羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <田中宣明> その2

田中さんが出演していた日テレプラスの「写真で描くフィギュアスケート ~スポーツカメラマン田中宣明の世界」の中で、印象に残った部分について、簡単に書いておきます。


● 田中さんのフィギュアスケートの取材の原点
2001年東京で開催されたグランプリファイナル、仕事で初めて生でフィギュアスケートを見た。アレクセイ・ヤグディンを見て、「カッコいいな」と思い、それから男子フィギュアスケートに興味をもった。

● フィギュアスケートを撮る上での信条
スケーターは、ジャンプやスピンの写真を嫌う。ジャンプやスピンのときは遠心力が働くので、綺麗に顔が収まる人が少ない。4Lzや4Sなどクワドを跳ぶ写真は必ずシャッターを押す。記録として、フィギュアの歴史に残るので。ただ、表にはださない。荒川静香や本田真凛はジャンプのときでも顔が歪まないスケーター。彼女らの場合は写真を表に出せると思うが、それでも(本人が嫌がるので)出さない。

スケーターやスケーターの親御さんが喜ぶ写真を撮ってあげたい。だから、ジャンプやスピンの写真は使わないのが信条。また、アイスショーなどのプログラムの写真の場合は、手や足が切れているとスケーターが嫌がるので、そういう写真も使わない。難しいことなのだが、それが難しいスケーターほど燃える。カロリーナ・コストナーなどは、手足が長く、(手足の切れない写真を撮るのは)難しい。

● 田中さんからみた輝き続けるプロスケーター
プロスケーターでは、ダントツでステファン・ランビエール。身体のどのラインをとっても美しい。現役のときはそれほど思わなかったが、プロになってからのステファンは、どれだけ写真を撮っても飽きない。

● 理想のカメラマン像
僕らがどんなに頑張っても、親御さんが撮る写真の表情にはかなわない。少しでもそれに近づきたいと思っている。どこの会場にでも現れる親せきのおじさんみたいな存在になりたい。スケーターに自分のひととなりをわかってもらえると、スケーターの表情のバリエーションが増える。



以下は、結弦くんについての部分。昨日の記事に被る部分もありますが。

羽生結弦を撮るようになってから、自分の(写真の)撮り方が変わった。
スケーターによっては、スピンのときは一切シャッターを押さないとか、ジャンプのときはシャッターを押さないとかあるが、羽生結弦に関していうと、常にファインダーで彼を見て、常にシャッターを押したくなるスケーターです。

練習を含め、常に一生懸命にやる。身体全部を使って表現しているスケーターなので、「こんな表情もあった」「こんな表情もあった」というのを常に拾っていくんです、自分の中で。「見たことないな」「これ、見たことないから、ファンの人に見せてあげたいな」とか、そうすごく思わせてくれるスケーターです。

彼のいい写真を撮るのはすごい難しいんです。本当に隙がないので。ジャンプのいく前にカウンターとか、スピンにいくときも違うスピンの形をとったり。本当に気の抜けないスケーターだから、本当に常にファインダーをずっとみています。



● 田中宣明の「とっておきの羽生結弦」

<2016年NHK杯フリー>


田中とっておきの羽生1

田中とっておきの羽生2

ひとつのプログラムの中で「このシーンは嵌るな」というか「このシーンはカッコいいな」というのはそんなにいっぱいないんです。その中の貴重なワンシーンというか、この角度だったらこれしかない!というようなシーンなんです。これは目線もいいんですよ。この手が目にかかっちゃったら使えないし、目線にピントを合わせるのも大変で。目線にピントがあって、全身とれてないと使えないので、PCに落して確認したとき、(使える写真だったので)ホッとしました。


<2015年GPFエキシビション>

田中とっておきの羽生3

エキシビションの最後の、ゴールドメダリストばかり集めた「フォトセッションをしますよ~」ってときに、周囲がうるさくて、「ゆづー」って1度呼んでもダメで、3,4回呼んで気づいてくれて、こちらをハッと見てくれたんです。そのときの顔がすごく普通の作ってない顔というか、自然な表情がとれていて、「これが自分が撮りたかったものだなあ」と、そのとき思いました。

どちらの写真も、雑誌やネットで探しても見つからなかったので、テレビの画面撮りです。不鮮明なのはそのためです(汗)


田中さんの「スピンやジャンプの写真は表にださない」というポリシーは、能登さんももっておられます。フィギュアスケーターとコミュニケーションを密にとっているフォトグラファーほどそうなるのは当然だと思います。

私も、購入するスケート誌を選ぶとき、そういう点もチェックしています。誌面作りに時代遅れ感は否めないけど、個人的に「ワールドフィギュアスケート」で一番評価している点は、絶対ジャンプの写真を載せない、写真のチョイスにスケーターへのリスペクトを感じることでしょうか。そこは、さすがに老舗雑誌だと思います。反対に、「応援ブック」が今ひとつ好きになれないところは、ジャンプの写真を多用する無神経さですね。「通信」は、そういう点も「応援ブック」よりはるかに配慮されていたのですが・・・。

また、田中さんのステファンへの惚れ込みっぷりもすごいですね。田中さんにとって、ファンタジーオンアイスの撮影はさぞ楽しいことでしょう。

フィギュアスケート Days Plus 2011-2012 男子シングル読本」に、ジョニーとステファンの対談が掲載されていました。その中で、ステファンがこんなことを言っています。

ものすごくうらやましいのは、ジョニーが素晴らしいボディラインの持ち主だということ。ジョニーにとってそれはとても自然なことなんだ。僕はボディラインのために何年もがんばっているのに、ジョニーの足元にもおよばない。僕はこれからもたくさんがんばらないといけないんだ。

おそらく、プロになってからのステファンのたゆまぬ努力が、田中さんをして「身体のどのラインをとっても美しい」と言わしめているのでしょう。日本のスケート界は、身体の線の美しさについて鈍感ですが、芸術分野では、身体の線を保つ、磨くのは、基本中の基本です。結弦くんのボディラインの美しさの評価が、海外で高いのはそういうことだと思います。


「羽生結弦を撮るフォトグラファーたち」の田中宣明編、もしかしたら、もう1回くらい続くかもしれません(汗)


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2018/07/15 17:10 | その他(2017-2018)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <田中宣明> その1

今日は、「羽生結弦シーズンフォトブック2017-2018」の発売日です。

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今日は、このフォトブックのフォトグラファーである田中宣明さんをとりあげます。
過去にとりあげたフォトグラファーは下記のとおり。
過去分に興味がおありな方は、記事名のリンクからお読みください。

羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <坂本清>
羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <田口有史>
羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <伊藤彰紀>
羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <高須力>


2月の記事なので、もう読まれた方も多いと思いますが、興味深いインタなので、あげておきます

羽生結弦選手をずっと近くで見つめてきたカメラマンが語る本当の魅力 vol.1(20180208 ELLE)

平昌オリンピックを目前にして、世界中がもっとも注目しているスポーツ選手のひとりであり、フィギュアスケート界の王者、羽生結弦選手。フィギュアスケートたちを20年近く追い続け、選手たちからの信頼も厚いスポーツカメラマン、田中宣明氏が秘蔵写真とともに語る彼の本当の魅力とは?

一瞬たりとも目が離せない存在
「一瞬も目を離せないんですよ。次に何をするか、どんな表情をするかというこちらの予想を越えてくるので、ずっとファインダーを覗きっぱなしですね」。これまで多くのスポーツ選手、たくさんのフィギュアスケーターを撮影してきた田中さんにこう言わしめる存在。リンクの上で絶えず動き、さまざまな表現を見せる羽生選手を撮るには、表情を見てからシャッターを押す余裕はなく、ある意味、ぶつかり合うような気持ちで撮っていると言う。それはかつて、浅田真央さんに対してもそうだった、と。

シーズンを通して狙うベストショット
「毎シーズン、最初の試合では演技全体を見て、だいたいの撮影ポジションを決めます。この場面、この振り付けではここから狙いたい、というものを見つけたら、試合では確実に撮らないといけない。他にもたくさん撮りたいアングルがあるので、失敗したから次もこの場所で、というわけにもいかないんですね。その分、狙った通りの写真が撮れるとうれしいです」

練習からも見えるカリスマ性
羽生選手を見て思うことは、そのカリスマ性だという。「彼がリンクにいるだけで、雰囲気が違うんですよ。たとえば、アイスショーの練習でも振り付けから必死でやっている。すると、他の出演メンバー、たとえばジュニアの子たちはそれを見てハッとして頑張る。トップ選手が汗を流して一生懸命にやる姿が多くの影響を与えてる。決して偉そうにはしない。努力するカリスマなんです」。

撮っていて疲れるスケーター
「疲れます!撮っていて本当に疲れるスケーター」そう言って笑う田中さんの本意は「闘っているように撮っているから」。「表情を見てから撮るのでは間に合わない。気持ちがのっていないと連写をしていてもダメなんです。だから、自分も心を整えて挑むようにシャッターを切っています。闘わないと納得の1枚が撮れないスケーターです。(他にはたとえば)ステファン・ランビエールともいまだに闘ってますね」。

同じプログラムでも毎回変わる表情
とはいえ、羽生選手は同じプログラムでも同じ演技はしないそうで、「細かい手の振りや表情までも、毎回ちょっと違うんですよ。あれ? ここでこんな顔したっけ、こんな手の動き? と驚かされるのもしょっちゅう。演技に入り込んでいるから、その時の感情で表現が変わるのかもしれません。だからこそ一瞬も見逃せないし、面白い。どんどん撮りたくなるんです」。

撮られる側の気持ちを考える
「撮影したものを精査するとき、選手の立場になって選ぶことにしています。どんなに美しいポーズや構図でも、表情がイマイチだったらあまりいい気持ちにならないと思うんです。一度、掲載された写真を見て、珍しく具体的に『この写真、いいね!』と彼が言ったことがあって。それは伏し目がちの写真だったのですが、とてもうれしかったですね」。

最強の世界王者にして、最強の被写体
「僕はスポーツカメラマンですが、アスリートを撮る、というよりも、人間を撮りたいとつねに思っています。表情、仕草、目つきなどに注目して、その人ならではの魅力を引き出して撮っているつもりです。だから、表情が豊かで、予想もできないものを見せてくれる人には、惹き付けられます。羽生選手は僕にとってまさにそういう存在。どうしようもなく撮りたくなるし、自分ももっと頑張らなくては、と思わせてくれる特別なアスリートなんです」。



羽生結弦選手をずっと近くで見つめてきたカメラマンが語る魅力 vol.2(20180217 ELLE)

ついに開幕した平昌冬季五輪。現地入りした前回覇者、羽生結弦選手には世界中のマスコミから注目が集まっている。同じく、連日会場で撮影に入っているフォトグラファーの田中宣明さん。彼が見た羽生選手の魅力とは? インタビュー後半をお届け。

豊かな表情が大きな魅力
「羽生選手を撮っていて面白いと思うのは、まずその表情の豊かさ。感情の起伏が激しいのではなく、むしろ落ち着きを感じる選手なのですが、いろいろな表情を見せてくれて、『こんな顔もするんだ』と毎回新しい発見をすることが多いです。だから、記者会見でもずっとファインダーを覗き込んで、一瞬を見逃さないようにしています」。

同じ曲でも変わる表情
「試合になると、もっとさまざまな表情が現れます。使用する曲調でガラリと変わるんです。だから、『この曲ではこういう表情が撮れる』と期待して臨みます。もちろん、同じ曲でも目の表情が違ったりするので、まったく気が抜けないのですが(笑)。その世界に入り込んで、主人公になっているのだと思います。だからそのとき演技に臨む感情で、表情にも違いが出るのだと思います」。

本当に優しくて強い人
「その強さから天才と呼ばれていますが、プログラムの構成や演技について、相当自分なりに考えて作っていると思います。彼は、誰に対しても本当に礼儀正しくて、優しい。それでも最後には自分で決断して進んでいる。あの年齢でそこは凄いなと思います。撮影でも、カメラマンが撮らせてほしいカットを理解してちゃんと応えてくれる。だから皆、撮りたくなるんです。長い間仕事で撮り続けてきたからというのもあるでしょうが、僕が呼びかけたときもいつも応えてくれます」

少年から青年への変化を目撃
ロシアのプルシェンコ選手のトレードマーク、マッシュルームヘアをしていた羽生選手。そんなノービス時代から彼を見て来た田中さん。男の子から少年、そして、青年へ。階段を駆け上がって行った羽生選手の変化についてこう表現。「記者会見では、光の回り具合なども考えつつ、真正面より少しずれた場所から狙うことが多いのですが、横顔がグッと大人の顔に変化したような気がします。笑顔とはまた違う表情に惹き付けられます」。

自分を俯瞰的に見ている人
「体操の内村選手は、演技中、自分の姿が俯瞰で見えていると言っていたそう。指先からフリーレッグまで神経が行き届いた繊細な羽生選手の演技を見ると、彼もそうなんじゃないかなと思うときがあります。また研ぎ澄まされた美意識も独特なものがあります。彼の場合はそれにプラスして、もしかしたら(どう表現したら美しく見えるのか)緻密に計算できるのではと感じます」。

人間力が垣間見えるとき
リンクに入る時、出る時、氷に挨拶するようにタッチすることで知られている羽生選手。練習時、誰も見ていないようなところでも一礼して”ありがとうございました”と挨拶を。羽生選手の人となりが垣間見える瞬間。「演技ではキツくなってくる後半にこそ、彼の人間力が見えてきます。辛いときこそそれを吹き飛ばすかのように力強い表情を見せることが多いので、どれか1枚選べと言われたら、まず演技後半のショットから探します」。

五輪は撮る側にとっても大舞台
ついに始まった平昌冬季五輪。選手たちにとってはもちろん、その人生を賭けた勝負を記録するフォトグラファーたちにとっても特別な大舞台。カメラマンも通常のパフォーマンスができるかどうかが重要になるのだとか。「気合いが入りすぎると失敗するので、”落ち着こう”と自分に言い聞かせます。いつものルーティンなんて気にしても意味がないほど、五輪は特別な雰囲気なんです。その分、期待も大きい。五輪の氷上で羽生選手がどんな表情を見せてくれるのか、どんな演技を披露してくれるのかが本当に楽しみです」。


vol.1のリンク先はこちら 
https://www.elle.com/jp/culture/g240885/cfe-photographer-nobuaki-tanaka-on-yuzuru-hanyu18-0207/
vol.2のリンク先はこちら 
https://www.elle.com/jp/culture/g240876/cfe-photographer-nobuaki-tanaka-on-yuzuru-hanyu18-0216/


長くなるので、田中さんが出演していた日テレプラスの「写真で描くフィギュアスケート ~スポーツカメラマン田中宣明の世界」の感想もあわせて、次回に。


201802tanakaelle2

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2018/07/14 18:00 | その他(2017-2018)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

矢部万紀子氏のコラムは炎上商法?

AERAのネット記事がTLを(悪い意味で)賑わしています。まあ、例の人が復帰するとわかったときから、こういう事態は予想されていたのですが・・・。その記事は、2011年退社の元記者、現在フリーの矢部万紀子氏が書いたコラムです。ネット記事とはいえ、とてもお金をもらって書いたコラムとは思えない、デーオタブログを開設してそこで書いてください・・・というレべル(ブログとしても質が悪いが)のひどい代物でした。私はうっかりアクセスしてしまいましたが、読むに耐えがたかったので、半分ほど読んで閉じてしまいました。あの「色気が~」の連呼集団が戻ってくるという現実をあらためて突き付けられたような気がして、ウンザリしました。そして、たぶん解説も・・・。


AERAyuzu
まあ、AERAが売れたのも、朝日の力というより、ほとんど蜷川さんの力だったわけですが・・・。

件の記事はアクセスされない方がいいと思うので、あえて紹介しません。参考までに、2014年3月に矢部氏が書いたコラムの一部を下に書き起こしました。これと、まったく進歩していない内容だと思えばよろしいかと思います。ツイからいただいた情報です。ありがとうございます。

高橋大輔君のドヤ顔と色気とその不在(2014.3.24)

今回はそれをしなくていいのだから、平安である。リアルか録画か、まあこちらの日程にあわせて決めて、余裕をもって羽生結弦君の「ブライアン・オーサー先生に教えてもらいましたが、こうすると色っぽいですよね」な滑りをサラッと拝見すればよいのである。

と、ここでサラッと全国の結弦ファンを敵に回しましたが、大輔君ファンとしては声を大にして言いたい! 色っぽいの格が違~う、と。だから今回は、「パリの散歩道」が終わり、「青いね、ぜんぜん」とつぶやく。それで終わり。

そんなこんなで、大輔君不在をなぐさめるべく、「ナンバー」の特別号「ソチ冬季 五輪完全保存版 日本フィギュア黄金の瞬間」などをしげしげと眺める。

巻頭が羽生君なのはやむを得まい。「世界が見た羽生結弦」のページを読み進める。エフゲニー・プルシェンコがトップバッター。見出しは「今は私が彼のファンだ」。あ、そうですか。次がエバン・ライサチェク。「ユヅルから目が離せなくなった」。あ、そうですかpart2。この二人は、バンクーバーで銅メダルだった大輔君の隣に立ってた二人ね、と。

そしてポール・ワイリー。誰だったかしらと思うと、アルベールビル五輪銀メダリストだそうな。ふーん。「すごい素質を持った選手だ」。そうですね、で終わろうとしたら、こんな記述に遭遇。

ダイスケが「白鳥の湖」を滑って変身を遂げた年を覚えていますか? そのような変身を遂げたユヅルを見たいと思っています。ダイスケのようになれというのではなく、彼ならではの世界を見つけてほしい。

えー、何、この素晴らしい記述。ブラボーー、ポール、最高!(矢部万紀子 コラムニスト)



直近のコラムは、途中から目が拒否反応をおこしたため、全部は読んでないのと、やはり脳が拒否反応をおこしたので、それほどよくは覚えていませんが、論調はほぼ2014年当時のコラムと一緒。「関ジャム」で、Dさんが褒められていたことは大きくとりあげ、結弦くんが褒められていた部分は、サラッとスル―。そして、そして声を大にして、Dさんの色気賛美・・・そんな内容だったかと思います。

自分の推しを語るのに、なぜ「羽生結弦」を絡めずにはいられないのか。タイトルも「羽生結弦」を必ず入れてくる。それがアクセスを稼ぐ一番の方法だとわかっているからです。Dさんの記事で「羽生結弦」を絡めない記事があったかと思えば、Dさんが現役時代に稼いだお金で、両親に豪邸をプレゼントしたという内容でした。Dさんの故郷は倉敷市です。倉敷は、今、住宅等が水害で大変なことになっています。事務所が、復帰に合わせて、Dさんの「親孝行エピソード」として売り込んだのが丸わかりですが、故郷が歴史的な大災害にあってるタイミングで、故郷に建てた豪邸自慢。やはり、あそこの事務所はどこかズレているとしか思えない。親孝行が悪いとはいわないけど、私からみると、赤の他人に報奨金や印税合わせて四千万以上寄付してる結弦くんとは比べものにならない。こういう記事、下手にだすと、かえって比べられて損するのになあ・・・。

矢部氏の記事を冷静に読むとわかるのは、「こんなこと書くと、羽生ファンを敵にまわす」とはっきり意識して書いていること。要は炎上商法なのだろうなと思います。小塚さんは、自分の発言を炎上商法にもっていくほどの根性はないので、あそこまで叩かれるのは予想外だったでしょうが、このオバさんは、小塚さんよりはるかにしたたかだと思います。私達ゆづファンは、騒がず、矢部氏流にいえば、「サラッと」スルーした方がいいのかもしれません(笑)


田中さんのツイ。アイスジュエルズの最新刊が、田中さんのお手元に届いたようです。



7月22日に、朝日カルチャーの田中さんの講演会に行く予定なので、アイスジュエルズはそのときに購入しよう。

アイスショーの世界で、結弦くんを囲いこんでいるCICが独り勝ちしているように、出版の世界では、結弦くんに一番近いアイスジュエズルの舵社が、勝ち組のトップかと思います。今、フィギュアスケートをとりまくビジネスの世界では、「羽生結弦」というカードをもってるか否か・・・が勝負を分けます。フィギュアスケートブームと言われて久しいですが、実際にはフィギュア誌業界も明暗が分かれています。

実は、同じブロガーとして、ちょっとショックなことがありました。付き合いがあるわけではなく、ごくたまにブログを覗く程度ではありましたが、某ブロガーさんのブログが、ブログの運営会社(Fc2ブログではありません)から突然、永久停止の措置を受けたのです。老舗フィギュア誌を出版している某出版社の「権利違反」という申し立てが理由のようでした。

最新に発売されたフィギュア誌のレビューが人気のブロガーさんで、確かに、書籍の中の写真を3~4カットくらい載せておられたのは確かです。厳密にいえば、権利違反なのでしょうが、それは、他のブログやSNSでよく行われていることで、件のブロガーさんだけをやり玉にあげるのもちょっと不自然です。ただ、いいときは「いい」と褒めるけど、辛口書評もあったので、そのあたりが、その出版社の逆鱗に触れたのかな・・・とも思います。

最近は、当ブログは、フィギュア1本になっていますが、もともとはBLブログです。年に1回発売される「BL小説やBL漫画を紹介する企画本」に、ランキング選者やライターとして参加させてもらって、もう数年になります。そんな中、昨年のことですが、BL小説の紹介文を書いて、編集プロダクションに送ったところ、その時点ではOKだったのですが、だいぶ日がたってから、「出版社さんが『もっと誉めた紹介文にしてくれ』と言ってるので、修正してほしい」という電話が入ってきたのです。

日もないので、編集プロさんもかなり慌てているようでした。急遽直すことになり、そこはなんとかなったのですが・・・。出版社の検閲が一応入るということもそこで初めて知りましたが、何年も書いてきて、ダメ出しをされたことはなかったので、かなり驚きました。

で、なんで関係ないBLの話をだしてきたかというと、件のブロガーさんを利用停止に追い込んだ出版社と、私に「書き直し」を要求してきた出版社が、たまたま同じだったからです(笑) そこはBL関係の本も出していますので。そこの出版社がだしてるフィギュア誌は、はっきりいって現状は負け組。BLというジャンル自体も、昔ほど売れてないのは確かです。その余裕のなさに、いろいろ世知辛い現状がみえてくるようでした。

なお、件のブロガーさんは、心折れることなく、新天地でまたブログを再開する予定とのこと。「羽生選手の苦労を思えば、なんてことはない」と、やる気に満ちておられるので、心からエールを贈りたいと思います。


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2018/07/13 14:00 | テレビ番組・コラムの感想COMMENT(20)TRACKBACK(0)  TOP

「羽生選手からビデオメッセージ」宮城県とANAが連携協定

昨日、記事でとりあげた産経のニュースと関連する記事があがっていました。

「羽生選手からビデオメッセージ」宮城県とANAが連携協定(20180711 仙台放送)

仙台市出身の羽生結弦選手が所属する大手航空会社ANAと宮城県は、11日、観光振興や災害時の支援に関する包括連携協定を結びました。

羽生結弦 選手
「僕の出身地の宮城県と所属するANAが提携協定を締結することおめでとうこざいます。僕自身東北の人が笑顔になれるように引き続き頑張っていきます」


締結式では県の「みやぎ絆大使」の羽生結弦選手からビデオメッセージが上映された後、村井知事とANAホールディングスの片野坂真哉社長が協定書に署名しました。
この包括連携協定にはANAグループが仙台空港に到着する便を使ったさまざまな旅行商品を開発することや、災害発生時に救援隊や物資の輸送を支援することなどが盛り込まれています。
仙台空港を発着する全日空便は現在、札幌や名古屋など6路線あり、去年1年間では約125万人が利用しています。

ANAホールディングス 片野坂真哉 社長
「最高級ブランドの仙台牛数多くの日本酒、ありとあらゆる楽しみがある。こういうものを私たちの媒体を使って国内外に発信していきたいと思う」

今回の協定締結で海外からの観光客の誘致や機内食で県産ブランド米「だて正夢」の提供が検討されるなど、国内外に対して県のPRに繋がることが期待されます。




こちらのトラベルWatchさんの記事に、もっと詳しい内容が書かれています。
宮城県とANAHD、仙台空港で包括連携協定締結式。羽生結弦選手もお祝いのメッセージ
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1132458.html


この宮城県とANAの素敵なご縁も、結弦くんの功績に間違いないでしょう。

2013年7月1日に、ANAと結弦くんは所属契約をしました。それからわずか半年で、結弦くんはオリンピック金メダルをとってくれた。これだけでも、所属企業からすれば、費用対効果よすぎるわけですが、その後も世界最高得点を更新しまくり、66年ぶりの五輪二連覇。自社の所属アスリートが国民栄誉賞という大快挙。 

JALは、アスリートとのオフィシャルパートナー契約に積極的で、フィギュアスケーターでは浅田真央さんや本田真凛選手、それ以外の競技関係を含めて十数人のアスリートをサポートしています(JALアスリート支援ページ)。でも、ANAは所属契約という形のみで、現在でも結弦くん合わせても3人のみという少数精鋭(ANA所属スポーツ選手)。

2013年7月時点では、五輪金候補はパトリック・チャンという下馬評が圧倒的だったし、ANAも「ソチはメダルとってくれたらラッキー」くらいの期待だったと思います。まさか、ここまでの大当たりとは思ってもみなかったでしょう。これまでも何度か書いてますが、ANAさんは、本当にいい買い物をしました。

結弦くんがこれだけ頑張って、故郷を盛り上げてるんだから、宮城県も、仙台市も、公営リンクの建設を考えてもらえないだろうか。結弦くんも、それを切に願っていると思う。荒川さんのも合わせたら、金3個。フィギュアスケートの五輪金は、すべて宮城県から生まれている。なのに公営リンクがないなんて。いったいいくつあったら、建ててもらえるのでしょうか・・・。


仙台空港氷上の飛翔展1

仙台空港氷上の飛翔展2

これって、仙台空港の1階に今も飾っているのだろうか。
しまった! 4月に仙台空港使ったのに、気づかなかったわ~(汗)


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2018/07/12 11:55 | 聖地~仙台、神社(2017-2018)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

ゆづ最新画像第二弾、ほか気になった情報いろいろ

今日、3年3ヶ月前に手術してから3ヶ月ごとにしている定期検査と、これも定期的にやってる歯のクリーニングと、クリニックの梯子をしてきました(汗) ということで、今日は気になった情報をピックアップするにとどめます。

まず、スポニチの長久保さんのツイより。長久保さんのコラムが最高です(笑)



長久保さんのお気持ちがすご~くわかります。ファンになったのは2012年4月。まだ結弦くんは17歳でした。どんどんオカン化が進む自分を自覚しておりましたが、国民栄誉賞授与式の映像を見たときには、オカンを通り越して、ついに婆やの心境になっていたからです。

ぼっちゃま! なんと、なんとご立派になられて・・・!! 

婆やは・・・婆やは嬉しゅうございます!!


・・・と、ハタとひれ伏して、ヨヨヨと感涙にむせびたい気分でございました(笑)

ファン歴6年3ヶ月の私ですらそうなのだから、それよりずっと長く結弦くんのファン(たぶん)だった長久保さんからすれば、「じい」になっても無理もありません。長久保さんも感無量だったのではないでしょうか。また、スポーツ紙カメラマンである長久保さんが首相官邸に入るチャンスなんて今後もなかなかないでしょうし、貴重な体験になったでしょうね。


音楽文献学の専門家をしているソノエリカさんの記事です。以前からたまに読ませていただいてたのですが、いつもとても共感できる記事を書いてくださっています。「芸術」分野でお仕事されている人達の、結弦くんの「芸術性」への評価は本当に高いですね。

https://plus.google.com/115413242867658634990/posts/KVzrZt9NS6X

今私が観ている、この羽生選手の演技は、紛れもなく「芸術」なのだ、と。

フィギュアスケート関係者は、「芸術」を観る目を持っていない人が多い。


はい、全面同意です! 日本のフィギュア関係者は「芸術=色気」だと思ってんだよねえ(笑)


CSのテレ朝チャンネル2で、幕張公演と金沢公演が全公演、放送されます。

<幕張公演>
【初 日】7月21日(土)午後2:00
【2日目】7月22日(日)午後2:00
【最終日】7月28日(土)午後2:00

<金沢公演>
【初 日】7月29日(日)午後2:00
【2日目】8月4日(土)ひる0:00
【最終日】8月18日(土)午後3:30


テレ朝2を契約されている方は、HDの容量チェックをした方がよさそうです(←お前や!)


今日の産経ニュースから。これも、たぶん結弦くんの功績だね。

宮城県とANAが災害協定 救援部隊の輸送円滑化(20180711 産経)

 宮城県とANAホールディングスは11日、災害時の緊急支援物資や人員の輸送に関する協定を結び、仙台空港で村井嘉浩知事や片野坂真哉社長が出席し締結式を開いた。支援の円滑化が狙い。

 県によると、大規模災害で県が被災したり、他の自治体が被災したりした際、仙台空港を飛行機で行き来する救援部隊や医療関係者の運賃を無料にし、臨時便を出すことなどを想定している。

 仙台空港を離着陸する全日空便は7月時点で、札幌や名古屋など6都市との間で1日に計17往復している。



テサモエがインタで、ファンタジーオンアイスのことに触れています。やはり、海外スケーターも、あのショーのボスは結弦くんという認識なのですね(笑) しかし、あのレジェンドだらけのメンバーを仕切る23歳のボスって・・・控え目にいって凄すぎます(笑)





もう読まれた方も多いと思いますが、「羽生結弦は助走をしない」の高山さんの最新コラムです。

『羽生結弦は助走をしない』著者・高山真が振り返る、羽生結弦の平昌五輪フリーの「奇跡」

https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/column/skate/3687


最後に・・・ゆづ最新画像第二弾です♪

20180711toront01


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2018/07/11 19:05 | テレビ番組・コラムの感想COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP