2011年12月の読書メーター
12月の読書メーターをUPします。
内訳は、小説5冊、漫画21冊、雑誌1冊、書籍1冊。
冊数だけは28冊とそこそこありますが、漫画がほとんどでした。
なかなか落ち着いて小説が読めなくて、漫画に逃げてる感じでしたね(汗)
小説では、やはり「FLESH & BLOOD」シリーズの外伝が良かった。
ジェフリーとナイジェルの少年時代。濃ゆ~い友情に、本編以上に萌えました(笑)
漫画で特に印象に残ったのは、長らく積読にしてた「キャッスルマンゴー」でした。
12月の読書メーター
読んだ本の数:28冊
読んだページ数:2149ページ
ナイス数:446ナイス花は咲くか (3) (バーズコミックス ルチルコレクション)
評価 ★★★★☆ 両想いを確認したがまだキス止まり3巻目。38歳の恋愛経験豊富な桜井がまるで中坊。年上らしいリードが全くできてないなあ。一方の蓉一は・・・この人ファザコンだね。藤本、結構好きだから応援したい気持ちはあるけど、残念ながら分が悪いわ(笑) 無口でツンデレっぽかった蓉一がキスで頬を染めたりしてるのが激カワ。竹さんと菖太もとても気になるんだけど、この二人はカップルにならないのかな。同じ屋根の下、一人っ子の男集団、和気藹々とした感じがいいなあ。私も一人っ子なので、男だったら参加したいわ(笑)
読了日:12月31日 著者:日高 ショーコFlesh&Blood外伝 女王陛下の海賊たち (キャラ文庫)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★☆ 小説キャラに掲載された番外編の待望の文庫化。ジェフリーとナイジェルの少年時代が4作品。時系列順に描かれている。すべてナイジェル視点でナイジェル主役。まだ船に慣れないナイジェルの可愛いこと! 4作目にはかなり今のナイジェルらしくなっていて、時間の経過によるナイジェルが成長が見える。しかし、カイトには悪いが、やはりこの二人の関係性の方が百倍萌えるわ(笑) なんと濃く熱い友情! 将来彼らの前に登場するカイトがお邪魔虫に見えてるくるほど。ナイジェル派にはたまらない1冊だと思う
読了日:12月31日 著者:松岡 なつき22時のルール (ニチブンコミックス KAREN COMICS)
評価 ★★★★☆ 表題作は「ルールそのいち」のスピンオフ。知念先生編。少年時代小柄で可愛かった竜成が知念よりデカい男に成長し、知念に求愛し続けている。竜成は知念にとって初恋の相手だけど、バリタチの知念には抱かれることは受け入れられなくて・・・。受×受カップルのエツ×理央はリバカップルになることで問題解決したが、この攻×攻カップルは攻×受で固定化した。知念はエツ×理央みたいにスイッチを切り替えられるタイプじゃなかったのだな。でも、知念は受が似合ってると思う(笑) 後半はエツ×理成の同人誌作品の再録
読了日:12月31日 著者:村上 左知幾千の夜 最終夜 (ミリオンコミック CRAFTシリーズ49)
評価 ★★★★★ 宙と哲弥の止まっていた時間が再び動き出した最終話。宙はパティシエとして菓子店勤務。哲弥と偶然に再会する。「あの夜」の出来事が二人の深い亀裂になって離れ離れになってしまったけど、そのときに逃げた宙はもう守られるだけの弱い存在じゃない。一人前の社会人として哲弥と対等に向き合えるようになったら、今度は哲弥の方が後ろ向き。ジレジレしたけれど、ずっと見守ってきた二人がようやく結ばれてジ~ンとした。由衣、最後はオトコマエだった! 後日談で宙がリョーちんにしたさりげないカムアウトが衝撃的(笑) P付
読了日:12月30日 著者:木下 けい子キャッスルマンゴー 1 (MARBLE COMICS)
評価 ★★★★★ 新刊で買ったのになぜか積読になり、年末駆け込みで読了。AV監督×家業がラブホテルの高校生。小椋ムクさんの柔らかい絵と木原ワールドが見事に融合した作品。これは十亀の少年期を描いた「リバーズエンド」も読むべき。小説の方が痛い系だったが、漫画の方はソフトな仕上がり。どちらも世間から恥ずかしいと思われる職業に関わりながら、その仕事に誇りをもっている者同士。そこから心の繋がりが生まれていくのだけど、さすが木原さん原作。構成がしっかりしてるので、すごく読み応えがある。次巻で痛くなるのかな? P付き
読了日:12月30日 著者:小椋 ムク,木原 音瀬不測ノ恋情 1 (Dariaコミックス)
評価 ★★★★☆ デザイナー×雑誌編集部デスク。「純情」で圭祐の元カレだった宮田主役のスピンオフ。宮田も伊倉もネコに甘えられたいタチ同士。全く好みでない伊倉に惚れられ、迫られてるうちに、迷惑がっていた宮田にも少し変化がみえてきた。しかし、宮田は、伊倉にはカッコ悪いとこも平気で見せちゃうし、けっこう我儘なツンデレになってるな。ネコちゃん相手より自然体に見える。宮田が抱かれることに抵抗があるので、超えそうで超えない焦れったさがいい。マウント合戦ではない攻×攻で、好みのカップリング。2巻目が楽しみ♪
読了日:12月29日 著者:富士山 ひょうたタッチ・ミー・アゲイン (ビーボーイコミックス)
評価 ★★★☆☆ ヤマシタさんのコミックスは初読み。「息をとめて、」のデザイナー×紙屋と「キャンディ・レモン・ピール」のオカマバーホステス×フリーライターが面白かった。どちらかというと、外見が攻に見える方が受けてるパターンが多いような。雑誌などで読んだことのある作品よりはだいぶ好印象。ヤマシタさんの絵と感性にはずっと苦手意識があり、避けてきたけど、この作品集はわりと読みやすかったように思う。ただ、多くのファンをもつヤマシタさんの良さがわかった!というほどではなかったが・・・(汗) ※レンタル本
読了日:12月28日 著者:ヤマシタ トモコ今宵おまえと 二章 (ミリオンコミックス HertZシリーズ119)
評価 ★★★★☆ 1巻目での陸郎の告白に「考える」と答えた保孝。親友だと思っていた相手からの突然の告白に戸惑う保孝。後輩のときは簡単に寝ちゃった保孝が陸郎に対しては悩むのは、陸郎が特別な存在で、失いたくない親友だから。でも親友から恋人へのハードルは保孝には高すぎて・・・キス+手○キ止まりの第2巻。陸郎の妄想変態っぷりがいいね。積もり積もった10年分のパワーを感じるわ。便秘とカンチョーが会話にでてきたり、受(これは決定)の保孝が翌朝うっすら髭の生えてるとか、BLらしくないとこもいい! 次巻も楽しみ♪ P付き
読了日:12月28日 著者:木下けい子ビューティフル デイズ (バーズコミックス リンクスコレクション)
評価 ★★★★☆ コメディはとことんコミカルで、シリアスは痛い系・・・というのが斑目さんだなあと実感する1冊。表題作は拾われ猫(子供)と拾い癖のある飼い主のお話。斑目さんのシリアスの攻はダメ男がわりと多いな。最後はハッピーエンドだけど、攻の無神経さが別の一人を傷つけたには違いない。もうひとつの連作は、見事なまでの擦れ違い四角(故人もいれると五角)関係。けっこうドロドロしてる。一番好きだった相手と結ばれず、小さな幸せの均衡を保つ関係。今の偽物の愛がいつか本物になるのを願うしかない。ヘビーな心理描写中心の1冊
読了日:12月28日 著者:斑目 ヒロ臆病者に愛の手を (花音コミックス)
評価 ★★★☆☆ 上川さん2冊目。前に読んだ「ほめてのびる恋だから」より面白かった。失礼ながら、絵・ストーリーともかなり上達されてると思う。表題作よりも「彼氏獣化計画」の方が好みかな。筋肉質の消防士に一目惚れした主人公が抱かれることを夢見てたら、いつの間にか抱く方に・・・というオチが面白い。これも一応受×受なのか?(笑) まあ、この二人なら将来的にはリバもいけるね。「君がいなけりゃ」のワンコ型御曹司×ツンデレ社員も面白かった。表題作は、両家の息子同士の話の方が読みたいかな。※レンタル本
読了日:12月26日 著者:上川きちLOVE STAGE!! 第1巻 (あすかコミックスCL-DX)
評価 ★★★★☆ 「やばい2012年版」で53位にランクインしてた本書。コラボの小説版の方も18位に入ってたので、興味がわいて読んでみた。失礼ながら期待してなかったけど、あれ~、すごく面白いじゃない!(笑) 女装したら超美少女の根暗オタク・泉水のキャラがいい。乳首が感じて「オレBLの受なの?」と悩むとこがさすがオタク。このズレ方とすぐあわあわパニックになる泉水にたくさん笑わせてもらった。脇役もいい味だしてる。きっちり予定調和の良質の王道ラブコメ。絵も可愛い。小説版も読みたくなった。※レンタル本
読了日:12月26日 著者:蔵王 大志Chara (キャラ) 2012年 02月号 [雑誌]
評価 ★★★☆☆ 「DEADLOCK」の付録目当て。それから「DEADLOCK」漫画化1回目ということで。ディック登場!というところで終わってしまった。このペースだとコミックス1冊では収まりそうにないな。でも、動くユウトが見れただけで満足。「理髪師」と「リヴァイアサン」もあの短さで隔月連載。コミックス化はいつのことだろう(遠い目) 10月号で気になってた秋葉さんの連載、既に1CPはくっついてたのね。今はもう1CPの話。砂河さんの幽霊退治の話が面白そう。クリアファイルはB6サイズ。美しい!
読了日:12月24日 著者:大本気。2 (ジュネットコミックス ピアスシリーズ)
評価 ★★★★☆ 歯科医×鳶職人。爽兵の実家で爽兵と同居。迅の幼馴染み・遊馬が二人の幸せな生活に暗い影を投げる。遊馬の迅への執着っぷりがすごかった。遊馬がワルでも、彼の孤独を理解できる迅だから見捨てきれない。今回はレイプ&暴力シーンが多かったな。迅の過去の清算という意味では必要な通過儀礼だったのだろうけど。シリアスに話が進む中、爽兵の母が癒しの存在だった。とにかく迅に新しい家族ができてよかった! 篠田は結構お茶目だったのね。「可愛気」の二人が懐かしかった。できれば「大人気」の二人にも会いたかったな
読了日:12月22日 著者:鹿乃 しうこ銀閣博士とモルモット (ジュネットコミックス 13)
評価 ★★★★☆ 博士×助手。エネルギー不足で格差社会になった近未来。一度はエネルギー問題を解決する研究をしていた銀閣博士が、ある事件をきっかけに世の中に絶望し、金持ち相手の性具ロボを作るようになった。博士に憧れる助手の茅ノ谷は、研究のためのモルモット扱いで、ロボを使ったセクハラ漬けの毎日。それでも博士を慕う茅ノ谷が可愛くて健気。そんな茅ノ谷の愛情に人間らしさを取り戻していく博士。無機質な機械を使ったエロだけど、底にあるのは純愛。難しい設定だが、池さんの画力と構成力で難なくクリア。読後感もよかった
読了日:12月22日 著者:池 玲文一生続けられない仕事(2) (バンブーコミックス 麗人セレクション)
評価 ★★★★☆ 表題作は100ページほど。4人の関係はあまり進展していない。三上と片山と死んだ元カレの過去が、ようやくうっすらと見えてきたところ。しかし、やっぱり片山×早坂、森×三上なのかなあ。どうもシックリこないのだよねえ、この組合わせ。諦め悪いと自分でも思うけど(笑) しかし「人はなぜ」シリーズは・・・きたーっ、オヤジ受!! フフフ、これは願望通りよ♪ まあ、この二人ならリバもありだけど。襲い受かオヤジ受かリバかの攻防に決着がついてよかったわ。門倉の変態さが素敵だ。巻末の短編も無精髭受が良いね♪
読了日:12月20日 著者:山田 ユギ桃色男子 檸檬編 (ジュネットコミックス ピアスシリーズ)
評価 ★★★★☆ 12月の東京都の不健全図書に指定されてしまった本書。現在アマゾンからは削除されている。とてもエロ可愛い作品だけに残念でならない。10月に続いてまた藤井さんの著作が指定されたことで、藤井さんの今後の作家活動が心配になってきた。桃色男子シリーズ3作目。前の2作とエロさは同程度。最近の締め付けの強さを示している。フェロモン一族の攻・檸檬編。問題は話が完結してないこと。いいところで終わってるのに、この指定で続編の刊行に支障がでないか心配。藤井さんとジュネットに頑張ってほしい。※友人よりレンタル
読了日:12月18日 著者:藤井 あや桃色男子 モモ&蜜柑パパ編 (ジュネコミックス)
評価 ★★★★☆ モモ&父親の蜜柑編。モモのお相手は、精通以来男達に襲われまくるモモをいつも救ってくれてた同級生・津森。精通以前からモモが好きだったという津森と結ばれる。蜜柑のお相手は村岡。柔道をするきっかけになった川島に失恋。当時師匠だった村岡に告白されて以来の16年愛。蜜柑の寝技が無敵なのは、対戦相手がフェロモンで骨抜きになるからというのが面白い。母親が誰かもわからないけど、モモと蜜柑の絆は強いという親子愛編でもある。この巻も飛ばしてるな。村岡の髭はない方が好み。エロエロ可愛い1冊。※友人よりレンタル
読了日:12月18日 著者:藤井 あや桃色男子 林檎編 (ジュネコミックス)
評価 ★★★★☆ 大学生×高校生。まさしくエロのための設定だがなかなか面白かった。精通が始まると男女問わず惹きつけるフェロモンを発する一族。主人公・林檎は林檎の香りを発散する。京都の香の老舗の跡取り息子・宇田川に監禁され、新商品開発のために、林檎は精を毎日絞りとられる。でもいつしか二人の間に愛が芽生えて・・・というお話。叔父が蜜柑、従妹がモモで皆受だけど、檸檬という攻もいるらしい。ハンパなくエロいが、設定もユニークで絵も可愛い。適度に切なさもあり、単なるポルノグラフィ以上の満足感あり。※友人よりレンタル
読了日:12月18日 著者:藤井 あやこのBLがやばい!2012年腐女子版 (Next BOOKS)
評価 ★★★★☆ コミックベスト10は8冊既読・1冊積読。9/10の結果は自分的には満足。ベスト11~20でも3冊読んでいた。小説ベスト10はシリーズものが多かった。旧装版で読んでるのも合わせると9/10。残りの1冊もシリーズ3冊まで読んでリタイアしたもの。面白いのは「売れすじ=上位ランク」ではないこと。角川レーベルが売れてる作品でもランクインしてない。コアなBL読みが参加してるのか、少し玄人寄りの選抜になってる模様。「是」特集はショボい。夜光花さんのインタビューが良かった。新規開拓の参考にいいと思う
読了日:12月15日 著者:SUPER LOVERS 第4巻 (あすかコミックスCL-DX)
評価 ★★★★★ 1巻目ではハルは確かカッコ良かったはず・・・なのだが、巻を重ねるごとにどんどん残念な人になってるような。零との仲は少しずつ進展してるのだが、かつてのNO.1ホストが今では零以外では勃たなくなり右手が恋人。零への妄想がどんどん肥大化して変態度がUPしてるのは溜まりすぎてるからかしら・・・と思うほど人格崩壊が進行中。春子の来日編となった4巻目。春子の人となりは十分わかったので、5巻目はハルと零の更なる進展を期待したい。でも、零の天然の可愛さはホント凶悪だね。亀のような歩みも零なら許せる(笑)
読了日:12月13日 著者:あべ 美幸愛玩伝説 (ジュネット文庫 14)
評価 ★★★☆☆ 10年ほど前の短編を集めた作品集。8ページのカラー口絵が付いてるのがいいね。攻×攻のリバものが2作品。神葉さんは初期はリバも描いてたんだなあ。さらには、レザーフェチ、自縛趣味、レイプショー、女装攻等々。シリアス1作品を除いてヘンタイ路線コメディばかり。ばかばかしくて笑えるけど萌えはないかな(笑)作者曰く「絵も設定も一番アダルト目指しな頃」の作品とのことで、ジュネットだし、エロいのは確か。トンキワエロを楽しむにはよいかと思う
読了日:12月13日 著者:神葉 理世オイシイオトコ (ドラコミックス)
評価 ★★★★☆ 焼き肉店オーナー×バイト店員。匂いフェチの四ツ屋が、ストレートど真ん中の匂いの持ち主・松田に惚れて口説き落としちゃう話。チ○コフェチに続くフェチもので、テイストや展開は似てるけど、やはり面白い。遂には匂いで松田の考えてることや行動範囲までわかるほど松田を極めちゃうとは・・・愛だね(笑) 同時収録の教師×教師は、同レーベルの「17歳の密かな欲情」のリンク作。高村が脇役で登場。「17歳」のときはズバリすべてを見せてくれた高久さんだが、やはりあの部分はぼかし気味。つくづく表現規制が恨めしい
読了日:12月12日 著者:高久尚子若旦那御乱心!! (ジュネット文庫)
評価 ★★★☆☆ 10年ちょっと位前の短編ばかり集めた作品集。絵は現在の片鱗はあるが、少し古さを感じる。シリアスもあるけど、主に変態チックなアホエロ・コメディ。表題作はなんと、表紙左の若旦那が襲い受。親子二代にわたるホモ旅館(笑) 表題作だけでなく、金髪留学生×ツッパリ高校生の話も攻受がビジュアルと逆で、初期の神葉さんはトンキワ路線だったのね。禰宜×高校生と、調香師×客の話もエロくて面白かった。全体的に萌えより笑いをとろうとしてる感じの作品が多かったな
読了日:12月11日 著者:神葉 理世誘眠ドロップ (ガッシュ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 高校生(後にマネージャー)×人気アイドル。砂糖菓子みたいに甘い幼馴染みもの。二人共初恋で、初めて同士で結ばれて、10年後までラブラブのまま。お互いどんだけ好きなんだ!と突っ込みたくなる全編おノロケのような話。10年程前の雑誌掲載作+書き下ろし80P程。今の作者より可愛いテイストでクセがなくて読みやすい。舌たらずな口調でヤラシイこと一杯口走る受に崎谷さんの片鱗が(笑) 事件も波乱もあまりなく、展開的には物足りなさがあるが、甘さ補給と癒しには最適かと。結構好き
読了日:12月09日 著者:崎谷 はるひ花雪 (幻冬舎ルチル文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 雪カップル3作目。付き合いだして6年目。大学卒業を機に、秀一と今は保育士として働く佑真が、秀一の母親にカミングアウトし同棲するまで。綺麗に纏まっていたと思う。佑真は秀一に頼るだけでなく同じ歩調で一生共に歩いていく決意をし、秀一も佑真に弱みをみせることができるようになった。二人とも大人になったね。千草はちょっと可哀相だったが。雨カップルもいい夫婦になったな。次のスピンオフは成長した隆世らしい。加賀家も遂に断絶の危機(笑) 佑真にプチ失恋(?)の隆世のお相手が誰か楽しみ♪
読了日:12月05日 著者:真崎 ひかる素晴らしい失恋 (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
評価 ★★★★☆ 短編集。宅配屋×課長(部長に片想い)、社長×秘書、通訳ガイド×海外出張中の課長、義弟×義兄(エリート公務員)、社長×課長など。管理職のリーマン受がほとんどで、スーツのおっさん受好きにはたまらない1冊。年齢と立場から、恋に一直線にはなれない男達のしがらみと本音が見え隠れする、大人のBL。片方に妻子がいる話もあるけれど、倫理的に踏み外さない展開なので読後感もいい。このあたりのさじ加減は上手いなあと思う。表題作と「いちばんの愛」は妻ある男を愛した男の純情と切なさが滲みでていて胸にジンとくる
読了日:12月03日 著者:西田 東恋愛前夜 (キャラ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ お隣さん同士の幼馴染みもの。前半は二人が高校生時代の話。トキオはナツメに片想いしていた。後半は1年数カ月後。トキオへの恋心を自覚したナツメがトキオを追って上京するが、既にトキオに恋人がいるという擦れ違いラブ。ナツメ視点でナツメの心情面が細やかに描写されている。作者が「普通」というテーマだと言う通り、等身大の人間が描かれているので一々共感してしまう。ヤコ先生が良い人だっただけに気の毒だった。三角関係は誰かが泣くんだよね。穂波さんの挿絵も絶品♪ 二人の後日談読んでみたい
読了日:12月02日 著者:凪良ゆう神様も知らない (キャラ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ 刑事+モデルクラブ社長×花屋の青年。三角関係+事件もの? あらら・・・続きものだったのか・・・! それならそうと言って~、心の準備がいるのよ(笑) 高遠さん×高階さんというマイ・ゴールデンコンビがシリーズものになるのは嬉しいけどさあ。花屋の青年を巡り、太陽の下で咲く向日葵と、夜にしか咲かない隠花植物という、対称的な二人の男を配置し、そこに事件が絡んでいく。しかし、次で完結はしないよね、たぶん。あ、私も流は受だと思うわ。予定にないと言わず、ぜひ日置×流でお願いしたい♪
読了日:12月01日 著者:高遠 琉加
2011年12月の読書メーターまとめ詳細
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2012/01/02 08:45 | 読書メーター | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) TOP
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