2011年5月の読書メーター

5月の読書メーターをUPします。

内訳は、小説11冊、漫画7冊、雑誌2冊。

5月、印象に残ったのは、ひのもとうみさんの「遠くにいる人」。
これがデビュー作の新人さん。これからが楽しみです。

4月は久々の30冊超えだったんですが、5月はまたいつものペースにもどりました。
今の予定だと、6月はさらに読書量が減りそうなので、積読の増加が心配です・・・(汗)


5月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:3040ページ

好きというのになぜかしら (ディアプラス・コミックス)好きというのになぜかしら (ディアプラス・コミックス)
評価 ★★★★☆ 「奪われること~」のリンク作。レストランオーナー×シェフ。武久にとっては、ベッド以外でも由一とのけ引きすべてがプレイ。素直でないMの由一と、八方美人でSの武久。相性が悪いようで、実はぴったりなのだね。「奪われること」カップルよりこちらの方が好きかな。美長は、髪を切ったら一層男前に! しかし、阿部さんのキャラは、顎チョビ髭男がやたら多くないか? おまけに、作品同士でリンクしてるので、誰が誰だかわからなくなりそうだ(笑) 鷹緒は大学生になってもダメ男。自覚があるなら、しっかりしようよ・・・
読了日:05月31日 著者:阿部 あかね
他人じゃないけれど (キャラ文庫)他人じゃないけれど (キャラ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ 会社員×高校生。可愛く切ない家族内恋愛もの。「もらわれっ子」って「橋の下で拾ってきた」と同じくらい古典的な言葉なんじゃ?(笑) 篤史が本当に良いコだね。可愛くて、典型的な「お嫁さんにしたいタイプ」だわ。こんなのと暮らして、基準になっちゃったらハードル高くなるよね。篤史の忍に対する想いが恋なのだと少しずつ浮き上がってくるプロセスが良かった。久代も公認だし、忍は家を出る必要がなかったな(笑) また3人仲良く暮らしていきそう。挿絵が、可愛くてホノボノしてて品の良いエロで最高
読了日:05月27日 著者:樋口美沙緒
equus (Feelコミックス オンブルー)equus (Feelコミックス オンブルー)
評価 ★★★☆☆ 不老長寿のケンタウロスと短命な人間の時代を超えた愛の物語。ケンタウロス同士は馬の交尾と同じだが、人間とケンタウロスはできるのだろうか?と悩んだ。美しい世界観だが、あまり私の好みではなかった。だが、寄り添う2頭のケンタウロスの表紙は素敵。口絵も斬新だった
読了日:05月27日 著者:えすとえむ
ウォーシップの道化師―サンダー&ライトニング〈5〉 (ディアプラス文庫)ウォーシップの道化師―サンダー&ライトニング〈5〉 (ディアプラス文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ シリーズ最終巻。タイラ一族の悪の化身・ハズキと、コウ達の戦い。ナルオミは死に、ハズキが捕まったが、悪が滅んだわけではないという現実。コウとタイガが命ある限り一緒に生きていきそうなエンディングが救い。最愛の妹を失ったコウの心の傷は深いが、今まで家族のためだけに生きてきたコウの帰る場所がタイガになったといえる。一生平穏な幸せとは無縁そうな二人だけど、とりあえず一区切りついたということか。最終巻ずいぶん駆け足で、途中どうやって終わるのかと思った。内容はBLというよりラノベ
読了日:05月26日 著者:松岡 なつき
恋せよ遺伝子(キャラコミックス)恋せよ遺伝子(キャラコミックス)
評価 ★★★☆☆ 初読み作家さん。遺伝子研究者×高校生。遺伝子が自分に一番相性の良い相手を探し出す。恋の遺伝子の力で一目惚れした二人。遺伝子が同じなら、恋する相手も同じなのか?ということから、一卵性双生児の兄まで登場して、二人の仲をひっかきまわす。最後は遺伝子が同じでも恋する相手はオンリーワンということでハッピーエンド。発想は悪くないけど、今一つ物足りなさが。巻末の高校生×教師の話の方がまだ面白かったかなあ。表紙から受ける印象よりも、中の絵の方が地味に感じた。全体的に薄味で可もなく不可もなく
読了日:05月26日 著者:タクミ ユウ
最凶の恋人―地上の楽園 (ビーボーイスラッシュノベルズ)最凶の恋人―地上の楽園 (ビーボーイスラッシュノベルズ)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 「最凶」シリーズ第2作目。なんちゃってヤクザエロエロコメディ。1作目でも感じたことだが、やはりこのシリーズのエロがあまり好みじゃないみたい。たまになら刺激的だが、いつも第三者が参加するか、ギャラリーがいるか(もしくは声が筒抜け)がほとんどのエロシーンに、少々食傷してしまった。ヤクザっぽい話題が少なく、柾鷹のカリスマ性というか、凄さがあまり感じられない。遥への愛情表現にもついていけないものが(笑) とりあえず同居へ突入した二人だが、3作目読むかどうかはかなり微妙だなあ
読了日:05月25日 著者:水壬 楓子
Dear+ (ディアプラス) 2011年 06月号 [雑誌]Dear+ (ディアプラス) 2011年 06月号 [雑誌]
評価 ★★★★☆ 全サ小冊子のために購入。「飴色パラドックス」、相変わらず尾上が可愛いなあ。阿部あかねさんのも面白い。小沢が宮田をどう落とすのか興味津々。それ以外では、立野真琴さん、まさお三月さんの続きが気になった。付録の千束×波平らシリーズのドラマCDは11分程。初めて同じベッドで朝を迎えた二人のエピソード。ちょっぴりサービスシーンもあったし、これも楽しめた
読了日:05月24日 著者:
テルペノイド (ビーボーイコミックス)テルペノイド (ビーボーイコミックス)
評価 ★★★★☆ 造園士×建築家。ガテン系で男臭さムンムンのシゲに惚れたゲイのユキ。甥のハルを囲んで、子育てに恋愛に悩んだり迷ったりしながら、いい感じに家族になっていくのが微笑ましい。でも、どうみても本命のシゲよりセフレのオカケンの方が目立っていたな。どっちかというと、変態オカケンとのエッチの方が作者もリキが入ってるように見える。女装エッチがいい! BLの枠を超越した萌えがある♪ シゲには悪いが、この二人身体の相性は絶対いいね(笑) 表題作もそうだが、巻末の部下×上司も、ぜひ続編を読みたい
読了日:05月22日 著者:岡田屋 鉄蔵
ファザーコンプレックス (バーズコミックス リンクスコレクション)ファザーコンプレックス (バーズコミックス リンクスコレクション)
評価 ★★★☆☆ 16歳年下の新人俳優の情熱的な求愛に、ベテラン俳優が絆されちゃう話。「もしかしたら自分の息子かも?」という疑似父性愛の延長線上で受け入れちゃった感がなきにしもあらず。攻の方もタイトル通りファザコン気味なので、半分は理想の父親像を重ねて好きになってるように思う。まあ、愛の形はそれぞれなので、それでもいいのだけど、エロが朝チュンに毛が生えた程度だったのが残念だわ。せっかくの水名瀬さんのオヤジ受なのだから、熟男(?)の色香をたっぷり見せてほしかったところ。都会的でスタイリッシュなオヤジ受もの
読了日:05月18日 著者:水名瀬 雅良
遠くにいる人 (ショコラ文庫)遠くにいる人 (ショコラ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 副工場長×工員。面食いの小田島が美人の三津を口説くために、三津の友人の治樹に近づく。遊び人の小田島はすぐに治樹の恋心に気付くが、それを利用することに罪悪感は感じない。悪い男だけど、治樹の男遍歴の中では確かにマシだ(笑) 傲慢な小田島が、無自覚に治樹に嵌って、自分を避け始めた治樹に振り回されて余裕がなくなるとこが攻ザマアでなかなか楽しい。ダメンズ好き受は苦手だけど、治樹はOKだった。三津が男前! 三津のスピンオフ希望。お相手は198Pにチラッとでてきた臼井でどう?
読了日:05月16日 著者:ひのもと うみ
移り香 (プラチナ文庫)移り香 (プラチナ文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 弟(カメラマン)×兄(副社長)。リベラルに見えた弟の方が、実は兄への想いにずっと悩んでいた。保守的でお堅い兄の方が、弟の気持ちに気付いた途端、わりとアッサリ弟を受け入れたな~という印象。自分の気持ちが恋愛感情にまで至ってないうちに・・・兄は何か全部一挙に吹っ切れた感じだったな、事業も家のことも弟も。後継者問題については、もっとドロドロしても良かった。悪人無しで綺麗に纏め過ぎた感はあるかな。兄を手に入れても失くすことを怯える弟の気持ちが切ない。兄の変化の方は続編で♪
読了日:05月15日 著者:可南 さらさ
涕涙まくら (オークラコミックス)涕涙まくら (オークラコミックス)
評価 ★★★★☆ 表題作は兄×弟。表題作すごく好きだ。平凡な兄が優秀な弟に一方的にラブに見えたのが、実は、弟が兄の良さに誰よりも気付いてて、兄にすごく執着してたというオチが萌える。この2人の続きが読みたい!・・・が、極悪条令のおかげで無理なのだろうか(涙) 指喰いの話も印象的。地獄ものは、閻魔様×求職活動中の青年。これも楽しかった。ガンバレ閻魔様! 最後の強烈な条令批判漫画が傑作。いや、本当に「美と真理と善」は同じじゃないのよ。逆境の中、ギリギリの範囲でエロも頑張って描いてくれてる池さんにエールを送りたい
読了日:05月15日 著者:池 玲文
ブルームーン・ブルー (ショコラ文庫)ブルームーン・ブルー (ショコラ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ フリーライター×工員。遠い親戚同士。2作目の「終わることのない悲しみを」が好みに合わず敗北感を感じていたが、このデビュー作は満足して読み終えた。タイムスリップをして曾祖父と恋をするという不思議設定。望は清己の生れ変りなのか、そうでないのかわからないけれど、清己が、要と望を引き合わせたのだろうなと自然に思えた。切ない系ファンタジー風味BLといった感じ。Wペーパーも楽しめた。北沢さんの挿絵もエロ美しくて良かった。楓と康太も上手くいくといいね
読了日:05月11日 著者:夏乃 穂足
終わることのない悲しみを (ショコラ文庫)終わることのない悲しみを (ショコラ文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 天才画家×元書店経営者。同級生再会もの。重苦しい設定が無駄に多くてテンコ盛り。登場人物の誰にも共感できず。本当は透が一番の被害者なのに、何なの、その加害者意識の塊は? グダグダとしたネガティブ思考がウザくて仕方なかった。それに、最後に遼平の元に戻るのさえ、元嫁に背中を押されてって・・・透って意志あるの? 周囲に振り回されて遠回りしたカップル。元嫁が最大の元凶なのに美化されすぎ。娘の存在も『生まれていて良かった』とはいえない立ち位置なのが残念。好き嫌いだけなら★2くらい
読了日:05月10日 著者:夏乃 穂足
追憶の庭 (ガッシュ文庫)追憶の庭 (ガッシュ文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 大学生×翻訳家。年下攻。邂逅もの・・・上の世代で叶わなかった恋を下の世代で叶えるというロマンチックな設定やレトロな雰囲気は好みなのだが、二人の恋よりも周囲に気になることが多すぎて、萌えを拾いきれなかった。画家の祖父が家族から捨てられる程酷い夫、父だったとは思えず、家族酷すぎね?とか、そんなに頑なで、ゲイに偏見ある家族に、二人の仲を知られたらどうなるのか?とか、准教授は幻の絵はあっさり諦めたのか?とか。猫のエピソードは良かったけどね。梨さんの繊細な挿絵は素敵だった♪
読了日:05月09日 著者:栗城 偲
ゼロの獣 (ガッシュ文庫)ゼロの獣 (ガッシュ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ 鑑識官×刑事。男前受とヤンデレ年下執着攻という、ドストライクのカップリングに加え、最近私の中でゴールデンコンビになりつつある華藤×高階コンビ。もうちょい甘さが欲しかったけど、満足できる仕上りだった。最初は、鑑識の天才で、亡き親友に酷似してるということから、飛高に興味を持った朝海。身体を重ねるうちに、お互いに過去のトラウマから、殺していた”感情”が甦ってくる・・・「この男を護れるだけの男になりたい」という朝海の決意がカッコ良い。こういう受、好きだな~。朝海兄も気になるわ
読了日:05月08日 著者:華藤 えれな
奪われることまるごと全部 (ディアプラスコミックス)奪われることまるごと全部 (ディアプラスコミックス)
評価 ★★★☆☆ 高校生同士(には見えないが)。S攻×浮気受。浮気攻はNGだけど、浮気受なのでなんとかセーフ。オッパイ星人の鷹緒が、ある日幼馴染みの美長にゴーカンされる。巨乳好きの鷹緒は女とエッチしたい。美長の執着と嫉妬に怯えながらもコソコソ浮気してしまう。最後まで、美長が、鷹緒のどこがいいのかわからなかったけど、蓼食う虫も好き好きとはこのことか。浮気されて怒っても最終的に許してしまう美長。より惚れてる方が負けという感じかな。でも、一応相思相愛なので、この先も喧嘩しながらイチャイチャしてるといいと思う
読了日:05月06日 著者:阿部 あかね
天使のささやき (リンクスロマンス)天使のささやき (リンクスロマンス)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ SPの上司×部下。仕事でも恋愛でもスキルの違いはあれど、一応大人同士カップルで、受の名田が爽やか系男前でナヨナヨしてないところがポイント高し。攻の峯神が、タラシ系フェロモン男の仮面で武装してるが、情が深く、実はヘタレな一面があるとこも完璧すぎずにいい。寮の場面も多いので、全寮制男子校のシニア版みたいな雰囲気も。SPの仕事に絡めつつ、現政権をチクリと皮肉る視点も面白かった。ラブも峯神の過去もエロも中途半端だが、続編でこの二人の状況もクリアになると期待したい。挿絵が素敵♪
読了日:05月05日 著者:かわい 有美子
薔薇の陰謀 (SHYノベルス265)薔薇の陰謀 (SHYノベルス265)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 守護者2人×薔薇騎士。アダムとの戦い&薔薇騎士団の内紛がエライことになってきた。啓は2人の守護者を一度に失い(死んではいない)、一転、薔薇騎士団から追われる身に。ルイスの陰謀の行方は? 啓の血を飲んだレヴィンがどうなる? ルイスにとらえられたラウルは? アダムの本当の目的は?と謎はつきない。ラブについては、啓の無自覚天然魔性ぶりが際立った巻。二人に対する啓の言動は少し無神経じゃね? 啓はビッチだったのね。ハラハラ展開で焦らしつつ1部が終了かな? 怒涛の2部が楽しみ!
読了日:05月04日 著者:夜光 花
BE×BOY GOLD (ビーボーイゴールド) 2011年 06月号 [雑誌]BE×BOY GOLD (ビーボーイゴールド) 2011年 06月号 [雑誌]
評価 ★★★★★ 付録のCD目当て。ドラマ34分にフリートーク6分。合計40分のCDは聴き応えたっぷり。本誌も良作が多く、これで790円。ファインダーファンなら満足間違いなしだと思う。CDはたっぷりエロ増量が嬉しい♪ 「P.B.B」「教師も色々」「ノットイコール」の途中経過が覗けたし、読切では春日さんの刑事カップルものが面白かった! 東野さんの編集者ものも今後マークしたい。たまに雑誌を買うと新たな発見があっていいね。ゴールドは、BL漫画誌ではかなり充実度が高いと思ってたけど、今回それを再確認したな~
読了日:05月01日 著者:

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テーマ : ボーイズラブ - ジャンル : 本・雑誌

2011/06/01 08:35 | 読書メーターCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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