2011年4月の読書メーター
昨日の女子フィギュア、安藤選手の金は、日本中が湧きあがる明るいニュースでした。
今日のエキジビションも楽しみです♪
さて、4月の読書メーターをUPします。
内訳は、小説21冊、漫画11冊、アンソロジー1冊、雑誌2冊。
4月は、酷いサーバー障害に見舞われ、12日間更新できませんでした。(その顛末は、こちら)
ブログの時間を読書に当てられたので、いつもの月より多く読めたようです。
久々の月間30冊超えでした。
4月の読書メーター
読んだ本の数:35冊
読んだページ数:5913ページスイーツキングダムの王様 (ディアプラス文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 会社役員(御曹司)×遊び人高校生。最初は珠希が好感もてなかった。でも、珠希の家庭環境や過去を知るに従って、珠希に共感できるようになった。かなり悲惨な環境で育ったのに、援交もどきのことをしてても、よく働くし人に迷惑はかけてないしね。根はイイ子なのだ。宇宙人的思考だけど、純粋培養の綺麗な心をもった杏藤と出会えてよかった。珠希の「汚れている」というコンプレックスを浄化してくれる運命の相手だね。可愛いお話だった。将来、珠希は杏藤の経営するカフェで店長でもしてそうな気がするな
読了日:04月27日 著者:砂原 糖子Dear+ (ディアプラス) 2011年 05月号 [雑誌]
評価 ★★★★☆ 「是」はイマイチわからなかった。真鉄が再生する希望がでたって考えていいの? あのラストだとなんとも腰の座りが悪いので、コミックスで描き下ろしを熱望! それでも感動のツボは抑えられてるのがさすがだ。阿部さん初読みで拾い物。コミックスを読みたくなった。木下さん、岩本さん、梅太郎さんの連載もいい感じ。山中ヒコさんも初読み。絵で敬遠してたけど、漫画は上手い人だね。あの絵でもちゃんと読ませるのだから。全サとペーパー目当てだったけど、期待より面白かった! 全サ用に6月号と7月号どちらを買うか悩む
読了日:04月26日 著者:is in you (幻冬舎ルチル文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 新聞記者×フリーのコーディネーター。1粒で3度美味しい1冊だった。まず、高校の先輩・後輩時代のピュアで不器用な実を結ばなかった恋物語。次に、13年後の再会愛。これには三角関係と不倫のおまけつき。最後のひとつは香港の詳細な風景描写。香港に行ったことがある人は懐かしいのでは?と思える詳細な街角(観光)案内だった。メインの二人に、脇役2人という、登場人物を極力絞ったため、各人物像もしっかり描かれてたと思う。何気ない小道具や言葉にも、細かく神経が行き届いてるとこがさすが上手い
読了日:04月25日 著者:一穂 ミチ渇愛〈下〉 (白泉社花丸文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★☆☆☆ PCも携帯も登場しないし、登場人物の考え方とかに少し時代を感じるところもあるが、”執着”は、今にも通じる古くて新しいBLのテーマなんだなと再確認。雰囲気はJUNEに近い。バッドともハッピーとも言い切れないラストに消化不良な気分。読後感は微妙。玲二という男に共感を欠片も感じないために、執着攻は好きなのに萌えなかった。玲二は私には宇宙人。明人も享も理解不能。唯一、和也だけ何とか理解の範疇かな。何か甘さが無さ過ぎるなあ。独特の文章の吉原節全開。愛憎ドロドロの吉原劇場だった
読了日:04月23日 著者:吉原 理恵子渇愛〈上〉 (白泉社花丸文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★☆☆☆ 弟×兄(義兄弟か異母兄弟か不明) 玲二のパーソナリティが「二重螺旋」の雅紀と少し重なって見えるかな。雅紀は玲二みたいに鬼畜ではないが、自分の大事なもの以外はスパッと小気味よい位切り捨ててしまうとこが。両親の別れと復縁の部分がちょっと納得いかなかった(これは時代のせい?) 今の執着壊れ攻のルーツ的な作品かな? 玲二の和也への執着の理由がまだよく見えてこない。玲二の歪んだ原因になった家庭環境もそれほど酷いとも思えず、玲二が単なる甘ったれ?に見えたり。挿絵がかなり残念
読了日:04月22日 著者:吉原 理恵子アレースの娘達―サンダー&ライトニング〈4〉 (新書館ディアプラス文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 前半はハヅキの動きが中心。なんと、ハヅキはコウの家族を取りこみ味方にしていた。小者の悪党・ダニエルは、コウとタイガを殺そうとして返り討ちに合い、舞台から姿を消す。ハヅキは父親よりも上手な100%悪の化身。最終巻でどういう企みをしてくるのか不安だ。後半は、コウが初めてナルオミに目を止められた試合と、専属になったときの話。ナルオミとの悲惨な初体験・・・コウはタイガに出会えてよかったね。最終巻、二人は幸せになれるのか? 今回も人死にが多い。あまりBL向きの話じゃないのは確か
読了日:04月21日 著者:松岡 なつきスイート2・バケーション (ディアプラス文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ プロダイバー(兼ハウスキーパー)×人気小説家。前半は攻視点で、東京での二人の出会いと恋人になるまで。後半は受視点の沖縄移住編。ダイビングものとしては面白かった。海に魅せられてダイビング中心に生きる攻と、暗い過去をもつインドア派の受。正反対の二人が、お互いにない部分に惹かれあう。なんだろう、あまり萌えなかった。包容力はあるのだけど、イマイチ攻の熱が不足に感じたからだろうか。先に購入済みの番外編同人誌(いなせなロコモーション)を読んだら、この物足りなさが解消するのかな
読了日:04月20日 著者:うえだ 真由銀盤を駆けぬけて (キャラ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ コーチ×フィギュアスケート選手。フィギュアが好きなので読んでみたけど、期待以上に面白かった。ジャネット・リン時代から追いかけてるという、作者のフィギュアへの熱い想いが迸ってる。長年ずっと書きたいと温めてきたんだろうな~と思える、よく考えられたストーリー構成と演技の詳細な記述に、こちらにも、実際に競技場にいるような感動が伝わってきた。エロはあるけど薄め。でも、コーチである水澄の優希への強い愛情は十分伝わってきた。二人三脚でオリンピックの金も夢じゃないね! 挿絵も良かった
読了日:04月18日 著者:春原 いずみCOLD SLEEP (ビーボーイコミックス)
評価 ★★★★☆ 小説は既読。記憶喪失の青年×会社員。シリーズの導入部で、二人の過去はまだまだ謎が残る。記憶を失うまでロクデナシだった透が、記憶喪失になって過去をリセットしたら善人に生れ変った。とすれば、彼の本質は”善”だったのかもしれない。透のせいで弟を失くしたとはいえ、鬼の如く復讐に燃える女の執念が怖かった(さすが木原クオリティ) 麻生さんの絵柄は、この薄暗く、霞がかかったような話の雰囲気に合ってる。漫画版は小説よりは痛さがマシな感じだった。「痛い」シリーズなので、続きは楽しみなような怖いような(笑)
読了日:04月17日 著者:麻生 ミツ晃,木原 音瀬麗人 2010年 03月号 [雑誌]
評価 ★★★★☆ 「おもちゃピアス」でゲイビデビューしたので、この号の麗人の付録「まるごと!ゲイビデオ三昧❤」だけ古書店で入手。本誌は未読なので、★4は小冊子だけの評価。感想としては、いや~、面白かった! ニヤニヤ、ブフフッと笑いながら読んだ(当然人前では読めない) 一番ウケたタイトルはやっぱり「僕の土瓶で君のまつたけ蒸してみない?」。もうタイトル大賞をあげたい(笑) 警察官と囚人もいいし、病院もの(まさにお医者さんゴッコ?)も面白そう。ディープな世界がユーモアたっぷりに紹介されてて、爆笑の小冊子だった♪
読了日:04月16日 著者:肉食獣のテーブルマナー (ドラコミックス 130)
評価 ★★★☆☆ 双子弟×大学後輩、会社員×双子兄、広告デザイナー×財務課勤務(二次元オタク)、幼馴染み同士、の4CP。インパクトが強いのは、双子弟攻と身体のゴツイ髭受の組合せかな。人あたりが良くてソフトで、実はサドっ気があるというギャップがいい。「とっととケツ出しな」に受けた! しかも、この弟が実は自分の兄に情欲を抱いてるという近親相姦風味が加味されて、歪み具合もいいのだが、弟の肉を食べない理由がイマイチわからなかった(汗) 私の頭では難しすぎたな。面白いけど、草間作品の中では、普通かな?という印象
読了日:04月15日 著者:草間 さかえ鮫島くんと笹原くん (MARBLE COMICS)
評価 ★★★★☆ 大学生同士。コンビニバイト仲間の笹原に恋した鮫島。思いきって告ったことから物語は始まる。居心地の良い友人関係は続けたい笹原が、人間的には好きな鮫島の一途な愛情にだんだんその気になっていく過程が丁寧に描かれていて、小説に比べるとおろそかになりがちな心理描写に手抜きがないのが見事。Hまでが速かった今までの腰乃作品とはひと味違うスローペースな展開が新鮮。それでもエロの見せ場はバッチリ!なのが嬉しい。今までの腰乃作品の中で一番好きかも。「変わらない友人関係にときめきがプラス」というのがいい!
読了日:04月15日 著者:腰乃子守歌…消えた
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 発行年が1997年で、デビュー2作目の剛作品ということもあり、JUNEっぽい雰囲気が漂う。恋愛と親子間の愛・・・綺麗事でない部分も含めて、人間の哀しさ、優しさを描き続ける作風は当時から変わらないなあと実感。人間の醜い真実をシビアに突きながら、視点が優しいので救いが感じられる。鼓はとても可哀相な人だった。天才だった彼が運命を狂わされ、いつしか狂気の渦にのまれてしまう。子供の親への愛は無心の愛だという田島の言葉通り、響が鼓を息子として待ち続けているのが嬉しい。挿絵も素敵
読了日:04月14日 著者:剛 しいら飴色パラドックス1 (ディアプラス・コミックス)
評価 ★★★★☆ 同い年で共に雑誌記者。女も男も誑かす蕪木のタラシぶりがなかなかのものだった。彼女にフられた原因になった蕪木と不本意ながらも仕事の相棒になり、ヤケに仕事がデキる蕪木に反発しながらも、いつのまにか蕪木の魅力にハマり、初恋の少女みたいにドキドキ・アワアワしてる尾上がすごく可愛かった。その可愛さに今度は、蕪木がハマってしまうのね。仕事の相棒であり、恋人でもある楽しいケンカップル。必要以上にベタベタしてないとこも男同士らしくていいけど、続編では、蕪木が尾上にもっとベタ甘なとこがみてみたい
読了日:04月14日 著者:夏目 イサクフェルノの弁護人―サンダー&ライトニング〈3〉 (ディアプラス文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 前半は服役中のナルオミの脱獄未遂事件から始まる。その実行犯ダニエルとタイガの因縁からタイガの過去(タイガの無眠症の原因、命を落としかけたゲリラ戦の真実)に遡る。後半は士官学校時代のタイガの恋(相手は女)の哀しい結末。タイガが遊びの恋しかできなくなった理由でもある。ダニエル以外の登場人物はほぼ皆殺しの血生臭い巻だった。コウと出会う前の話が中心なので、この巻のコウの出番は少ない。BLでは珍しい戦場シーンは面白かったが、タイガとコウの雰囲気もわりと淡白だし、BL萌えは少ない
読了日:04月13日 著者:松岡 なつきLOVE MANIA Vol.1 ひどい男特集
評価 ★★★☆☆ 「限りなく」シリーズの甲斐が過去に執着した男・里和の番外編目当て。仕事も辞め、遠く銚子まで逃げた里和の7年後の話。弟のように思っていた千里から想いを寄せられ、過去の悪夢を昇華して、千里を受け入れようとした矢先・・・という衝撃のラストで終わるのだが・・・ええと、この後は?(笑) 甲斐は設楽とくっついてハッピーエンドじゃなかったのか? う~ん、わからん。特集は「ひどい男」だが、漫画6編はそれほどひどい男でもない。ひどさでは樹生さんのが群を抜く(笑) 漫画は加賀さんとうさぱらさんのが面白かった
読了日:04月12日 著者:いけません、王子様!! CJ Michalski 短編集 2
評価 ★★★☆☆ 短編集1の「神様おねがい!!」に比べると、犯罪レベル(笑)のショタは「ショタリーマン」くらいだけど、全体的には1の方が好き。一番長い「心の鍵を見つけて」はシリアスだが、個人的にはイマイチだった。ご都合主義な展開をポップなノリと可愛いエロで乗り切る(?)作風なので、やはりシリアスよりもユルい話の方が向いてると思う。「地図にない島」と「ステキな山男」はどちらも都会人が自然の中で生きる運命の人と出会ったことで都会を捨てる話で、好みだった。表題作は強引で一途な王子様の話で可愛かった
読了日:04月12日 著者:CJ Michalski神様、お願い!!―CJMichalski短編集1 (スーパービーボーイコミックスデラックス)
評価 ★★★★☆ 神様シリーズの中では、死病の少年とクロウの話が一番好き。ホームレス(実はレストランオーナー)とギャルソンの話や、冷凍睡眠で20年後に目覚める少年の話もいいなあ。こういう形でのリバもあるのね。姉の婚約者を好きになる話も良かった。半分くらいモロショタで、ちょっと引いた(笑)が、小学生低学年のショタBLは、たぶんこれからの時代は無理だろうから、そういう意味では貴重。ショタは苦手だけど意外と大丈夫だったのは、「無理矢理じゃない(相思相愛)&受が明るい」からだな。絵も話もエロ可愛くて満足♪
読了日:04月11日 著者:CJMichalskiカーミングの独裁者―サンダー&ライトニング〈2〉 (新書館ディアプラス文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 松岡作品で刑務所ものが読めるとは! 刑務所長や看守の悪事を探るため、コウが囚人に、タイガが看守になりカーミング刑務所に潜入。野獣の穴に放りこまれた美少年コウは早速レイプの洗礼を受けてしまう(やられ放しのコウではないが) コウの心の強さと優れた適応能力は、さすが「ザ・ゲーム」の生き残りと思わせる。だが、殺人ゲームでの殺戮よりも、刑務所内のリンチや快楽殺人の方がずっと残酷に感じた。後半ではタイガの生い立ちが明らかに。自分を追い詰めるような生き方しかできない二人が少し切ない
読了日:04月11日 著者:松岡 なつきサンダー&ライトニング (ディアプラス文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 人類が地球外惑星に植民するようになる未来。非合法の殺人ゲームの潜入捜査のために、競技者として参加したタイガと人殺し人形と呼ばれるコウの出会いが描かれる前半。後半は、コウが「ザ・ゲーム」の世界にデビューしたときのエピソード。設定は興味深いけどラブは薄め。コウはタイガに抱かれたが、まだ恋人同士とはいえない。コウは競技者を辞め、「ザ・ゲーム」の摘発に協力。HIPS(連邦警察みたいなもの?)でタイガの相棒から再スタートとなる。面白いけど、バタバタ人が死ぬので好き嫌いはあるかも
読了日:04月10日 著者:松岡 なつきファインダーの熱情 初回限定版 (ビーボーイコミックス)
評価 ★★★★★ ファインダーシリーズ第6弾。怒涛の香港編から日本に戻ってきた秋仁。麻見から逃げて、また新たな事件に飛び込んでいくが、所詮麻見の掌の上でクルクル舞ってるだけのように見える。強引に閉じ込めていようと思えばできるのに、わざと自由にさせて麻見は楽しんでるんだなあ。アニメイト版と初回限定版の両方購入。アニメイトで2冊買うと麻見のステッカーをもらえる。初回限定版小冊子は飛龍も交えての夢の(?)3P。エロさは圧倒的にこちらに軍配が上がるが、アニメイト版は本編ストーカー事件の後日談なのでこれも捨てがたい
読了日:04月10日 著者:やまね あやの俺の気も知らないで (ニチブンKARENコミック文庫 MS 1)
評価 ★★★★☆ カフェバイト×シェフ、大学生×高校生(バイト同士)、ピアノの天才中学生×秀才中学生、高校生×音大付属高校生の4CP。ゲイ御用達のカフェシリーズと音楽シリーズ(?)が最後のあとがきまんがでリンクする構成が良かった。抱かれたいのに攻ばかりしてたシェフが自分を抱いてくれる恋人を見つける最初の話が一番好きかな。フェロモン高校生・那智の秘められた純情にもキュンときた。どの話も可愛くて面白かった。リバはなかったけど、どちらが攻か受かわからないビジュアルのCP(体格差があまりない)が多いとこもいいね
読了日:04月09日 著者:村上 左知ルールそのいち 完全版 (ニチブンコミックス)
評価 ★★★★☆ 高校生同士。遊び人と未経験。ホモを秘密にする。好きにならない。キスをしない・・・そんなルールを決めて、百合っぽい付き合いをしてた2人が、ネコ同士のハードルを越えてジワジワ惹かれていき、恋に落ちてしまう。最初は塚本がタチだったのが、そのうちリバに。「今日はどっちがいい?」とその時の気分で役割交代しちゃうとこが新鮮。どちらも男っぽくないので不自然に感じなかった。理央も悦史も可愛い。攻攻CPらしく見えた知念センセがとても気になる。受には抵抗してたけど、やっぱりセンセは宗旨替えしたのかな?(笑)
読了日:04月08日 著者:村上 左知ウソツキ (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
評価 ★★★★☆ 幼馴染み同士、同級生同士、部長×社員、専務×新入社員、脳外科医×患者、ロボット×少年の6カップル。どの話も粒が揃っていて面白かったが、ずっと両想いだった幼馴染み同士の話とロボットの話(表題作)は特に良かった! かなりトートツにHしちゃって「えっ?」と思うのが2組ほどあったけど、そこは短編だからいいのよ(笑) CJさんは絵もストーリーも上手いので安心して読めるし、シリアスとコメディのバランスもいい。ショタイメージで避けてたのは勿体なかったな~と反省
読了日:04月08日 著者:CJMichalski落花の雪に踏み迷う (ディアプラス文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 青年実業家×花街の紹介人。廉が腕っ節が強く男気があるのに、達臣の前では可愛くなるところや、達臣が冷酷非情な実業家なのに、廉の前では臆病で甘々になっちゃう・・・そんな二人のギャップに萌えた。2年間引き離されていた結果、歪みが生じていた部分を少しずつ補正して、守り守られる対等の関係を築いていくプロセスに読み応えがあった。廉を好きすぎて少々ヤンデレ気味になってた達臣を、廉が公私ともに支える文字通りの「弁天」になっていく。時代もの+兄弟もの+男前受と好き要素満載で面白かった♪
読了日:04月08日 著者:久我 有加闇の底で千の祈りを捧げ (ローズキーノベルズ)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★★ 吸血鬼×神父。枢機卿の庶子・瑠架は篤い信仰心と強い意志を持ちながら、男に凌辱された過去をもつトラウマ神父。精神力を試すような拷問(触手責め)や、あわや火炙りなど、これでもかという数々の試練が瑠架を襲う。吸血鬼とあまり関係のない展開が多かったが、毛色の変わったエロが楽しかった。しかし、諸悪の根源の悪役・ミゲロにはもっと痛い制裁を与えてほしかったな。お互いの孤独を埋め合う相手を見つけた二人。巻末短編とペーパーで、数十年後の二人の幸せな生活が窺えた。朝南さんの挿絵が絶品♪
読了日:04月07日 著者:バーバラ片桐悪魔との契約 (セシル文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 悪魔×代議士秘書。日本社会を風刺しながら、容赦なく残酷テイストを盛り込むところが樹生さんらしいが、これはイマイチ切れが悪いかな?という印象だった。2人の悪魔に取り合いされていた受が、最後は真打ちサタンにまで狙われるのだが、その目的のために、一家皆殺しとはさすが悪魔。ファンタジー設定はあっても、恋愛面は純情受が初めて操(?)を捧げた美貌の攻に蕩かされ、メロメロになる話で、その分にはわりと王道なのかな? 攻も受には甘いし誠実なので、まあよろしいのではないかと。挿絵は綺麗
読了日:04月06日 著者:樹生 かなめ覇王愛戯 (二見書房 シャレード文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 実業家(マフィア)×元刑事。相棒が殺された真相を探る宮迫がチャイナタウンにもぐりこむ。そのためアレックスに目を付けられ、脅されたり監禁されたり怪我させられたりセクハラされたり・・・と散々な目に遭いながらも、宮迫のメゲナイ骨のあることろが良かった。宮迫に執着を感じるようになる過程をみると、アレックスも孤独だったのね!と思う。好きな子を苛めてるようにも見えるアレックスのやり方で、甘さはほとんどないけれど、この距離感がこの二人には丁度いい感じがする。オヤジ受、面白かった!
読了日:04月06日 著者:今城 けい傷痕に愛の弾丸 (ガッシュ文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 別れさせ屋×ホスト。結婚詐欺に引っ掛かった借金でヤクザに縛られ、ホストとして働かされている矢坂。矢坂の客の親の依頼で、矢坂に近づく小柳。この別れさせ屋という職業がいくら依頼内容を選んでいるといっても倫理的にどうよ?な仕事であることに違いなく、今後も矢坂以外の男女を抱くことになるので、何となくモヤモヤ。いくらイイ男でもこんな仕事の攻いやだな。小柳、実働隊は引退しろ。サクサク読めるし、エロもあるけど、作品としての面白さは可もなく不可もなく。矢坂は好感のもてる受だったけどね
読了日:04月05日 著者:バーバラ片桐純愛は砂漠に香る (ビーボーイノベルズ)
評価 小説★★☆☆☆ 挿絵★★★★☆ アラブの王×香料会社社長(調香師)&王の側近×フランス人少年の2CP。アラブの雰囲気があまりないし、どこから突っ込んでいいかわからないくらい突っ込み処満載。色んな展開が全て安直すぎて唖然としてしまった。攻が受を何故好きになったのかも両CPとも最後までよくわからなかった。数年前に梓沙に会ったことがあるというスワイドの告白も唐突で浮いてるし。ミシェルはただのオバカな子にしか見えず。正直退屈で、途中放棄しそうになったが、高階さんの挿絵頼みに最後まで読んだ。※友人よりレンタル
読了日:04月05日 著者:宮園 みちる薔薇と接吻 (幻冬舎ルチル文庫)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★★ ヴァンパイア×大学生(浄化者)。世界観がしっかりしたファンタジーで、とても面白く読み応えがあった。狼男・狩人・ヴァンパイヤと、夜の種族に総モテの主人公・律也が、少年時代の初恋の人への想いを貫き通す純愛物語でもある。櫂が何者であっても、一途に櫂を求める律也と、律也を愛するが故にヴァンパイアであることに苦しむ櫂。その果てに律也を捕まえた後の櫂の独占欲にとても萌えた! 高星さんの挿絵がこの作品の雰囲気にぴったりだった。脇役も魅力的だったし、この1冊では勿体ない。続編希望♪
読了日:04月04日 著者:杉原 理生僕の愛を知れ! (あすかコミックスCL-DX)
評価 ★★★★☆ ホストクラブオーナー×大学生、ホスト同士の2CP。元カリスマホストの秋生と純情大学生の琢真・・・孔雀攻に地味受のカップルは大好物なので、とても楽しめた。ペーパーで、秋生が琢真をなぜ助けたのか?がわかった。つまり一目ぼれだったのね。ホスト同士のアダルトカップル・・・こちらはロクデナシ攻・羅滋が受・桜を追いかける話。面白かったが、羅滋に桜はもったいないな。羅滋はもう少し改心しろ。巻末の、歯医者×結婚相談所相談員の話も良かった。契約期間の切れる2年間もずっと我慢した攻は気が長いね(笑)
読了日:04月04日 著者:楢崎 壮太その目で見るな (リンクスロマンス)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 学生モデル×大学生。1歳年上攻。フェロモン垂れ流しでモテオーラ全開の魔性の攻と、地味で生真面目な苦学生受。派手で「人としてダメダメ」な斎が、世話好きなどこかオカン体質の高宏に懐いてしまう。斎の過去、高宏の家主の従兄弟など、まだ見えてこない部分は結構あるので、そのあたりは続編待ちか。斎は悪気がないので、何気に憎めない男だった。ロクデナシ度はそれほど高くないような。可南さんテンプレだけど、空手の心得のある男前気質の高宏が初めての恋に身悶える心情が切なくて、すごく良かった♪
読了日:04月03日 著者:可南 さらさなんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど (二見書房 シャレード文庫)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★☆☆ いかにもトンキワなタイトルと、無料人気投票歴代1位という実績(?)に惹かれて購入したが、これはヒットだった。トンキワBL&オヤジ受好きにはイチオシ物件。とにかくオヤジ妖精が滅茶苦茶面白くて可愛いのだ。私の頭の中ではオヤジ妖精の声が目玉オヤジの声で脳内変換されていた(笑) トンキワBLは話が面白くてもエロは薄めというのも多いが、これはエロもバッチリ(何といっても淫魔だから) 38歳オヤジが淫魔の力で魔性の受になっちゃうとこも笑えた♪ 楽しみな新人さん。次作もチェック!
読了日:04月03日 著者:松雪 奈々嘘と弾丸~真実と生贄 完結編~ (ラヴァーズ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 元死刑囚×キャリア警察官。2巻で解決つくのか?と思われた立篭もり事件は、意外なほどあっさり解決。むしろ、その後の鴻一と悠木の関係に比重が置かれている。始まりがあまりにも特殊で、鴻一がツンデレなので、二人の関係を確固としたものにするために、かなりの荒療治が用意されていた。しかし、このレーベルのバーバラ&奈良コンビは調教にとことんこだわるなあ。ストイックだった鴻一はマゾヒズムに目覚め、悠一は元々サドっ気があるしで、末長く濃ゆいCPになりそう。乳首責めも健在でエロも楽しめた
読了日:04月01日 著者:バーバラ 片桐
読書メーター
- 関連記事
-
- 2011年6月の読書メーター
- 2011年5月の読書メーター
- 2011年4月の読書メーター
- 2011年3月の読書メーター
- 2011年2月の読書メーター
2011/05/01 08:20 | 読書メーター | COMMENT(6) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
こんにちは
凄い量ですねー吃驚
読みたいの色々あります
はやく安くならないかなあ(爆)
本棚もかわなきゃ さっきも揺れてやっぱり
いつまでも床に下ろしておけないし・・
上の棚は危険だし
積んである本は 連休あとだわ・・
No:1271 2011/05/01 12:25 | ザ・貴腐人 #- URL [ 編集 ]
ザ・貴腐人さんへ
>凄い量ですねー
ブログに使う時間が本に廻ったので多くなりました。
今月はたぶんいつも通りのペースに戻ると思います。
いつもは、20~25冊くらいなので。
コメント、どうもありがとう♪
No:1272 2011/05/01 20:14 | みずほ #- URL [ 編集 ]
今月のは13冊も読んだ事ありました♪
松岡さんのサンダー~を読んだんですね!私も昔読みました。あの前にみずほさんが読んでた題名忘れたけど、王宮もの?でしたっけ?アレよりは私にはとっつきが良かったです♪
それについに村上さんを読んで下さったんですね!!
リバもいけそうな絵でしょ。どちらも可愛いから好きです♪なんかほのぼの~って感じで・・・。
今城さんの本も良かったですよね。難しいんだけど、この方の内容はすっごく好きです!
No:1277 2011/05/02 21:41 | usamomo #- URL [ 編集 ]
usamomoさんへ
松岡さんの「サンダー」は、5冊中4冊まで読んだところで止まってしまってます(笑)
早く読みたいんですが、なかなか進まない。私は、「華やかな迷宮」の方がサクサク読めました。
「サンダー」の方が取っ付きにくみたいです(汗)
村上さんは、前にusamomoさんがお薦めくださったので、挑戦してみました!
面白かったです。でも受受のリバって初めて読みました。攻攻はあるけど、珍しいですね~。
でも、絵柄的には受受の方が合ってると思いました! 私、リバOKな人なので、他も読んでみます。
今城さんもいいですね。面白かったです。好みのオヤジ受でした。個性的な作家さんですよね。
今城さんは、たしかまだ数冊しかだしてないはずなので、その内コンプしたいです♪
コメント、どうもありがとう♪
No:1278 2011/05/02 23:54 | みずほ #- URL [ 編集 ]
おはようございます

凄い雨で寒いです。今ちょっとやんで午後から
雷雨だそうで^^;
もういいよーって感じです。
頭ぼーっとしてるし でも運転するから
薬飲めないので自然治癒!
飲むと迎え行けないので 午前薬飲んで後は
じっと耐えます・・といっても熱はもう
ほとんどないけど・・
みずほさんもお気をつけて 風邪ひきおおいです。
あまぞんもこないし・・本屋は改装だし駅むこうの
本屋まで行く元気ないし・・
No:1314 2011/05/12 07:53 | ザ・貴腐人 #- URL [ 編集 ]
ザ・貴腐人さんへ
おはようございます。
昨日は関西地方でも雨でした。
今日も、先ほどまで雨が降ってましたが、今は小休止なのか、止んでます。
でも、今日は1日雨の予報なので、また降ってくるんでしょう。
雨も必要なのはわかってるけど、気分が滅入りますね。
風邪、大変ですね。気をつけてくださいね。
私は、風邪で熱がでたら、自然治癒は無理です(断言)
薬局の箱薬でも効かないです。医者に直行です。
抗生物質のない時代に生まれていたら、軽く死んでたと思います。
そういう意味では、この時代に生まれて良かったですが、弱い個体は淘汰されるという、
自然のシステムを人間は壊してるのかもと思ったり(笑)
明日新刊を買いに本屋にいく予定です。
明日は雨がやむようなので、ホッとしてます。
コメント、どうもありがとう♪
No:1317 2011/05/12 09:07 | みずほ #- URL [ 編集 ]
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)