羽生結弦テレ東単独インタビュー第2回目配信をみて思うこと その2

7月26日にいただいたコメントにレスいれました。よろしくお願いいたします。

9月の再生数芸能人部門で3位と4位です。



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惑星ハニューさんがテレ東のインタビューについてかなり掘り下げて書いてくれています。
マルティーナさんの分析も添付してくださっています。



ジャッジの評価は絶対で批判すべきではない、という人をたまに見かけますが、テニスや器械体操など、選手が納得のいかない判定に対して審議を要求出来る制度を導入している競技は沢山あります。サッカーだって微妙なオフサイド判定など、主審だけでは判断が困難な場合には、ビデオ判定に委ねられるのです。未だにカメラを増やすことを頑なに拒み、AIなどのテクノロジーの導入が一向に進まないフィギュアスケートが時代遅れなのです。裁判官だって間違えることがあるのです。ボランティアでやっているジャッジが絶対間違わないと言い切れる訳がありません。


他の採点競技は、競技ファンから納得してもらえるように、より目に見れる形で「公平性」を担保しようとしています。採点競技は、ジャッジの公平性に疑義をもたれたら人気を維持することはできません。なのに、ISUは、スケートファンの採点問題への不満を無視しただけでなく、音楽の解釈や繋ぎを軽視して、フィギュアスケートをただのジャンプ競技にしようとしている。それならば、スノボーや器械体操の方が迫力があって楽しめる。





下げ採点された金メダリストは羽生君だけではありません。ソチのペアの金メダリスト、マキシム・トランコフは「自分が推されている時は、ミスをしたと思ってもレベル4が与えられ、ライバルの顔を直視出来なかった。ソチの後、ジャッジ達がもう自分達を勝たせたくないと悟った」というようなことを言っています。そして彼は「悟った」後、引退しました。アイスダンスのテッサ・バーチュもソチ五輪で銀メダルだった後、そして平昌の後にも「ジャッジ達は自分達を勝たせつもりはなかった」と発言しています。

ソチ五輪のアイスダンスの演技を見てました。素人の目からみて…ですが、メリチャリよりテサモエの方が上手いと感じました。ソチ五輪開催中に、フランスメディアが「ロシアとアメリカが、ロシア団体金とアメリカアイスダンス金で取引している」と報じました。もちろん、両国とも否定はしましたが…結果はフランスの報道通りの結果となりました。




ストックホルムワールドでも取引を匂わせていましたね。タラソワとズーリンが。



最も印象的だったのは、2017年スケートカナダの後、パトリック・チャンが「僕のスケーティングが若手に負けてショックを受けた」と発言したことです。

2017年のスケカナで、パトリックが、日本の某後輩選手より低いPCSをつけられて負けたときは驚愕した。スケカナはパトリック贔屓が強く、結弦くんは、スケカナでのパトリックとの直接対決では、ソチで金メダルをとった後も、パトリックより高いPCSをもらうことはできなかった。そのスケカナで、パトリックは、初めて対決した日本人選手にあっさりPCSで抜かれたのである。パトリックは「ジャッジはもう僕に興味をなくしたようだ」と語って、よほどショックだったのか、スケカナの次に出場するはずだったNHK杯をWDした。




我々がみんな思っているように、彼もフィギュアスケートは変わってしまっていると考えている。来シーズンからルールが変わり、当事者の選手達は何がどんな風に変わるのか正確に把握していない。これは非常に心配なことだ。

羽生は様々なことを考慮して、引導を渡すことにした。彼の決断は北京オリンピック閉幕後から日本で5~6月に開催され、大成功を収めたアイスショー公演ファンタジーオンアイスまでの間に下された。

当然のことだがフィギュアスケート界にとっては巨大な損失だ。

我々は羽生のいない、そしてロシア女子もいないシーズンを迎えなければならない。





ISUやスケ連は、ついに、羽生結弦に引導を渡してやったと思っているかもしれない。でもフィギュア村関係者以外は、誰しもが逆だとわかっている。引導を渡したのは、羽生結弦の方であると。


僕はずっとまずスポーツがあって、それから選手がいると思っていた。この考えを主張するためにテレビで熱弁を振るったことも何度かある。しかし、時には自分の考えを省察しなければならないのも事実だ。

今この瞬間、まず羽生がいて、それからフィギュアスケートがあると思う。彼が動員出来る人数がそれを証明している。それだけ多くの人が彼を追いかけているか。北京オリンピック開催中もどれだけの人数を動かしたか?



日本はまだ、結弦くんが出場していなくても競技を見る、所謂スケオタが一定数いますが、「まず羽生がいて、それからフィギュアスケートがある」という国がほとんどです。そんな日本ですら、彼が出ない試合やショーのチケットは完売しないのが現実。

スケ連は、国別対抗戦の会場を当初予定していた会場より小さな会場に変更しました。日本は2030年まで国際大会への立候補をしていないらしい。当面は日本で開催される国際大会はNHK杯と国別対抗戦くらいになりそうです。2030年といえば、札幌が立候補している五輪年なのに、えらく弱気ですね。その札幌五輪も暗雲が立ち込めてはいますが…。


八戸のSOIですね。まだ一部しか出場選手が発表されていませんが、それにしても1人12枚…。


ちなみに、今一般発売をしているアイスショーのチケット売れ行き状況です。

BEYOND 滋賀公演
9/10(土)   SS× S× A× 2階席◎
9/11(日・昼) SS× S× A× 2階席◎
9/11(日・夜) SS× S× A× 2階席◎ 

BEYOND 青森公演 ※2階席未発売
9/17(土)   SS× S◎
9/18(日・昼) SS× S◎
9/18(日・夜) SS× S◎
9/19(月祝)  SS× S◎

JOI  
10/8(土) P× SS◎ S◎ A◎ B◎
CaOI
10/8(土) P◎ SS◎ S◎ A◎ B◎

SOI 八戸公演
10/9(日) P× ASS◎ AS◎ AA◎ SS◎ S◎
10/10(月祝・昼) P× ASS◎ AS◎ AA◎ SS◎ S◎
10/10(月祝・夜) P× ASS◎ AS◎ AA◎ SS◎ S◎



CaOIは最前列のプレミアム席すら残っています。開催まであと1ヶ月ですよね…。
JOとCaOI以外は常設リンクなので満席でなくても半分埋まればペイはできるかと思います。でも、アイスショーも、以前ほど美味しい興行ではなくなりつつあるのではないでしょうか。


羽生については今後、テーマ別に掘り下げていくつもりだ。出版の企画もあるし、様々なことをやっていく。彼はそれだけの価値がある人物だ。マイケル・ジョーダンやマラドーナやフェルプスなど、ここ数世紀にスポーツ界が輩出した偉大なチャンピオン達がいる。羽生は彼らと肩を並べるレベルの人物なのだ。


マッシさんが企画している出版物が、日本でも翻訳出版されることを祈っています!
そして、もうひとつ。イタリアのFanyusが願っているのは、マッシさんの結弦くんへのインタビュー。



わりと言いたい放題言ってるようにみえるマッシさんですが、実は、マッシさんはとてもシャイな人らしい。トリノファイナルのときも、マッシさんは結弦くんへのリスペクトが強すぎて、彼に会いにいくことができなかったと。マッシさんなら、結弦くんは会ってくれたと思いますけどね(笑)

でも、それが本当じゃないかな。本当にリスペクトしてたら、某OBOGみたいに、「コラボして一緒にコストコいこ」や、「一緒に食べ歩きのロケに行きたい」や、某後輩選手みたいに「羽生くんに振付してほしい」や、そんなこと畏れ多くて言えませんて。





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2022/09/04 16:30 | 問題提起COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

新たなプロの道の開拓

みずほさん、こんばんは。

決意表明からまだ2か月も経ってないのが信じられません。会見が進むにつれ、真っ黒な雨雲が散らされ青空になっていきました。もうあのバカ採点を見なくてすむんだと。

当日のANA旅のつぶやきで「応援して下さい、率直に応援して欲しいです」と真剣に言ってるのを見て、苦痛から解放されたのを喜ぶより、今までより一層全力で羽生選手を応援しなければと思いました。
フィギュアのプロアスリートは前例がなく、これから羽生選手が作っていく新たな世界。今までの活動の中でたくさんの味方もいるでしょうが、新聞社のように不都合なことには発言できないとか中立の立場を装うこともある。
でも、ファンはそんなもの一切関係ないです。好きだから見るし買うし行動します。
あの見事なロンカプを見てしまったら、もう。
ごまんごせんえんのクリアファイルとマスクケースも買いますわ。当分豆腐ともやしだな。

実は今私も先が見えない状況で、ほんの少し羽生選手の気持ちが分かります。心が折れすぎて感情が死んだ状態のまま、やるべき事をやっていました。
でも、あのロンカプを見て、全日本の演技より遥かに進化したあの演技を見て、羽生選手は不安の中でもひとりで完成させたんだと分かりました。
みずほさんもお忙しい中、たくさんの資料とともにブログを書いて下さってるのに、落ち込んでる場合ではないですね。これからも一緒に羽生選手を応援させてください。

No:18654 2022/09/04 19:54 | ochima #- URL [ 編集 ]

みずほさん、記事をありがとうございます。

アイスショー。高い上に、北京でフィギュアのイメージは下がったと思います。一般の方の不信感は大きい。
それにしてもチケットが動いてないですね。他の娯楽や旅行等と比べれば当たり前でしょうか。
羽生君プロ転向と同時に競技フィギュアへの関心ゼロになってしまい、自分でも驚いています。よほど、何年も不自然に我慢していたようです。そんな中でみずほさんのブログは支えでした。あの全員に拍手をスタオベを、審判は正しい、逆らうと余計ひどくなるから言うなという雰囲気に耐えられなかったと思います。ありがとうございます。
羽生君が出演するアイスショーは勿論観たいし、ずっとプロ活動応援しますが、羽生君のみになりました。その落差すごいです。
Beyondも、彼女の発言や行動に引いてますし、第一魅せる程滑れるのかな。
本当に好きの対極は無関心なんですね。

マッシさんの言葉には感謝しかありません。
国内のOBOGは利用しようとする気が見え見えで白けますね。自分の言ったこと書いたことを忘れたふりですか。後輩に至っては、、言葉が通じない。

No:18656 2022/09/05 19:19 | monaka #wLMIWoss URL [ 編集 ]

ochima 様

ochimaさん、こんにちは。

>真剣に言ってるのを見て

彼は自分のスケートには絶対的な自信をもっていると思います。ただ、ファンは競技者としての自分を好きだったのではないか、プロになっても自分を応援してくれるのだろうか…と不安なのだと思います。そしてスポンサーやメディアもついてきてくれるのか…と。

これから地図のない未知の航海に出帆するのですから、不安は当然かもしれません。だからこそ目に見える形でしっかり応援して彼を安心させてあげたいと思うのです。

>私も先が見えない状況で

私も彼のファンになってから、怪我で苦しいリハビリしたり、病気で手術したりと、色々ありましたが、そのたびに彼の存在に支えられました。「彼の苦しみに比べたらなんてことない」と勇気づけられました。身分不相応な55000円のクリーム買うのも、いわば彼へのささやかな恩返しです(笑)。

これからも一緒に羽生プロを全力で応援しましょうね!

コメント、どうもありがとう♪

No:18902 2022/10/07 19:04 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

monaka 様

monakaさん、こんにちは。

>他の娯楽や旅行等と比べれば当たり前でしょうか

アイスショー1回の値段で劇団四季が2回みれる。清塚さんや反田さんのコンサートなら4回いける。スケーターはシロウト集団。あちらはバリバリのプロ。値段設定がおかしいことにスケオタも少し気づいてきたのでは。

>みずほさんのブログは支えでした

ありがたい言葉です。私も励みになります(^^)

>彼女の発言や行動に引いてますし

現役を退きプロになったら必要なのは頭脳です。ファンも一般も現役の間は少々のことは大目にみてくれます。現役フィルターが外れたときどう評価されるかです。

BEYONDはモブスケーターとの群舞が多いみたいですね。昔は現地でみると確かにスターオーラがあった人ですが、今は普通の人になってしまった感じです。

コメント、どうもありがとう♪

No:18903 2022/10/07 20:23 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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