2012年3月の読書メーター
3月の読書メーターをUPします。
内訳は、小説10冊、漫画15冊、雑誌1冊、一般書1冊。
漫画では、日高さんの「初恋のあとさき」とモンデンアキコさんの「リミッター」が特に良かったです♪
あべ美幸さんの新装版を5冊。これで、角川からでてる新装版をすべて制覇できました。
3月の読書メーター
読んだ本の数:27冊
読んだページ数:3320ページ
ナイス数:504ナイスふたご~緋牡丹と白百合~(アズ・ノベルズ)
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 医者(兄)×作家(弟)。明治時代を舞台にした双子の近親相姦もの。それに猟奇殺人事件とカルバニズムもプラス。ミステリー要素と双子の禁断の恋の話が同時進行で進む。愛ゆえの狂気が語られるわりには、それほど暗くないので読みやすかった。永之介の直次郎へのヤンデレぶりがすごくエロも濃い。露骨な擬音や直接的で生々しいエロ表現がなんとも(笑) 想いを通じたあとは蕩けそうなほど甘かった。一生涯兄弟二人だけの世界で生きていく閉塞的な世界観は好き。絵柄はそれほど好きじゃないが、この話には合ってる
読了日:03月01日 著者:丸木文華リミッター (花音コミックス)
★★★★★ 表題作は先輩刑事×後輩刑事。他、ルポライター×編集者、組長×若頭。欲望や衝動に制限をかけるリミッターが外れるとき犯罪がおこる。捜査官でもあり性犯罪被害者である雨宮に対して、ゲイの八木のラブリミッターが外れる下りは萌えた。この二人の続編はぜひ読みたい。「挑発のルポライター」は原作があるらしい。この作品のその後もぜひ描いてほしいな。恭一と木島で、遂に「髭オヤジ受」「リバ」がきた!! BL漫画家がなかなか越えられない高いハードルを軽々と乗り越えたモンデンさんはすごい。どの作品も充実してて満足の1冊♪
読了日:03月02日 著者:モンデン アキコ振り返ってみてみれば? (ディアプラス・コミックス)
★★★★☆ 「愛しいってそれだけで」は「奪われることまるごとぜんぶ」のスピンオフ。このカップルはすごく好きで、雑誌掲載のときからコミックス化を楽しみにしてた。親友同士の小沢と宮田。ある日、女好きの小沢に突然ホモスイッチが入り、宮田に恋をしてしまう。宮田は世話好きのオカン気質受。しかも可愛くてオトコマエ! 宮田が小沢に恋愛感情がどこまであったかというと?だけど、小沢の気迫勝ちだね。表題作は幼馴染の大学生同士でセフレ。主人と奴隷だった政己と賢朔の立場が逆転していくとこがいい。どちらのカップルも好き♪ P付き
読了日:03月02日 著者:阿部 あかねBaby comics EXTRA 秋山くん (POE BACKS)
★★★☆☆ 高1×高2。評判がいいので読んでみたが、私にはそれほど合わなかった。確かにエロいことしてるが、この漫画家さんの線に色気を全く感じない。結合部も性器もほとんどモザイクなしでも規制の網に引っ掛からなかったのは、このラフ画のような描き方のおかげか。秋山くんと柴の人前でのエッチも唐突すぎてついていけず、あのシチュで秋山くんがなぜ柴を好きになれたのかもよくわからず。感性で感じ取る部分が合わないと面白さがわからないタイプの作風ではないかなあ。ダメ!!ってほどじゃないけど、う~ん・・・という読後感だった
読了日:03月04日 著者:のばらあいこプライスレス・ハニー (ミリオンコミックス Hertz Series 117)
★★★★☆ 表題作は高校教師×嘱託用務員。他、会社員×喫茶店店員、義兄×義弟、大学生×美容師、受験生同士・・・の5カップル。表題作の教師が「Punch↑」の牧みたいな変態攻。普通にしてればそれなりにイイ男なのに、妄想が外にダダ漏れの残念キャラで面白かった。ストーカー被害がフェイクだった「ファイン★プレイ」は妹がGJ。これからも兄のよき相談相手になりそう。弟が兄の親友と・・・の「リプレイ」も好きな設定。最後の1ページは特に好きなショット。カラー口絵が6枚ってのも豪華だね。さすが鹿乃さん、充実の短編集だった
読了日:03月04日 著者:鹿乃 しうこコールミーダーリン (花音コミックス)
★★★☆☆ 短編集。表題作は宿屋の主人×リーマン。他、田舎の幼馴染み、部下×課長、大学理事長×リーマン。表題作と「地獄の沙汰も彼次第」は可哀想な受が、包容力があって優しい攻に出会えて救われる話。「花咲く森の中」は課長が初心で可愛い。年下だけど懐の深い攻にずっと可愛がられるといいよ。「光追う夜」はこのまま田舎で子供と3人で仲良し家族になりそう。ただ、田舎だけに・・・大丈夫なのだろうか?(笑) 最近の深井さんらしい安心路線。それなりに面白いけど、もっと濃い、深井さんでなければ描けないような作品が読みたいかな
読了日:03月06日 著者:深井結己こいのうた (ガッシュ文庫)
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ リーマン×英語教室経営。元教え子と高校教師。高遠さんは3本の指に入るくらい大好き作家さんだが、今回はイマイチのれずに読み終わってしまった。攻視点で前半は高校時代。後半は7年後の再会編。受の狩谷に感情移入しにくかった。故人もいれると3人の攻に惚れられるほど狩谷に魅力を感じなかった。更に、狩谷が八尋を好きになった理由もよくわからなかった。13年前の事件にしても、狩谷の行動に説得力が弱い。優柔不断で押しに弱いだけにみえる。柳本が貧乏くじで気の毒だったな。八尋よりいい男だったのに
読了日:03月06日 著者:高遠 琉加ダミー (リンクスロマンス)
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ シリーズ第2シーズン・第2作目。SP×エスコート調査室長。11年ぶりに、大学時代の友人・祥吾と仕事で再会した環。警護する側のSPと依頼者のダミーとして行動を共にする。11年前に一度だけ関係をもった後逃げるように米国に渡った環。好きだった祥吾に再び心を乱されて・・・というお話。脅されてる側だと思っていた依頼者が実は恐喝する側だというオチは面白かった。既出のエスコートメンバーにも会えて懐かしかった。今回のカップルはシリーズの中でもかなり好き。その後の二人のラブラブも読んでみたい
読了日:03月07日 著者:水壬 楓子恋愛☆コンプレックス (ディアプラス文庫)
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 大学生×漫画家(元公務員)。月村さんはこれで2冊目。朝チュン作家と呼ばれる月村さん。前読んだ本もほぼエロなしだったし、エロ書かない作家さんだと思っていた。しかし今回はエロは世間並(?)にあった(笑) 性癖コンプレックスと、過去に職場でそれが原因で笑い者になったトラウマから、志方は対人関係に極端に臆病でネガティブ思考の塊。被害妄想に近い思い込みから、好きな男(玲央)の前でビッチ(女王様?)を演じたりと、トンデモな方向に暴走するとこが面白くも可愛かった。挿絵もGOOD♪
読了日:03月08日 著者:月村 奎初恋のあとさき (花音コミックス)
★★★★★ 喫茶店オーナー×会社員。高校時代に深い関係を結んだ二人。真剣だった美山を、仁科が思い切り傷つけて10年後の再会。美山の恋愛観を歪めてしまった仁科が、「やり直す」のではなく「新しく始める」ために美山にアプローチをする。一見、仁科の行動はすごく身勝手に見えるけれど、美山の傷のリハビリは仁科にしかできないのも確か。一度決めたことは途中で放り出すことのできない仁科だから、今度はきっとうまくいく・・・そんな気がした。何よりも、日高さんの初リバカップルの誕生に感動(笑) 榊と岡田の後日談もよかった~♪
読了日:03月10日 著者:日高ショーコLOST CHILD (あすかコミックスCL-DX)
★★★☆☆ デビュー作ということもあり、角川からでてる新装版の中では、絵・ストーリーとも一番稚拙かと思う。あべさんは双子萌えなのか。そういえばスパラバにもニアホモっぽい双子がいたなあ。精神的な相互依存・強い執着は感じるけれど、エロがほとんどない(ほぼキスどまり)ので、さほど禁忌っぽい雰囲気はない。それほどの執着の根源が何なのかわからないので、双子がラブラブごっこしてるようにみえてしまう。あべさんのルーツとして読むにはいいけど、それ以上のものではない。絵も一番古いので、絵にこだわる人には勧められない
読了日:03月10日 著者:あべ 美幸王様の恋愛美学―准教授杉崎桂一郎 (白泉社花丸文庫)
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 准教授×大学生。続編がでたので読んでみた。真面目で純粋だけど融通のきかない変人攻は好物。一見完璧なのに、実は片づけ下手な一面があったり、甘い卵焼きが好きな子供っぽさとのギャップがいい。田中は家事上手で家庭的な母性型の受。意図せずに手作り弁当で胃袋から杉崎を落とす結果になった。母性と縁の薄かった杉崎のお母さんみたいで14歳の年の差は感じなかった。思考回路が一般人とかなり外れているので、杉崎は象牙の塔の人で正解。そういえば何を専攻してる学者なのか最後までわからなかったな(笑)
読了日:03月12日 著者:chi-co食わせ者の純愛論 〜准教授 溝部孝蔵〜 (白泉社花丸文庫)
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 大学生×准教授。「王様の恋愛美学」で脇役だった溝部と斑目のスピンオフ。少年時代の失恋の痛手から恋愛しない主義となり、軽佻浮薄の仮面をかぶってる三十路男。溝部は、「己が欲望に100%正直&建前がなくて本音のみ」の杉崎と対局な性格の男だった。ドライな人かと思ったら、とてもウェット。仮面をかぶりすぎて顔の一部になってるから急に素直にはなれないけど意外と可愛い人だった。斑目はタフで大型の猟犬みたいで、前作よりエロもアダルトな雰囲気。次は校医の上総と一ノ関あたりかな?と予想
読了日:03月12日 著者:chi‐co君は僕を好きになる 第1巻 (あすかコミックスCL-DX)
★★★☆☆ 4巻もの長編の新装版。高1同士。攻はバスケ部。遥の田島への一目惚れから始まる。何の根拠からかわからないが「君は僕を絶対好きになる」という信念から、田島に猛アタックを開始する遥。無視されてもメゲず、半ばストーカー化してる(笑) 遥が田島を好きになるまではわかるけど、遥の取り巻き3人衆がすごくナチュラルに男の遥に執着してる理由が謎。絵は確かに古いが、それ以上にオーバーなくらいの感情表現やストーリー展開、キャラのノリの方に時代(古臭さ)を感じた。とりあえず遥は田島の1人暮らしの部屋の鍵をゲットした
読了日:03月13日 著者:あべ 美幸君は僕を好きになる 第2巻 (あすかコミックスCL-DX)
★★★☆☆ 遥の猛アタックが実を結び田島と両想いになる。田島が遥を好きになった理由はイマイチわからなかったが。田島の実家にも招かれ親兄弟も公認(?)の仲に。ここで、田島の中学時代の友人・東がライバルとして登場。かき回し役その1?(笑) 田島に片想いしてる東は遥を目の敵にして何かと嫌がらせをする。東もわからん奴だった。好きだと言いながら田島に告白もせず、田島に選ばれた子を片っ端から邪魔し続けるつもりかしら? そしてそんな東に執着して妨害の協力をしてる浅見。皆さん思い込み激しいですねえ(笑)
読了日:03月15日 著者:あべ 美幸君は僕を好きになる 第3巻 (あすかコミックスCL-DX)
★★★☆☆ 2巻目の後半からのスポ根路線を引き継ぎ、バスケ部に入った遥。どうなることかと思ったが、遥の気迫に意外とあっさり身を引いた東。浅見の存在も大きかったね。遥と田島はようやく初エッチ。身も心も恋人同士に。そんな中、新たなトラブルメーカー現る。両親の重圧や不良の恐喝で追い詰められてる水野は遥に鬱憤のはけ口を見出した。愛され体質の遥は妬みや逆恨みを買いやすいらしい。水野は半分壊れてるので厄介そう。テンション高いキャラが多い中、何があっても動じない田島にホッとする(笑) 初回限定チラシの4コマ漫画が可愛い
読了日:03月15日 著者:あべ 美幸海より深い愛はどっちだ (ディアプラス文庫)
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 大学生同士。年齢も身長も身体能力も、色々な面で対等な二人。お互い相手を「可愛いから抱きたい」と思い、なかなか譲れない攻×攻対決。いざとなると受ける方が男らしかった・・・という久我さんらしいオチ。攻が姑息すぎだ~(笑) 前半が受視点。後半が攻視点。前半で決まったポジションで後半も固定したのが少し残念。このカップルならリバも可能だったのでは。とことん「攻×攻」を追及してリバまでもっていく冒険をしてほしかったな~。とはいえ、関西弁も軽快な久我さんのノリが楽しくサクサク読めた
読了日:03月17日 著者:久我 有加白衣にひそむ熱情 (スーパービーボーイコミックス)
★★★★☆ 葉月さん初読み。ドクター3部作は外科医×看護師、外科医×リーマン(医療機器メーカー)、極道×研修医(後、麻酔医)の3カップル。他に、実業家×保育士、養蚕家×アパレル商社社長。絵は癖があるので好き嫌いはありそうだけど、どんな大胆なアングルのエッチを描いても耐える画力は素晴らしい。エロ路線の作風なのに、肝心の部分が大きく白抜き、激しくハレーション状態なのが残念だわ~。そこまでせんでも・・・と思うけど、リブレ一度指定を食らってるから仕方ないのかなあ。巻末のキャラ総出演の描きおろしが良かった♪
読了日:03月17日 著者:葉月 つや子ハングリータイガー (スーパービーボーイコミックス)
★★★★☆ アニマルシリーズ2冊目。ハンバーグレストラン経営者×元竜虎団員。竜虎団を逃げ出したリーは節操なしのハングに助けられた。今回は虎同士のカップル。受のリーが可愛い系じゃなくて男っぽいとこが好み。前作でクロネコが身を寄せた黒毛団の黒牛とクロヒョウも登場。両想いだった二人がようやく恋人同士になれてよかった! 黒牛、一番イカツイのに、心根はメチャクチャ優しくてイイ男。白獅子×クロネコもチラッとでてきて嬉しかった。3冊目もでるのかな? 成長した大牙? 前作でてきたユキヒョウと狼のその後も読んでみたいな
読了日:03月18日 著者:CJMichalskiDear+ (ディアプラス) 2012年 04月号 [雑誌]
★★★★☆ 「是」のSS目当て。彰伊が前からず~っと気にしてる”あの疑問”に答えを与えた阿沙利。エイプリルフールではぐらかしたけど、あれはホントだよね。「是」10巻や「是FINAL」のBLCDでもそんな感じだったし。力一はストレートだったみたいだ(笑) 左京さん初読みだけどエロくて面白かった。コミックス要チェック。「レオパード」、阿部さんの連載もコミックス発売が楽しみ。「是」については、5月発売の「かみのほん」「いろのほん」が嬉しい♪ 次号は「レオパード」のCDと燐花編があるので買おうか迷う
読了日:03月20日 著者:君は僕を好きになる 第4巻 (あすかコミックスCL-DX)
★★★☆☆ 君僕完結編。水野がウザさMAX。東どころじゃないわ~。兄の死や両親との関係の問題があるにせよ、歪みすぎてて同情できなかった。しかし、最終巻だというのに、主役より水野が目立ってるな。遥、あまり田島に心配かけちゃだめだよ~。東も浅見と落ち着いたようで何より。本編より4編の番外編の方が楽しめたような。暴走型で思い込みの強いキャラが多く、あまり好みの作品ではなかったけど、今のあべさんの絵で描かれてたらまた印象が変わったのかもしれないなあ・・・。チラシの4コマ漫画は可愛い
読了日:03月21日 著者:あべ 美幸花の迷い仔 (ダリア文庫)
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 「花」シリーズスピンオフ。「花」&「共謀」シリーズと密接にリンク。主役キャラが総出演で懐かしい。予想通りウーのお相手は夕星だった! 今は夕矢として千翼幇の仕事をしてる夕星。夕矢は桐斗に、ウーは斎に叶わぬ恋をしている。かつて自分に足りないものをもつ相手を好きになった二人。今度は同じような痛みを共有する者同士で惹かれあった感じかな。最後は零飛の悪趣味がさく裂。「花」シリーズのアレから始まったウーのトラウマは、全く同じ方法で解消された。この発想・・・沙野さん、さすがです(笑)
読了日:03月23日 著者:沙野 風結子腐ォロー (アクアコミックス)
★★★★☆ 「白衣にひそむ熱情」が面白かったのでこちらも。「白衣」と同じくクオリティの高いエロBL漫画。しかも、ボカシの嵐だった「白衣」と違って、ほぼ修正なしなのが何よりうれしい。話に聞いてはいたけど、竿より袋がえらく自己主張してるなあ。特にバックからみた袋の大きさと垂れ下がり具合(笑)がなんとも・・・。5カップルの短編集だが、巻頭の入婿の話と、金融屋とアホの大学生の話が特に面白かった。長男夫婦と同居を夢見る姑さんの執念、怖すぎる・・・。軽く下品なとこがクセになる味。これからもBL描いていただきたい
読了日:03月27日 著者:葉月 つや子off you go (幻冬舎ルチル文庫)
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 「is in you」のスピンオフ。新聞社整理部×新聞社外報部。佐伯が43歳オヤジ受! この人は受の方が似合うね。お相手は義兄(妻の兄)で幼馴染みの義時。小5で出会い、つかず離れずで縁の切れなかった二人。男同士じゃなかったら、違う出会い方だったら・・・これだけ遠回りしなかったのかもしれないけど、お互いに離婚し、障害がなくなっても一緒には住まない選択肢をするスタンスがこの二人らしい。「不幸じゃない」と「幸せ」は同じじゃないという言葉が重い。ようやく二人が「幸せ」になれて何より
読了日:03月28日 著者:一穂 ミチ密林の覇者 アーサーズ・ガーディアン (SHYノベルズ)
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ ハリウッド俳優×日本人サバイバルインストラクター。このシリーズは「硝子」「胡蝶」だけ読んでリタイアしてたが、たまたま残り2冊を譲っていただけたのでまずこちらを読了。1作目の「硝子」はかなり退屈だったが、こちらは面白かった! 最近、米国製海外ドラマのプチマイブームが再来してる自分にはタイミングもドンピシャ。アル中寸前の甘ったれ俳優が、極限下で初めて恋を知り、俳優としても人間としても成長する話。カイトがオトコマエなのに、純情なのも好み。作者は・・・和泉さんか岩本さんあたり?
読了日:03月29日 著者:Unit Vanillaゲイ・マネーが英国経済を支える!? (新書y)
★★★★☆ 英国のピンクボンド(ゲイ・マネー)に焦点を当て、彼らの購買力がいかに英国経済を支えてきたか、いかに彼らが経済力で自分達の権利を獲得していったかの経緯が詳細に記されていて興味深い。出版から4年。今は英国も景気が低迷していて、多少タイムラグはあるが。人口の6%のマイノリティ。差別との戦いに必要な武器はやはり”銭”でしたか!(笑) とはいえ、カムアウトした人達が普通に各分野のエグゼクティブになれる社会はすごい。ゲイフォビアでもある某都知事の発言などを考えると、この分野では日本はまだまだ後進国だよね
読了日:03月30日 著者:入江 敦彦滴(しず)る牡丹に愛~レオパード白書 (4)~ (ディアプラス・コミックス)
★★★★☆ 鴉門×雛胡編と燐花×薬師寺編が半々くらい。いつも絢をイジッて遊んでる飄々した風情の雛胡だったが、実は15歳までの記憶がなく、しかもそのショックから体液恐怖症。結構重いモノを背負った人だった。客だった極道の会長が雛胡に全財産を残したことから雛胡は命を狙われることに。そこで雛胡は鴉門と出会う。雛胡編は次巻に続く。燐花と薬師寺の暑苦し~いゲロ甘ぶりが楽しかった! やっぱりこのシリーズは燐花カップルが一番好きだな。フケ専の薬師寺がオッサンに近づくたびに嫉妬全開(自分の親父にも)の燐花がいいね~♪
読了日:03月31日 著者:扇 ゆずは
2012年3月の読書メーターまとめ詳細
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2012/04/03 08:15 | 読書メーター | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) TOP
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