2011年10月の読書メーター

10月の読書メーターをUPします。

内訳は、小説12冊、漫画13冊。

シリーズものでは、楢崎壮太さんの「誘惑レシピ」全5巻+番外編同人誌を読破。
「先輩の水着」がお初だった佳門サエコさんのコミックスを3冊読んでみました。
どれもエロ可愛くて、コミカルで、面白かった。他のも読んでみたいです。

10月の★5は、漫画では、草間さかえさんの「どこにもない国」。
小説の★5は、吉田珠姫さんの「神官と王の切なき日々」、沙野風結子さんの「神の囲い人」でした。


10月の読書メーター
読んだ本の数:25冊
読んだページ数:3623ページ
ナイス数:362ナイス

王太子は無慈悲に奪われる (ビーボーイコミックス)王太子は無慈悲に奪われる (ビーボーイコミックス)
評価 ★★★☆☆ 中国BL作家の小説のコミカライズの輸入もの。魂入れ替わり&タイムスリップ。長い小説のダイジェスト版なので、唐突に始まり、駆け足な展開で、唐突に終わり、心理描写が雑なのは仕方ないかな。上手く纏めてる方かも。だが、あのラストで完結ならなんとも消化不良。絵は綺麗で上手いが、漫画の命(?)である顔が不安定になることが多い。たまに入るギャグ絵もちょっと浮いてる。現代人の歴史の知恵を古代人に教えるというあたりは、ちょっとフレブラの影響があるのかな。この1冊では評価しにくい感じ。※友人よりレンタル
読了日:10月31日 著者:王 一
薔薇色の禁忌 (アイスノベルズ)薔薇色の禁忌 (アイスノベルズ)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 長男×四男、三男×次男のダブル近親相姦もの。確かに、仲良し4兄弟同士で夫婦になれば、ずっ~と一緒・・・なんて明るい家族計画(笑) しかも、両親、同僚と、バレてもノープロブレムな理解ある人々に囲まれ、これぞBLファンタジー♪ 心が変態師範、塁が変態師範代、直が白帯。幹も白帯と思いきや、一戦交えれば実は強者だったというオチが傑作だわ。楽しい変態四兄弟だった! 禁忌ものなのに笑える。さすが牧山クオリティ! 続編の「薔薇色の憂鬱」も楽しみ~ 
読了日:10月31日 著者:牧山 とも
新装版 やらしいあしながおじさん (花音コミックスCitaCitaシリーズ)新装版 やらしいあしながおじさん (花音コミックスCitaCitaシリーズ)
評価 ★★★★☆ 何気にヘンタイ率高し。表題作はアルバイトの受にオナニーショーさせる攻。他に、攻の下着を盗む受、銭湯で番台の男を意識して勃起しちゃう受とか、アパートの隣の男で妄想三昧の受とか・・・受の方が多いかな。佳門さんの攻はすごくカッコ良い王子様タイプなのに、受がちょっぴり抜けてたりヘンタイだったり・・・でもそこが可愛いのだ。最後の「失恋ガイドツアー」はわりとシリアスだった。絵柄は王道なのに、ストーリーが斜め向いてるのがいいね。エロも満足。これで佳門さん4冊目だけど、他のも益々読みたくなったわ
読了日:10月30日 著者:佳門サエコ
恋人は発情期 (花音コミックス Cita Citaシリーズ)恋人は発情期 (花音コミックス Cita Citaシリーズ)
評価 ★★★★☆ 色んな話が詰まった短編集。一番萌えたのは「学園の悪魔」。生徒×教師。泣き虫先生が可愛い! 次に良かったのは「特大ジュリエット」。心は乙女なままなのに、成長しすぎて美少年から美丈夫になった悲劇。でも、これってありそうだよね。トンキワでは電車で一人でオナっちゃう高校生の話がバカバカしくていい♪ ペットが人間化しちゃう話が表題作含め3編。しかし、必ずペットが攻なのね(笑) 佳門さんの漫画は、王道とエロとトンキワが程良くミックスされた面白さがあるけど、このコミックスはエロとトンキワが高め 
読了日:10月30日 著者:佳門 サエコ
新装版 痴漢ダイアリー (花音コミックスCitaCitaシリーズ)新装版 痴漢ダイアリー (花音コミックスCitaCitaシリーズ)
評価 ★★★★☆ 新装版。初出が5年程前なので、今とほとんど絵は変わらない。攻はあくまでもカッコ良く、受はどこまでも可愛く(または美人)で正しく王道(笑) 絵が綺麗で上手いので安心して読める。大好物の全寮制男子校もの。チェリーベル学園の校風(?)がすごく面白かった。生徒同士で3カップル。遊び人攻×純情受、主従愛など、どのカップルもエロと純愛のバランスが良くて楽しめた。ただひとつ残念なのが生徒総監が謎のままだったこと。生徒総監でもう1話あったら完璧だったのに。それ以外では、白鶯学園ものが2話あり 
読了日:10月29日 著者:佳門サエコ
神の囲い人 (プラチナ文庫)神の囲い人 (プラチナ文庫)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★★ 皇帝×天子、帝国親衛隊大将×神国兵、神国中将×帝国軍医。6Pだけは事前の情報で知っていたが、ラスト近くなっても、この6人でどうやって6Pに持ち込むのか見当もつかなかった。最後で「こうきたか!」と納得。さすがBL界のエロの求道者・沙野さんだと尊敬を新たにした(笑) 年上攻、年下攻、同い年と年齢設定もバラエティに富み、処女受、童貞攻、百戦錬磨受と、キャラのタイプもカップリングも様々で、一粒で何度も美味くいただけた。一番萌えたのはシン×キール。やはり童貞攻は格別に美味しい
読了日:10月28日 著者:沙野 風結子
誘惑レシピ(5)初回限定版 (ドラコミックス)誘惑レシピ(5)初回限定版 (ドラコミックス)
評価 ★★★☆☆ 岩塚×コタローがメインの最終巻。三浦×植田の北海道編と本郷×雄矢のイチャイチャ編。BLなのに、”マリアージュ”の母的存在・ユリ子さんの夫婦愛編が一番感動的だったような(笑) 5巻もあるわりに、当て馬も悪役も登場せず、3CPとも自分達の思惑だけでグルグルしてる感じだった。それだけに安心感をもって読めるのだが、もうちょっと波乱要素があっても良かったかも。受ではコタロー、攻では三浦が一番好きかな。でも、あまりカップル萌えがないシリーズだった。小冊子は脇の2カップル編  
読了日:10月24日 著者:楢崎壮太
誘惑レシピ4 (ドラコミックス 224)誘惑レシピ4 (ドラコミックス 224)
評価 ★★★☆☆ フレンチレストランオーナー・三浦×ホール担当・植田。10歳年上の見栄にこだわらない三浦のストレートな告白は好感度大。植田は、年のわりに冷めてるけれど、落伍者の父親を見捨てられない優しさももつ少年。植田が女なら”玉の輿”と喜んでいられるのだろうが、素直になれないのは男のプライドなのかな。でも、最後は、お坊ちゃんの三浦に年上男らしい包容力が見えてカッコ良かった。これ位年上の相手でないと、植田は甘えられないような気がする。ちょっとファザコンかもしれないしなあ(笑) 岩塚×コタローは最終巻かな
読了日:10月24日 著者:楢崎壮太
誘惑レシピ3 (ドラコミックス 198)誘惑レシピ3 (ドラコミックス 198)
評価 ★★★☆☆ 雄矢の幼馴染みの医者・有馬の登場で、また本郷が一人で嫉妬メラメラの挙句、雄矢の気持ちを誤解して、遂には雄矢に別れを切り出す。本郷君、毎回毎回、ホントに成長しない男だなあ。正直、本郷と雄矢って相性悪いんじゃね?と思ってしまう。有馬がノンケじゃなかったら、雄矢には有馬の方が合ってるような気がしたよ。雄矢の過去が明らかに。母親のネグレクト→孤児という成育歴は可哀相だが、養い親からあれだけ愛情をもらってもトラウマを癒し切れなかったのかな?と思った。三浦が植田に告白。この二人はまだこれから
読了日:10月24日 著者:楢崎壮太
誘惑レシピ2 (ドラコミックス 185)誘惑レシピ2 (ドラコミックス 185)
評価 ★★★☆☆ 岩塚×タクロー&本郷×雄矢。岩塚がタクローの昔の女にもらったピアスに嫉妬したり、本郷が雄矢の誕生日にプレゼントをねだらなかったとヘソを曲げたり・・・と、このシリーズの攻は子どもっぽいね。三浦と植田にもラブの兆しが(まだ三浦の一方通行)あるが、私的には三浦は受なんだけどな(笑) 雄矢の人一倍気を使う性格を形成した過去が少しずつ明らかに。悪い人がいないし、クセもなくてサラッと読めるし、面白くないわけじゃないけど、何となくインパクトが弱いなあと感じてしまう。それと、なぜかカップル萌えしない・・
読了日:10月24日 著者:楢崎壮太
誘惑レシピ 普及版 (ドラコミックス 140)誘惑レシピ 普及版 (ドラコミックス 140)
評価 ★★★☆☆ チーズ専門店を舞台にした総ホモーワールド。この巻のメインCPは店のチーフ的存在・本郷×オーナーの息子・雄矢。サブCPは厨房担当・岩塚×販売担当・タクロー。本郷と雄矢はカッコイイ系の攻と可愛い小動物系の受。スタンダードなCPすぎてイマイチ面白みがない。雄矢がオドオドしすぎてて健気というより少しウザい(笑) 本郷が雄矢のどこが好きなのかわからなかった。岩塚×タクローの方がいい。ナンパそうで実は真面目な男前受・タクローは好み。ホール担当・智秋に存在感があった。若いのに妙に冷めたところが気になる
読了日:10月24日 著者:楢崎壮太
黒き龍、銀の獅子ー流沙美神伝ー黒き龍、銀の獅子ー流沙美神伝ー
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 「本が好き!」様よりの献本。烏丹国第二皇子×パルミア国元王太子。ヒロイン・月牙を、これでもか!という位の苦難が次々と襲う。話自体はそこそこ面白いのだが、BLのカテに入れていいかどうかは微妙。両性具有とはいえ、女と結婚して父となり、男と恋をして妊娠する。ナークとはもっぱら女陰を使っての交合だし、ナークの前での態度はほぼ女。BLと考えずに単なるフタナリ小説として読んだ方がいい。月牙の獣のような喘ぎ声はなんとかならんものか(笑) 続きがあるならタイトルに上巻といれとくべき
読了日:10月23日 著者:舞邑凜
恋の半分はハートでできています (白泉社花丸文庫)恋の半分はハートでできています (白泉社花丸文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 初読み作家さん。トンキワ臭に惹かれて。研究者+刑事+俳優×会社員。受総モテの4Pもの。3Pはあるけど4Pものは初めて。惚れ薬で惚れられたと思っていたら、実際は3人の男達に以前から狙われていたことを知らなかっただけの天然受。楽しめたけど、複数姦は3Pが限度かな。4Pともなると何がなんだか(笑) 攻3×受1は受の身体的負担が大きすぎると思うわ。今はいいけど、そのうちヤリ殺されそうだ。最終的に4Pエンドだったけど、私の好みは刑事の真鍋! で、惚れ薬は本当に効き目があったの?
読了日:10月17日 著者:水瀬 結月
溺れる体温 (リリ文庫)溺れる体温 (リリ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 居酒屋店員×新聞記者。縦軸には15年前の事件の真相を探るミステリー要素、横軸にはリョウと七飯の恋愛模様。濡れ場は濃厚で、ドロドロに堕ちていくような切羽詰まった迫力があった。そこに亡き兄の遺志を継いで、事件の唯一の目撃者を探す七海の執念の捜査がバランスよく絡んでいて、単なる愛慾小説ではない、骨太の作品になっている。マサトが誰かということは最初から想像がつくが、いつそれを七飯が知ることになるのかドキドキした。仁科が当て馬にならなかったのが残念だな。続編があるようで楽しみ
読了日:10月16日 著者:菱沢 九月
男巫女 (ジュネットコミックス ピアスシリーズ)男巫女 (ジュネットコミックス ピアスシリーズ)
評価 ★★★★☆ 初読み作家さん。東京都の10月の不健全図書に指定されたので、興味がわき読んでみた。さすが東京都から「エロい」というお墨付きをもらっただけあってエロいわ(笑) でも、女体化BLというのは誇大広告かも。2~3ページだけだし、女体での合体はないし。表紙から受ける印象よりも、モノクロの方が絵も上手いと思った。蛍が飛んでるようなビアス独特の修正はあるけど、確かにあまり隠れてないね。あまり期待してなかったけど、ストーリーも意外と面白かった。柏木が受っぽいのでサンドイッチ3Pもできそう(笑)
読了日:10月16日 著者:藤井 あや
情熱のイングリッシュローズ 初回限定版 (ドラコミックス)情熱のイングリッシュローズ 初回限定版 (ドラコミックス)
評価 ★★★☆☆ 英国貴族×日本人シェフ。恋を知らないから自分の心のモヤモヤが何かもわからず、口説く方法も知らず、一目惚れした玲也にいきなり実力行使のアレックス。冒頭がベッドに縛りつけて乳首クリップ責めだったわりには鬼畜度は低く、あとは限りなく甘々な話だった。玲也が弟子入り予定だった弟のピエールにヤキモチやいてたわけだが、玲也に才能があるなら、本当はピエールの店にいった方がいいんじゃ・・・と思ってしまった(笑) 面白くないわけじゃないけど、こういう王道は深井さんでなくてもいいような。小冊子もイチャイチャ編
読了日:10月11日 著者:深井結己
青い鳥になりたい (ディアプラス文庫)青い鳥になりたい (ディアプラス文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ ワンゲル部×演劇青年。真面目で包容力があるオトコマエ攻と、ちょっと我儘で意地悪な美人受。順にとってすごく良い出会いだった。チロは順以外とでも幸せになれるけど、順はチロ以外では幸せにはなれない。チロは見事に順の「幸せの青い鳥」になった。地味で起伏がないので、パンチは弱いけれど、チロの人柄の良さで、温かな気持ちになった。巻末短編は5年後。チロのブラコン弟の陽二視点。彼は、脇役ながら印象的な役どころだった。久我作品は数年後の幸せな二人を確認できるので読後感がいい
読了日:10月10日 著者:久我 有加
神官と王の切なき日々―神官シリーズ番外編集 (ガッシュ文庫)神官と王の切なき日々―神官シリーズ番外編集 (ガッシュ文庫)
評価 小説★★★★★ 挿絵なし 吉田通信や小冊子収録の番外編を集めた神官シリーズ短編集。羅剛と冴紗の出会いから、冴紗が花の宮で過ごしていた頃の二人の少年時代のエピソードや、永均と羅剛の母の秘かな悲恋の物語、冴紗に仕える和基視点の話など盛り沢山。神官シリーズのファンには、願ってもない作品集。幼いころにどちらも一目惚れして、脇目もふらず一途な純愛を貫き、お互いが命よりも大事で、しかも最初で最後の相手・・・というのが、純愛好きには堪らない。らごらごのお殿様言葉も、暑苦しい「冴紗」病も全開。甘々だし、すごく満足♪
読了日:10月08日 著者:吉田 珠姫
花蝕の淫―狂おしく夜は満ちて (ローズキーノベルズ)花蝕の淫―狂おしく夜は満ちて (ローズキーノベルズ)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 若頭補佐×大学生(組長の長男)。道成寺の安珍・清姫の物語は、個人的に親しみがある。仏門と極道、静と動、清と濁。対極にあるものを配置しつつ、清姫伝説を、シンボリックに使い、情念、業の深さ、この世の煩悩を描いている。狙いはいいと思うのだが、そこにばかり作者の意識が集中してしまい、跡目争いとか他の部分がおろそかになってるような。せっかくの僧侶受けだし、そこをもっと生かした方がよりエロチックになったと思う。父親と弟壊れてるな。朝南さんの挿絵は美しい。コミコミ小冊子は竜二郎視点
読了日:10月06日 著者:華藤 えれな
花の檻 (リンクスロマンス)花の檻 (リンクスロマンス)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 能楽師。宗家×分家。「花隠れ」のスピンオフ。能の演目と主人公達の置かれてる境遇を重ね合わせ、京都のしっとりとした情景と幽玄な能の世界が上手く調和していた。お話の方は好きな年下執着攻もの。10歳年上の左近を愛した少年・橘平の年齢に似合わぬ昏い情念と、若さ故の暴走とのアンバランスさが際立つ。ただ、慎也の方がいい人そうとは思った。左近は、過剰な自己犠牲精神がちょっとウザいときもあったかな。何より、橘平の父の親バカの醜悪さぶりが不快だった。二人の仲に気付いたら絶対妨害しそう 
読了日:10月04日 著者:華藤 えれな
どこにもない国 (EDGE COMIX)どこにもない国 (EDGE COMIX)
評価 ★★★★★ 表題作は兵隊×隊長。草間さんの絵柄は昭和な世界にすごく合う。古い映画を見てるみたいで、ノスタルジックな気分に浸れる。隊長の浴衣姿いいね。「1と2」と「0と1」は連作。「0と1」は3回読んでなんとか意味がわかった(汗) 相変わらず草間ワールドは難しい。高校時代からずっと秘かに鶴田を守っていた三ツ矢。三ツ矢と鶴田・・・どちらが捕まった側なのだろう。4CPでてくるが、そういえば3CPが年上眼鏡受だった。普通の男だし、地味な絵柄だし、描写も過激じゃないのに、草間さんの濡れ場はとても色っぽい
読了日:10月03日 著者:草間 さかえ
ダブル・バインド4 (キャラ文庫)ダブル・バインド4 (キャラ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ シリーズ最終巻。物語の4本の柱(連続殺人事件、祥の多重人格問題、瀬名と上條の恋の行方、新藤と葉鳥の関係)が全て解決。犯人の自殺などもあり、暗と明がはっきり分かれたラストだったが、伏線は上手く回収されていた。しかし、一番驚いたのは葉名の本当の父親が誰かということ・・・酔いつぶれていて役にたつの?と思わず突っ込んでしまった。4巻というボリュームで、キャパオーバーギリギリな程詰め込んでるが、綺麗に纏まったと思う。エスやデッドロックほどの萌えはなかったけれど、読み応えはあった
読了日:10月02日 著者:英田 サキ
おまえにUターン (ディアプラス文庫)おまえにUターン (ディアプラス文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 零細企業社長×社員。地元密着型ブルーカラー系お仕事BL+同級生親友もの。消防設備会社という職種がBLとしては珍しく興味深く読めた。お仕事場面と恋愛部分のバランスもいい。作者の狙う「対等」感もよくでていたし、この二人なら、光晴の望むリバも可能なんじゃないかな?と思わせる。ちょっぴり策士の弘夢と、生真面目な光晴がいいコンビで、微笑ましいカップルだった。ただ、今ひとつ心にガツンと響くものがなくて、さらさら~っと読み終えてしまった。あともうひと味欲しかったかな・・・
読了日:10月02日 著者:いつき 朔夜
御所泉家の優雅なたしなみ (キャラ文庫)御所泉家の優雅なたしなみ (キャラ文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 大富豪の跡取りだった貧乏な青年・晶のブラッシュアップもので、3人の極上の男達から誰を選ぶ?という逆ハレムなお話。BLとしての帳尻を合わすためだけに、司とバタバタエッチしたように感じた。あれならなくても良かった(笑) 晶が、3人の中で何故司を好きになったのかよくわからなかった(私的に一番魅力がなかったのが司だったので) 晶にも、3人の男達をそこまで惹きつける程の魅力を感じなかった。風呂敷広げ過ぎて畳み切れなかったような。長いのに消化不良気味のちょっと残念な読後感
読了日:10月01日 著者:神奈木 智
夜明けの犬 (Dariaコミックス)夜明けの犬 (Dariaコミックス)
評価 ★★★☆☆ 後輩(居候)×先輩。面白くないわけではないけど、何か物足りない。わざわざ同じ名前(明と暁)にしてるのに、生かせてない。当て馬のイケメンゲイ君の役どころもどこか中途半端。暁の方が潜在的に明のことが好きだったとしても、両思いになったのは、明が5年来の彼女にフラれ、弱ってるとこに暁と関係ができて流された・・・という風にしか見えないのだよね。お互いにダメな面も含めての理解者なので、上手くいきそうだけど、今一つ心にグッとくるものがなかった。絵も心なしか少し雑になっていませんか?(笑) ペーパー付き
読了日:10月01日 著者:嶋二

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テーマ : ボーイズラブ - ジャンル : 本・雑誌

2011/11/01 07:45 | 読書メーターCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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