2012年1月の読書メーター
1月の読書メーターをUPします。
内訳は、小説17冊、漫画11冊、同人誌3冊、企画本1冊。
読書メーターは、昨年8月頃から、あらゆる読み物をユーザーが自由に登録できるオリジナル登録機能を追加しました。それによって、絶版本、電子書籍、同人誌、自費出版、フリーペーパー、パンフレットなど、アマゾンで取り扱わない読み物にも感想をあげることができるようになりました。
そこで、私も、今年からはそういった商業誌以外の本もできるだけ読書メーターに登録することにしました。
同人誌3冊、企画本1冊は、オリジナル登録した本になります。
なので、冊数は32冊ですが、昨年ならば28冊ということになります。
なお、昨年までは読書メーターの並び順を新しい順にしていましたが、今年から古い順とします。
小説では、秋月こおさんの「要人警護」シリーズ6冊がようやく読めました。
最近、特殊警察ものがプチブームの私。これは1冊がわりと分厚いため6冊はかなりのボリュームでした。
前半より後半の方がBLとしてもSPものとしても面白くなりました。
漫画では、村上左知さんの「木曜日の恋人」シリーズ5冊、扇ゆずはさんの「レオパード」シリーズ3冊完読。
小説では、牧山ともさんの「平安時空奇談」シリーズ2冊、天野かづきさんの「BACK STAGE !!」シリーズ2冊など、2冊以上の連作ものをよく読んだ1月でした。
オリジナル登録した本は以下の4冊。「FLESH & BLOOD Character Book」が特に良かったです。
WARUM(樹生かなめ) : 2011年冬コミ同人誌
花嫁の水着(佳門サエコ) : 2011年冬コミ同人誌
君が眠りにつくまで(可南さらさ) : 2011年冬コミ同人誌
FLESH & BLOOD Character Book : 徳間書店オリジナル小冊子
では、続きはたたみます。
1月の読書メーター
読んだ本の数:32冊
読んだページ数:4708ページ
ナイス数:402ナイスいけ好かない男 (幻冬舎ルチル文庫)
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 会社の後輩×先輩。松雪さん、「淫魔」「オヤジ」に続く3作目・・・今までで一番王道路線。それだけに今ひとつインパクトに欠けたような。蓮のブラコン&ツンデレぶりも笑えたし、仁科とのキスシーンは萌えたし、天使だと思っていた涼太が実は小悪魔だったというオチも面白かったし、エロは好みだし、悪くはないけど、もうひと一捻り欲しかったな。松雪さんへの期待度が高いので評価が厳しくなってしまうのかもしれないが。言葉のコミカルなセンスは好きなので、今年も期待してます♪
読了日:01月01日 著者:松雪 奈々たとえばこんな恋のはじまり (ディアプラス文庫)
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 前半は心理カウンセラー×リーマンで介抱ナンパ。後半はカフェ店長×リーマンで、セミナーがとりもつ恋。1カップルの話が短いので、1カップルで1冊にしてほしかったかな? セミナーのインパクトは「美男の達人」ほどじゃなかったけど、典雅さんらしい面白さがあった。ただ、レーベルに合わせたのか、典雅さんにしては素っ頓狂さは控えめ。典雅さんはもう少しハジけてる方がいいかな~。本編よりも、あとがきの方が面白かったり(笑) 1年に1冊でたら大ラッキーといわず、2冊くらいはだして下さい!
読了日:01月03日 著者:小林 典雅BACK STAGE!!(1) (角川ルビー文庫)
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 「LOVE STAGE!!」が面白かったので、小説版のこちらも。ショーゴ×玲編。劇場の裏方とか、芸能人の私生活という意味のあるタイトルは、マネージャー業の玲の話にぴったり。漫画版でみたショーゴはもっとチャラ男に見えたけど、ちょっとイメージが違う感じかな。始まりは出会い頭みたいなエッチからだったけど、ショーゴは意外と一途で健気な男だった。ツンデレ・玲の心をどうやって溶かしていくか興味津々。しかし、これだけ遊べる弟をもった影木さんが羨ましい(笑) 巻末漫画も面白かった♪
読了日:01月04日 著者:天野 かづき薔薇の守護 (SHYノベルス278)
小説★★★★★ 挿絵★★★★☆ 今回、ケイは多くの大事な人を亡くした。祖父、アデラ。だがケイにとっての一番大きな試練は、自らの手で自分の守護者の一人を殺さなければならなかったこと。そして・・・ケイの中で揺るがないある決意をみた。たとえ愛する者であっても、不死者となった者は自らの手で葬ること。レヴィンがケイを避けていた理由は、ラウルが指摘した真実にもつながる。キャラ全部に愛着があるので、誰も死んでほしくないし、皆幸せになってほしいが。怒涛の最終巻は、かなり重い展開になりそうでドキドキ。全サも忘れずに!
読了日:01月06日 著者:夜光 花色恋沙汰 (ジュネットコミックス ピアスシリーズ)
★★★☆☆ 少年期に強要された売春のトラウマから被虐的なセックスしか受け付けなくなった喜春を巡って、従兄の匡虎と側近の倫という二人の男が絡み、表紙通りの3Pエンド。ピアスなのでエロエロなのだが、ゴーカン、売春、SMプレイといった濡れ場ばかりで、あまり萌えなかったなあ。匡虎のプレイには愛が感じられなかったわ。なので、個人的には匡虎よりも、ストーカーチックな倫の方が好みかな。同時に初期の短編集も購入したが、春日さんは昔の作品の方が好みかもしれない。カバー下に描き下ろしあり。アニメイトP付き
読了日:01月06日 著者:春日 直加SEXアニマルズ ~眼鏡男子と女装男子~ (ジュネット文庫)
★★★☆☆ 春日さんのデビュー作から2004年までの短編集。春日さんは3冊目だけど、これが一番面白かったかも。前に読んだ2冊は、ボクサーものは不倫もの、ヤクザものはSM嗜好で萌えなかった。でも、これはアホエロ&マニアックなのに一番愛が感じられた。この頃の話の方が好みかも。絵は今より少~し古いけど、あまり気にならない。デビュー作と表題作が面白かった♪
読了日:01月06日 著者:春日 直加木曜日の恋人 (kobunsha BLコミックシリーズ)
★★★★☆ 歯科医×高校生(幼馴染み)、大学生(元教え子)×高校教師、会社の同僚同士、在宅デザイナー×リーマン、の4カップル。シリーズ1作目とあり、どのCPの話もはじまったばかり。どのCPも可愛くて、面白かった。受がみな可愛い! このコミックス以降シリーズ5冊でてるけど、1冊に数カップルの話が収録される形で続いてるので、各カップルをしっかり把握しときたい
読了日:01月07日 著者:村上 左知夜、君の愛を知る (kobunsha BLコミックシリーズ)
★★★★☆ カフェ店主×シェフ、カフェバイト×同級生、義兄弟同士(同い年)、出会い系で知り合ったリーマン同士(実は人違い)、リーマン×派遣社員(元同級生)の新5カップルに、「木曜日の恋人」のリーマン同士(同僚)の後日談。カップルがたくさんでてくるので、整理するのが大変(笑) カフェ「ねこのみせ」の猫耳ウェイターが可愛い。義兄弟と出会い系リーマンの話が特に好きかな。後日談のリーマン同士は、受がどんどん可愛くなってる。攻が包容力あっていい!
読了日:01月08日 著者:村上 左知BACK STAGE!!(2) (角川ルビー文庫)
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ ショーゴ×玲編。1話目は1巻目から3年後。玲は、超人気インディーズバンドのボーカルになったショーゴと再会する。2話目はメジャーデビューしたショーゴのその後。ショーゴと多忙な玲とのプチ旅行編。3話目は現代編。泉水がデビューしてるらしいので「LOVE STAGE 1」より少し後の話で、玲の過去を知る男のストーカー騒動。ショーゴは可哀想なくらい玲一筋。玲も少しずつショーゴを好きになってきてるのが嬉しい。ショーゴ、あと一押し! しかし、影木さんの弟への愛を感じるな(笑)
読了日:01月08日 著者:天野 かづき僕の知らない恋の話 (kobunsha BLコミックシリーズ)
★★★★☆ 「木曜日の恋人」に載ってたデザイナー(有間)×リーマン(佐伯)CPとリーマン同士(来島×皆見)のその後と「夜、君の愛を知る」に載ってた猫耳カフェのシェフ(辰巳)×店長(彰)CPの高校生時代。新カップルは、リーマンの元恋人(タナカ)とデザイナーの高校時代の友達(水沢)。無自覚に色気ダダ漏れなのに、心は初心な佐伯がやはり可愛いな~。上司も悩殺してたとは! 有間がヤキモキするのもわかる。日常的で、優しい雰囲気が好ましいシリーズ
読了日:01月09日 著者:村上 左知ガラスの匣 (ローズキーノベルズ)
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 落とし&育成ゲームもの。売れない俳優・紺が、売り出してもらう条件は3人の男達の内1人を落とすこと。6人の男が集うが、最終的には3CPに落ち着いた。6人に複雑な背景があり、一筋縄ではいかない意外性に満ちていたのはさすがだが、BLとしての萌えが今ひとつ。中途半端感あり。メインCPより、ストーカーチックなグレン×長田の方が好み。しかし、グレンの車を燃やしたのが”彼”とはね。確かに、皆に眠っている狂気が引き出されたガラスの匣だったんだな。コミコミPは、グレン&長田編。
読了日:01月09日 著者:沙野 風結子夜、あなたの甘い声 (kobunsha BLコミックシリーズ)
★★★★☆ お馴染みの来島×皆見がこの巻でも登場。来島には双子の弟がいた。ということで、新カップルは立川(苦学生バイト)×深幸(ゲイバーオーナー)。田中×水沢もようやく恋人同士っぽくなってきた。水沢が田中のどこがいいのかよくわからんが(笑) 皆見の昔の男が登場したけど、来島がヤキモチやいたくらいで、鉄板にラブラブなので波乱はなし。弟組は、年下攻の立川のワンコっぽさが良かった! この二人だとリバもいけそう(笑) 特に何があるってわけじゃないけど、まったりと心和むシリーズ
読了日:01月10日 著者:村上 左知夜、君の隣で夢を見る (kobunsha BLコミックシリーズ)
★★★★☆ 来島×皆見、立川×深幸、田中×水沢、それにピンで佐伯。あとは高校生同士が1組。5巻まで読んできたけど、好みのカップルは有馬×佐伯と立川×深幸。来島と皆見は・・・ちょっとワンパかな。立川の一本筋の通った性格がいい。佐伯の地味なのに色気垂れ流しなとこも好き。この巻でちょっと田中を見直した(笑) 栄転を断るほど水沢が好きなくせに、本当にわかりづらい男だ。今の1年に1冊のペースでいいから、このシリーズはずっと続けてほしい。ただ、登場人物が多いので、できればもう少しキャラの描き分けをしてほしいかな
読了日:01月10日 著者:村上 左知花嫁の水着
★★★☆☆ 2011年冬コミ新刊。篤志と悠宇の大学受験が終わった。でも、受験の3か月間悠宇から距離を置いていた篤志に不安を感じる悠宇。勉強といいながら篤志がバイトしていた理由は二人で暮らす部屋を借りる資金作りだった。白い水着は花嫁の色・・・ということで、篤志のプロポーズ。幼馴染、親友、恋人に、さらに花嫁が加わった。エロかった! 悠宇のお尻が心配になるほど。ズコズコ汁だくで暴走一直線の篤志。あとがきで「もっとねっとりもったりしたかった」と。いや、十分ねっとりしてると思います(笑)このシリーズはまだ続く模様
読了日:01月10日 著者:佳門 サエコWARUM
★★★★☆ 2011年冬コミ新刊。「限りなく」シリーズ&「最果てのロクデナシ」&「龍&Dr.」シリーズの番外編集。堀が相変わらず気の毒な目にあってる。千葉たちとは毛色の違うロクデナシ・矢野に苛められるが、自分以外の人間が堀に被害を与えるのは我慢できない千葉がきっちり矢野を痛めつけてくれる。ロクデナシグループでは千葉が一番マシか。堀に対してだけは誠実だしね。「龍&Dr.」の方は、舎弟たちのお話。メインカップルの方が何気に枯れてきてるので、新カップル作ってほしい。この際「ジュリアス」オーナーと宇治でもいい
読了日:01月10日 著者:樹生かなめ~平安時空奇譚~ 覡は永遠の恋人 (アズ・ノベルズ)
小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 中世史専攻の大学生が平安時代にタイムスリップしてしまうファンタジーラブコメ。独特の牧山節は健在で、突っ込み処はあるけど、軽くサクサク楽しめる。変態&羞恥心ゼロの平安貴族・光玲と、恥ずかしがり屋の現代人・秀輔の夫婦漫才のようなやりとりが面白い。帰る方法を模索するうちに光玲と相思相愛になり、中世に残る決心をする秀輔。秀輔の性格がポジティブで好感がもてた。脇キャラも個性的で少し変わってるけど、基本的に皆いい人ばかり。光玲が絶倫のためエロはそこそこ濃厚(ただしコメディ風味)
読了日:01月12日 著者:牧山 とも≠ノットイコール 2 (スーパービーボーイコミックス)
★★★★★ 「実は親子じゃなかった」なんてオチをもってきてたら、テーマに歪みが生じたと思う。この潔さはさすが池さんだと感心した。世の中の倫理観と幸福は必ずしもイコールではない。だが、果の幸せと涼の幸せはイコールなのだと。諸手を挙げての明るいハッピーエンドではなく、心の中に十字架を背負いつつ、しかし一緒に生きていくことを選んだ二人。禁忌とはなにか、倫理とはなにか、生理的嫌悪の本質とはなにか。BL作品の本質からは本来は避けて通れない部分を、前面から大胆に切り込んだ作品で、個人的にはとても満足な結末だった
読了日:01月13日 著者:池 玲文宮様は覡の虜―平安時空奇譚 (アズ・ノベルズ)
小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 由緒正しき神社の権宮司(神社の跡取り)×平安時代から現代に飛ばされた皇子。またはS×Mのカップル。泰仁視点での、平安時代と現代のカルチャーショックの連続が面白い。超箱入りで純粋培養で人を疑うことを知らない、世間知らずで天然の泰仁の弱み(?)に付け込んでS気質丸出しで苛める孝宏はあまり好きになれなかった。泰仁にベタ惚れなのはわかるけど、愛情表現が歪みすぎてる(笑) 泰仁の可愛さが家族にも愛され、二人の結婚も難なくクリア・・・なのはBLコメディのお約束? エロは前作より濃厚
読了日:01月15日 著者:牧山 ともFLESH & BLOOD Character Book
★★★★★ メインキャラ10人のキャラクターデータ&彩さんの描き下ろしイラスト&書き下ろし番外編小説2編。「魔物」はイングランド側でユアン視点。ナイジェルが「あいつじゃなくてよかった」と言った「あいつ」は、「女王陛下の海賊たち」にでてきた「あれ」のことだね。「小鳥は」スペイン側でアロンソ視点。まだカイトがスペインに囚われていた頃の話。アロンソはホントにビセンテを愛してるのだなあ、片想いだけど(笑) アロンソとユアンという意外な視点からのお話で楽しめた。フレブラファンにとっては永久保存版の書
読了日:01月15日 著者:松岡なつきレオパード白書 1 (ディアプラスコミックス)
★★★★☆ 真行寺×絢編。超美形で銭ゲバのカリスマホスト・絢が、財閥次期総帥の真行寺に執着され、初めての恋に絡め取られていく話。美人だけど気が強く、180cmの大型受の絢のグルグルが何気に可愛い。絢の心を自分のものにするために100億の取引をフイにしちゃう真行寺の、絢への嵌り具合もスケールが大きくて、超攻×攻の王道ハーレークインという感じか。真行寺の婚約にはドキリとしたが解消になりそうでなにより。エロがすごく濃厚なのも高ポイント。できれば、真行寺のもっと超絶にデレたところがみたいもの
読了日:01月15日 著者:扇 ゆずはレオパード白書(2) (ディアプラスコミックス)
★★★★☆ 燐花×薬師寺の初恋編。高校生ホスト×高校教師。小4から9年間、女と愛のないセックスをヤってヤってヤリまくってきた燐花は、セックスに飽きインポになりかけていた。そんなとき、フケ専で恋愛依存症の生物教師・薬師寺と出会い初めての恋に落ちる。この巻ではまだ燐花の片思い。薬師寺が燐花とタイマン張れる腕っぷしの強~い男なのがいい。攻と受が殴り合いできるのは男同士の醍醐味。腹筋割れてる受、あまり体格差のないカップル、大好き♪ 燐花も薬師寺のギャップにやられたのかな。絢も脇役で出演。バカップル化進行中の模様
読了日:01月16日 著者:扇 ゆずはレオパード白書 (3) (ディアプラス・コミックス)
★★★★☆ 燐花×薬師寺の恋愛編。燐花は薬師寺以外には勃たなくなり、枕営業がウリだった燐花はホスト稼業の方は開店休業状態。恋愛芝居の経験は豊富な薬師寺が、初めての本気にジタバタしてるのが楽しい。少しは年齢らしくなってきたかな。薬師寺は燐花をセフレ扱いしてるけど、ジワジワと燐花を好きになってるのがよくわかる。ホストをしてた燐花に溺れるのが怖いと思うのは当たり前だよね。でも、一旦心を決めたら、やっぱり薬師寺は潔かった。次は同棲編かな? ホストを辞めた燐花の卒業後の進路も気になるし、3巻目が早く読みたい
読了日:01月16日 著者:扇 ゆずは梨園の貴公子―外連(けれん) (ビーボーイノベルズ)
小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ まさか3巻目がでると思わなかったが好きなシリーズなので嬉しい。今回は常盤が父がやった演目で素晴らしい演技をし、役者として一段と成長を遂げる。やんわり反対してる父親に、役者生命をかけて浅葱との関係を認めさせた常盤。力技で迷う浅葱との同棲に持ち込む。まだまだ波乱はあるだろうけど、とりあえず一段落だろうか。しかし、有名人なのだからHの場所は選ぼうね。職業の百貨店のようなBLの中でも珍しい歌舞伎BLは貴重。続編希望。そして紫川。お相手はわりと想定内だったが、紫川が攻なのが意外
読了日:01月18日 著者:ふゆの 仁子サスペンスドラマ (ショコラ文庫)
小説★★★☆☆ 挿絵★★★★★ 「ホームドラマ」のスピンオフだが、前作を読んでなくても問題なし。公安部部下×上司。体育会系大型忠犬攻と女王様受のカップル。後藤のキャラがユニーク。滅茶苦茶強いスーパー攻なのに女性恐怖症。風間の美しさでなく”強い男”の部分に惚れている。その関係性は男同士ならでは。後藤の風間を守ろうとする想いは絶対で、臣下が王を守る騎士道精神にも似てる。わかりやすい甘さではないので、剛さんらしい冷静な視点もあり万人受けではないかも。本間さんの挿絵は絶品。Pは大晦日編。コミコミSSはPの続き
読了日:01月19日 著者:剛 しいら要人警護 (キャラ文庫)
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 新米SP×エリートSP(兼SAT教官)。新任SP・剛志はあろうことか、美晴を捨て結婚した男の弟だった。しかも容姿が兄に瓜二つの剛志に惚れられてしまう。しかし、この巻での美晴のお相手は警護対象のアラブの外相・アッジール。濡れ場はあるけどあまりエロくはない。といって、剛志が今のところあまり好感のもてる攻ではなく、ノリが軽すぎるし、下品すぎてちょっとイライラ。三枚目ぶりがご愛嬌にならないくらいデリカシーない。2巻目以降成長してくれるといいが。恋愛より9割方お仕事シーンの1巻目
読了日:01月21日 著者:秋月 こお特命外交官 要人警護(2) (キャラ文庫)
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ EUからの要人襲撃事件で重傷を負った美晴は職場復帰したものの心身に傷を残した不完全な状態のまま、クーデターで国を追われたアッジールの日本滞在中警護の任につく。更には逆クーデターを目論むアッジールの帰国に特命外交官として同行を命じられる。剛志は押しかけ民間ボランティアとして強引に同行。剛志も1巻目よりはマシになったが、相変わらずカッコ悪くておバカだった。一応エロはあるけどこの話にはいらないかも?と思うほどエロくない。恋愛部分以外は面白い(・・・ってBLとしてどうよと思うが)
読了日:01月22日 著者:秋月 こお駆け引きのルール 要人警護(3) (キャラ文庫)
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ アッジールを無事逃がすために、時間かせぎの囮作戦。それは極めて危険な任務で、任務を遂行する美晴を守るために剛志は、自らアッジールに成りすます役を引き受ける。敵に捕まった二人を待っていたのは捕虜としての酷い扱い。今回は美晴が敵にリンカンされるかなり辛いシーンも。自分のために何も捨ててくれないアッジールのためにここまで尽くす美晴はMなのだろうか(職務に対する責任感があるにせよ) 2度目の失恋をした美晴。恋愛の土俵で、砂漠でのゲリラ生活で一段と成長した剛志の出番がようやくありそう
読了日:01月24日 著者:秋月 こおシークレット・ダンジョン ―要人警護(4) (キャラ文庫)
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 新人SP3バカトリオの教育担当になった美晴。この人も苦労性だなあ。外相の警備担当になった美晴班長だったが、一種のカルト集団に襲撃され、剛志は重傷、SAT隊員に死者をだしてしまう。美晴の厳しい指導に反感をもってた3人は連名で美晴を訴える暴挙に。懲戒処分を覚悟した美晴は入院中の剛志を訪ね、1回限りの本懐を遂げさせるが・・・。3バカトリオの図太さに呆れてしまった。こんな3人を許した美晴は心が広いわ。剛志はお試しに合格し、セフレに昇格。ようやく恋愛の土俵にあがることができたかな
読了日:01月25日 著者:秋月 こお暗殺予告 要人警護5 (キャラ文庫)
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 女性新人SPの教育係となったものの、男社会での女性部下の扱いに戸惑う美晴。そんな中、薬物中毒者に外相が襲われる事件が起こり、そのときの行動で剛志は美晴の機嫌を損ねてしまう。後半は、美晴が昔寝た男(TV局のプロデューサー)が仕掛けたSPのドキュメント番組製作の話が持ち上がる。更には、外相を狙った新たな暗殺予告が! この巻はわりとBLらしかったし、事件部分も面白かった。美晴は剛志にベタ惚れだけど頑固なペシミスト。まだ剛志に全てを委ねる勇気がもてないようだ。最終巻でどう纏めるか?
読了日:01月26日 著者:秋月 こお鬼畜 (二見書房 シャレード文庫)
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 弟+父×兄。遂に読んでしまった話題沸騰の禁断の書(笑) 兄が狂った弟に徐々に精神的に追い詰められ逃げ場を塞がれて弟の手に堕ちていくブラックな話で、一種のBLホラー?(笑) 人によっては地雷のオンパレード。放火、強姦、脅迫、家族内殺人、兄弟相姦、父子相姦、3P。これだけ兄に執着してる弟が兄の身体を父にも共有させたのは意外だが、まだ父には利用価値があるからだろう。二人が社会人になって父の財布が必要なくなったら父も消されるのは間違いないな。弟のチャラけた話し方はダメな人が多いかも
読了日:01月29日 著者:吉田 珠姫日陰の英雄たち 要人警護(6) (キャラ文庫)
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 完結編。暗殺未遂事件で九死に一生を得た総理だが、今度は自爆テロ。SPにも多くの犠牲者がでる。カメラマン鳴神の撮った映像は日陰の英雄たちの姿を見事に映し出していた。全6巻でボリュームたっぷり。アラブ王から現役総理まで魅了してしまう男殺しの美晴。剛志も最初はダメな攻だったが、巻を追う毎にいい男に成長。美晴の攻育て物語になっている。剛志とくっ付いた4巻以降はBLらしくなったし、SPものとしても面白くなった。戦場並みにSPは殉職者だらけで日本とは思えないが(笑)凛々しい受はいいね
読了日:01月31日 著者:秋月 こお君が眠りにつくまで
★★★★☆ 可南さらさ「移り香」番外編同人誌。清司が要を立ち入り禁止にしてた奥の部屋には秘密があった・・・というお話。清司の要を撮影したお宝写真の隠し部屋でもあったのだ。恥ずかしい写真を見つけて羞恥で怒り心頭の要だったが、弟に甘い要のこと。最後には許してしまう。どちらにしても、清司の目というファインダーを透して、要の姿は清司の脳裏に永遠に焼き付けられるわけだが。今年には続編がでる予定らしい。この番外編は続編で入りきらないエピソードとのこと。続編ではハメ○りも(たぶん)あるそうなので楽しみ(笑)
読了日:01月31日 著者:
2012年1月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
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2012/02/01 08:30 | 読書メーター | COMMENT(1) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
k○ 様
k○さん、こんにちは。ご来訪ありがとうございます♪
購入の参考にしていただいてるそうで、とても嬉しいです。
今年も少しでも喜んでいただける記事をあげれたらと思います。
読書メーターは、タイトル、感想、著者名の順で並びます。
著者名が少しズレてるように見えるかもしれませんね。
拍手&コメント、ありがとうございました♪
No:1819 2012/02/01 21:04 | みずほ #- URL [ 編集 ]
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