破産寸前IWCとFS界の共通点、ゆづも登場「相談役島耕作」と過去記事「第2の羽生選手を探せ」に見える真実、ゆづの単独ショーは実はスケオタより一般の需要が高い?件

9月10日と11日にいただいたコメントにレスいれました。よろしくお願いいたします。


スケートとは全く関係ありませんが、ISUやJSFを彷彿させるものがあるのでとりあげます。



国際捕鯨委員会(IWC)の総会が13日、スロベニアのポルトロージュで始まった。2019年に日本が脱退して以降、対面形式での開催は初めて。捕鯨の規制についての議論は低調となりそうだが、新たに財政状況が課題として浮上している。

有料記事なので、有料部分はべた貼りできませんが、かいつまんでIWCがなんで財政的に破産寸前になっているかまとめると…。

・2023~24年の予算は62万ポンド(約1億円)の支出超過となる見込み。
・対策をとらなければ「数年以内に破産する恐れがある」。
・もともと赤字体質だった上に、コロナ禍により分担金を支払わない国が増えた。
・18年に最大の拠出国だった日本が脱退してしまった。
・分担金の未納国が増えた背景には「日本が脱退したことで関心が低くなった」。
・IWCは、経費削減に加え、英ケンブリッジにある本部建物の売却を決定。



リプ欄みると、ISU&JSFと結弦くんの関係そのまんまで笑ってしまう。

@日本の調査捕鯨のデータが更新されなくなって、各鯨種の生育分布状況も把握できてないんだろうw
日本が奉仕するのが当たり前だと思い込んでて雑に扱った結果だから、因果応報よw

@国際捕鯨委員会を脱退したのでのんびり捕鯨して生きていくことにした。〜捕鯨委員会が破産しそうになってて俺に戻ってきて欲しいみたいだけど後悔してももう遅い〜



日本は、IWCの最大の拠出国でした。またIWCの資源調査データのほとんどが日本の研究者の努力によるものでした。IWCは捕鯨文化を守りたいという日本の願いに付け込んで、利用するだけして、同じように捕鯨しているノルウェーやアイルランドは叩かず、日本だけを叩き続けた。我慢に我慢を重ねていた日本もついに堪忍袋の緒が切れて、ついに3年前にIWCを脱退した。最大のATMに逃げられたIWCは途端に財政が行き詰まり、今や破産寸前で、本部建物を売却する事態に陥っている。

ISUとJSFの将来を占うような記事だと思いました。

分担金の未納国が増えた背景には「日本が脱退したことで関心が低くなった」
これは『フィギュアスケートへ集客・視聴率が下がった背景には「羽生結弦の競技脱退によりFSへの関心が低くなった」』とも言い換えられるのではないでしょうか。

ISUもJSFも、最大のATMを利用するだけ利用して、冷遇し続けた。ISUやJSFも資産はあるけれど、それもいつまでもつか。すでにISUはスイスの本部売却の可能性があるとしている。JSFは国際大会の招致に急に消極的になっているし、当面NHK杯が日本で見れる唯一の国際大会になる可能性が高い。円安も直撃しているし、今までのように、スピスケの強化に湯水にようにお金を使うことはできなくなるだろう。すでに高額年棒の外国人コーチを解雇している。

IWCは日本を舐めていた。ISUとJSFも、羽生結弦と羽生ファンを舐めていた。
逃がした魚は大きかったと意地でも認めないだろうが、いずれ歴史が証明してくれると思う。


「相談役島耕作」に結弦くんが!!


ガラガラの観客席の前でパフォーマンスを観せるのと
満員の観客の前で観せるのでは
モチベーションが全然違います

たとえばフィギュアスケートがこれほど強くなったのも
トップを捕れるスターが出現したからです
スター選手が出場するとチケットが完売する
選手強化の資金もできる

またスター選手を目当てのお客さんは朝から来ているので
会場で練習するジュニア選手も
多くの視線を浴びる経験をして試合に出ることができる



この漫画の中に描かれているスター選手って、どうみても黒オリジン様ですよね(笑)
スケオタでなくても、業界の人達は知っている。羽生結弦という大スターがいるからフィギュアスケートにスポットライトがあたり、財政的にも潤っていることを。

フェンシングの太田さんモデルと思わしき人の説明のセリフなのだそうですが、太田さんはフェンシング協会の会長のときこんなことを言っておられました。作者・弘兼憲史氏(早稲田大学出身)は、太田さんがこんなことを言ってたのを知っておられたのでしょうね。



フィギュア村がわかっていないだけで、外の人達には、スター選手のおかげで村が潤い、選手強化もできているのだとバレています。他の競技団体からすれば、羽生結弦のような大スターはのどから手がでるほど欲しい存在。スケ連は他競技の団体から笑われていると思います。たぶん、スケ連の実態を知っているだろうから。


少し古い記事ですが、紹介します。
フィギュアスケートがアマチュア競技の商業化の成功例としてあげられています。

「第2の羽生選手」を探せ、商業主義こそ金メダルへの道 
これでいいのか東京五輪(2)(2015年5月2日)


五輪に採用されているアマチュア競技団体であっても、多くは自力でお金を稼ぐノウハウを持たない。多くの競技団体は「補助金漬け」の状態にあり、補助金への依存度が高い競技団体ほど、成長性が低く、競技力が弱まる傾向にある…というアマチュア競技の実態を説明した後、自力でお金を稼ぐことに成功している競技として、フィギュアスケートをあげています。以下、その部分の抜粋です。


選手強化策が功を奏し、既に五輪で次々とメダル獲得している競技もある。日本スケート連盟のフィギュアスケート部門だ。

スター選手を育てることで、フィギュア人気を高め、スポンサー収入や放映権収入を増やす。そうして得た資金を元に、次世代のスターを育てるという好循環を生むことで、競技力を向上させた。

日本スケート連盟がスターの養成に目覚めたのは、1980年代後半に伊藤みどり選手が登場したのがきっかけだった。伊藤選手は92年に引退するまで仏アルベールビル五輪で銀メダルに輝くなど世界レベルの強さを見せ、フィギュアスケートは世間の注目を浴びる競技になった。

だが、伊藤選手に続く逸材がいなければ、一時的なブームで終わりかねない。そこで日本スケート連盟が92年に始めたのが、「全国有望新人発掘合宿」だ。長野県野辺山高原に明日のスター選手を夢見る子供たちを集めて、その実力を詳細に調べ始めた。合宿で見いだした有望な人材を海外の大会に派遣するなどして英才教育を施すシステムを作り上げた。

やがて効果が現れる。合宿の1期生である荒川選手が2006年の伊トリノ冬季五輪で金メダルを獲得し、2010年のカナダ・バンクーバー大会では浅田真央選手が銀メダルを、高橋大輔選手が銅メダルを獲得した。2014年の露ソチ大会では羽生結弦選手が金メダルの栄光を授かる。

そのほかメダル獲得には至っていないが、安藤美姫選手、村主章枝選手、織田信成選手、町田樹選手、小塚崇彦選手などの人気選手が何人も誕生した。

日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア部長は、「1人のスターに依存するのではなく、複数のタレントを育てることで、フィギュア人気を安定させる」と意気込む。

フィギュア人気の高まりとともに、大会入場料収入やスポンサー収入、放映権収入なども増えていき、協会は選手の強化に多くの資金を投じられるようになった。2000年代半ば頃まで日本スケート連盟の収入は年間10億円程度だったが、2014年6月期は51億3981万円に達した。天野好人・専務理事は「たまたま大きな大会が重なっただけ」と言うものの、一つの到達点であるには違いない。収入に占める補助金の割合は5%にすぎない。

伊東部長は「人材の発掘に以前よりお金をかけられるようになり、海外から有名なダンスの先生を呼んで指導するなど、発掘・育成の場面でやりたいことができるようになった」と満足気だ。羽生選手に続くメダリストの養成に余念がない。

政府が与えてくれる補助金の範囲で選手を強化しようすれば、メダルを次々と取れる状況は作れなかったはず。自力で資金を稼ぐ商業主義こそ、金メダルへの近道だ。



「人材の発掘に以前よりお金をかけられるようになり、海外から有名なダンスの先生を呼んで指導するなど、発掘・育成の場面でやりたいことができるようになった」

それは誰のおかげですか? 伊東さん、あなたの手腕でもなんでもない。羽生結弦という座敷童を手にしていれば、どんな無能な競技団体でも選手強化できたでしょう。「商業主義こそ金メダルへの道」というのは、選手強化にはお金が必要だということ。


「1人のスターに依存するのではなく、複数のタレントを育てることで、フィギュア人気を安定させる」

その考え方が100%間違っているとはいわないが、その方法が最悪だった。最大のファンダムを敵に回した。羽生結弦は100年、いや200年に1人といわれる異次元の天才スケーターである。彼がいつの日か競技から離れ、そのときに競技人気が下がることは避けられなかったとしても、「第2の羽生結弦を作ることは不可能」という前提で、競技として面白くする努力をすれば、もっとソフトランディングさせることはできただろう。しかし、メダリストを量産すれば、羽生結弦がいなくなっても、競技人気を維持できると勘違いした。やり方を間違えたために、予想外のハードランディングという結果になっている。

そして、もうひとつ。真央さんや先輩がトップの頃は、「全員応援」だの「一人のスターに依存しない」などと誰も言わなかった。派閥内の選手ならばかまわないのだ。羽生結弦だから気に入らなかっただけだとバレバレで、それも反感を買っている。平等に選手を扱っていない組織が「平等に応援しろ」とはどこまで図々しいのだろう。


たとえばフィギュアスケートがこれほど強くなったのも
トップを捕れるスターが出現したからです
スター選手が出場するとチケットが完売する
選手強化の資金もできる



これからはスピスケもフィギュアも、以前ほどは強化にお金をかけられなくなるでしょう。
JSFの本当の選手育成の手腕を問われるのはこれからです。


ワンマンショーにヒャッハー!!してるのは実は羽生ファンだけではないらしい。







とゆーか、スケオタより一般の方がよりニーズに合ってると思うぞ。一般人はたぶん結弦くん以外のスケーター知らんし(笑)

以前から、FaOIは長すぎる、もっとスケーターを絞ってほしいという声がチラホラあった。私は長い方がお得じゃん!と思っていたけど、特に日本の現役選手については玉石混交だなとは感じていた。今回のワンマンショーの歓迎のされ方をみると、実は「FaOIは長すぎる!」は「オオトリまでの前座が長すぎる!」ということだったんだなあと(笑) ひええ、一般人も気づいて参戦しだしたら、チケとりがもっと激戦に…。

この羽生結弦の絶対的商品価値を、最後までISUもJSFも理解しようとしなかった。メレダイヤ数十個集めた3カラットと、一粒3カラットのダイヤ…どちらか高価か考えればわかりそうなものなのに。

結弦くん、あなたの冠ショーはもうワンマンショーだけでいいです。アーチストを呼ぶのは大歓迎ですけどね(笑)


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2022/10/16 12:00 | 問題提起COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

ええ~、一般層までも単独ショーに関心があるって、
みずほさん、ますますチケット取れないじゃないですか!!
羽生結弦、恐るべし。

そして捕鯨問題はそんなことになってたんですね。
海外の小説を読むと、捕鯨反対に参加したとか書いてあって、ちょっとむっとしたりして、日本が脱退してからこんな悲惨なことになってたんですね。
ISU,スケ連を比較対象とした考察は、さすがみずほさんです。
伊東氏が土下座しても、許しませんけどね。

No:18950 2022/10/16 14:00 | ゆづ鈴 #- URL [ 編集 ]

>「オオトリまでの前座が長すぎる!」

Aツアー名古屋に参加してみてダルさの極みに達した時に
シャキーン!とさせてくれたのが、荒川のネラ・ファンタジアでした。

ジュベ目当てで行ってた時は海外選手は2ナンバー滑るので満足でしたが
羽生くんを目当てにすると、そういう問題が起きてしまうので
来年はどうしよう?と悩んだ矢先にワンマンショー。

ところで鯨もフィギュアも背景にあるのはレイシズムですが
あちらさん達ってどうして先見性がないのか不思議ですね。
妬みと嫉妬に支配されると、長期的展望が見えなくなる典型のような気が。
特にアメリカ。

真壁氏がIMGに先日呼ばれたみたいだけど、散々競技崩壊の
片棒を担いでおきながら、仮にどうすればいい?とか
羽生君を融通してくれと言われても、羽生君がどのショーに出るかの
選択権は彼にあるし、仮に真壁氏に解決策を求めても
返答に困るだけのような。

プロローグ、顔写真不要にしたせいでダフの餌食に
なったのがくやしいです。
SSより前で見たかった、と本音がチラリ。

あと伊◯が城田の手柄をちゃっかり盗んでる事に苦笑。
副会長交代でスケ連のファシズムがよりヒートアップしていて
呆れるばかり。
奴はじぶんがキングになった気分なんだろうけど
クラッシャー役の便利屋として利用されてることに気付かない馬◯にしか見えません。
彼の末路を気長にマッタリとヲチする予定です。

No:18951 2022/10/16 20:16 | ゆきっちょ #DMh/W4O. URL [ 編集 ]

ゆづ鈴 様

ゆづ鈴さん、こんにちは。

>一般層までも単独ショーに関心があるって

反対に一般層の方が知らないスケーター出てるショーより単独ショーの方が見たいと思うらしい。あとFF10やったことが広がって、ゲームオタまで「知ってたらなんとしてでもチケットとったのに!」と言ってる。他ジャンルオタも取り込んでいけるところが強みですね。

コメント、どうもありがとう♪

No:19127 2022/11/10 17:47 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

ゆきっちょ 様

ゆきっちょさん、こんにちは。

>来年はどうしよう?と悩んだ矢先にワンマンショー

FaOIで迷ったことはないです。1プロしか滑らなかったとしても彼が出ていることに意味があるし、FaOIの出演者はなんだかんだいっても、他の学芸会ショーの出演者よりはマシですから。

来年は2プロ滑るのではないでしょうか。ただショーでもひとつのプログラムに全精力を注ぎこむ人だったので、2プロ滑る体力配分をしないといけなくなります。そこが彼にとっては一番難しいところでしょう。

>真壁氏がIMGに先日呼ばれた

IMGの所属スケーターがたくさんFaOIに出てますから、不思議ではないのでは。来年の出演交渉でしょうか。結弦くんを融通してくれとかいう話ではないと思いますよ。彼は真壁の所有物ではないので(笑)

コメント、どうもありがとう♪

No:19128 2022/11/10 18:02 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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