは

たまたまですが、某米超一流大学大学院への推薦文を見たことがあります。針小棒大、羊頭狗肉なのに驚きました。アメリカの大学は入学後勉強させてふるい落とすので有名ですが、必然だとは思います。
そして、勉強しないのが格好いいとか言ってる国には未来はないと思います。日本も。
アメリカは格差社会なので、少数のエリートだけ取り上げれば違うのかもしれません。

そして、フィギュアスケートには未来ないですね。徹底的に技術を壊してアイドル気取りばかり増やした。スポーツでも芸能でもないでしょう。

No:17189 2022/03/13 15:18 | monaka #JalddpaA URL [ 編集 ]

某 様

某さん、こんにちは。

>スケート団体の不正

採点競技は胡散臭いものだとはいえ限度を超えました。ラケルニクがフィギュアのトップになって地獄の釜を開いてしまった感じ。北京五輪とワールドで完全に終了しました。

>世界選手権そしてSOIがありますが、何だが験が悪いので見ません

私もまったく見ませんでした。メディアの扱いも驚くほど小さい。ワールドはアベック優勝だったのに。

スポーツ紙のフィギュア担当記者さん、結弦くんが現役の間はけっこう花形ポストだったと思いますが、彼の引退後は窓際族扱いでしょうね。

コメント、どうもありがとう♪

No:17435 2022/04/10 08:31 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

ち〇〇 様

ち〇〇さん、はじめまして。

>この6年あまりの理不尽さ

平昌以降際立っていますが、確かに理不尽な扱いは2016年から始まっていました。しかし本当に平昌以降なりふりかまわなくなりました。完全に「競技」ではなくなった。

泥中の蓮とはまさに彼のことですね。泥どころかヘドロと言いたいくらいおぞましい界隈ですけど。

コメント、ありがとうございました。

No:17441 2022/04/11 00:48 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

monaka 様

monakaさん、こんにちは。

>スポーツでも芸能でもないでしょう。

スポーツとしてもエンタメとしても中途半端です。
スポーツとしては末期だし、エンタメとしてもプロ意識に欠けるスケーターが多く、高額な価格と釣り合わない。それがSOIやPIWのチケットの売行に現れています。

出場してるスケーターもスケ連や事務所のゴリ押しも多く、必ずしも人気や実力で出てるわけではない。日本の芸能界と同じですね。

コメント、どうもありがとう♪

No:17471 2022/04/12 00:30 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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